クラウディアン、米国法人を通じ9,400万ドル(約104億円)の新規資金調達を実施
[18/08/30]
提供元:@Press
提供元:@Press
クラウディアン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:太田 洋)は、米国カリフォルニア州サンマテオの本社Cloudian Holdings Inc.が、第三者割当増資を実施し、9,400万ドル(約104億円*)の資金を調達しましたのでお知らせします。これにより同社の調達総額は1億7,300万ドル(約190億円)となりました。*ドル110円で換算
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/164507/LL_img_164507_1.jpg
AI BOX&HYPERSTORE
シリーズEとなる本ラウンドには、新たにJPインベストメント株式会社、株式会社NTTドコモ・ベンチャーズ、株式会社DGインキュベーション、WMパートナーズ株式会社、米国のDigital Alpha、WS Investmentsが、既存投資家である株式会社産業革新機構、Eight Roads Ventures Japan、Goldman Sachs等とともに参加しています。
調達資金は、4k/8kなどの高精細映像、IoT、AIなどが生成する、いわゆるビッグデータの保存と管理に最適な同社のオブジェクトストレージ製品「CLOUDIAN HYPERSTORE(ハイパーストア、以降 HYPERSTORE)」のグローバル市場における販売・マーケティングの拡大と、製品開発・保守体制の強化に使います。
HYPERSTOREは、日本では、特に大手クラウド事業者、日本各地のデータセンター、大手製造業などが利用しています。欧米では、テレビ放送局、オンライン旅行会社、グローバル自動車メーカー、F1チーム、大手製薬会社、世界最大のエンジニアリング会社、国立研究所、公衆衛生機関、銀行、アイビーリーグ大学など、データを大量に生成、消費するビジネスにおける採用が続いています。
日本で育てたHYPERSTOREがグローバル市場で高く評価されるのは、従来型のストレージ装置(外部記憶装置)や競合製品と大きく差別化された以下の優れた特長を持つからです。
1.クラウドの技術:無限に容量拡張できる大規模クラウドの技術をベースに開発されています。小規模にスタートし、データの増加に合わせ数百ペタバイト以上に拡張できる仕組みを備えており、データ集約型のビジネスに適しています。
2.データマネジメント機能:データの保護、ユーザー管理、利用量制御、監視、統計課金といったデータマネジメント機能を標準装備しています。AWSが提供するAmazon S3と同等のクラウドストレージサービスや、自社データセンター内に部門別管理できるプライベートクラウドを構築運用できます。
3.広域データストレージ基盤:単一のデータセンター内の堅牢な環境で動作する従来のストレージ装置とは大きく異なり、インターネット経由でデータセンター、遠隔拠点、クラウドを論理的にひとつに統合する広域データストレージ基盤を構築できます。そのため、グローバルに分散する複数拠点のデータマネジメントがシンプルになります。また、データを複数拠点に自動的に複製保存できるため、仮にひとつの拠点で障害があったとしてもデータを喪失しないDR/BCP(災害復旧/事業継続計画)を実現できます。
最近では、この主力製品のHYPERSTOREに加え、IoTが収集する画像、映像、センサーログといったデータを現場(エッジ)でリアルタイムにAI処理できる、エッジAI実行用の小型装置「CLOUDIAN AI BOX」を独自開発し日本市場から先行的に提供開始しています。このAI BOXで集める現場の最新データをHYPERSTOREに保存し、AIの再学習に使うことで認識精度を持続的に高めるAI再学習サイクルを実現できます。
なお、シリーズEラウンド調達資金の9,400万ドルには、本年2月に発表されたDigital Alphaからの2,500万ドルの投資が含まれています。
株式会社NTTドコモ・ベンチャーズ 代表取締役社長 稲川 尚之様からのコメント
「私たちは通信で時間・空間を超え、コミュニケーションの概念を変えていきたいと思っています。すでにコンピューティングに物理的な境界はありません。次はデータセンターからエッジまでをネットワークで結び統合管理できるストレージソリューションが必要です。 クラウディアンの大規模分散型アーキテクチャーは、次世代のコネクテッドデバイスを支えるグローバル規模のストレージ基盤になると確信しています。」
株式会社産業革新機構 代表取締役社長 勝又 幹英様からのコメント
「INCJは日本発ソフトウェア製品でグローバル市場に挑戦するクラウディアンに対して、2014年から支援を開始しました。以来、同社は成長を続け、グローバルで強固な顧客基盤を築いています。第四次産業革命に代表されるIoTやAIを活用したビジネスが進展する中で、同社が提供するクラウドオブジェクトストレージはますます重要な役割を果たします。今後は、クラウディアンが次世代のエンタープライズストレージ領域の中核となり、同社の技術が日本発のイノベーションを支えることで新産業の発展に寄与することを期待しています。」
Cloudian Holdings Inc. CEO マイケル・ツォーのコメント
「クラウディアンは、プライベートクラウドとパブリッククラウドを統合するデータファブリックにより、エンタープライズストレージを再定義し、企業がデータから価値を生み出す新たな機会を創造します。クラウディアンは独自のアーキテクチャーにより、 IoTやAI技術などの進歩が駆動する次世代のコンピューティングを可能にするために必要とされる拡張性、シンプルさ、クラウド統合を実現します。」
■クラウディアンについて
クラウディアンは日本で生れ、現在はシリコンバレーに本社を置くベンチャー企業です。数百テラバイトからペタバイト超級の映像・画像・ログといった非構造化データマネジメントのために国内外のクラウドサービスやエンタープライズITが採用するオブジェクトストレージ製品「CLOUDIAN HYPERSTORE」と、GPUとLTE/WiFi通信モジュール内蔵、防水・防塵・落雷対策済、AI/IoT用エッジコンピューティング装置「CLOUDIAN AI BOX」を開発提供しています。
ホームページ: https://cloudian.com/jp/
Facebook : https://www.facebook.com/cloudian.cloudstorage.S3
Twitter : https://twitter.com/Cloudian_KK
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/164507/LL_img_164507_1.jpg
AI BOX&HYPERSTORE
シリーズEとなる本ラウンドには、新たにJPインベストメント株式会社、株式会社NTTドコモ・ベンチャーズ、株式会社DGインキュベーション、WMパートナーズ株式会社、米国のDigital Alpha、WS Investmentsが、既存投資家である株式会社産業革新機構、Eight Roads Ventures Japan、Goldman Sachs等とともに参加しています。
調達資金は、4k/8kなどの高精細映像、IoT、AIなどが生成する、いわゆるビッグデータの保存と管理に最適な同社のオブジェクトストレージ製品「CLOUDIAN HYPERSTORE(ハイパーストア、以降 HYPERSTORE)」のグローバル市場における販売・マーケティングの拡大と、製品開発・保守体制の強化に使います。
HYPERSTOREは、日本では、特に大手クラウド事業者、日本各地のデータセンター、大手製造業などが利用しています。欧米では、テレビ放送局、オンライン旅行会社、グローバル自動車メーカー、F1チーム、大手製薬会社、世界最大のエンジニアリング会社、国立研究所、公衆衛生機関、銀行、アイビーリーグ大学など、データを大量に生成、消費するビジネスにおける採用が続いています。
日本で育てたHYPERSTOREがグローバル市場で高く評価されるのは、従来型のストレージ装置(外部記憶装置)や競合製品と大きく差別化された以下の優れた特長を持つからです。
1.クラウドの技術:無限に容量拡張できる大規模クラウドの技術をベースに開発されています。小規模にスタートし、データの増加に合わせ数百ペタバイト以上に拡張できる仕組みを備えており、データ集約型のビジネスに適しています。
2.データマネジメント機能:データの保護、ユーザー管理、利用量制御、監視、統計課金といったデータマネジメント機能を標準装備しています。AWSが提供するAmazon S3と同等のクラウドストレージサービスや、自社データセンター内に部門別管理できるプライベートクラウドを構築運用できます。
3.広域データストレージ基盤:単一のデータセンター内の堅牢な環境で動作する従来のストレージ装置とは大きく異なり、インターネット経由でデータセンター、遠隔拠点、クラウドを論理的にひとつに統合する広域データストレージ基盤を構築できます。そのため、グローバルに分散する複数拠点のデータマネジメントがシンプルになります。また、データを複数拠点に自動的に複製保存できるため、仮にひとつの拠点で障害があったとしてもデータを喪失しないDR/BCP(災害復旧/事業継続計画)を実現できます。
最近では、この主力製品のHYPERSTOREに加え、IoTが収集する画像、映像、センサーログといったデータを現場(エッジ)でリアルタイムにAI処理できる、エッジAI実行用の小型装置「CLOUDIAN AI BOX」を独自開発し日本市場から先行的に提供開始しています。このAI BOXで集める現場の最新データをHYPERSTOREに保存し、AIの再学習に使うことで認識精度を持続的に高めるAI再学習サイクルを実現できます。
なお、シリーズEラウンド調達資金の9,400万ドルには、本年2月に発表されたDigital Alphaからの2,500万ドルの投資が含まれています。
株式会社NTTドコモ・ベンチャーズ 代表取締役社長 稲川 尚之様からのコメント
「私たちは通信で時間・空間を超え、コミュニケーションの概念を変えていきたいと思っています。すでにコンピューティングに物理的な境界はありません。次はデータセンターからエッジまでをネットワークで結び統合管理できるストレージソリューションが必要です。 クラウディアンの大規模分散型アーキテクチャーは、次世代のコネクテッドデバイスを支えるグローバル規模のストレージ基盤になると確信しています。」
株式会社産業革新機構 代表取締役社長 勝又 幹英様からのコメント
「INCJは日本発ソフトウェア製品でグローバル市場に挑戦するクラウディアンに対して、2014年から支援を開始しました。以来、同社は成長を続け、グローバルで強固な顧客基盤を築いています。第四次産業革命に代表されるIoTやAIを活用したビジネスが進展する中で、同社が提供するクラウドオブジェクトストレージはますます重要な役割を果たします。今後は、クラウディアンが次世代のエンタープライズストレージ領域の中核となり、同社の技術が日本発のイノベーションを支えることで新産業の発展に寄与することを期待しています。」
Cloudian Holdings Inc. CEO マイケル・ツォーのコメント
「クラウディアンは、プライベートクラウドとパブリッククラウドを統合するデータファブリックにより、エンタープライズストレージを再定義し、企業がデータから価値を生み出す新たな機会を創造します。クラウディアンは独自のアーキテクチャーにより、 IoTやAI技術などの進歩が駆動する次世代のコンピューティングを可能にするために必要とされる拡張性、シンプルさ、クラウド統合を実現します。」
■クラウディアンについて
クラウディアンは日本で生れ、現在はシリコンバレーに本社を置くベンチャー企業です。数百テラバイトからペタバイト超級の映像・画像・ログといった非構造化データマネジメントのために国内外のクラウドサービスやエンタープライズITが採用するオブジェクトストレージ製品「CLOUDIAN HYPERSTORE」と、GPUとLTE/WiFi通信モジュール内蔵、防水・防塵・落雷対策済、AI/IoT用エッジコンピューティング装置「CLOUDIAN AI BOX」を開発提供しています。
ホームページ: https://cloudian.com/jp/
Facebook : https://www.facebook.com/cloudian.cloudstorage.S3
Twitter : https://twitter.com/Cloudian_KK