東京海上HD、AI・機械学習の活用に向け専門人材育成プログラムを創設 東京大学大学院 松尾准教授監修「Data Science Hill Climb」運用開始
[19/02/25]
提供元:@Press
提供元:@Press
東京海上ホールディングス株式会社(取締役社長 グループCEO 永野 毅、以下「当社」)は、東京海上グループのデジタルトランスフォーメーションを担うデータサイエンティストの育成を目的として、当社グループ専用の育成プログラム「Data Science Hill Climb」を創設しました。
本プログラムは、東京大学大学院工学系研究科 松尾 豊 特任准教授による監修のもとに設計しており、当社におけるデータサイエンティスト適性人材の発掘・育成・評価のための体系的スキームです。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/177893/LL_img_177893_1.jpg
当社イノベーションラボの風景(デジタル戦略室)
1.背景
当社は「安心・安全」の領域において、お客様と社会のあらゆる「いざ」を支える存在であり続けるという強い目的意識をもって、最先端のデジタル技術の活用に取り組んでいます。また、デジタル技術による効率化と、より高度なスキルを有する人が、人でしかできない業務に対応する「人とデジタルの融合」を徹底的に追及していきたいと考えています。
そのような方針の下、当社はAI・機械学習を活用した保険引受の効率化や、事故を予防・軽減するサービスの開発等に取り組んでおります。これらの実現のためには、保険業務を理解し、独自の最適なアルゴリズムを適用できるデータサイエンティストが必要となりますが、そうした人材は多くないのが現状です。
このような人材を確保するため、外部人材の積極的な採用と並行して、社内人材の育成を加速するためのデータサイエンティスト育成プログラム「Data Science Hill Climb」の運用を開始することといたしました。
2.プログラムの概要
本プログラムは、国内における人工知能研究の第一人者として広く知られている東京大学の松尾 豊 特任准教授による監修の下、これまで蓄積された教育ノウハウを最大限に活用したプログラムとなっています。具体的には、確率統計や線形代数といった基礎数学から、AI・機械学習モデルの理論的背景の理解、それらのプログラミングによる実装、さらに実ビジネス活用のための実践的演習までを一貫して習得し、実力あるデータサイエンティストを育成していくプログラムで、延べ200時間以上の長期育成カリキュラムによって、データサイエンスを基礎から体系的に習得することをゴールとします。
なお、カリキュラムの運営は、データサイエンス人材教育の経験を有するNABLAS株式会社、株式会社ALBERT、スキルアップAI株式会社の3社と協力して実施します。
3.運用スケジュール
本プログラムは、2018年度中にトライアル運用を完了し、2019年度より正式な育成プログラムとして運用を開始します。さらに、2020年度以降も専門研修を中心に研修プログラムの充実を図り、デジタルトランスフォーメーションを担う人材の育成に取り組んでまいります。
4.今後の展開
今後は、将来の国内AI産業活性化のために、今回作成した「Data Science Hill Climb」を、広く社会に提供していくことも検討しています。
また、今あるデータの既存業務への活用という枠を超えて、データから新たなビジネスを生むような取り組みも検討します。加えて、データサイエンティストを保険ビジネスを支える中核的な人材として戦略的に育成し、保険の引受に止まることなく、事故の発生予防や、損害額を軽減するサービスの開発等に活かしてまいります。
(ご参考)
■NABLAS株式会社 ( https://nablas.com/ )
所在地 :東京都文京区本郷7丁目3-1
代表者 :代表取締役 中山 浩太郎
事業内容:AI人材育成事業、AIアルゴリズム開発コンサルティング
東京大学松尾研究室が開発したAI教育コンテンツを大学から正式にライセンスを受けて提供する、唯一の事業者
■株式会社ALBERT ( https://www.albert2005.co.jp/ )
所在地 :東京都新宿区北新宿2丁目21-1 新宿フロントタワー15F
代表者 :代表取締役社長兼CEO 松本 壮志
事業内容:データソリューション事業
ビッグデータ分析、分析コンサルティング、AIアルゴリズム開発とシステム導入、AIを用いた独自プロダクトの提供、データサイエンティストの育成支援
■スキルアップAI株式会社 ( https://www.skillupai.com/ )
所在地 :東京都千代田区神田三崎町3丁目3-20 スカイワードビルディング5F
代表者 :代表取締役 田原 眞一
事業内容:AI人材育成のための教育事業、AIに関わるコンサルティング、システム開発や運用
本プログラムは、東京大学大学院工学系研究科 松尾 豊 特任准教授による監修のもとに設計しており、当社におけるデータサイエンティスト適性人材の発掘・育成・評価のための体系的スキームです。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/177893/LL_img_177893_1.jpg
当社イノベーションラボの風景(デジタル戦略室)
1.背景
当社は「安心・安全」の領域において、お客様と社会のあらゆる「いざ」を支える存在であり続けるという強い目的意識をもって、最先端のデジタル技術の活用に取り組んでいます。また、デジタル技術による効率化と、より高度なスキルを有する人が、人でしかできない業務に対応する「人とデジタルの融合」を徹底的に追及していきたいと考えています。
そのような方針の下、当社はAI・機械学習を活用した保険引受の効率化や、事故を予防・軽減するサービスの開発等に取り組んでおります。これらの実現のためには、保険業務を理解し、独自の最適なアルゴリズムを適用できるデータサイエンティストが必要となりますが、そうした人材は多くないのが現状です。
このような人材を確保するため、外部人材の積極的な採用と並行して、社内人材の育成を加速するためのデータサイエンティスト育成プログラム「Data Science Hill Climb」の運用を開始することといたしました。
2.プログラムの概要
本プログラムは、国内における人工知能研究の第一人者として広く知られている東京大学の松尾 豊 特任准教授による監修の下、これまで蓄積された教育ノウハウを最大限に活用したプログラムとなっています。具体的には、確率統計や線形代数といった基礎数学から、AI・機械学習モデルの理論的背景の理解、それらのプログラミングによる実装、さらに実ビジネス活用のための実践的演習までを一貫して習得し、実力あるデータサイエンティストを育成していくプログラムで、延べ200時間以上の長期育成カリキュラムによって、データサイエンスを基礎から体系的に習得することをゴールとします。
なお、カリキュラムの運営は、データサイエンス人材教育の経験を有するNABLAS株式会社、株式会社ALBERT、スキルアップAI株式会社の3社と協力して実施します。
3.運用スケジュール
本プログラムは、2018年度中にトライアル運用を完了し、2019年度より正式な育成プログラムとして運用を開始します。さらに、2020年度以降も専門研修を中心に研修プログラムの充実を図り、デジタルトランスフォーメーションを担う人材の育成に取り組んでまいります。
4.今後の展開
今後は、将来の国内AI産業活性化のために、今回作成した「Data Science Hill Climb」を、広く社会に提供していくことも検討しています。
また、今あるデータの既存業務への活用という枠を超えて、データから新たなビジネスを生むような取り組みも検討します。加えて、データサイエンティストを保険ビジネスを支える中核的な人材として戦略的に育成し、保険の引受に止まることなく、事故の発生予防や、損害額を軽減するサービスの開発等に活かしてまいります。
(ご参考)
■NABLAS株式会社 ( https://nablas.com/ )
所在地 :東京都文京区本郷7丁目3-1
代表者 :代表取締役 中山 浩太郎
事業内容:AI人材育成事業、AIアルゴリズム開発コンサルティング
東京大学松尾研究室が開発したAI教育コンテンツを大学から正式にライセンスを受けて提供する、唯一の事業者
■株式会社ALBERT ( https://www.albert2005.co.jp/ )
所在地 :東京都新宿区北新宿2丁目21-1 新宿フロントタワー15F
代表者 :代表取締役社長兼CEO 松本 壮志
事業内容:データソリューション事業
ビッグデータ分析、分析コンサルティング、AIアルゴリズム開発とシステム導入、AIを用いた独自プロダクトの提供、データサイエンティストの育成支援
■スキルアップAI株式会社 ( https://www.skillupai.com/ )
所在地 :東京都千代田区神田三崎町3丁目3-20 スカイワードビルディング5F
代表者 :代表取締役 田原 眞一
事業内容:AI人材育成のための教育事業、AIに関わるコンサルティング、システム開発や運用