「IoT時代のインタラクションデザイン」明治大学総合数理学部 先端メディアサイエンス学科 渡邊研究室が研究成果展示会を開催
[18/03/05]
提供元:@Press
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明治大学総合数理学部 先端メディアサイエンス学科 渡邊研究室(渡邊恵太准教授)は、2018年3月15日(木)から3日間、明治大学中野キャンパスにて三菱電機株式会社、クックパッド株式会社との共同研究成果、明治大学発ベンチャーシードルインタラクションデザイン株式会社の製品・活動紹介、および研究室の研究活動成果の展示会を開催します。
本展示会では、渡邊研究室で取り組んできた企業との共同研究(三菱電機(株)、クックパッド(株))の成果発表展示、および渡邊研究室の研究活動の発表展示を行います。主にIoTを中心にいずれも体験可能な動くプロトタイプを展示します。
日 時 2018年3月15日(木)〜2018年3月17日(土)
時 間 11:00〜19:00 (最終日のみ18:00まで)予定
場 所 明治大学中野キャンパス 高層棟 6F クロスフィールドラウンジ
入場料 無料
URL http://keita-lab.jp/exhibition/
主催 明治大学総合数理学部 先端メディアサイエンス学科 渡邊研究室
三菱電機株式会社との共同研究成果展示内容
「exUI: IoTによるユーザインタフェースの外在化がもたらす新たな人と機械の
タッチポイントとプロダクトデザイン」
渡邊研究室では2015年秋より、三菱電機株式会社とのIoTを前提とした家電やスマートホームのあり方について共同研究を進めてきました。今回の展示では、研究室で進めてきたユーザインタフェースの外在化「exUI」について家電へ適用したものを展示します。
ユーザインタフェース(UI)を外在化した家電・機器のあり方、exUIがもたらす、新しい人と機器の関係を研究しています。IoT, Web, ARすべてがシームレスに統合され、モノを再定義し、新しい体験や価値を提供します。家電を始め、従来のモノには操作するためのボタンや画面、ユーザインタフェースがありました。今回のプロジェクトでは、このユーザインタフェースを一切プロダクトから無くしUIレスプロダクトにし、すべての操作をスマートフォンから提供する手法を提案します。これを外在化したUI=exUI (external UI)と定義しました。
インターネットがモノに繋がるようになると、ユーザインタフェースはモノについている必要がなくなります。スマートフォンや他の機器から制御できるようになるからです。そしてプロダクトの表面には、ユーザインタフェースをなくすことができます。その結果、複雑なボタンやラベルを排除した美しいプロダクトデザインにできるばかりでなく、ボタンや画面の部品を省略できるため製造コスト的にもメリットがあります。
さらに、exUIはプロダクトの外観だけでなく、モノの定義、価値、体験を大きく変えます。たとえば、スピーカーに、電波のチューニングUIがついていればラジオです。早送りと巻き戻しがついていれば、音楽プレイヤーかもしれません。このようにUIがその製品の定義や価値を決めていると言えます。exUIによって、そのUIはプロダクトからなくなり、ソフトウェアで定義できるようになります。そのため、ハードとしてスピーカーだけあれば、ラジオにも音楽プレイヤーにも、拡声器にもソフトウェア次第で定義できるようになります。
クックパッド株式会社との共同研究成果展示内容
「スマート調理プロジェクト:ソフトで料理を設計し、マシンがそれを実行する」
渡邊研究室では2016年からクックパッド株式会社と共同研究を進めてきました。研究室ではインタラクションの観点からスマート調理デバイスを試作開発しながら、クックパッド社と新しい調理体験のあり方についてディスカッションを進めてきました。
スマート調理とは、スマートフォンやPCのソフトウェア上で料理の設計を行い、そのデータに基づき機器が動作し、再現可能な料理を実現する調理のあり方です。料理の設計データができることで、そのデータを他者とウェブを通じてシェアしたり、加工を重ねながら料理を発展させることができます。カフェや電車の中で料理を設計したり、他者の料理アイデアをアレンジしたり、ダウンロードしたり、新しい料理体験を実現します。
私たちは、インターネットを介した利用を前提に、料理のためのソフトウェア、レシピデータの新たな形式、スマート調理デバイス、フードプリンタの研究を進めています。
渡邊研究室研究活動および
大学発ベンチャーシードルインタラクションデザイン株式会社の展示
2013年に開設した総合数理学部 先端メディアサイエンス学科 渡邊研究室の学生の研究活動、および2014年に渡邊准教授が創業した大学発ベンチャーであるシードルインタラクションデザイン株式会社の製品や産学連携活動について展示します。
本展示会では、渡邊研究室で取り組んできた企業との共同研究(三菱電機(株)、クックパッド(株))の成果発表展示、および渡邊研究室の研究活動の発表展示を行います。主にIoTを中心にいずれも体験可能な動くプロトタイプを展示します。
日 時 2018年3月15日(木)〜2018年3月17日(土)
時 間 11:00〜19:00 (最終日のみ18:00まで)予定
場 所 明治大学中野キャンパス 高層棟 6F クロスフィールドラウンジ
入場料 無料
URL http://keita-lab.jp/exhibition/
主催 明治大学総合数理学部 先端メディアサイエンス学科 渡邊研究室
三菱電機株式会社との共同研究成果展示内容
「exUI: IoTによるユーザインタフェースの外在化がもたらす新たな人と機械の
タッチポイントとプロダクトデザイン」
渡邊研究室では2015年秋より、三菱電機株式会社とのIoTを前提とした家電やスマートホームのあり方について共同研究を進めてきました。今回の展示では、研究室で進めてきたユーザインタフェースの外在化「exUI」について家電へ適用したものを展示します。
ユーザインタフェース(UI)を外在化した家電・機器のあり方、exUIがもたらす、新しい人と機器の関係を研究しています。IoT, Web, ARすべてがシームレスに統合され、モノを再定義し、新しい体験や価値を提供します。家電を始め、従来のモノには操作するためのボタンや画面、ユーザインタフェースがありました。今回のプロジェクトでは、このユーザインタフェースを一切プロダクトから無くしUIレスプロダクトにし、すべての操作をスマートフォンから提供する手法を提案します。これを外在化したUI=exUI (external UI)と定義しました。
インターネットがモノに繋がるようになると、ユーザインタフェースはモノについている必要がなくなります。スマートフォンや他の機器から制御できるようになるからです。そしてプロダクトの表面には、ユーザインタフェースをなくすことができます。その結果、複雑なボタンやラベルを排除した美しいプロダクトデザインにできるばかりでなく、ボタンや画面の部品を省略できるため製造コスト的にもメリットがあります。
さらに、exUIはプロダクトの外観だけでなく、モノの定義、価値、体験を大きく変えます。たとえば、スピーカーに、電波のチューニングUIがついていればラジオです。早送りと巻き戻しがついていれば、音楽プレイヤーかもしれません。このようにUIがその製品の定義や価値を決めていると言えます。exUIによって、そのUIはプロダクトからなくなり、ソフトウェアで定義できるようになります。そのため、ハードとしてスピーカーだけあれば、ラジオにも音楽プレイヤーにも、拡声器にもソフトウェア次第で定義できるようになります。
クックパッド株式会社との共同研究成果展示内容
「スマート調理プロジェクト:ソフトで料理を設計し、マシンがそれを実行する」
渡邊研究室では2016年からクックパッド株式会社と共同研究を進めてきました。研究室ではインタラクションの観点からスマート調理デバイスを試作開発しながら、クックパッド社と新しい調理体験のあり方についてディスカッションを進めてきました。
スマート調理とは、スマートフォンやPCのソフトウェア上で料理の設計を行い、そのデータに基づき機器が動作し、再現可能な料理を実現する調理のあり方です。料理の設計データができることで、そのデータを他者とウェブを通じてシェアしたり、加工を重ねながら料理を発展させることができます。カフェや電車の中で料理を設計したり、他者の料理アイデアをアレンジしたり、ダウンロードしたり、新しい料理体験を実現します。
私たちは、インターネットを介した利用を前提に、料理のためのソフトウェア、レシピデータの新たな形式、スマート調理デバイス、フードプリンタの研究を進めています。
渡邊研究室研究活動および
大学発ベンチャーシードルインタラクションデザイン株式会社の展示
2013年に開設した総合数理学部 先端メディアサイエンス学科 渡邊研究室の学生の研究活動、および2014年に渡邊准教授が創業した大学発ベンチャーであるシードルインタラクションデザイン株式会社の製品や産学連携活動について展示します。