解析速度が最大約2倍、最高で約60FPSにUP!AI骨格検出システム「VisionPose(R)」バージョン1.3を公開
[19/02/27]
提供元:@Press
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株式会社ネクストシステム(本社:福岡県福岡市、代表取締役:藤田 義生)は、WEBカメラのみで人間の骨格を検出できるシステム「VisionPose(ビジョンポーズ)」でリアルタイム版利用時の解析速度を最大で2.3倍に引き上げることに成功しました。(※1)
これによりカメラの性能を最大限に引き出し、より効率的に解析できるようになりました。2019年2月27日より配布を開始するバージョン1.3に搭載します。
※1:GTX 1080 Tiを利用し、ステレオカメラで速度重視の設定にした場合。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/178236/LL_img_178236_1.jpg
VisionPoseメインイメージ
■特別なセンサは必要無し!VisionPoseとは?
VisionPoseは深度センサに依存せず、WEBカメラだけで複数人の骨格位置(30箇所)を検出し、AIの技術要素であるディープラーニング(深層学習)を使うことで高精度な姿勢推定を可能にしたシステムです。リアルタイム計測でかつ、2Dと3Dの骨格検出に対応しており、製品に同梱されるツールを利用することで動画や静止画からの姿勢推定も可能になっています。
また、従来のモーションキャプチャ技術と異なり、対象にマーカーを装着する必要がありません。
一方、ディープラーニング(深層学習)を利用した類似製品を商用利用すると、用途制限や、年間で多額の費用がかかるなどのネックが存在しましたが、当製品は用途制限無し(商用利用可能)、買い切り型の製品となっているため、幅広い用途でお気軽にご利用いただけます。
▼VisionPoseの骨格取得箇所(30箇所)
https://www.atpress.ne.jp/releases/178236/img_178236_2.jpg
■解析FPSが最大で2倍以上に。最高FPSは約60FPSまで上昇。
前バージョンでは深度センサ付カメラよりも高精度なかわりに、解析スピードがやや落ちる傾向がありました。しかしこの度、バージョン1.3に搭載されたVisionPoseでは、リアルタイムでの解析速度を最大で2倍以上引き上げることに成功し、カメラの性能を無駄なく引き出せるようになりました。また、最高FPSは59.8FPSまで上昇しています。(※2)
※2:GTX 1080 Tiを利用し、シングルカメラで速度重視の設定にした場合。
https://www.atpress.ne.jp/releases/178236/img_178236_5.jpg
■バージョン1.3のリリース詳細
バージョン1.3では骨格の解析速度向上を始め、以下の機能改善が含まれています。
<バージョン1.3リリース詳細>
・解析速度向上(最大2倍以上)
・背骨(SpineMid)の位置を調整
・骨格表示時のボーン表示の仕様を変更
・キャリブレーション作業の簡易化
例えば、背骨の位置を2次元的な位置から3次元的な位置に調整することで、より正しい背骨の位置を検出できるようになり、医療研究目的などにご利用いただきやすくなりました。
https://www.atpress.ne.jp/releases/178236/img_178236_6.jpg
また、骨格可視化のためのサンプルソース「BodyAndColor」や、静止画・動画から骨格を検出するためのツールである「VP Analyzer」については、骨格検出時の表示を人ごとに色分けされた線で可視化していましたが、見やすさ向上のため部位ごとに色分けしました。これにより、左右の認識が正しいかなど、骨格検出の様子が一目瞭然となりました。
▼VP Analyzerで骨格を検出した際のイメージ。右手が紫色、左手は赤色で表示されます。
https://www.atpress.ne.jp/releases/178236/img_178236_7.jpg
■想定される応用分野と社会性について
骨格推定を用いたディープラーニングによる画像認識は、昨今さまざまな分野における活用が期待されています。例えば下記のような利用用途を想定しています。
・フォームチェックや採点補助などスポーツの動作解析
・監視カメラを用いた不審者の検知や急病人の検知
・消費者行動解析によるインサイト調査(無人レジなど)
・Vtuberやアーケードゲームなどのエンタメ分野への応用
どれも近頃耳にすることが多くなった項目ですが、これらは骨格検出技術の発展により、急速に開発が進められている分野の一例です。このように骨格検出技術の発展は、幅広い分野で社会発展の一端を担っていると言っても過言ではありません。
VisionPoseはこれらの基幹技術の1つとして、社会に貢献していきたいと考えています。
スポーツ利用の例
https://www.atpress.ne.jp/releases/178236/img_178236_8.jpg
フィットネス利用の例
https://www.atpress.ne.jp/releases/178236/img_178236_9.jpg
リハビリの例
https://www.atpress.ne.jp/releases/178236/img_178236_10.jpg
■代表取締役 藤田よりコメントと今後の展望について
https://www.atpress.ne.jp/releases/178236/img_178236_11.jpg
VisionPoseは2017年の11月から開発を開始し、製品版の出荷まで約1年の歳月を費やした創業以来一番大きな投資を行いました。
それはVisionPoseに賭ける強い想いであり、会社の未来を賭けた開発でもありました。無事、製品版の開発が完成した現在、これをさまざまな分野へ応用していきたいと考えています。簡単に使っていただくために、Unityのサポートやスマートフォンへの搭載、シングルカメラでの3D座標検出など、さらに開発を進めています。
2020年に向けたスポーツ分野への応用や高齢化社会を迎える中での、高齢者リハビリへの応用、個人向けにはスマホで簡単にVtuberアバターを操作できるなど、具体的なサービスの提供を行っていきたいと考えています。
■VisionPose製品概要
価格 : 398,000円(税抜)
WEBサイト: https://www.next-system.com/visionpose
参考動画 : ・VisionPoseプロモーションビデオ
( https://youtu.be/c5mVNV7JJlE )
・3つの骨格検出システムでリアルタイム精度比較
( https://youtu.be/PDBBOsilyuE )
■会社概要
商号 : 株式会社ネクストシステム
代表者 : 代表取締役 藤田 義生
所在地 : 〒811-1302 福岡市南区井尻3-12-33 アンビエント井尻2F
設立 : 2002年8月
事業内容 : 情報通信業、情報サービス業、ソフトウェア業
資本金 : 8,075万円
WEBサイト: https://www.next-system.com/
Facebook : https://www.facebook.com/nextsystemcom/
Twitter : @next_kinesys
【本製品に関するお客様からのお問い合わせ先】
株式会社ネクストシステム
お問い合わせ: https://www.next-system.com/contact
これによりカメラの性能を最大限に引き出し、より効率的に解析できるようになりました。2019年2月27日より配布を開始するバージョン1.3に搭載します。
※1:GTX 1080 Tiを利用し、ステレオカメラで速度重視の設定にした場合。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/178236/LL_img_178236_1.jpg
VisionPoseメインイメージ
■特別なセンサは必要無し!VisionPoseとは?
VisionPoseは深度センサに依存せず、WEBカメラだけで複数人の骨格位置(30箇所)を検出し、AIの技術要素であるディープラーニング(深層学習)を使うことで高精度な姿勢推定を可能にしたシステムです。リアルタイム計測でかつ、2Dと3Dの骨格検出に対応しており、製品に同梱されるツールを利用することで動画や静止画からの姿勢推定も可能になっています。
また、従来のモーションキャプチャ技術と異なり、対象にマーカーを装着する必要がありません。
一方、ディープラーニング(深層学習)を利用した類似製品を商用利用すると、用途制限や、年間で多額の費用がかかるなどのネックが存在しましたが、当製品は用途制限無し(商用利用可能)、買い切り型の製品となっているため、幅広い用途でお気軽にご利用いただけます。
▼VisionPoseの骨格取得箇所(30箇所)
https://www.atpress.ne.jp/releases/178236/img_178236_2.jpg
■解析FPSが最大で2倍以上に。最高FPSは約60FPSまで上昇。
前バージョンでは深度センサ付カメラよりも高精度なかわりに、解析スピードがやや落ちる傾向がありました。しかしこの度、バージョン1.3に搭載されたVisionPoseでは、リアルタイムでの解析速度を最大で2倍以上引き上げることに成功し、カメラの性能を無駄なく引き出せるようになりました。また、最高FPSは59.8FPSまで上昇しています。(※2)
※2:GTX 1080 Tiを利用し、シングルカメラで速度重視の設定にした場合。
https://www.atpress.ne.jp/releases/178236/img_178236_5.jpg
■バージョン1.3のリリース詳細
バージョン1.3では骨格の解析速度向上を始め、以下の機能改善が含まれています。
<バージョン1.3リリース詳細>
・解析速度向上(最大2倍以上)
・背骨(SpineMid)の位置を調整
・骨格表示時のボーン表示の仕様を変更
・キャリブレーション作業の簡易化
例えば、背骨の位置を2次元的な位置から3次元的な位置に調整することで、より正しい背骨の位置を検出できるようになり、医療研究目的などにご利用いただきやすくなりました。
https://www.atpress.ne.jp/releases/178236/img_178236_6.jpg
また、骨格可視化のためのサンプルソース「BodyAndColor」や、静止画・動画から骨格を検出するためのツールである「VP Analyzer」については、骨格検出時の表示を人ごとに色分けされた線で可視化していましたが、見やすさ向上のため部位ごとに色分けしました。これにより、左右の認識が正しいかなど、骨格検出の様子が一目瞭然となりました。
▼VP Analyzerで骨格を検出した際のイメージ。右手が紫色、左手は赤色で表示されます。
https://www.atpress.ne.jp/releases/178236/img_178236_7.jpg
■想定される応用分野と社会性について
骨格推定を用いたディープラーニングによる画像認識は、昨今さまざまな分野における活用が期待されています。例えば下記のような利用用途を想定しています。
・フォームチェックや採点補助などスポーツの動作解析
・監視カメラを用いた不審者の検知や急病人の検知
・消費者行動解析によるインサイト調査(無人レジなど)
・Vtuberやアーケードゲームなどのエンタメ分野への応用
どれも近頃耳にすることが多くなった項目ですが、これらは骨格検出技術の発展により、急速に開発が進められている分野の一例です。このように骨格検出技術の発展は、幅広い分野で社会発展の一端を担っていると言っても過言ではありません。
VisionPoseはこれらの基幹技術の1つとして、社会に貢献していきたいと考えています。
スポーツ利用の例
https://www.atpress.ne.jp/releases/178236/img_178236_8.jpg
フィットネス利用の例
https://www.atpress.ne.jp/releases/178236/img_178236_9.jpg
リハビリの例
https://www.atpress.ne.jp/releases/178236/img_178236_10.jpg
■代表取締役 藤田よりコメントと今後の展望について
https://www.atpress.ne.jp/releases/178236/img_178236_11.jpg
VisionPoseは2017年の11月から開発を開始し、製品版の出荷まで約1年の歳月を費やした創業以来一番大きな投資を行いました。
それはVisionPoseに賭ける強い想いであり、会社の未来を賭けた開発でもありました。無事、製品版の開発が完成した現在、これをさまざまな分野へ応用していきたいと考えています。簡単に使っていただくために、Unityのサポートやスマートフォンへの搭載、シングルカメラでの3D座標検出など、さらに開発を進めています。
2020年に向けたスポーツ分野への応用や高齢化社会を迎える中での、高齢者リハビリへの応用、個人向けにはスマホで簡単にVtuberアバターを操作できるなど、具体的なサービスの提供を行っていきたいと考えています。
■VisionPose製品概要
価格 : 398,000円(税抜)
WEBサイト: https://www.next-system.com/visionpose
参考動画 : ・VisionPoseプロモーションビデオ
( https://youtu.be/c5mVNV7JJlE )
・3つの骨格検出システムでリアルタイム精度比較
( https://youtu.be/PDBBOsilyuE )
■会社概要
商号 : 株式会社ネクストシステム
代表者 : 代表取締役 藤田 義生
所在地 : 〒811-1302 福岡市南区井尻3-12-33 アンビエント井尻2F
設立 : 2002年8月
事業内容 : 情報通信業、情報サービス業、ソフトウェア業
資本金 : 8,075万円
WEBサイト: https://www.next-system.com/
Facebook : https://www.facebook.com/nextsystemcom/
Twitter : @next_kinesys
【本製品に関するお客様からのお問い合わせ先】
株式会社ネクストシステム
お問い合わせ: https://www.next-system.com/contact