災害対応ロボットの開発を支える!産総研が開発する統合ロボットシミュレータ向けのプラグインライセンスを販売
[18/07/18]
提供元:@Press
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株式会社ブイエムシー(本社:名古屋市、代表取締役:永瀬 純)は、産業技術総合研究所(以下 産総研)が開発する統合ロボットシミュレータ「Choreonoid(コレオノイド)」AGX Dynamicsプラグイン動作用のランタイムライセンス販売を開始することを発表します。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/161308/LL_img_161308_1.jpg
コレオノイド(AGX Dynamicsプラグイン)画面
■統合ロボットシミュレータ「Choreonoid」AGX Dynamicsプラグインとは
Algoryx社が開発する高機能物理エンジン(*1)「AGX Dynamics」の一部機能をコレオノイドに実装した本プラグインは、当社と産総研の共同研究(2017年8月22日リリース)において開発されたもので、様々な開発要素を含む複雑な災害対応ロボットの開発を支援する有効なツールとして使用頂けると考えています。
また、コレオノイドと本プラグインは2018年10月に開催される「World Robot Summit2018」トンネル事故災害対応・復旧チャレンジの競技用シミュレータや、「福島ロボットテストフィールド」の模擬プラント用シミュレータ、ImPACT「タフ・ロボティックス・チャレンジ」の評価用シミュレータとしても活用されます。
産総研の共同研究結果: http://www.vmc-motion.com/15039095057996
■プラグインにより追加される主な機能について
・クローラ(*2)モデルの精緻なシミュレーション(不整地踏破、階段昇降等)
・消化ホース等を模したワイヤー状の物体を再現
・多量な瓦礫等の除去、運搬作業の実現
・シミュレーションの安定性向上
・同時にシミュレーションを行うことができる環境の規模拡大
販売価格は、大学等の教育機関向け年間10万円(税抜)、企業・研究機関向け年間40万円(税抜)のレンタルライセンス(1ライセンス当たり5台のハードウェアで使用可)を予定しています。
なお、コレオノイドはオープンソースソフトウェアであり無償で使用することが可能です。AGX Dynamicsプラグインを動作させるために本ライセンスの購入が必要となりますが、本プラグインを使用しない場合には購入の必要はありません。
詳しくは、こちらをご参照ください。
http://www.vmc-motion.com/15135605209828
【AGX Dynamicsについて】
高速性と正確性を両立し、高い安定性を誇る最先端の物理エンジンで、多くの訓練シミュレータ、エンジニアリング用途シミュレーション、大規模な粒子シミュレーション等に活用。例えば産業用ロボットの分野では、ABB社のロボットシミュレーションソフトウェア「RobotStudio」に搭載されている。
スウェーデンのAlgoryx社が開発を行い、株式会社ブイエムシーが日本での販売、サポート提供を行っている。
RobotStudioへの搭載について:
https://www.algoryx.se/newsmedia/algoryx-agx-abb-robotstudio/
(*1)物理エンジンとは
シミュレーション内で生じる物理現象・挙動を計算するためのソフトウェア。物理運動シミュレータの一部を構成し、シミュレーション速度、正確性を左右する重要な部品となる。
(*2)クローラとは
無限軌道とも呼ばれ、軟弱な地形、凹凸の激しい地形等悪路での走行性能を向上させるために、履板を、前後輪を囲むように一帯に接続した構造。建設機械に多く用いられる。
【株式会社ブイエムシーについて】
1999年の創業以来、真に使える車両運動シミュレーションに特化したソフトウェアツールを提供。2015年4月に車両運動シミュレータ事業部門を分社化し、バーチャルメカニクスとして継承。同時に元会社名をブイエムシーに変更し、物理エンジンを軸に「AGX Dynamics」の普及と、カスタムシミュレーションツールの企画開発を行っている。
URL: http://www.vmc-motion.com/
【Algoryx Simulation ABについて】
2007年にスウェーデンのウメオ大学の研究室からスピンアウトした研究者によって設立された物理エンジン開発に特化したベンチャー企業。2011年スウェーデンを代表するトップ20ベンチャーに選ばれ、将来有望なベンチャー企業としてBusiness World(Sweden)誌により表彰。European Business AwardやDeloitte Technology Fast50等にも選出されている。
URL: https://www.algoryx.se/
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/161308/LL_img_161308_1.jpg
コレオノイド(AGX Dynamicsプラグイン)画面
■統合ロボットシミュレータ「Choreonoid」AGX Dynamicsプラグインとは
Algoryx社が開発する高機能物理エンジン(*1)「AGX Dynamics」の一部機能をコレオノイドに実装した本プラグインは、当社と産総研の共同研究(2017年8月22日リリース)において開発されたもので、様々な開発要素を含む複雑な災害対応ロボットの開発を支援する有効なツールとして使用頂けると考えています。
また、コレオノイドと本プラグインは2018年10月に開催される「World Robot Summit2018」トンネル事故災害対応・復旧チャレンジの競技用シミュレータや、「福島ロボットテストフィールド」の模擬プラント用シミュレータ、ImPACT「タフ・ロボティックス・チャレンジ」の評価用シミュレータとしても活用されます。
産総研の共同研究結果: http://www.vmc-motion.com/15039095057996
■プラグインにより追加される主な機能について
・クローラ(*2)モデルの精緻なシミュレーション(不整地踏破、階段昇降等)
・消化ホース等を模したワイヤー状の物体を再現
・多量な瓦礫等の除去、運搬作業の実現
・シミュレーションの安定性向上
・同時にシミュレーションを行うことができる環境の規模拡大
販売価格は、大学等の教育機関向け年間10万円(税抜)、企業・研究機関向け年間40万円(税抜)のレンタルライセンス(1ライセンス当たり5台のハードウェアで使用可)を予定しています。
なお、コレオノイドはオープンソースソフトウェアであり無償で使用することが可能です。AGX Dynamicsプラグインを動作させるために本ライセンスの購入が必要となりますが、本プラグインを使用しない場合には購入の必要はありません。
詳しくは、こちらをご参照ください。
http://www.vmc-motion.com/15135605209828
【AGX Dynamicsについて】
高速性と正確性を両立し、高い安定性を誇る最先端の物理エンジンで、多くの訓練シミュレータ、エンジニアリング用途シミュレーション、大規模な粒子シミュレーション等に活用。例えば産業用ロボットの分野では、ABB社のロボットシミュレーションソフトウェア「RobotStudio」に搭載されている。
スウェーデンのAlgoryx社が開発を行い、株式会社ブイエムシーが日本での販売、サポート提供を行っている。
RobotStudioへの搭載について:
https://www.algoryx.se/newsmedia/algoryx-agx-abb-robotstudio/
(*1)物理エンジンとは
シミュレーション内で生じる物理現象・挙動を計算するためのソフトウェア。物理運動シミュレータの一部を構成し、シミュレーション速度、正確性を左右する重要な部品となる。
(*2)クローラとは
無限軌道とも呼ばれ、軟弱な地形、凹凸の激しい地形等悪路での走行性能を向上させるために、履板を、前後輪を囲むように一帯に接続した構造。建設機械に多く用いられる。
【株式会社ブイエムシーについて】
1999年の創業以来、真に使える車両運動シミュレーションに特化したソフトウェアツールを提供。2015年4月に車両運動シミュレータ事業部門を分社化し、バーチャルメカニクスとして継承。同時に元会社名をブイエムシーに変更し、物理エンジンを軸に「AGX Dynamics」の普及と、カスタムシミュレーションツールの企画開発を行っている。
URL: http://www.vmc-motion.com/
【Algoryx Simulation ABについて】
2007年にスウェーデンのウメオ大学の研究室からスピンアウトした研究者によって設立された物理エンジン開発に特化したベンチャー企業。2011年スウェーデンを代表するトップ20ベンチャーに選ばれ、将来有望なベンチャー企業としてBusiness World(Sweden)誌により表彰。European Business AwardやDeloitte Technology Fast50等にも選出されている。
URL: https://www.algoryx.se/