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人間の「特別」な能力を測定・認定する「特別能力検定制度」を創設 第1回「暗号検定」を9月16日より無料で実施

国家試験「知的財産管理技能検定」(以下、当検定)を実施している知的財産教育協会(以下、当協会)は、検定試験という仕組み・コンテンツ自体が人間の生み出した「知的財産」であり、また「知的財産」を生み出す根源は人間の持つ特別な能力である、という認識の下、日本に存在する各種の能力検定制度一般の価値や意義についての理解を広めるため、今後様々な「特別」な能力を正式に測定・認定する検定試験「特別能力検定制度」を創設し、実施していくこととしました。
その最初の試験として、「暗号解読能力」を測定・認定する「暗号検定」を実施します。

<知的財産教育協会主催「特別能力検定」第1回「暗号検定」>
http://ip-edu.org/angoukentei


■「暗号検定」とは
「特別能力検定」制度の第1回は「暗号」の解読能力という特別な能力の検定です。
「暗号」は、紀元前から存在するものですが、人間の英知の結集ともいえるもので、『ダ・ヴィンチ・コード』等多くの小説や映画でも用いられており、その解読には極めて知的レベルが高く洞察力に優れた「特別」な能力を持った人が携わることが一般的です。しかしながらそのような能力について検定試験が実施されているかを調査した限り、ゲームやクイズのようなテストを除き、これまで正式な試験実施団体が客観的に測定・認定し、認定証を発行している例は見つかりませんでした。

そこで様々な人間の能力のうちでも、広く一般の人に馴染みがあり、また、人間の英知の結集ともいえる「暗号」の解読能力という「特別」な能力についての検定を「特別能力検定制度」創設時の初回として行うこととしました。


■「暗号検定」の試験は、9月16日(木)〜24日(金)
「暗号検定」では、暗号そのものや暗号を解く「鍵」を見て考え、正解となる「言葉」を解読、ウェブ上の解答ページより解答するという方法をとります。
4つの暗号(暗号1が最も難易度が高く、暗号2〜4の順に暗号の難易度が下がっていきます)及びそれを解く鍵が、試験期間中に順次公開されます。4つの暗号に隠された「言葉」は全て共通です。
暗号の解読能力としては、「時間的により早く解ける」ことが能力として高いことは明らかです。そこで正解とそれに至る根拠を正しく解答した方から順に上位の級に認定し、その結果発表をウェブ上で行います。したがって、理論的には最後の試験日の24日(金)に解答した場合であってもそれまでに正解者が少なければ上位級が認定される可能性があります。

検定制度をこれまで利用したことがない方を含めて、できるだけ多くの方に能力検定制度の価値・意義について考えていただく機会を提供するため、誰でも受検可能、受検料は無料とします。なお、合格者は当協会が正式に認定し、認定証を発行します。

◆「暗号検定」実施概要◆
試験期間   : 2010年9月16日(木)〜24日(金)
         *9月16日(木) 12:00〜解答開始
受検方法   : 暗号の出題に対し、全角120字以内の理由を付して解答
         *ウェブ上の専用サイトで行います
受検資格   : なし(誰でも受検可能)
合否判定基準 : 特級1名、1級9名、2級90名 *時間的に正答が早い順に認定
合格発表   : 10月4日(月) *合格者に合格通知メールを送信します
受検手数料  : 無料
合格認定証発行: 無料(PDF)。合格者にメールで送信します。
         ただし、書面の「合格証書」発行の希望者には
         別途有料で発行。

【認定証(PDF)サンプル】(無料)はこちら
http://ip-edu.org/angou_sample1
【合格証書(賞状)サンプル】(有償)はこちら
http://ip-edu.org/angou_sample2

<知的財産教育協会主催「特別能力検定」第1回「暗号検定」>
URL: http://ip-edu.org/angoukentei


■「検定制度」の価値・意義 〜自己実現のツール
知識・能力に関する「検定制度」の基本は、知識・能力の測定と認定です。人間には、他人から承認されたいという基本的欲求があります。既に一定の知識や能力を持っている人にとっては、客観的かつ中立に能力を測定・認定する検定制度はその基本的欲求を満たす役割があります。
しかしながら、能力検定制度には別の意義もあります。例えば、これからある分野の知識・能力を身に付けようと考えた場合には様々な方法論があります。その分野の本を読む、インターネットで調べるというのも一つの方法ですが、その方法では知識や能力がどの程度身についたのかは確認できません。ここに能力検定制度のもう一つの価値があります。つまり、最初に検定「合格」という明確な目標を設定することにより、知識や能力の現在の到達レベルを客観的に確認しつつ、「合格」に向けて継続的な学習のモチベーションの維持に利用できるのです。

以上のように、能力検定制度というのは既に知識・能力のある人、これから何かの知識や能力を身に付けたい人、いずれの人にとっても「自己実現」のための有用なツールとなるのです。
今回創設した「特別能力検定」制度が、日本に存在する各種の能力検定制度一般の持つこのような価値や意義を広く知らしめ、検定制度一般に対する心理的ハードルを低くし、自己実現のツールとしての利用促進に貢献できればと考えています。


■関連サイト
・知的財産教育協会
http://ip-edu.org/
・知的財産教育協会主催「第1回暗号検定」について
http://ip-edu.org/angoukentei
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