介護現場のセクハラ被害を“犯罪”として認識改革 介護事業者向けにセクハラ問題解決を模索セミナーを開催
[18/07/27]
提供元:@Press
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介護事業を展開する有限会社 齋藤アルケン工業(所在地:島根県浜田市、代表:齋藤 憲嗣)は、2018年7月17日(火)(場所:島根県松江市)・2018年7月18日(水)(場所:島根県浜田市)に、中国地方初となる高齢者の介護職員へのセクハラ問題解決を模索するセミナーを介護事業者向けに開催いたしました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/162181/LL_img_162181_1.jpg
セミナー風景
■セミナー開催背景
昨今の介護現場において、介護者からのセクハラに関して“犯罪”という認識が薄く、「我慢するのが当然」「力量不足」といった風潮がありました。
介護現場における高齢者の性の問題は、見て見ぬふりをしたり、認識の低さから高齢者への対応も適切に行われていないのが現状です。また、高齢者が介護者へ性的暴行を加えることで、「介護者の離職」「支援を拒否」などが生じ、昨今の介護現場では大きな問題となっています。しかし、介護に従事する場合、高齢者にも性欲があるという内容は従事者側に教育されていません。そのため、経験の浅い多くの介護者は、“高齢になれば性欲は無くなる”という認識で高齢者と向き合うため、被害が深刻化しています。
「高齢者といえど性欲はあり、置き去りにされている高齢者の性について理解することで、介護現場の質を向上させ、職員を守り離職防止につなげて欲しい。」そんな願いを込めています。
それが、今回の「高齢者の性」について考えることを目的としたセミナーです。
■セミナー参加者の声※ 一部
・介護施設を一歩でるとセクハラは犯罪であるということが、施設内では容認されている異常さに気づかされた。
・三大欲求に関してのアセスメントがなされていなかったことも気づきをもらい、事故防止に役立てられそうです。
・恥ずかしさがあるが故に、被害を受けても言えない環境も悪いので、改善したいです。
・国も高齢者やその家族から受けるセクハラに対してマニュアルを作成するらしいので、しっかり職場で意識して改善したいです。
・背を向けてきた課題を考えるきっかけになりました。
■プログラム概要
「高齢者介護の性について考えよう」の主なセミナー内容
・主催者挨拶
・介護現場実情の講演
・セクハラを受けた場合に備えるワークショップ
・厚生労働省の指針への取り組み等情報提供
<松江会場>
日時:2018年7月17日(火)14:00〜16:00/18:30〜20:30
会場:松江テルサ 中会議室(島根県松江市朝日町478-18)
参加:20名
<浜田会場>
日時:2018年7月18日(水)14:00〜16:00/18:30〜20:30
会場:いわみーる 301研修室(島根県浜田市野原町1826-1)
参加:39名
■登壇者について
・福住 尚将(株式会社いきいきらいふ 取締役 国立大学法人琉球大学 ウェルネス研究分野アドバイザリーボード)
https://www.atpress.ne.jp/releases/162181/img_162181_2.jpg
介護現場でのセクハラ問題が深刻化する一方、蔑ろにされてしまう風潮を問題視し、介護職員によってセクハラの認識の尺度を統一する必要性を説明。また、セクハラの問題提起の協議をスムーズに進めるためにも第三者の介入による議論を求めた。「自慰行為も運動と変わらないセルフケアの一つである」とし、アセスメントの必要性と必要に応じて施設内でセルフケア道具を販売している現状も紹介された。
<株式会社いきいきらいふ 概要>
「自らが受けたい、家族に受けてもらいたい介護」をモットーに2009年から全国初の入浴特化型小規模デイサービス「いきいきらいふSPA」を全国展開し、現在27店舗を展開。2016年には「いきいきらいふマルシェ」を開始、全国のデイサービスや入居施設において、お菓子や食品類など生活に必要な商品の販売し、買い物弱者救済事業も新たに開始。
・西野 芙美(株式会社TENGA 株式会社TENGAヘルスケア)
https://www.atpress.ne.jp/releases/162181/img_162181_3.jpg
・工藤 まおり(株式会社TENGA 株式会社TENGAヘルスケア)
https://www.atpress.ne.jp/releases/162181/img_162181_4.jpg
グループワークによるセクハラ被害の実態の意見交換を実施。事例を使用し、セクハラが起こった場合の対応策などを模索、検討した。様々なケースがあり、セクハラの対応策の正解は一概に言えず、様々なアプローチがあるため、介護職員、家族などで協議、検討する重要性を説明。
<株式会社TENGA 概要>
セクシャルウェルネス・アイテムを開発・製造・販売するメーカー。世界60ヶ国以上で製品を展開し、累計出荷数は6,800万個を突破。また、医療現場での製品活用、障碍者支援などのノウハウを活かし、2016年には医療、福祉、教育の現場で問題解決を目指すグループ会社・株式会社TENGAヘルスケアを創設。
■会社概要
会社名: 有限会社 齋藤アルケン工業
代表 : 齋藤 憲嗣
事業部: 福祉事業部 ほほえみライフ
所在地: 島根県浜田市下府町327-119
URL : https://hohoemilife-shimane.com/
■今後の展開
次回は、広島県にて介護職員離職防止にも繋がる「高齢者介護の性について考えよう」を開催します。
厚生労働省のセクハラ被害対応マニュアル作成に先駆けて、利用者からのセクハラを見聞きしたり、経験した事例を話し合い、解決策や対応を探ります。また、アダルトグッズ製造販売を手掛ける企業関係者らも招き、介護現場で導入されている高齢者の性欲解消の取り組みについても知識を深める内容です。
※ 場所・日時は未決定のため確定次第お知らせいたします。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/162181/LL_img_162181_1.jpg
セミナー風景
■セミナー開催背景
昨今の介護現場において、介護者からのセクハラに関して“犯罪”という認識が薄く、「我慢するのが当然」「力量不足」といった風潮がありました。
介護現場における高齢者の性の問題は、見て見ぬふりをしたり、認識の低さから高齢者への対応も適切に行われていないのが現状です。また、高齢者が介護者へ性的暴行を加えることで、「介護者の離職」「支援を拒否」などが生じ、昨今の介護現場では大きな問題となっています。しかし、介護に従事する場合、高齢者にも性欲があるという内容は従事者側に教育されていません。そのため、経験の浅い多くの介護者は、“高齢になれば性欲は無くなる”という認識で高齢者と向き合うため、被害が深刻化しています。
「高齢者といえど性欲はあり、置き去りにされている高齢者の性について理解することで、介護現場の質を向上させ、職員を守り離職防止につなげて欲しい。」そんな願いを込めています。
それが、今回の「高齢者の性」について考えることを目的としたセミナーです。
■セミナー参加者の声※ 一部
・介護施設を一歩でるとセクハラは犯罪であるということが、施設内では容認されている異常さに気づかされた。
・三大欲求に関してのアセスメントがなされていなかったことも気づきをもらい、事故防止に役立てられそうです。
・恥ずかしさがあるが故に、被害を受けても言えない環境も悪いので、改善したいです。
・国も高齢者やその家族から受けるセクハラに対してマニュアルを作成するらしいので、しっかり職場で意識して改善したいです。
・背を向けてきた課題を考えるきっかけになりました。
■プログラム概要
「高齢者介護の性について考えよう」の主なセミナー内容
・主催者挨拶
・介護現場実情の講演
・セクハラを受けた場合に備えるワークショップ
・厚生労働省の指針への取り組み等情報提供
<松江会場>
日時:2018年7月17日(火)14:00〜16:00/18:30〜20:30
会場:松江テルサ 中会議室(島根県松江市朝日町478-18)
参加:20名
<浜田会場>
日時:2018年7月18日(水)14:00〜16:00/18:30〜20:30
会場:いわみーる 301研修室(島根県浜田市野原町1826-1)
参加:39名
■登壇者について
・福住 尚将(株式会社いきいきらいふ 取締役 国立大学法人琉球大学 ウェルネス研究分野アドバイザリーボード)
https://www.atpress.ne.jp/releases/162181/img_162181_2.jpg
介護現場でのセクハラ問題が深刻化する一方、蔑ろにされてしまう風潮を問題視し、介護職員によってセクハラの認識の尺度を統一する必要性を説明。また、セクハラの問題提起の協議をスムーズに進めるためにも第三者の介入による議論を求めた。「自慰行為も運動と変わらないセルフケアの一つである」とし、アセスメントの必要性と必要に応じて施設内でセルフケア道具を販売している現状も紹介された。
<株式会社いきいきらいふ 概要>
「自らが受けたい、家族に受けてもらいたい介護」をモットーに2009年から全国初の入浴特化型小規模デイサービス「いきいきらいふSPA」を全国展開し、現在27店舗を展開。2016年には「いきいきらいふマルシェ」を開始、全国のデイサービスや入居施設において、お菓子や食品類など生活に必要な商品の販売し、買い物弱者救済事業も新たに開始。
・西野 芙美(株式会社TENGA 株式会社TENGAヘルスケア)
https://www.atpress.ne.jp/releases/162181/img_162181_3.jpg
・工藤 まおり(株式会社TENGA 株式会社TENGAヘルスケア)
https://www.atpress.ne.jp/releases/162181/img_162181_4.jpg
グループワークによるセクハラ被害の実態の意見交換を実施。事例を使用し、セクハラが起こった場合の対応策などを模索、検討した。様々なケースがあり、セクハラの対応策の正解は一概に言えず、様々なアプローチがあるため、介護職員、家族などで協議、検討する重要性を説明。
<株式会社TENGA 概要>
セクシャルウェルネス・アイテムを開発・製造・販売するメーカー。世界60ヶ国以上で製品を展開し、累計出荷数は6,800万個を突破。また、医療現場での製品活用、障碍者支援などのノウハウを活かし、2016年には医療、福祉、教育の現場で問題解決を目指すグループ会社・株式会社TENGAヘルスケアを創設。
■会社概要
会社名: 有限会社 齋藤アルケン工業
代表 : 齋藤 憲嗣
事業部: 福祉事業部 ほほえみライフ
所在地: 島根県浜田市下府町327-119
URL : https://hohoemilife-shimane.com/
■今後の展開
次回は、広島県にて介護職員離職防止にも繋がる「高齢者介護の性について考えよう」を開催します。
厚生労働省のセクハラ被害対応マニュアル作成に先駆けて、利用者からのセクハラを見聞きしたり、経験した事例を話し合い、解決策や対応を探ります。また、アダルトグッズ製造販売を手掛ける企業関係者らも招き、介護現場で導入されている高齢者の性欲解消の取り組みについても知識を深める内容です。
※ 場所・日時は未決定のため確定次第お知らせいたします。