ABB、クローライド社の買収を発表
[10/06/11]
提供元:@Press
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(チューリッヒ、6月8日発表) - 世界的な電力とオートメーション技術グループ、ABBは、英国に拠点を持つChloride Group PLC(以下 クローライド社)への買収提案を発表しました。これは、連続電力供給(UPS)市場の需要の成長に対応し、当該市場でリーダーの地位を確立するためのものです。
両社の取締役会は、一株あたり325ペンスの買取り価格で合意しました。この価格による当該事業の価値は、約8億6,000万ポンドと評価されます。クローライド社の株主は、2010年5月24日に提案されたとおり、1株あたり3.3ペンスの最終配当を受け取る権利を得ます。この買収は、クローライド社の株主、英最高裁判所、規制機関の承認を前提とするものです。
「急速に成長している高圧、特高圧でのUPS事業におけるクローライド社の強力なポジショニングと、ABBのグローバルネットワーク、電力とオートメーションの製品群の組合せは、双方の事業にとって、大きな成長のチャンスをもたらします。この買収は、特に、お互いの事業に需要が収斂する領域に属する企業の買収という、我々の戦略に適ったものです。」ABBの最高経営責任者、ジョー・ホーガンはこう述べています。
クローライド社のUPS製品は、電力の質と安全性がとりわけ重要な領域で採用されています。これは、ABBの従来のお客様の領域である公益事業、石油ガス、石油化学などの産業をはじめ、データセンター、金融機関、病院、空港など、サービス産業の新しいセクターも含みます。クローライド社は、多くの設置基盤を持ち、サービスにも定評があります。
クローライド社はABBのディスクリートオートメーションアンドモーションディビジョンに統合されます。「クローライド社のUPSソリューションでの強みと、ABBの既存の製品・ソリューションの組み合わせにより、電力の質と、クリティカルな電力供給の双方を確保する魅力的なパッケージをお客さまに供給できるでしょう。クローライド社は、ABB内のUPS事業の世界的中心となるでしょう。」と、ディスクリートオートメーションアンドモーションディビジョンの責任者、ウルリッヒ・シュピースホーファーは述べています。
ABBは、UPSのお客さま向けに、ドライブ、高圧、特高圧スイッチギヤ、トランスフォーマー、低電圧製品やシステムなど、多岐にわたる電力とオートメーション製品群の提供が可能です。
今回の買収において、ABBは、クレディスイス社のアドバイスを受けました。
クローライド社は、ロンドンを拠点に約2,500人の従業員を擁し、2010年3月期の収益は3億3,600ポンドと報告されています。同社の株式はロンドン証券取引所に上場しています。
■ABBについて ( http://www.abb.com/ )
ABBは、世界のおよそ100カ国に117,000人の従業員を擁する電力技術とオートメーション技術のリーディングカンパニーです。環境負荷を最低限に抑えながらお客さまの業務効率を最適化するソリューションの数々を、産業界と公益事業の皆さまに提供しています。
■ABB株式会社について ( http://www.abb.co.jp/ )
ABBの日本法人であるABB株式会社は、国内において電力およびオートメーション事業を、製造、販売、サービス分野にわたって展開しています。
また、ABBの日本国内における活動は、ABB株式会社と3つの合弁事業から構成されており、ABBジャパングループとして約700名の従業員、12都市にわたる販売/サービスネットワークを擁しています。
両社の取締役会は、一株あたり325ペンスの買取り価格で合意しました。この価格による当該事業の価値は、約8億6,000万ポンドと評価されます。クローライド社の株主は、2010年5月24日に提案されたとおり、1株あたり3.3ペンスの最終配当を受け取る権利を得ます。この買収は、クローライド社の株主、英最高裁判所、規制機関の承認を前提とするものです。
「急速に成長している高圧、特高圧でのUPS事業におけるクローライド社の強力なポジショニングと、ABBのグローバルネットワーク、電力とオートメーションの製品群の組合せは、双方の事業にとって、大きな成長のチャンスをもたらします。この買収は、特に、お互いの事業に需要が収斂する領域に属する企業の買収という、我々の戦略に適ったものです。」ABBの最高経営責任者、ジョー・ホーガンはこう述べています。
クローライド社のUPS製品は、電力の質と安全性がとりわけ重要な領域で採用されています。これは、ABBの従来のお客様の領域である公益事業、石油ガス、石油化学などの産業をはじめ、データセンター、金融機関、病院、空港など、サービス産業の新しいセクターも含みます。クローライド社は、多くの設置基盤を持ち、サービスにも定評があります。
クローライド社はABBのディスクリートオートメーションアンドモーションディビジョンに統合されます。「クローライド社のUPSソリューションでの強みと、ABBの既存の製品・ソリューションの組み合わせにより、電力の質と、クリティカルな電力供給の双方を確保する魅力的なパッケージをお客さまに供給できるでしょう。クローライド社は、ABB内のUPS事業の世界的中心となるでしょう。」と、ディスクリートオートメーションアンドモーションディビジョンの責任者、ウルリッヒ・シュピースホーファーは述べています。
ABBは、UPSのお客さま向けに、ドライブ、高圧、特高圧スイッチギヤ、トランスフォーマー、低電圧製品やシステムなど、多岐にわたる電力とオートメーション製品群の提供が可能です。
今回の買収において、ABBは、クレディスイス社のアドバイスを受けました。
クローライド社は、ロンドンを拠点に約2,500人の従業員を擁し、2010年3月期の収益は3億3,600ポンドと報告されています。同社の株式はロンドン証券取引所に上場しています。
■ABBについて ( http://www.abb.com/ )
ABBは、世界のおよそ100カ国に117,000人の従業員を擁する電力技術とオートメーション技術のリーディングカンパニーです。環境負荷を最低限に抑えながらお客さまの業務効率を最適化するソリューションの数々を、産業界と公益事業の皆さまに提供しています。
■ABB株式会社について ( http://www.abb.co.jp/ )
ABBの日本法人であるABB株式会社は、国内において電力およびオートメーション事業を、製造、販売、サービス分野にわたって展開しています。
また、ABBの日本国内における活動は、ABB株式会社と3つの合弁事業から構成されており、ABBジャパングループとして約700名の従業員、12都市にわたる販売/サービスネットワークを擁しています。