ファーストラックス社、常時位置認識GPSモジュール『Fastrax IT430』を発表
[10/08/06]
提供元:@Press
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位置側位を実現する高性能GPSモジュール、ソフトウェアGPSおよびトラッキングシステムのパイオニア、ファーストラックス社(Fastrax Ltd.)およびその日本総代理店であるエム・アールエフ株式会社は本日、ファーストラックス社の新しいIT400シリーズとして最初のモデルとなる、GPSレシーバモジュール『Fastrax IT430』を発表しました。
CSR社最新世代の技術であるサーフ・スター4(SiRFstarIV)アーキテクチャ、およびサーフ・アウェア(SiRFaware)をベースにしたGPSモジュールとして最も早く市場に投入される『Fastrax IT430』は、超小型パッケージに凝縮され、さまざまなバッテリー駆動型アプリケーションに対応します。
『Fastrax IT430』: http://www.fastraxgps.com/products/gpsmodules/400series/it430/
■これまでオート・ジオタグが抱えていた問題点
今日まで、デジタル写真などで用いられているオート・ジオタグ(位置を計算するときの元になる、GPS衛星からの生のデータを保存しておくこと)は、実際に位置データが表示されるまでに時間がかかるという欠点がありました。この状況は高層ビルが立ち並ぶ都会の中においては更に厄介な問題となります。なぜなら、GPS衛星からの電波は受信しにくい状況である上、ビルに反射してから届く同電波が位置精度の信頼性を落とすためです。
また、位置側位機能を用いるデジタルカメラ、携帯電話など、バッテリー駆動のアプリケーションにおいて、位置データを便利にいつでも取り出せるようにするためには、以前ではGPSモジュールを常時動作させておく必要があり、結果としてバッテリーの消費が増大していました。
しかし、新しく革新的なサーフ・アウェア・モード(SiRFaware mode)により、『Fastrax IT430』はいつでも必要な時に位置データを取り出せるよう定期的に自動で動作します。このときに消費する平均電力はわずか500μA。この結果、最新の位置データは、バッテリーの消費という犠牲を払うことなく、必要な時に、瞬時に取り出すことが可能になりました。
CSR社ヨーロッパ営業マネージャーのディパック・ラバル(Dipak Raval)氏は以下のように述べています。
「我々の新世代サーフ・スター4(SiRFstarIV)位置側位技術が革新的な会社に採用され、このようにプロ及び一般消費者ユーザーの役に立つことができるのは大変価値のあることです。ファーストラックス社は世界市場をカバーする能力を有し、またユーザーによりよい使用体験をもたらす、経験と技術を持っています。『Fastrax IT430』GPSモジュールが、幅広く機器の中に搭載されることを大いに期待しています。」
また、ファーストラックス社の社長、タネリ・ターナラ氏は以下のように述べています。
「オルウェイズ・ロケーション・アウェア・モードと超低消費電力、そして超小型化といった新技術は、顧客から強く求められてきたものです。我々の目的は、衛星をベースとしたあらゆる測位技術に対するニーズに、適切なソリューションを提供することを確かなものにするため、幅広いラインナップを取りそろえることと、それを更に強力にしていくことです。」
■『Fastrax IT430』の特長
『Fastrax IT430』は9.6×9.6×1.85mmという小さなサイズを実現しており、これはターンキーソリューションとして使用できる完成されたGPSモジュールとして市場に投入されたものとしては最も小さいものの一つです。TCXO、RTCおよびSAWフィルターはモジュールに内蔵されており、必要な外部部品は最小限ですみます。同モジュールはアクティブアンテナ、パッシブアンテナの両方をサポートし、外部からアンテナバイアスを供給のための入力ピンも装備してます。
『Fastrax IT430』は、バッテリー駆動で1.8Vのレギュレータを内蔵しているデバイスには特に最適です。1.8Vでフル・オペレーションモード時の消費電力は56mW、ハイバーネート・ステートでの商品電流は20μA。この小型サイズと低消費電力という特長により、超小型の電池駆動によるコンシューマ向け商品を含め、幅広いジャンルの用途に使用が可能です。
『Fastrax IT430』のエンジニアリングサンプルは2010年の8月に入手可能になります。また生産は2010年第4四半期の中頃の開始を予定しています。
【ファーストラックス社について】
ファーストラックスは、デバイスメーカーや設計者などに対し、高性能GPSレシーバモジュール、ソフトウェアGPS、トラッキングシステムなどを提供するリーディング・プロバイダです。ファーストラックスはGPSおよびその他の衛星測位システムを、産業用途であるかバッテリー駆動のコンシューマ向け商品であるかを問わず、すべてのデバイス、機器上で実装可能にしています。およそ10年にわたる徹底的な研究開発により、ファーストラックスの商品には究極の性能、超低消費電力、柔軟なソフトウェアを誕生させています。短期間での市場投入、最小限の開発費、容易に変更可能といった特徴を有した以下の商品カテゴリーをカバーしています。
GPSレシーバ、アンテナ一体型GPSレシーバ、斬新かつ純粋なソフトウェアGPSソリューション、それに通信機能を統合し、容易に展開可能なトラック&トレースプラットフォーム。
ファーストラックスの行き届いたサポートサービスは、GPSアプリケーションの設計に際し、エキスパートによる助言と相談を提供します。ファーストラックスは1999年にフィンランドのヘルシンキに創立されました。
詳しくは以下のウェブサイトをご覧ください。
ファーストラックス社公式サイト: http://www.fastraxgps.com
【エム・アールエフ株式会社 概要】
エム・アールエフ株式会社(ファーストラックス社 国内正規代理店)
所在地: 東京都千代田区神田和泉町1-8-11
代表 : 代表取締役社長 佐伯 裕昭
URL : http://www.mrf.co.jp
CSR社最新世代の技術であるサーフ・スター4(SiRFstarIV)アーキテクチャ、およびサーフ・アウェア(SiRFaware)をベースにしたGPSモジュールとして最も早く市場に投入される『Fastrax IT430』は、超小型パッケージに凝縮され、さまざまなバッテリー駆動型アプリケーションに対応します。
『Fastrax IT430』: http://www.fastraxgps.com/products/gpsmodules/400series/it430/
■これまでオート・ジオタグが抱えていた問題点
今日まで、デジタル写真などで用いられているオート・ジオタグ(位置を計算するときの元になる、GPS衛星からの生のデータを保存しておくこと)は、実際に位置データが表示されるまでに時間がかかるという欠点がありました。この状況は高層ビルが立ち並ぶ都会の中においては更に厄介な問題となります。なぜなら、GPS衛星からの電波は受信しにくい状況である上、ビルに反射してから届く同電波が位置精度の信頼性を落とすためです。
また、位置側位機能を用いるデジタルカメラ、携帯電話など、バッテリー駆動のアプリケーションにおいて、位置データを便利にいつでも取り出せるようにするためには、以前ではGPSモジュールを常時動作させておく必要があり、結果としてバッテリーの消費が増大していました。
しかし、新しく革新的なサーフ・アウェア・モード(SiRFaware mode)により、『Fastrax IT430』はいつでも必要な時に位置データを取り出せるよう定期的に自動で動作します。このときに消費する平均電力はわずか500μA。この結果、最新の位置データは、バッテリーの消費という犠牲を払うことなく、必要な時に、瞬時に取り出すことが可能になりました。
CSR社ヨーロッパ営業マネージャーのディパック・ラバル(Dipak Raval)氏は以下のように述べています。
「我々の新世代サーフ・スター4(SiRFstarIV)位置側位技術が革新的な会社に採用され、このようにプロ及び一般消費者ユーザーの役に立つことができるのは大変価値のあることです。ファーストラックス社は世界市場をカバーする能力を有し、またユーザーによりよい使用体験をもたらす、経験と技術を持っています。『Fastrax IT430』GPSモジュールが、幅広く機器の中に搭載されることを大いに期待しています。」
また、ファーストラックス社の社長、タネリ・ターナラ氏は以下のように述べています。
「オルウェイズ・ロケーション・アウェア・モードと超低消費電力、そして超小型化といった新技術は、顧客から強く求められてきたものです。我々の目的は、衛星をベースとしたあらゆる測位技術に対するニーズに、適切なソリューションを提供することを確かなものにするため、幅広いラインナップを取りそろえることと、それを更に強力にしていくことです。」
■『Fastrax IT430』の特長
『Fastrax IT430』は9.6×9.6×1.85mmという小さなサイズを実現しており、これはターンキーソリューションとして使用できる完成されたGPSモジュールとして市場に投入されたものとしては最も小さいものの一つです。TCXO、RTCおよびSAWフィルターはモジュールに内蔵されており、必要な外部部品は最小限ですみます。同モジュールはアクティブアンテナ、パッシブアンテナの両方をサポートし、外部からアンテナバイアスを供給のための入力ピンも装備してます。
『Fastrax IT430』は、バッテリー駆動で1.8Vのレギュレータを内蔵しているデバイスには特に最適です。1.8Vでフル・オペレーションモード時の消費電力は56mW、ハイバーネート・ステートでの商品電流は20μA。この小型サイズと低消費電力という特長により、超小型の電池駆動によるコンシューマ向け商品を含め、幅広いジャンルの用途に使用が可能です。
『Fastrax IT430』のエンジニアリングサンプルは2010年の8月に入手可能になります。また生産は2010年第4四半期の中頃の開始を予定しています。
【ファーストラックス社について】
ファーストラックスは、デバイスメーカーや設計者などに対し、高性能GPSレシーバモジュール、ソフトウェアGPS、トラッキングシステムなどを提供するリーディング・プロバイダです。ファーストラックスはGPSおよびその他の衛星測位システムを、産業用途であるかバッテリー駆動のコンシューマ向け商品であるかを問わず、すべてのデバイス、機器上で実装可能にしています。およそ10年にわたる徹底的な研究開発により、ファーストラックスの商品には究極の性能、超低消費電力、柔軟なソフトウェアを誕生させています。短期間での市場投入、最小限の開発費、容易に変更可能といった特徴を有した以下の商品カテゴリーをカバーしています。
GPSレシーバ、アンテナ一体型GPSレシーバ、斬新かつ純粋なソフトウェアGPSソリューション、それに通信機能を統合し、容易に展開可能なトラック&トレースプラットフォーム。
ファーストラックスの行き届いたサポートサービスは、GPSアプリケーションの設計に際し、エキスパートによる助言と相談を提供します。ファーストラックスは1999年にフィンランドのヘルシンキに創立されました。
詳しくは以下のウェブサイトをご覧ください。
ファーストラックス社公式サイト: http://www.fastraxgps.com
【エム・アールエフ株式会社 概要】
エム・アールエフ株式会社(ファーストラックス社 国内正規代理店)
所在地: 東京都千代田区神田和泉町1-8-11
代表 : 代表取締役社長 佐伯 裕昭
URL : http://www.mrf.co.jp