一人の若き女性ジャーナリストの執念の取材がカルト教団を逮捕、極刑へと追い詰めた。「江川紹子VSオウム真理教」全記録を電子書籍で復刻!
[18/12/21]
提供元:@Press
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文藝春秋電子書籍編集部は、江川紹子さんの著書『救世主の野望 オウム真理教を追って』『オウム事件はなぜ起きたか 魂の虜囚 上・下』を電子書籍として配信いたします。2018年12月21日(金)より、各電子書店にて順次配信開始です。
10月に復刊した『「オウム真理教」追跡2200日』『「オウム真理教」裁判傍聴記1・2』『全真相 坂本弁護士一家拉致・殺害事件』に続く第2弾。これで江川紹子さんのオウム関連本すべてが、電子書籍化されることになります。
2018年は、麻原彰晃こと松本智津夫をはじめオウム真理教元幹部13名の死刑執行が行われた年として、人々に記憶されることでしょう。坂本弁護士一家殺人、松本サリン、地下鉄サリンなど平成を揺るがした一連の大事件を引き起こしたカルト教団に対し、警察やマスコミが動き出す何年も前から、一貫して追及してきたのが江川紹子さんでした。冷静な筆遣いで浮き彫りにされた、重たい真実と冷めた憤り。その闘いの全記録を、新稿「反面教師としてのオウム」を加え、電子書籍として完全復刻します。
『救世主の野望』は、坂本一家救出のためにオウムという不可解な宗教団体の実態を追跡取材した、渾身のノンフィクション。地下鉄サリン事件が起きる4年前も前に、オウムの狂気に警鐘を鳴らした記念碑的作品です。
『オウム事件はなぜ起きたか』は、10年以上も続くオウム裁判を追い続け、法廷での証言から元幹部らの人間像に迫った裁判傍聴記。普通の高校生や大学生だった彼らがなぜ麻原に傾倒していったのか? その答えがここにはあります。
どちらもオウムを語るには欠かせない決定的作品であり、現代社会に蔓延する「カルト」を理解するうえでの必読書でもあります。
■書誌情報■
書名:救世主の野望 オウム真理教を追って
詳細URL:https://books.bunshun.jp/ud/book/num/1692059800000000000H
書名:オウム事件はなぜ起きたか 魂の虜囚 (上)
詳細URL:https://books.bunshun.jp/ud/book/num/1692059600000000000B
書名:オウム事件はなぜ起きたか 魂の虜囚 下
詳細URL:https://books.bunshun.jp/ud/book/num/1692059700000000000E
著者:江川紹子
販売価格:800円(3冊共・税込)
配信日:12月21日
■著者コメント■
「オウム事件については、様々な報道があり、ノンフィクション作品が書かれた。裁判の公式な記録とは別に、その時代を生きたジャーナリストや作家が、何を見て、何を考えたのかも、この問題を知るための大事な資料だと思う。拙著も、そうした資料の一部として電子書籍として残ることになった。未だ全貌が明らかになっていない時期の記述には、不十分なところもある。しかし、当時、社会の側から何が見えていたのか、それをそのまま知っていただくことも意味のあることだと思う。こうした資料が生かされ、カルトに巻き込まれ、自分の人生を台無しにし、他者の人生を破壊するような悲劇が、少しでも防がれるよう願ってやまない」
(シリーズ復刻にあたっての新稿「反面教師としてのオウム」より抜粋)
■著者プロフィール■
江川 紹子(えがわ・しょうこ)
1958(昭和33)年、東京生まれ。早稲田大学政経学部を卒業し神奈川新聞に入社。社会部記者として勤務したのち87年に独立。フリーランスジャーナリストとして新宗教、冤罪事件など困難なテーマに取り組んでいる。95年、オウム追跡の一連の報道で菊池寛賞を受賞。
10月に復刊した『「オウム真理教」追跡2200日』『「オウム真理教」裁判傍聴記1・2』『全真相 坂本弁護士一家拉致・殺害事件』に続く第2弾。これで江川紹子さんのオウム関連本すべてが、電子書籍化されることになります。
2018年は、麻原彰晃こと松本智津夫をはじめオウム真理教元幹部13名の死刑執行が行われた年として、人々に記憶されることでしょう。坂本弁護士一家殺人、松本サリン、地下鉄サリンなど平成を揺るがした一連の大事件を引き起こしたカルト教団に対し、警察やマスコミが動き出す何年も前から、一貫して追及してきたのが江川紹子さんでした。冷静な筆遣いで浮き彫りにされた、重たい真実と冷めた憤り。その闘いの全記録を、新稿「反面教師としてのオウム」を加え、電子書籍として完全復刻します。
『救世主の野望』は、坂本一家救出のためにオウムという不可解な宗教団体の実態を追跡取材した、渾身のノンフィクション。地下鉄サリン事件が起きる4年前も前に、オウムの狂気に警鐘を鳴らした記念碑的作品です。
『オウム事件はなぜ起きたか』は、10年以上も続くオウム裁判を追い続け、法廷での証言から元幹部らの人間像に迫った裁判傍聴記。普通の高校生や大学生だった彼らがなぜ麻原に傾倒していったのか? その答えがここにはあります。
どちらもオウムを語るには欠かせない決定的作品であり、現代社会に蔓延する「カルト」を理解するうえでの必読書でもあります。
■書誌情報■
書名:救世主の野望 オウム真理教を追って
詳細URL:https://books.bunshun.jp/ud/book/num/1692059800000000000H
書名:オウム事件はなぜ起きたか 魂の虜囚 (上)
詳細URL:https://books.bunshun.jp/ud/book/num/1692059600000000000B
書名:オウム事件はなぜ起きたか 魂の虜囚 下
詳細URL:https://books.bunshun.jp/ud/book/num/1692059700000000000E
著者:江川紹子
販売価格:800円(3冊共・税込)
配信日:12月21日
■著者コメント■
「オウム事件については、様々な報道があり、ノンフィクション作品が書かれた。裁判の公式な記録とは別に、その時代を生きたジャーナリストや作家が、何を見て、何を考えたのかも、この問題を知るための大事な資料だと思う。拙著も、そうした資料の一部として電子書籍として残ることになった。未だ全貌が明らかになっていない時期の記述には、不十分なところもある。しかし、当時、社会の側から何が見えていたのか、それをそのまま知っていただくことも意味のあることだと思う。こうした資料が生かされ、カルトに巻き込まれ、自分の人生を台無しにし、他者の人生を破壊するような悲劇が、少しでも防がれるよう願ってやまない」
(シリーズ復刻にあたっての新稿「反面教師としてのオウム」より抜粋)
■著者プロフィール■
江川 紹子(えがわ・しょうこ)
1958(昭和33)年、東京生まれ。早稲田大学政経学部を卒業し神奈川新聞に入社。社会部記者として勤務したのち87年に独立。フリーランスジャーナリストとして新宗教、冤罪事件など困難なテーマに取り組んでいる。95年、オウム追跡の一連の報道で菊池寛賞を受賞。