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商店街をまるごとコンテンツ化したソーシャルメディア・ホテル「商店街ホテル 講 大津百町」琵琶湖畔・海津に天明四年(1784年)創業の鮒寿司の老舗「魚治」の料亭「湖里庵」を2019年1月より期間限定でホテルにオープン

全国の宿をメディア化する自遊人(所在地:新潟県南魚沼市大月1012-1 代表取締役:岩佐 十良)が運営する、「街に泊まって、食べて、飲んで、買って」をコンセプトに掲げる新しいメディア型ホテル「商店街ホテル 講 大津百町」(所在地:滋賀県大津市中央1-2-6 事業主・施設オーナー:株式会社 木の家専門店 谷口工務店 / 以下、講)は、琵琶湖畔・海津の料亭「湖里庵」(以下、湖里庵)をオープンいたします。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/174165/LL_img_174165_1.png
湖里庵 料理イメージ

七代目当主:左嵜 謙祐氏を招き、講の朝食提供レストランスペースを使って料理を供する湖里庵は、2019年1月より営業を開始。滋賀の食文化を伝えることを目指して、鮒寿司をはじめとする琵琶湖の湖魚を使ったコース仕立ての料理(お一人様 13,000円/税別・サービス料込)を提供します。1月の営業は、1月18日(金)と25日(金)。2月以降、湖里庵再建までの期間は、月2回いずれかの金曜日に営業予定です。また、金曜日の定期営業の他にも、6名様以上のご利用に応じてご予約を承ります(火曜日以外)。湖里庵は、講の宿泊ゲスト以外のお客様にもご利用いただけます。

琵琶湖畔・海津に、天明四年(1784年)に創業した鮒寿司の老舗「魚治」の料亭「湖里庵」は、2018年9月4日、台風21号によって全壊するという被害に見舞われました。当代・七代目当主である左嵜氏は、再興を目指して迅速に活動するものの、営業再開の目途は早くても一年後という状況――。その状況を知った、食文化ジャーナリストで写真家の森枝 卓士氏が、旧知の自遊人編集長:岩佐 十良に「自遊人が運営している大津のホテルで湖里庵をオープンしたらどうか?」と、相談を持ち掛けました。
大津で宿泊施設を運営するにあたり、琵琶湖が育む滋賀の食文化が中心的なコンテンツになってくるに違いないと常々思い、また湖里庵の状況を聞き、滋賀の食文化を守っていくべき店の再建に少しでも力になりたい、と考えた岩佐と、「地方」の食文化を中心に据え「地方」から発信を続ける「自遊人」・「里山十帖」に以前から注目していたという左嵜氏の見解は見事に合致。「商店街ホテル 講 大津百町」という場を使って、滋賀の食文化を発信することを共に目指し、琵琶湖畔での再建までの期間限定で講に湖里庵をオープンすることとなりました。

「商店街ホテル 講 大津百町」では、ご宿泊のお客様はもちろんご宿泊以外のお客様にも、「講」に来館いただき、大津の商店街や街のまだまだ知られていない名所や名店を体験していただける機会となるイベントを今後も提案してまいります。


■商店街ホテル 講 大津百町『湖里庵』概要
商店街ホテル 講 大津百町に、琵琶湖畔・海津に天明四年(1784年)創業の鮒寿司の老舗「魚治」の料亭「湖里庵」が期間限定でオープン。七代目当主:左嵜 謙祐氏を招き、滋賀の食文化を伝えるべく、鮒寿司をはじめとする琵琶湖の湖魚を使ったコース仕立ての料理を提供いたします

営業期間 :【1月営業日】
2019年1月18日(金)と25日(金)
【2月以降】
湖里庵再建までの期間は、月2回いずれかの金曜日に営業予定
※金曜日の定期営業の他、6名様以上のご利用に応じて
ご予約を承ります(火曜日以外)
※ホテル宿泊ゲスト以外のお客様にもご利用いただけます
営業場所 :商店街ホテル 講 大津百町
フロント棟 「近江屋」 ダイニングエリア
〒520-0043 滋賀県大津市中央1-2-6
席数 :カウンター 6席/個室内 テーブル 2〜3席
スケジュール:18:00 一斉スタート(入れ替え無し)
料金 :お一人様 13,000円(税別・サービス料込)
メニュー内容:滋賀の食文化を伝える、鮒寿司をはじめとする琵琶湖の
湖魚を使ったコース

ご予約・「講」 077-516-7475(10:00〜21:00)
お問い合わせ: http://hotel-koo.com/


■魚治「湖里庵」について
天明四年(1784年)に、「魚屋 治右衛門」として海津で創業した「魚治」が、六代目治右衛門の「この地に育つたくさんの湖の幸や山の幸を一番美味しく食していただけるのは海津の、風も空気も季節のいろまで一緒に、そしてゆっくりと味わっていただくことなのでは」という想いから、平成2年(1990年)に一日一組限定の料亭旅館と販売店に生まれ変わり、「湖里庵」は誕生しました。その名は、海津の地そのままを愛し、魚治の味を愛した作家、「狐狸庵先生」こと遠藤 周作氏が命名。また、「湖里庵へ来たら食べられるもの、湖里庵に来なければ食べられないものを名物料理として考えなさい」という氏の助言をもとに、湖里庵の「鮒寿し懐石」がうまれました。
2018年9月4日に発生した台風21号に多大な被害を受け、「湖里庵」が全壊。鮒寿しの蔵と本店は被害を逃れ営業を続けており、また、2019年1月より「湖里庵」再建までの期間限定で「商店街ホテル 講 大津百町」にて「湖里庵」を営業いたします。


■店主プロフィール:左嵜 謙祐(ささき けんすけ)
1976年滋賀県生まれ。大学を卒業後、京都 吉兆 嵐山本店で修行した後、家業を継ぐために帰郷。2004年に七代目当主となり、現在に至る。


■「商店街ホテル 講 大津百町」とは
「街に泊まって、食べて、飲んで、買って」をコンセプトに掲げる、商店街で空き家となった町家を利用したメディア型ホテル。
「メディア型ホテル」と言うように企画と運営は、雑誌「自遊人」を発行し、新潟県南魚沼市で体感型宿泊施設「里山十帖」を経営する株式会社自遊人が担当。ホテル内での滞在で大津を体感していただくだけでなく、フロントにはコンシェルジュが常駐し、おすすめの飲食店はもちろん、朝食に最適なパン屋、モーニングのある喫茶店、昔ながらの提灯屋や簾屋など、街の見どころをご案内いたします。町家という特殊な空間に滞在しながらもホテル同等のサービスを提供。街を楽しんでもらい、消費を促すことによって街を蘇らせることを目的にしている点が従来のホテルとは大きく異なります。
また、各地の宿泊税や入湯税と同じように宿泊者一人から150円を宿泊料金に内包し、その総額を商店街に寄付して活性化に役立てる仕組み=「ステイファンディング」を展開。この「宿泊することで街が活性化し蘇る仕組み」は日本初の試みとなります。
『2018年グッドデザイン賞』を受賞。「街の活性化として宿泊体験型を採用する。歴史のある商店街は、溯ってみると街に現存する商店にも、その面影がある。再生すべき状況はこの町にとって必要な要素を見つけることになるのだが、歴史の掘り起こしでは無く、減少に向かう方向に持続する仕組みの組み合わせによって繋がる。空き家として既に活用を待ち望んだであろう町屋を繋ぎ、最適なスケールでホテルとしてのオペレーションを落とし込んでいる。かつてそれぞれの良好な関係で街が賑わっていたように、もう一度繋ぎ合わせる様に、このプロジェクトは接点となっている。」との評価を受けました。
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