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静岡県・伊東温泉「星野リゾート 界 伊東」が2018年12月21日リニューアルオープンしました

静岡県・伊東温泉に位置する「星野リゾート 界伊東」は、大浴場やロビー、全客室を改装し 2018年12月21日にリニューアルオープンします。コンセプトは「温泉づくし花暦の宿」。館内の様々な場所で豊富な湯量を誇るかけ流しの温泉を楽しみ、1泊2日で伊豆の四季を体感できる宿を目指します。全30室の客室は、地域の伝統工芸や文化を取り入れたご当地部屋「伊豆花暦の間」として生まれ変わり、室内で四季を感じられる「花暦スクリーン」や「木漏れ日行灯」などを設えました。また、星野リゾートで初めて三世代家族にお勧めである8名定員の客室「特別和室」が誕生します。三世代家族が同じ部屋で寛(くつろ)げるよう、2つのベッドルームと広いリビングルームを配しています。
リビングルームには、子供達の成長を願った伊豆地方の伝統工芸「つるし飾り」や、そのデザインを使用した巨大クッションを用意しました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/174078/img_174078_1.jpg

■ 「花暦」とは
「花暦」とは月ごとに咲く代表的な花を記したもので、古く中国で使われていました。この「花暦」は、江戸時代に中国から渡来し、俳句の歳時記に取り入れられ、月ごとにうつり変わる花、草、木など季節と自然との関わりを楽しむものとして日本の風土に合わせて作り変えられました。植物の開花時期は地域により異なるため、各地域に花暦があると言われています。界 伊東が位置する伊豆地方は、温暖な気候が特徴で年間を通して多くの植物を楽しむことができます。多種多様な植物や、春夏秋冬のうつり変わりを館内で楽しめるような設えを、随所に施しています。
<伊豆の花暦>
春・・河津桜・菜の花・椿・つつじ
夏・・あじさい・みかんの花・花菖蒲
秋・・すすき・いそぎく・コスモス
冬・・寒椿・水仙・梅・熱海桜・すいせん など

■ 三世代家族がともにゆったりと寛げる「特別和室」
星野リゾートで初めて家族、特に三世代家族の宿泊にお勧めの8名定員の客室が誕生しました。客室中央には家族全員でゆったりと寛げるリビングルームと、2つのベッドルームを備えています。リビングルームには、伊東の伝統工芸「つるし飾り」と、つるし飾りをモチーフにした巨大なクッションを配し、子供達が遊べる空間を作りました。また、四季を表現した「花暦スクリーン」や「木漏れ日行灯」を施し、室内でも花暦を感じられます。子供のお食い初めや入学祝い、祖父母のお祝い(還暦・古稀など)など、三世代家族の旅行にお勧めの客室です。

■ こだわりポイント1〜広いリビングと2つのベッドルームで8名ともに寛げる客室〜
一般的に和室は4〜5名定員と言われており、人数が多い三世代家族で旅行をする時は、同じ客室ではなく複数の部屋に別れて宿泊をすることが多いです。しかし、特別和室はゆったりとした広いリビングと、4名ずつのベッドルームが2つある8名定員の客室のため、人数が多い三世代家族でも同じ部屋で寛ぐことができます。子供達が遊んでいる姿を両親だけでなく祖父母も見守ることができ、幼い子供や両親は一緒のベッドルームに、静かに休みたい祖父母や少し成長した子供達はもう一部屋のベッドルームに、など普段一緒に過ごせない家族との時間を過ごせる客室です。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/174078/img_174078_2.jpg
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/174078/img_174078_3.jpg

■ こだわりポイント2〜伝統工芸で作られた、子供達が遊べる空間〜
リビングルームには、伊東の伝統工芸「つるし飾り」と、つるし飾りをモチーフにした巨大なクッションを配し、子供達が遊べる空間を作りました。
「つるし飾り」の細工物一つ一つには、子供達の長寿や健康などを願う意味が込められており、縁起の良い数として割り切れない奇数の細工をつるします。桃の節句、端午の節句にまつわる飾りとして、邪気を払うといわれている「桃」や、神様のつかいと言われる「うさぎ」などの伝統的な飾りに加え、界伊東オリジナルで「椿」「桜」などの植物や、季節を象徴する「うぐいす」などのつるし飾りで花暦を感じられるよう、特別和室に設えます。
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/174078/img_174078_4.jpg

■ 雛のつるし飾り制作体験工房:ニコニコ会
伊豆・稲取地方の「つるし飾り」は、子どもの成長を願って手作りの人形を飾る古くからの風習です。界伊東からほど近い伊豆・稲取地方では、「雛のつるし飾り」が古くからの風習とされており、福岡県柳川の「さげもん」と、山形県酒田の「傘福」とともに「日本三大つるし飾り」のひとつとして知られています。私達は、そんな伊豆の文化を残したい、という想いで創作・普及活動を行っています。親から子へ、子から孫へと引き継がれるつるし飾りを、私達はこれからも子供達へ引き継いでいきたいと思っています。
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/174078/img_174078_5.jpg

■ こだわりポイント3〜お子様の温泉デビューにぴったり〜
界 伊東では、自家源泉を含む4つの源泉から湧き出る豊富なかけ流しの温泉を、客室内の内風呂でも楽しむことができます。乳児の温泉デビューや、小さなお子様でも温泉を楽しめるよう、お子様専用の桶やお湯をすくう手桶、おもちゃなどを準備しています。

■ 客室:全客室がご当地部屋「伊豆花暦の間」へリニューアル
全客室が、伊豆の四季を草花で表現しデザインしたご当地部屋「伊豆花暦の間」として生まれ変わります。まず客室入口では、二十四節気の中でその季節のはじまりを表現した「木漏れ日行灯」がお出迎えします。室内では、その季節を象徴する花を、床の間に飾られた生花や、室内から見える中庭の景色で体感。また、年間を通して生息する草花や木の枝から染め上げた糸を使い、四季を草花などで表現した「花暦スクリーン」を用意しました。室内で伊豆の四季を感じられる客室です。
*ご当地部屋とは:その土地の文化を存分に体験できる界ブランド共通の客室のこと
画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/174078/img_174078_6.jpg
画像7: https://www.atpress.ne.jp/releases/174078/img_174078_7.jpg
■木漏れ日行灯
客室に入ると、その季節のはじまりを表現した、草花をモチーフにしたデザインの行灯が、あたたかい光を放ちます。このモチーフは、伊豆修善寺在住の切り絵作家、水口千令(みずぐち ちはる)氏が手がけたもので、冬:寒椿・すいせん/春:桜など身近にある草木を切り絵のデザインとして描かれたものです。季節毎にその季節に合ったモチーフに変わります。
画像8: https://www.atpress.ne.jp/releases/174078/img_174078_8.jpg
切り絵作家:水口 千令(みずぐち ちはる)氏
1983年生まれ。静岡県伊豆市修善寺出生、在住。目の前の人を喜ばせたい、という気持ちから、紙の切り絵を独学で初めて13年。シャープな印象を残すカッターではなく、ハサミを使用し、柔らかい風合いの作品を制作しています。作品をみてあたたかい気持ちになっていただけたら嬉しいです。
画像9: https://www.atpress.ne.jp/releases/174078/img_174078_9.jpg

■ 花暦スクリーン
客室内で「花暦」を感じられる作品として、伊豆在住の染織家・石丸みどり氏作の「花暦スクリーン」を用意します。伊豆に生息する椿や河津桜、藍などの葉、枝など約20種類もの植物で染め上げた糸を使用し、機織り機で一本一本丁寧に作られたスクリーンです。1枚のスクリーンで季節のうつり変わりを表現しました。
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染色家:石丸 みどり氏
1962年生まれ。1994年、中伊豆に工房を構える。私の布は、一本の糸を紡ぐことから始まります。一日にわずかしか紡ぐことがきない糸を、伊豆の植物の葉、枝などを使い、かまどでゆっくり染めていきます。同じ植物でも、季節、その日の天気などによって、微妙な色の違いを生み出します。染め上がった糸を機織り機にかけ、一本一本丁寧に織り込んでいきます。
画像11: https://www.atpress.ne.jp/releases/174078/img_174078_11.jpg

■ 温泉:全館で楽しむ全国有数の湯量を誇る温泉
温泉湧出量が毎分34,000リットルと全国有数の湯量を誇る伊東温泉。界 伊東ではその源泉を4本有しており、毎分600リットルと豊富に湧き出る温泉を、大浴場、客室、源泉プール、足湯など、館内のいたる場所で楽しむことができます。リニューアル後の大浴場では、湯殿中央の湯口から温泉が溢れ出る内風呂や、大きな岩から湯の滝が流れ込む露天風呂など、目でも湯量の豊富さを感じられます。湯上がり処や足湯もより寛げる空間へとリニューアルしました。
また、客室内の内風呂はもちろん、敷地内にあるプールは源泉を使用しており、季節問わず利用できます。
画像12: https://www.atpress.ne.jp/releases/174078/img_174078_12.jpg
大浴場 内風呂
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大浴場 露天風呂
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源泉プール
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足湯

■ ご当地楽:椿油づくり体験
界 伊東では、地域の伝統的な文化に触れる「ご当地楽」で、椿油づくりを体験できます。
温暖な気候で椿の生育に適した伊東エリアは、春になると沢山の椿の花を愛でることができます。その椿の種から絞った椿油は、江戸時代より食用や薬用、髪や肌のお手入れ用として親しまれていました。
椿油は、伊豆地方からほど近い伊豆大島で生産が盛んに行われています。界 伊東では、この伝統的な椿油づくりを体験し、地元のガラス作家が作った、椿をイメージしたガラス瓶に入れて持ち帰れます。
画像16: https://www.atpress.ne.jp/releases/174078/img_174078_16.jpg

■ 料理:旬の素材で彩る冬の特別会席料理「山海鍋」
界伊東は相模湾と天城連山の中間に位置していることから、冬の特別会席料理の台の物に、山海の素材を楽しめる「山海鍋」を提供します。伊豆の恵みである金目鯛や季節野菜、牛肉などを素材に合ったスープで楽しめるように作られた、オリジナルの鍋で提供します。
1つは、伊勢海老やマグロ節で出汁を取った、魚貝の風味を楽しめるスープで、金目鯛や季節野菜にお勧めです。もう1つは、昆布のみで作られた出汁で、牛肉をさっぱりと味わえます。それぞれの素材の旨みを十分に感じることができる一品です。
また、山海鍋の鍋には椿が描かれているほか、食事の最後に椿をかたどったご当地甘味を用意しており、料理からも花暦を感じられます。
*季節により、内容が異なります
画像17: https://www.atpress.ne.jp/releases/174078/img_174078_17.jpg

星野リゾート 界伊東(静岡県・伊東温泉)
豊富な湯量と泉質を誇る伊東温泉に位置し、湯殿やプール、足湯など存分に温泉を楽しめる宿です。伊勢海老、鮑など伊豆の豊かな海の幸を味わう会席料理や四季折々の花を愛でることができる日本庭園が特徴的です。2018年12月に、大浴場や全客室をご当地部屋にリニューアル。
・住所:静岡県伊東市岡広町2-21
・電話:0570-073-011(界予約センター)
・URL:https://kai-ryokan.jp/ito/
・客室数:30室
・料金:1泊2食付 24,150円〜(2名1室あたりの1名料金、税サ込)
画像18: https://www.atpress.ne.jp/releases/174078/img_174078_18.jpg
画像19: https://www.atpress.ne.jp/releases/174078/img_174078_19.jpg
画像20: https://www.atpress.ne.jp/releases/174078/img_174078_20.jpg
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