立体視(3D)コンテンツ評価および次世代2D/3D変換サービスの提供開始
[10/11/11]
提供元:@Press
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株式会社 クオリティ エクスペリエンス デザイン(Quality eXperience Design、略称:QXD)は、人間工学的なアプローチを応用した3Dコンテンツの評価サービスと、奥行き情報(デプス)を定量的にマネジメントする新方式の2D/3D変換サービスを、11月11日より提供開始いたします。
1.背景
現在、3Dビジネスにおいて、最も重要な課題の一つに、コンテンツの品質管理(クオリティコントロール)をあげることができます。3Dコンテンツのユーザが増加することに伴い、安全性に関わるリスクの軽減と、新たな市場を定着させるための快適性に関わるノウハウの蓄積が急務といえます。
3Dコンテンツの安全性と快適性に関わるクオリティコントロールでは、ユーザの視点による評価と、デプスのマネジメントが必要となります。そこでQXDでは、3Dコンテンツに関わる人間工学的な知見や技術を活かして、3Dビジネスの展開を支える、対をなす二つのサービスを提供いたします。
2.サービス概要
(1) 3Dコンテンツ評価サービス
QXDの3Dコンテンツの評価サービスでは、「観察前後の自覚症状の調査」と、「デプスマップの時系列解析」という、2種類の評価を提供します。観察前後の自覚症状の調査では、独自のアンケートを用いた調査を行います。この調査には、以下の内容が含まれます。
・3Dと2D間での各種自覚症状の比較
・観察前後での自覚症状の変化と休息後の回復状況
・眼精疲労や映像酔いなど、背景要因の分析
・3Dコンテンツの奥行き感や印象 他
デプスマップの時系列解析では、画像処理を用いて3Dコンテンツに含まれる視差角の分布を解析します。この解析には、以下の内容が含まれます。
・時系列的な視差角の変化の確認
・既存の知見やガイドラインとの照合
・カット間での急激な視差角の変化の確認
・(必要に応じて)3Dコンテンツの補正量の算出 他
なお、この解析では早稲田大学より特許化された技術シーズ(立体映像評価装置および立体映像チューナ、特許第4469159号)を移転・活用します。
(2) 次世代2D/3D変換サービス
2D/3D変換は、深刻化する3Dコンテンツ不足への対応策として期待されてきましたが、現在、岐路に立っています。具体的には、「デプスは適正か?」というクオリティへの疑問と、「コストは適正か?」という用途やバジェットに応じた価格設定への疑問が、2D/3D変換に対して向けられています。
QXDは、この度、ユーザにとって安全・快適で、クリエータの意図を反映した、3Dコンテンツ制作を支援するシステム「QXD Depth Manager」を開発しました。
このシステムを用いて定量的なデプスのマネジメントと同時に、作品中のメリハリに応じた柔軟なコスト管理も実現し得る、新たなパラダイムによる2D/3D変換サービスを提供いたします。「QXD Depth Manager」により、変換過程での3Dコンテンツのデプスを解析することで、以下の内容を定量的かつ視覚的に把握することが可能となります。
・既存の知見やガイドラインへの準拠の確認
・作品の展開に応じたデプス変化の確認
・多様な視聴環境下でのシミュレーション 他
【QXD 会社概要】
商号 : 株式会社 クオリティ エクスペリエンス デザイン
代表者 : 太田 啓路
所在地 : 〒169-0051 東京都 新宿区 西早稲田 1-22-3
早稲田大学 インキュベーションセンター 02室
設立年月日 : 2008年11月11日
主な事業内容: 3Dコンテンツの制作、プロデュース事業
: 3Dコンテンツの企画・立案、制作・利活用に係るソリューション事業
: 3Dコンテンツ技術の応用商品(教材、玩具など)の企画・開発事業
: 3Dコンテンツ技術分野のリサーチ、コンサルティング事業 等
資本金 : 4,000万円
URL : http://www.qxd.co.jp
代表作 : 北欧初の長編3Dアニメーション映画
「Moomins and the Comet Chase(2010年8月6日よりフィンランドで公開)」の2D/3D変換 等
1.背景
現在、3Dビジネスにおいて、最も重要な課題の一つに、コンテンツの品質管理(クオリティコントロール)をあげることができます。3Dコンテンツのユーザが増加することに伴い、安全性に関わるリスクの軽減と、新たな市場を定着させるための快適性に関わるノウハウの蓄積が急務といえます。
3Dコンテンツの安全性と快適性に関わるクオリティコントロールでは、ユーザの視点による評価と、デプスのマネジメントが必要となります。そこでQXDでは、3Dコンテンツに関わる人間工学的な知見や技術を活かして、3Dビジネスの展開を支える、対をなす二つのサービスを提供いたします。
2.サービス概要
(1) 3Dコンテンツ評価サービス
QXDの3Dコンテンツの評価サービスでは、「観察前後の自覚症状の調査」と、「デプスマップの時系列解析」という、2種類の評価を提供します。観察前後の自覚症状の調査では、独自のアンケートを用いた調査を行います。この調査には、以下の内容が含まれます。
・3Dと2D間での各種自覚症状の比較
・観察前後での自覚症状の変化と休息後の回復状況
・眼精疲労や映像酔いなど、背景要因の分析
・3Dコンテンツの奥行き感や印象 他
デプスマップの時系列解析では、画像処理を用いて3Dコンテンツに含まれる視差角の分布を解析します。この解析には、以下の内容が含まれます。
・時系列的な視差角の変化の確認
・既存の知見やガイドラインとの照合
・カット間での急激な視差角の変化の確認
・(必要に応じて)3Dコンテンツの補正量の算出 他
なお、この解析では早稲田大学より特許化された技術シーズ(立体映像評価装置および立体映像チューナ、特許第4469159号)を移転・活用します。
(2) 次世代2D/3D変換サービス
2D/3D変換は、深刻化する3Dコンテンツ不足への対応策として期待されてきましたが、現在、岐路に立っています。具体的には、「デプスは適正か?」というクオリティへの疑問と、「コストは適正か?」という用途やバジェットに応じた価格設定への疑問が、2D/3D変換に対して向けられています。
QXDは、この度、ユーザにとって安全・快適で、クリエータの意図を反映した、3Dコンテンツ制作を支援するシステム「QXD Depth Manager」を開発しました。
このシステムを用いて定量的なデプスのマネジメントと同時に、作品中のメリハリに応じた柔軟なコスト管理も実現し得る、新たなパラダイムによる2D/3D変換サービスを提供いたします。「QXD Depth Manager」により、変換過程での3Dコンテンツのデプスを解析することで、以下の内容を定量的かつ視覚的に把握することが可能となります。
・既存の知見やガイドラインへの準拠の確認
・作品の展開に応じたデプス変化の確認
・多様な視聴環境下でのシミュレーション 他
【QXD 会社概要】
商号 : 株式会社 クオリティ エクスペリエンス デザイン
代表者 : 太田 啓路
所在地 : 〒169-0051 東京都 新宿区 西早稲田 1-22-3
早稲田大学 インキュベーションセンター 02室
設立年月日 : 2008年11月11日
主な事業内容: 3Dコンテンツの制作、プロデュース事業
: 3Dコンテンツの企画・立案、制作・利活用に係るソリューション事業
: 3Dコンテンツ技術の応用商品(教材、玩具など)の企画・開発事業
: 3Dコンテンツ技術分野のリサーチ、コンサルティング事業 等
資本金 : 4,000万円
URL : http://www.qxd.co.jp
代表作 : 北欧初の長編3Dアニメーション映画
「Moomins and the Comet Chase(2010年8月6日よりフィンランドで公開)」の2D/3D変換 等