参加型討論会「『二次利用を阻害しているのは何だ?』:新しい情報メディアの展開と地理空間情報の二次利用を考える〜防災分野からG空間に向けて〜」開催案内
[10/09/15]
提供元:@Press
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独立行政法人防災科学技術研究所(本所:茨城県つくば市、理事長:岡田 義光)は、9月21日(火)に参加型討論会「『二次利用を阻害しているのは何だ?』:新しい情報メディアの展開と地理空間情報の二次利用を考える〜防災分野からG空間に向けて〜」を、パシフィコ横浜にて行われる「G空間EXPO」内で開催します。
参加型討論会: http://www.bosai-drip.jp/etc/g2u.htm
(※上記サイトにて討論課題を募集中)
【開催趣旨】
地域防災を進める上で、ハザードマップはもちろん、基盤地図、空中写真、標高データ、土地条件図、土地利用図など、地理空間情報はいまや欠かせない情報となってきています。今年5月にはIT戦略本部より「新たな情報通信技術戦略」が発表され、その中で「防災情報についても原則として2次利用可能な形でインターネット上で容易に入手し活用できるようにする」ということが明記されています。また、6月には内閣官房および国土交通省より「地理空間情報の二次利用促進に関するガイドライン」が公表されました。
これらの情報を利用する環境としても、Google Earthをはじめとした無料のソフトウェア、WebGIS、TwitterやUstream等のソーシャルメディア、そして地理空間情報の利用に焦点を当てたジオメディアなど、新しい情報メディアも次々と生まれてきています。さらに、オープンソースソフトウェアも多く提供され、ユーザー側が新しい情報メディアを構築できる時代でもあります。
このような時代の流れの中で、防災や減災の分野では、情報の二次利用による新たなソリューションの可能性が生まれつつあります。しかし、同時に、それを阻害してしまう様々な課題も顕在化しています。
そこで、本討論会では、まず、主催者側より、地域防災における具体的事例を基に二次利用の理想の姿を示し、さらに、問題提起として実際に起きている様々な課題をいくつか明示します。そして、理想の実現と提起された課題の解消に対して、あえてプレゼンターを決めず、会場一体となって参加型の討論を行います。地域防災における地理空間情報の二次利用について、多角的な視点から自由かつ活発に意見を出し合い、最終的に「防災分野からG空間に向けた提言」としてまとめ、発信していくことを目的とします。
G空間EXPOの最終日の最終時間帯において、誰もが考えなければならないテーマである「地域防災」を対象に、地理空間情報の二次利用について、思いの丈を存分に発信・議論できる場として、ぜひ積極的なご参加を期待いたします。
【開催概要】
名称 : 新しい情報メディアの展開と地理空間情報の二次利用を考える
〜防災分野からG空間に向けて〜
開催時期: 2010年9月21日(火) 13:00-16:00
開催場所: パシフィコ横浜 会議センター304
参加対象: 地理空間情報の2次利用に関心や意見のある方
情報を活用した地域防災に関心や意見のある方
新しい情報メディアの活用に関心や意見のある方など
入場料 : 無料
主催 : 独立行政法人防災科学技術研究所
協力 : eコミウェアフォーラム( http://ecom-ware.open-community.jp/ )
URL : http://www.bosai-drip.jp/etc/g2u.htm
【プログラム】
・13:00-13:30<地域防災における情報の活用・二次利用の事例紹介>
eコミウェアを使用した地域防災事例を紹介し、二次利用をベースに生まれつつある新しいソリューションの可能性を示します。
・13:30-16:00「参加型討論会『二次利用を阻害しているのは何だ?』」
まず、コーディネーターより具体的な課題を問題提起し、それを基に会場一体で討論します。
◎課題の例
(これらは実際に地域等から上がっている声です。なお、会場で討論する課題は当日発表いたします。)
・ハザードマップはどうしてpdfなの?二次利用できない!
・ハザード情報を開示すると財産価値が下がるの?
・地図が古い!もっと新しい地図を提供してほしい!
・地図の間違いや更新は地図プロバイダ間で共有してほしい!
・「精度が悪いので出さない」情報も役に立つのに…!
・オルソ化空中写真はもう自由に使えないの?
・参加型/ボトムアップの情報は使い物にならないの?
・行政が整備した要援護者情報をなぜ自治会は使えないの?
・アマチュア無線で災害対応支援はNG?
・データを使うのはいいが公開は別料金ってなぜ?
・WMS/WFS/WCS?KML?SVG?二次利用にはどれがいいの?
・情報に含まれる不確実性をどう考えればいい?…等々
●コーディネーター(問題提起と討論のコーディネートをします)
長坂 俊成 独立行政法人 防災科学技術研究所 リスク研究グループ長
●コメンテーター(会場で出された意見にコメントをします)
鎌田 高造 国土地理院 地理空間情報部 業務課長
入江 佳久 横浜市 都市経営局政策部政策課 GIS担当係長
中川 守 株式会社NTTネオメイト 取締役
桑原 眞二 NPO法人ながおか生活情報交流ねっと 理事長
●司会(討論会の全体進行をつとめます)
臼田 裕一郎 独立行政法人 防災科学技術研究所 主任研究員
※課題や意見については、Webサイトでも事前に募集いたします。
お気軽に情報をお寄せください。
→ http://www.bosai-drip.jp/etc/g2u.htm
※当日の会場での討論の様子はUstreamで配信し、Twitterによる討論へのリモート参加を試験実施する予定です。詳細は上記URLにて事前に公開いたします。
■「G空間EXPO」について
G空間社会(地理空間情報高度利用社会)の実現に向けて、地図の流通、ナビゲーションなど新産業の創造に寄与する講演会やシンポジウム、新商品・新サービスの展示会及び産学官の関係者の情報交換会等を産・学・官の連携のもと初めて開催するイベントです。
名称 : 「G空間EXPO」“いつ・どこ情報”で暮らしが変わる、未来を創る
日時 : 2010年9月19日(日)、20日(月・祝)、21日(火)
場所 : パシフィコ横浜(横浜市西区みなとみらい1-1-1)
入場料 : 無料
主催 : G空間EXPO実行委員会※1
後援 : 神奈川県、横浜市、横浜市教育委員会
公式サイト: http://www.g-expo.jp/index.html
※1 地理空間情報産学官連携協議会の下に産学官の約50団体・機関により構成されています。当研究所も主催者側の一員となっています。
■組織概要
名称 : 独立行政法人 防災科学技術研究所
住所 : 茨城県つくば市天王台3-1
設立 : 1963年4月
代表者: 理事長 岡田 義光
URL : http://www.bosai.go.jp/
参加型討論会: http://www.bosai-drip.jp/etc/g2u.htm
(※上記サイトにて討論課題を募集中)
【開催趣旨】
地域防災を進める上で、ハザードマップはもちろん、基盤地図、空中写真、標高データ、土地条件図、土地利用図など、地理空間情報はいまや欠かせない情報となってきています。今年5月にはIT戦略本部より「新たな情報通信技術戦略」が発表され、その中で「防災情報についても原則として2次利用可能な形でインターネット上で容易に入手し活用できるようにする」ということが明記されています。また、6月には内閣官房および国土交通省より「地理空間情報の二次利用促進に関するガイドライン」が公表されました。
これらの情報を利用する環境としても、Google Earthをはじめとした無料のソフトウェア、WebGIS、TwitterやUstream等のソーシャルメディア、そして地理空間情報の利用に焦点を当てたジオメディアなど、新しい情報メディアも次々と生まれてきています。さらに、オープンソースソフトウェアも多く提供され、ユーザー側が新しい情報メディアを構築できる時代でもあります。
このような時代の流れの中で、防災や減災の分野では、情報の二次利用による新たなソリューションの可能性が生まれつつあります。しかし、同時に、それを阻害してしまう様々な課題も顕在化しています。
そこで、本討論会では、まず、主催者側より、地域防災における具体的事例を基に二次利用の理想の姿を示し、さらに、問題提起として実際に起きている様々な課題をいくつか明示します。そして、理想の実現と提起された課題の解消に対して、あえてプレゼンターを決めず、会場一体となって参加型の討論を行います。地域防災における地理空間情報の二次利用について、多角的な視点から自由かつ活発に意見を出し合い、最終的に「防災分野からG空間に向けた提言」としてまとめ、発信していくことを目的とします。
G空間EXPOの最終日の最終時間帯において、誰もが考えなければならないテーマである「地域防災」を対象に、地理空間情報の二次利用について、思いの丈を存分に発信・議論できる場として、ぜひ積極的なご参加を期待いたします。
【開催概要】
名称 : 新しい情報メディアの展開と地理空間情報の二次利用を考える
〜防災分野からG空間に向けて〜
開催時期: 2010年9月21日(火) 13:00-16:00
開催場所: パシフィコ横浜 会議センター304
参加対象: 地理空間情報の2次利用に関心や意見のある方
情報を活用した地域防災に関心や意見のある方
新しい情報メディアの活用に関心や意見のある方など
入場料 : 無料
主催 : 独立行政法人防災科学技術研究所
協力 : eコミウェアフォーラム( http://ecom-ware.open-community.jp/ )
URL : http://www.bosai-drip.jp/etc/g2u.htm
【プログラム】
・13:00-13:30<地域防災における情報の活用・二次利用の事例紹介>
eコミウェアを使用した地域防災事例を紹介し、二次利用をベースに生まれつつある新しいソリューションの可能性を示します。
・13:30-16:00「参加型討論会『二次利用を阻害しているのは何だ?』」
まず、コーディネーターより具体的な課題を問題提起し、それを基に会場一体で討論します。
◎課題の例
(これらは実際に地域等から上がっている声です。なお、会場で討論する課題は当日発表いたします。)
・ハザードマップはどうしてpdfなの?二次利用できない!
・ハザード情報を開示すると財産価値が下がるの?
・地図が古い!もっと新しい地図を提供してほしい!
・地図の間違いや更新は地図プロバイダ間で共有してほしい!
・「精度が悪いので出さない」情報も役に立つのに…!
・オルソ化空中写真はもう自由に使えないの?
・参加型/ボトムアップの情報は使い物にならないの?
・行政が整備した要援護者情報をなぜ自治会は使えないの?
・アマチュア無線で災害対応支援はNG?
・データを使うのはいいが公開は別料金ってなぜ?
・WMS/WFS/WCS?KML?SVG?二次利用にはどれがいいの?
・情報に含まれる不確実性をどう考えればいい?…等々
●コーディネーター(問題提起と討論のコーディネートをします)
長坂 俊成 独立行政法人 防災科学技術研究所 リスク研究グループ長
●コメンテーター(会場で出された意見にコメントをします)
鎌田 高造 国土地理院 地理空間情報部 業務課長
入江 佳久 横浜市 都市経営局政策部政策課 GIS担当係長
中川 守 株式会社NTTネオメイト 取締役
桑原 眞二 NPO法人ながおか生活情報交流ねっと 理事長
●司会(討論会の全体進行をつとめます)
臼田 裕一郎 独立行政法人 防災科学技術研究所 主任研究員
※課題や意見については、Webサイトでも事前に募集いたします。
お気軽に情報をお寄せください。
→ http://www.bosai-drip.jp/etc/g2u.htm
※当日の会場での討論の様子はUstreamで配信し、Twitterによる討論へのリモート参加を試験実施する予定です。詳細は上記URLにて事前に公開いたします。
■「G空間EXPO」について
G空間社会(地理空間情報高度利用社会)の実現に向けて、地図の流通、ナビゲーションなど新産業の創造に寄与する講演会やシンポジウム、新商品・新サービスの展示会及び産学官の関係者の情報交換会等を産・学・官の連携のもと初めて開催するイベントです。
名称 : 「G空間EXPO」“いつ・どこ情報”で暮らしが変わる、未来を創る
日時 : 2010年9月19日(日)、20日(月・祝)、21日(火)
場所 : パシフィコ横浜(横浜市西区みなとみらい1-1-1)
入場料 : 無料
主催 : G空間EXPO実行委員会※1
後援 : 神奈川県、横浜市、横浜市教育委員会
公式サイト: http://www.g-expo.jp/index.html
※1 地理空間情報産学官連携協議会の下に産学官の約50団体・機関により構成されています。当研究所も主催者側の一員となっています。
■組織概要
名称 : 独立行政法人 防災科学技術研究所
住所 : 茨城県つくば市天王台3-1
設立 : 1963年4月
代表者: 理事長 岡田 義光
URL : http://www.bosai.go.jp/