ポイントを使用した入札制度の特許取得に関するお知らせ
[19/02/28]
提供元:@Press
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株式会社リバイバルドラッグ(本社:神奈川県川崎市、代表取締役:蒲谷 亘)は、調剤薬局の抱える医療用医薬品の過剰在庫(以下「デッドストック」)を会員薬局間で購入・売却することができるインターネットサービス「リバイバルドラッグ」を2006年7月より運営して参りました。
この度、リバイバルドラッグで採用しているポイントによる入札方法について、2019年1月に特許を取得しましたのでお知らせいたします。
■リバイバルドラッグの概要
調剤薬局は、地域における医療提供の場として、処方箋を有する患者の調剤の求めに応ずる義務(薬剤師法第21条)があるため、一般的に在庫を多く保有する必要があります。一方で、地域ごとに異なる薬剤へのニーズや消費期限があるため、多くの医療用医薬品がデッドストックとなり廃棄されています。
このため、調剤薬局単位では、経営圧迫の一大要因となり、また社会的には国民医療費の増大といった問題の一因にもなっております。
リバイバルドラッグは、こうした課題に対して、インターネット上でデッドストックの流通市場を創設し、予め定めたルールにより販売価格が自動的に決定される仕組みの下、調剤薬局で不要になった医療用医薬品を出品し、別の調剤薬局や他の医療機関が購入することができるようにいたしました。
こうした取り組みを評価いただき、2017年11月には会員の所在地が47都道府県を網羅しました。2019年2月現在の会員数は3,729店です。
■特許の概要
特許の概要は、商品を入札制度により販売する際に、価格は固定した状態で、ポイントを使用して入札し、その大小によって購入者を決定する装置およびプログラムです。
これまでの入札制度では、商品の希少価値が高い場合や、数量が限られる場合には、商品の購入者を決める方法として、金銭的な最高入札値で決める方法、所謂、オークション形式や、早い順、抽選等があります。しかし、オークション形式では商品の本来の価値以上に価格が釣り上がってしまう場合があります。また、早い順では公平性に欠け、抽選では運に左右されるため、いずれの方法も落札できなかった参加者の納得を得られませんでした。あわせて、販売者側にとっても、近年横行する買い占め問題や予想を上回る購入希望者が殺到し、販売を中止せざるを得なくなるなど、本望ではない販売方法となる場合もあります。
本発明では、参加者自身が手持ちのポイントの中から入札に使用するポイント数を決定し入札に参加します。その上で、落札できた参加者は提示されていた価格の金銭的な支払いを行い、使用したポイントは回収されます。一方、落札できなかった参加者には、入札に使用したポイントは返還されます。これにより、次回以降の入札に参加した場合には、今回落札できた参加者よりも手持ちのポイント数で入札が優位になるため納得感が得られやすくなります。
■特許に関する情報
発明の名称:入札装置及びプログラム
特許番号 :特許第6470452号
登録日 :平成31年1月15日
■今後の展望
入札の参加者がポイントを取得する手段として、商品の購入に伴う取得や、課金による取得といった従来の取得方法は勿論、ボランティア活動や献血などの金銭を伴わない善意に対しての配布なども考えられます。
さまざまな手段で取得したポイントは、他の商品を購入する場合の入札に使用することで、より利用する機会が増えて価値が高まります。例えば、繁忙期の公共交通機関や人気イベントのチケットの販売、小売店の人気商品や数量限定商品の販売する場合にポイントによる入札を使用し、商品の購入者を公平に決定することで、企業の集客力の強化やイメージアップが図れるものと考えます。また、既存のポイント制度は商品の値引きに使用する場合が大多数と考えられますが、これを入札に使用することで消費させることができ、値引きによる損失を軽減することも可能です。また、ゲームアプリ内での希少アイテムの入手方法や課金制度、IT関連の分野におけるソフトウェアの開発など、幅広く応用できるものと考えます。
■リバイバルドラッグ概要
名称 : リバイバルドラッグ
運営会社: 株式会社リバイバルドラッグ
住所 : 神奈川県川崎市高津区坂戸1-6-19
代表 : 代表取締役 蒲谷 亘
設立 : 2003年5月
URL : https://www.revivaldrug.co.jp/
この度、リバイバルドラッグで採用しているポイントによる入札方法について、2019年1月に特許を取得しましたのでお知らせいたします。
■リバイバルドラッグの概要
調剤薬局は、地域における医療提供の場として、処方箋を有する患者の調剤の求めに応ずる義務(薬剤師法第21条)があるため、一般的に在庫を多く保有する必要があります。一方で、地域ごとに異なる薬剤へのニーズや消費期限があるため、多くの医療用医薬品がデッドストックとなり廃棄されています。
このため、調剤薬局単位では、経営圧迫の一大要因となり、また社会的には国民医療費の増大といった問題の一因にもなっております。
リバイバルドラッグは、こうした課題に対して、インターネット上でデッドストックの流通市場を創設し、予め定めたルールにより販売価格が自動的に決定される仕組みの下、調剤薬局で不要になった医療用医薬品を出品し、別の調剤薬局や他の医療機関が購入することができるようにいたしました。
こうした取り組みを評価いただき、2017年11月には会員の所在地が47都道府県を網羅しました。2019年2月現在の会員数は3,729店です。
■特許の概要
特許の概要は、商品を入札制度により販売する際に、価格は固定した状態で、ポイントを使用して入札し、その大小によって購入者を決定する装置およびプログラムです。
これまでの入札制度では、商品の希少価値が高い場合や、数量が限られる場合には、商品の購入者を決める方法として、金銭的な最高入札値で決める方法、所謂、オークション形式や、早い順、抽選等があります。しかし、オークション形式では商品の本来の価値以上に価格が釣り上がってしまう場合があります。また、早い順では公平性に欠け、抽選では運に左右されるため、いずれの方法も落札できなかった参加者の納得を得られませんでした。あわせて、販売者側にとっても、近年横行する買い占め問題や予想を上回る購入希望者が殺到し、販売を中止せざるを得なくなるなど、本望ではない販売方法となる場合もあります。
本発明では、参加者自身が手持ちのポイントの中から入札に使用するポイント数を決定し入札に参加します。その上で、落札できた参加者は提示されていた価格の金銭的な支払いを行い、使用したポイントは回収されます。一方、落札できなかった参加者には、入札に使用したポイントは返還されます。これにより、次回以降の入札に参加した場合には、今回落札できた参加者よりも手持ちのポイント数で入札が優位になるため納得感が得られやすくなります。
■特許に関する情報
発明の名称:入札装置及びプログラム
特許番号 :特許第6470452号
登録日 :平成31年1月15日
■今後の展望
入札の参加者がポイントを取得する手段として、商品の購入に伴う取得や、課金による取得といった従来の取得方法は勿論、ボランティア活動や献血などの金銭を伴わない善意に対しての配布なども考えられます。
さまざまな手段で取得したポイントは、他の商品を購入する場合の入札に使用することで、より利用する機会が増えて価値が高まります。例えば、繁忙期の公共交通機関や人気イベントのチケットの販売、小売店の人気商品や数量限定商品の販売する場合にポイントによる入札を使用し、商品の購入者を公平に決定することで、企業の集客力の強化やイメージアップが図れるものと考えます。また、既存のポイント制度は商品の値引きに使用する場合が大多数と考えられますが、これを入札に使用することで消費させることができ、値引きによる損失を軽減することも可能です。また、ゲームアプリ内での希少アイテムの入手方法や課金制度、IT関連の分野におけるソフトウェアの開発など、幅広く応用できるものと考えます。
■リバイバルドラッグ概要
名称 : リバイバルドラッグ
運営会社: 株式会社リバイバルドラッグ
住所 : 神奈川県川崎市高津区坂戸1-6-19
代表 : 代表取締役 蒲谷 亘
設立 : 2003年5月
URL : https://www.revivaldrug.co.jp/