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数学の頂点をめざして全国2,595人の中・高・高専生が出場を表明 「数学甲子園2018」、7月29日(日)から全国14都市で予選を実施

公益財団法人日本数学検定協会(所在地:東京都台東区、理事長:清水静海)は、「数学甲子園2018(第11回全国数学選手権大会)」(後援:文部科学省、協力:日本公認会計士協会、東京電機大学、株式会社JTBコーポレートセールス)の出場チームの募集を、2018年6月5日(火)に締め切り、全国46都道府県から過去最多の280校639チーム2,595人が出場を表明いたしました。
そして、7月29日(日)からは予選を実施いたします。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/159537/LL_img_159537_1.jpg
「数学甲子園2018」ロゴ

「数学甲子園2018」公式ホームページ
https://www.su-gaku.net/events/koshien/


■第1回大会から11回連続出場は4校、1校で20チームをエントリーする学校も
出場校・出場チームは毎年増え続けており、今年は昨年2017年と比べて、27校60チームが増えました。出場校のうち45%にあたる126校は国公立で、私立・公立のへだたりなく、数学力が問われる大会となります。また、出場校のうち約30%は初出場です。一方、明照学園樹徳中学校・高等学校(群馬県)、立教池袋中学校・高等学校(東京都)、愛知県立時習館高等学校、三重県立津高等学校の4校は第1回大会から11回連続で出場しています。
出場チーム数は1校あたり平均2.2チームですが、熊本県の真和中学・高等学校は20チームをエントリーするなど、5チーム以上エントリーした学校は26校にものぼり、本大会に対する熱意が伝わります。


■昨年2017年に引き続き優勝チームには「文部科学大臣賞」を授与
全国の中学校・中高一貫教育校・高等学校・高等専門学校の数学日本一をチーム(3〜5人)対抗戦によって決める「数学甲子園(全国数学選手権大会)」は、開催10回めの昨年2017年から「文部科学大臣賞」が設けられ、今大会も優勝チームに授与されます。
なお、今大会から、本選に進出する36チームのなかの地域ブロック選抜枠が、6チームから12チームへと増えました。このことから、全国各地から地域を代表するチームが集まり、一層白熱した戦いが予想されます。


■予選は7月29日(日)から6日間実施、本選は9月16日(日)に東京で開催
予選は、7月29日(日)から8月3日(金)の6日間、東京・名古屋・大阪ほか、全14都市で行います。予選では、「実用数学技能検定(数学検定)」の準2級・2級(高校1年生・2年生)程度の問題20問(制限時間:60分)に、各チームの選手全員が挑戦します。そのなかから36チーム(平均点上位24チーム+全国12ブロックの各ブロック最上位12チーム)が、9月16日(日)に東京で開催する本選に駒を進めることができます。

世界的にはSTEM(Science,Technology,Engineering and Mathematics)教育の推進が重要視され、国内でも次期教育課程で新科目「理数探究基礎」「理数探究」が高等学校に新設されるなど、理数教育の充実が指摘されるなか、中学・高校・高専生が一堂に会して数学力を競う本大会は必見です。


■「数学甲子園2018」開催要項
大会名称 : 数学甲子園2018(第11回全国数学選手権大会)
主催 : 公益財団法人日本数学検定協会
後援 : 文部科学省
協力 : 日本公認会計士協会、東京電機大学、株式会社JTBコーポレートセールス
予選開催日 : 2018年7月29日(日)〜8月3日(金)の6日間
予選開催会場 : 7月29日(日) 熊本県、石川県
7月30日(月) 福岡県、岡山県
7月31日(火) 兵庫県、京都府、大阪府
8月1日(水) 愛知県、静岡県
8月2日(木) 宮城県、東京都
8月3日(金) 北海道、福島県、沖縄県
※予選会場は変更になる場合がありますのであらかじめご了承ください。
本選(事前)開催日: 2018年8月30日(木)〜9月1日(土)の3日間
本選(事前)会場 : 本選進出チームの学校内または現地施設
本選開催日 : 2018年9月16日(日)
本選会場 : 御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター ソラシティホール(東京都千代田区)


<チーム編成について>
○同一の中学校、高等学校、中高一貫教育校、高等専門学校(3年生まで)に在籍する生徒または学生で編成してください。学年混成や男女混成については問いません。
○1チームは3〜5人で編成し、必ずチーム内でリーダーを1人選出してください。
○同一校から複数のチームが出場しても構いません。ただし、本選に出場できるチームは同一校から最大2チームです。その際、中高一貫教育校は、中学校と高等学校を分けて出場しても同一校とみなします。

【競技の流れ】
<予選>
競技内容:参加選手が個々に、問題20問を60分以内に解答します。
出題範囲:実用数学技能検定(数学検定)準2級・2級程度の日本語表記問題を20問。
選抜方法:チームの平均点に基づいて36チームを選抜します。
※くわしい選抜方法については、数学甲子園の公式ホームページをご覧ください。

<本選(事前)>
●本選競技(1):Math Create
競技内容:チームの全員が集まれる場所(学校内など)と日時を決め、「課題テーマ」に沿った問題を創作し、【Math Live】で行うプレゼンテーション資料(「問題のねらい・創作問題」と「模範解答」各1枚)を90分以内に作成します。

<本選>
●本選競技(2):Math Battle
競技内容:チーム全員で、問題18問を60分以内に解答します。
出題範囲:18問(日本語表記問題12問、英語表記問題6問)。
(1)実用数学技能検定(数学検定)準1〜準2級程度の日本語表記問題を12問。
(2)実用数学技能検定(数学検定)準1〜準2級程度の英語表記問題を6問。
選抜方法:【Math Create】と【Math Battle】の得点に基づいて6チームを選抜します。

●本選競技(3):Math Live
競技内容:【Math Create】で創作した問題について、プレゼンテーションと質疑応答を行います。
敗者復活:【Math Live】において、質問の得票率が高かった1チームが【Math Live】に進出できます。
評価方法:【Math Create】と【Math Battle】と【Math Live】の合計得点がもっとも高いチームを優勝とします。


【実用数学技能検定について】
「実用数学技能検定」(後援=文部科学省)は、数学・算数の実用的な技能(計算・作図・表現・測定・整理・統計・証明)を測る記述式の検定で、公益財団法人日本数学検定協会が実施している全国レベルの実力・絶対評価システムです。おもに、数学領域である1級から5級までを「数学検定」と呼び、算数領域である6級から11級、かず・かたち検定までを「算数検定」と呼びます。第1回を実施した1992年には5,500人だった年間志願者数は、2015年以降は35万人を超え、また、2016年以降は実用数学技能検定を実施する学校や教育機関も17,000団体を超えました。以来、累計志願者数は560万人を突破しており、いまや数学・算数に関する検定のスタンダードとして進学・就職に必須の検定となっています。
日本国内はもちろん、フィリピンやカンボジア、インドネシア、タイなどでも実施され(累計志願者数は30,000人以上)、海外でも高い評価を得ています。
※志願者数・実施校数はのべ数です。


【ビジネス数学検定について】(当協会の行うその他のおもな公益事業)
「ビジネス数学検定」は、ビジネスの現場で必要となる実用的な数学力・数学技能を測定する検定です。実務に即した数学力を5つの力(把握力・分析力・選択力・予測力・表現力)に分類し、ビジネスのシチュエーションを想定した問題で、これらの力の習熟度を測定します。インターネット上で受検できるWBT(Web Based Testing)方式を採用。2006年に第1回を実施し、現在では企業の採用試験や新人研修、管理職登用試験などに活用する事例も増加しています。


【法人概要】
法人名 : 公益財団法人日本数学検定協会
所在地 : 〒110-0005 東京都台東区上野5-1-1 文昌堂ビル6階
理事長 : 清水静海(帝京大学教育学部教授、公益社団法人日本数学教育学会名誉会長)
会長 : 甘利俊一(理化学研究所脳科学総合研究センター 特別顧問、東京大学名誉教授)
設立 : 1999年7月15日
事業内容: (1)数学に関する技能検定の実施、技能度の顕彰及びその証明書の発行
(2)ビジネスにおける数学の検定及び研修等の実施
(3)数学に関する出版物の刊行及び情報の提供
(4)数学の普及啓発に関する事業
(5)その他この法人の目的を達成するために必要な事業
URL : https://www.su-gaku.net/
※「数検」「数検/数学検定」「数検/Suken」は当協会に専用使用権が認められています。
※「数学甲子園」は当協会の登録商標です。
※「ビジネス数学検定」は当協会の登録商標です。


【数学甲子園に関するお問い合わせ先】
公益財団法人日本数学検定協会
TEL : 03-5812-8341
E-mail: koshien@su-gaku.net
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