GfK Japan調べ:2010年上半期 映像ソフト市場総括
[10/08/23]
提供元:@Press
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ジーエフケー・ライフスタイルトラッキング・ジャパン株式会社(略称:GfK Japan、所在地:東京都中野区、代表取締役社長:朝比奈 進)は、2010年上半期のセル映像ソフトの販売動向を発表した。
【概要】
・2010年上半期のセル映像ソフト市場は金額前年同期比は1%減、数量ベースでは2%増となった。
・チャネル別ではメディアストアの縮小傾向が継続、プラス成長を続けてきたEコマースが金額構成比では最大チャネルとなった。
・Blu-rayソフト市場は数量・金額とも前年同期比約2倍の成長を続け、2010年上半期は167億円に到達した。
【映像ソフト全体】
2010年上半期のセル映像ソフト市場(通常DVD、Blu-ray等をすべて含む)は、2,915万枚、1,148億円となった。平均価格の下落により金額前年比では1%減と前年を割り込んだものの、数量前年比では2%増と2009年下半期に続きわずかながら前年を上回った。
販売チャネル別金額構成比はEコマースが41%と最大チャネルへ伸張し、続いてメディアストアが36%、家電量販店12%、総合量販店1%となった。数量構成比ではメディアストアが首位を維持しているものの、2位のEコマースとの差は3%ポイントに縮小し、今後さらにこの差は縮まると予想される。
ジャンル別の数量構成比では、「マイケルジャクソンTHIS IS IT」や「アバター」などのヒット作に恵まれた洋画が32%となり、最大ジャンルとしての存在感を取り戻した。ただし金額構成比では、音楽ジャンルが全体の4分の1を占め2009年に続き最大ジャンルとなり、邦アニメ23%、洋画が18%と続いた。
メーカー(発売元)動向をみると、「マイケルジャクソンTHIS IS IT」を擁すソニー・ピクチャーズが数量・金額ともに首位を独占した。一方、ディストリビューター(販売元)の数量・金額首位は音楽作品からアニメ作品まで幅広く流通するソニーミュージックが獲得した。
【Blu-rayソフト】
Blu-rayソフト市場は数量・金額とも前年同期の約2倍のペースで成長を続け、2010年上半期は334万枚、167億円に達した。映像ソフト市場全体に占める割合も金額ベースで対前年8%ポイント増の15%に到達した。
チャネル別金額構成比は、Eコマースが市場の半数を超える56%を占め、家電量販店が21%、メディアストアが20%と続いた。ジャンル別動向を見ると、2008年後半から続く洋画・邦アニメへの二極集中が継続し、金額構成比では邦アニメが59%、洋画が30%を獲得した。
【2010年下半期展望】
セル映像ソフト市場でここ数年続いた年間10%前後の金額前年割れは、2010年通年では大幅に縮小すると見込まれ、数量ベースでは前年超えに転じる可能性もある。Blu-rayソフト市場は成長軌道を益々堅固にし、金額ベースで昨年の市場規模の約1.8倍に達する見込である。
≪ジーエフケー・ライフスタイルトラッキング・ジャパンについて≫
ジーエフケー・ライフスタイルトラッキング・ジャパン株式会社は、家電製品などの耐久消費財実売データ、その他総合マーケティングサービスを提供する調査会社、GfKグループの関連会社である。
オプティックス製品、ゴルフ用品、映像ソフトウエア等の分野において、POSデータ・店舗監査データを基に推計した市場代表性の高いマーケットデータと関連サービスを提供している。
URL: http://www.gfkjpn.co.jp/
※弊社名を報道にて引用頂く場合は、正式社名のほか、「GfK Japan」、「ジーエフケー ジャパン」、「GfKジャパン」の略記でも結構です。
【概要】
・2010年上半期のセル映像ソフト市場は金額前年同期比は1%減、数量ベースでは2%増となった。
・チャネル別ではメディアストアの縮小傾向が継続、プラス成長を続けてきたEコマースが金額構成比では最大チャネルとなった。
・Blu-rayソフト市場は数量・金額とも前年同期比約2倍の成長を続け、2010年上半期は167億円に到達した。
【映像ソフト全体】
2010年上半期のセル映像ソフト市場(通常DVD、Blu-ray等をすべて含む)は、2,915万枚、1,148億円となった。平均価格の下落により金額前年比では1%減と前年を割り込んだものの、数量前年比では2%増と2009年下半期に続きわずかながら前年を上回った。
販売チャネル別金額構成比はEコマースが41%と最大チャネルへ伸張し、続いてメディアストアが36%、家電量販店12%、総合量販店1%となった。数量構成比ではメディアストアが首位を維持しているものの、2位のEコマースとの差は3%ポイントに縮小し、今後さらにこの差は縮まると予想される。
ジャンル別の数量構成比では、「マイケルジャクソンTHIS IS IT」や「アバター」などのヒット作に恵まれた洋画が32%となり、最大ジャンルとしての存在感を取り戻した。ただし金額構成比では、音楽ジャンルが全体の4分の1を占め2009年に続き最大ジャンルとなり、邦アニメ23%、洋画が18%と続いた。
メーカー(発売元)動向をみると、「マイケルジャクソンTHIS IS IT」を擁すソニー・ピクチャーズが数量・金額ともに首位を独占した。一方、ディストリビューター(販売元)の数量・金額首位は音楽作品からアニメ作品まで幅広く流通するソニーミュージックが獲得した。
【Blu-rayソフト】
Blu-rayソフト市場は数量・金額とも前年同期の約2倍のペースで成長を続け、2010年上半期は334万枚、167億円に達した。映像ソフト市場全体に占める割合も金額ベースで対前年8%ポイント増の15%に到達した。
チャネル別金額構成比は、Eコマースが市場の半数を超える56%を占め、家電量販店が21%、メディアストアが20%と続いた。ジャンル別動向を見ると、2008年後半から続く洋画・邦アニメへの二極集中が継続し、金額構成比では邦アニメが59%、洋画が30%を獲得した。
【2010年下半期展望】
セル映像ソフト市場でここ数年続いた年間10%前後の金額前年割れは、2010年通年では大幅に縮小すると見込まれ、数量ベースでは前年超えに転じる可能性もある。Blu-rayソフト市場は成長軌道を益々堅固にし、金額ベースで昨年の市場規模の約1.8倍に達する見込である。
≪ジーエフケー・ライフスタイルトラッキング・ジャパンについて≫
ジーエフケー・ライフスタイルトラッキング・ジャパン株式会社は、家電製品などの耐久消費財実売データ、その他総合マーケティングサービスを提供する調査会社、GfKグループの関連会社である。
オプティックス製品、ゴルフ用品、映像ソフトウエア等の分野において、POSデータ・店舗監査データを基に推計した市場代表性の高いマーケットデータと関連サービスを提供している。
URL: http://www.gfkjpn.co.jp/
※弊社名を報道にて引用頂く場合は、正式社名のほか、「GfK Japan」、「ジーエフケー ジャパン」、「GfKジャパン」の略記でも結構です。