金融商品属性データのマネジメントサービスを提供開始
[10/07/06]
提供元:@Press
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株式会社NTTデータ(本社:東京都江東区豊洲、代表取締役社長:山下 徹、以下 NTTデータ)と株式会社リアライズ(本社:東京江東区豊洲、代表取締役社長:大西 浩史、以下 リアライズ)、株式会社エックスネット(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木 邦生、以下 エックスネット)、株式会社エヌジェーケー(本社:東京都目黒区中目黒、代表取締役社長:谷村 仁、以下 エヌジェーケー)は、NTTデータグループとして金融業界向け「金融商品属性データのマネジメントサービス」の提供を開始しました。
【背景】
BaselII(注1)、近く強制適用が見込まれるIFRS(国際会計基準)(注2)等に代表される新しい規制・ルールにより、自社資産の評価、信用・市場・取引先等のリスク把握が喫緊の課題となっています。すでに金融機関内部では、規制対応の前提となる格付情報などの金融商品属性データの管理の効率性・有効性強化のため、種々の施策が講じられようとしております。しかし実情は外部(取引所や格付会社など)と社内のデータ連携の欠如、重複データの放置、データおよびリスクの評価・レポーティング体制の不備、管理全般の非効率化が多く見受けられます。そこでNTTデータグループではデータ収集、人手を介したデータ間の紐付け/名寄せ、データのカスタマイズまで、金融機関が戦略上必要となる統合的なデータ管理サービスを提供します。
【サービス概要と特徴】
金融機関向け「金融商品属性データのマネジメントサービス」は、これまで十分に活用できていなかったデータの正規化・可用化を支援するサービスです。取引所や格付会社などの外部ソースからデータを収集する段階から、金融機関の要件に応じたデータのカスタマイズにいたるまで、一連のデータ管理プロセスをトータルに支援します。効率的なデータ管理の実現により、運用管理コストの削減を図ります。
たとえば、業務に必要な各種コードの付番(「グローバルエンティティID付与」等)により、データ間の関連性を明確にすることができます。また、収集データとお客さま社内のマスタデータの結び付け(「データリンケージ」)を、ツールの利用に加え、目視調査や人手を介した処理で補完させることでデータの有効性が向上します。
本サービス導入により、金融業界の各種規制(BaselII、IFRS等)対応に必要なエンティティデータ(取引先データ)や商品データの統合管理を行い、資産管理全般について業務の高度化/信頼性向上を図ります。
<参考1>
http://www.atpress.ne.jp/releases/15708/1_1.jpg
【サービス詳細】
◆本サービスでは、NTTデータ、エックスネット、エヌジェーケーの各グループ会社が持つサービスを通じて、正確性/最新性/網羅性の高い金融商品属性データを収集し、データの一元化が可能となります。
◆収集したデータの信頼度・有効性をリアライズが調査して、以下の「データリンケージ」等のデータ統合を行います。統合化されたデータは、お客さまのフロントオフィス(金融商品の売買契約部門)、ミドルオフィス(金融商品取引の監視部門)、バックオフィス(金融商品取引の決済部門)の各部署に必要なタイミングで継続的に配信されます。
・「データリンケージ」・・・外部ソースから収集したデータと社内で管理するマスタ(顧客マスタ/商品マスタ/各種決裁マスタ等)を結び付けて連携を図り、同時に部署間で孤立したデータを統合し、可用性が高く効率的なデータ管理を実現します。
・「名寄せ」・・・金融機関内部で管理するマスタの問題データ(注3)に対し、一意化やデータ補正といったメンテナンスを実施し、データの信頼性を向上させます。
・「グローバルエンティティID付与」・・・取引先/商品マスタに対し各種のグローバルエンティティID(取引先や債券を特定するためのコード)を付与し、国際的な証券取引業務の効率化を実現します。
・「Issue-Issuer関係性データ付与」・・・発行体(Issuer)と発行債券(Issue)の紐付けを行い、リスクの正確な把握を実現します。
◆お客さまの多様な用途に対応して、NTTデータが長年培ってきた経験とノウハウの蓄積された以下のソリューションを導入することが可能です。
・Basel Master(R): BaselII対応信用リスクアセット計算ソリューション
・Banking Analyze Master(R): 市場リスク管理、ALM管理、金融商品時価開示対応ソリューション
【今後について】
今後は銀行、信金・信組、証券会社、生命保険/損害保険会社、リース会社、投信・投資顧問などのお客さまに対し順次サービスを拡大し、今後NTTデータグループの各ソリューション等を通じて3年間で20社への導入を目指します。
(注1)BaselII・・・国際的に活動を行っている銀行に対して、銀行システムの健全性および銀行間における競争条件の公平性確保の観点から、銀行経営管理の最低基準として1988年に日米欧など13ヶ国の銀行監督当局で構成するバーゼル銀行監督委員会が設定した国際ルール。
(注2)IFRS・・・国際会計基準審議会(IASB)によって設定される会計基準である。国際会計基準(International Accounting Standards、IAS)は、IASBの前身である国際会計基準委員会(IASC)によって設定された会計基準である。
(注3)問題データとは・・・マスタデータで管理されるデータの正確性(例:NTTD/エヌティティデータ/NTTデータ等の表記揺れ等)、最新性(例:合併前の銀行名称が存在する等)、網羅性(例:空欄やゴミデータが含まれる等)の不備の問題であり、活用できない状態にあるデータのこと。
*「Global Rating Master(R)」は日本国内における株式会社NTTデータの登録商標です。
*「Basel Master(R)」は日本国内における株式会社NTTデータの登録商標です。
*「Banking Analyze Master(R)」は日本国内における株式会社NTTデータの登録商標です。
*その他の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。
*AVOXはドイツ証券取引所の子会社で、金融・企業データの管理(クレンジング)サービスをグローバル展開する企業です。NTTデータは同社と日本における販売代理契約を結んでいます。
【本件に関するお問い合わせ先】
■製品・サービスに関するお問合せ先
株式会社NTTデータ
第一金融事業本部
担当:斉藤、小山
Tel :03-3532-5413
株式会社リアライズ
マーケティング・営業部
担当:佐々木、松村
Tel :03-5548-2193
株式会社エックスネット
第二金融サービス本部
担当:林
Tel :03-5367-2201
株式会社エヌジェーケー
セマンティックソリューション営業部
担当:近藤
Tel :03-5722-5730
【背景】
BaselII(注1)、近く強制適用が見込まれるIFRS(国際会計基準)(注2)等に代表される新しい規制・ルールにより、自社資産の評価、信用・市場・取引先等のリスク把握が喫緊の課題となっています。すでに金融機関内部では、規制対応の前提となる格付情報などの金融商品属性データの管理の効率性・有効性強化のため、種々の施策が講じられようとしております。しかし実情は外部(取引所や格付会社など)と社内のデータ連携の欠如、重複データの放置、データおよびリスクの評価・レポーティング体制の不備、管理全般の非効率化が多く見受けられます。そこでNTTデータグループではデータ収集、人手を介したデータ間の紐付け/名寄せ、データのカスタマイズまで、金融機関が戦略上必要となる統合的なデータ管理サービスを提供します。
【サービス概要と特徴】
金融機関向け「金融商品属性データのマネジメントサービス」は、これまで十分に活用できていなかったデータの正規化・可用化を支援するサービスです。取引所や格付会社などの外部ソースからデータを収集する段階から、金融機関の要件に応じたデータのカスタマイズにいたるまで、一連のデータ管理プロセスをトータルに支援します。効率的なデータ管理の実現により、運用管理コストの削減を図ります。
たとえば、業務に必要な各種コードの付番(「グローバルエンティティID付与」等)により、データ間の関連性を明確にすることができます。また、収集データとお客さま社内のマスタデータの結び付け(「データリンケージ」)を、ツールの利用に加え、目視調査や人手を介した処理で補完させることでデータの有効性が向上します。
本サービス導入により、金融業界の各種規制(BaselII、IFRS等)対応に必要なエンティティデータ(取引先データ)や商品データの統合管理を行い、資産管理全般について業務の高度化/信頼性向上を図ります。
<参考1>
http://www.atpress.ne.jp/releases/15708/1_1.jpg
【サービス詳細】
◆本サービスでは、NTTデータ、エックスネット、エヌジェーケーの各グループ会社が持つサービスを通じて、正確性/最新性/網羅性の高い金融商品属性データを収集し、データの一元化が可能となります。
◆収集したデータの信頼度・有効性をリアライズが調査して、以下の「データリンケージ」等のデータ統合を行います。統合化されたデータは、お客さまのフロントオフィス(金融商品の売買契約部門)、ミドルオフィス(金融商品取引の監視部門)、バックオフィス(金融商品取引の決済部門)の各部署に必要なタイミングで継続的に配信されます。
・「データリンケージ」・・・外部ソースから収集したデータと社内で管理するマスタ(顧客マスタ/商品マスタ/各種決裁マスタ等)を結び付けて連携を図り、同時に部署間で孤立したデータを統合し、可用性が高く効率的なデータ管理を実現します。
・「名寄せ」・・・金融機関内部で管理するマスタの問題データ(注3)に対し、一意化やデータ補正といったメンテナンスを実施し、データの信頼性を向上させます。
・「グローバルエンティティID付与」・・・取引先/商品マスタに対し各種のグローバルエンティティID(取引先や債券を特定するためのコード)を付与し、国際的な証券取引業務の効率化を実現します。
・「Issue-Issuer関係性データ付与」・・・発行体(Issuer)と発行債券(Issue)の紐付けを行い、リスクの正確な把握を実現します。
◆お客さまの多様な用途に対応して、NTTデータが長年培ってきた経験とノウハウの蓄積された以下のソリューションを導入することが可能です。
・Basel Master(R): BaselII対応信用リスクアセット計算ソリューション
・Banking Analyze Master(R): 市場リスク管理、ALM管理、金融商品時価開示対応ソリューション
【今後について】
今後は銀行、信金・信組、証券会社、生命保険/損害保険会社、リース会社、投信・投資顧問などのお客さまに対し順次サービスを拡大し、今後NTTデータグループの各ソリューション等を通じて3年間で20社への導入を目指します。
(注1)BaselII・・・国際的に活動を行っている銀行に対して、銀行システムの健全性および銀行間における競争条件の公平性確保の観点から、銀行経営管理の最低基準として1988年に日米欧など13ヶ国の銀行監督当局で構成するバーゼル銀行監督委員会が設定した国際ルール。
(注2)IFRS・・・国際会計基準審議会(IASB)によって設定される会計基準である。国際会計基準(International Accounting Standards、IAS)は、IASBの前身である国際会計基準委員会(IASC)によって設定された会計基準である。
(注3)問題データとは・・・マスタデータで管理されるデータの正確性(例:NTTD/エヌティティデータ/NTTデータ等の表記揺れ等)、最新性(例:合併前の銀行名称が存在する等)、網羅性(例:空欄やゴミデータが含まれる等)の不備の問題であり、活用できない状態にあるデータのこと。
*「Global Rating Master(R)」は日本国内における株式会社NTTデータの登録商標です。
*「Basel Master(R)」は日本国内における株式会社NTTデータの登録商標です。
*「Banking Analyze Master(R)」は日本国内における株式会社NTTデータの登録商標です。
*その他の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。
*AVOXはドイツ証券取引所の子会社で、金融・企業データの管理(クレンジング)サービスをグローバル展開する企業です。NTTデータは同社と日本における販売代理契約を結んでいます。
【本件に関するお問い合わせ先】
■製品・サービスに関するお問合せ先
株式会社NTTデータ
第一金融事業本部
担当:斉藤、小山
Tel :03-3532-5413
株式会社リアライズ
マーケティング・営業部
担当:佐々木、松村
Tel :03-5548-2193
株式会社エックスネット
第二金融サービス本部
担当:林
Tel :03-5367-2201
株式会社エヌジェーケー
セマンティックソリューション営業部
担当:近藤
Tel :03-5722-5730