ドローン業務活用におけるセキュリティ技術の実装 セキュアドローン協議会、『ドローンへのセキュリティ技術実装の実証開発』
[19/03/12]
提供元:@Press
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一般社団法人セキュアドローン協議会(東京都港区、会長:春原 久徳、以下 SDC)は、ドローンの業務活用におけるセキュリティ技術実装のための実証開発に取り組み、その実証開発について、本日より公開しました。
本実証開発にあたっては、SDC賛助会員である、一般社団法人セキュアIoTプラットフォーム協議会(東京都港区、理事長:辻井 重男、以下 SIOTP協議会)ならびにその会員である、インタープラン株式会社(東京都千代田区、代表取締役:小沢 潤)の協力を得て開発を行いました。
【本実証開発の背景】
ドローンの業務活用が進むなか、墜落などの事件・事故の増大が危惧されています。セキュアドローン協議会は、会員各社の先端ドローン技術、セキュリティ技術、IoT関連技術といったICT関連技術や経験、知見を生かし、ドローンの安心・安全な自動飛行環境ならびにセキュリティ対策を確立するため、本実証開発に取り組みました。
産業用ドローンを安全に利用するには、ドローンを操縦・管理するユーザー(人)とドローン本体そのものセキュリティおよび取得情報のセキュリティ対策が必要であると考えています。
ドローンを自動操縦・飛行させるために利用するPCやスマートデバイスとの間には、特別なセキュリティ技術は実装されていないのが現状です。
2018年3月に公開した「ドローンセキュリティガイド」に示しているように、ドローン本体とプロポ間の通信は、基本的にWi-Fiで通信されており、SSIDとパスワードのみで接続されています。ドローン利用にあたっては、工場出荷時のSSID、パスワードが利用されているケースが多く見受けられ、これはWi-FiルータやWebカメラ、監視カメラで課題となっているケースと同様に、セキュリティリスクが高く、ドローン本体とPCやスマートデバイス間の通信には暗号強度の低い技術が使用されているため、セッションハイジャック(乗っ取り)の危険性があります。操縦者・管理者(人)の認証同様、ドローン本体との認証には、電子証明書などを利用したセキュアな認証技術の実装が必要です。
本実証開発では、ドローン本体とPCの間の認証をSSIDとパスワードのみではなく、電子証明書による認証を実装することによって行い、正しい電子証明書を所持するPCのみがドローンに接続できることを実証しました。
SIOTP協議会では、日本の産業界の知見を集約し、IoT機器の製造段階からサービス層まで包含したセキュリティ標準化の取り組みを推進しています。本実証開発にあたっては、SIOTP協議会が策定を行うICチップやデバイス層に求められるセキュリティ機能や仕様に基づき実装を検討し開発したものとなります。
ドローンを始めとしたオープンソースソフトウェア(OSS)をベースとした、機器やセンサーの産業利用にあたっては、製造段階からセキュリティ技術が実装された安心・安全な利用環境が求められています。今後もSIOTP協議会と連携・協力によりドローンやロボテックスなどの分野において、共同で実証実験を実施していく予定です。
【本実証開発の概要】
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/179111/LL_img_179111_1.jpg
本実証開発の概要
*1:フライトコントローラー
フライトコントローラーは、ドローンの中核部分であり人間で言うと脳です。各種情報をもとに演算処理を行い、機体の飛行を指示、安定して飛行するため制御を行います。飛行中の機体の傾きや角度など情報を演算することでモーターへの回転数を命令します。
【Japan Drone 2019 出展】
セキュアドローン協議会は、Japan Drone 2019に協賛ならびに出展いたします。展示ブースでは、当協議会の取り組みやドローンの安心安全でセキュアな利活用に関する内容や会員企業各社のドローン関連サービスについて展示、ご紹介します。
また、展示会場内の出展社ワークショップにて「ドローンへのセキュリティ技術実装の実証研究」をテーマに講演いたします。
【展示ブース】
L-09
【ワークショップ】
日時:2019年3月13日(水)12:10〜12:30(WS-1)
場所:幕張メッセ ホール3 展示会場内
以上
【セキュアドローン協議会について】
2015年6月に任意団体として、2016年4月に法人化されたセキュアドローン協議会は、IT企業が中心となり、ドローン(無人航空機)の安心安全な操作環境とセキュアな業務活用に向け設立されました。参加各社が持つ、先端ドローン技術、セキュリティ技術、IoTクラウド/組込ソフトウェア関連技術、エネルギー管理システムといったICT関連技術の知見と経験を活かし、ドローンの安心安全な操作環境およびデータ送信環境を確立し活用することを目的として、様々な活動を行っています。
https://www.secure-drone.org/
【セキュアIoTプラットフォーム協議会について】
2017年4月に設立されたセキュアIoTプラットフォーム協議会は、IoT機器の利用者が安心・安全にIoT機器やそのサービスを利活用できるよう、全世界標準かつデファクトなセキュリティ基盤の構築を目指しています。日本産業界の知見を集めオープンイノベーションによりIoT機器の製造段階からクラウド環境でのサービスまでを包含したセキュリティ標準化の取り組みを推進してまいります。
https://www.secureiotplatform.org/
【インタープランについて】
インタープランは、電子機器のハードウェアおよびソフトウェアの設計開発、量産や保守をワンストップで行うことができます。1985年の設立から各種製品開発に携わり、おもちゃからインフラ関連機器、車載機器、最近では無線通信を活用したIoT製品に多くの実績があります。お客様のアイデアを形に実現することにより、夢の実現を支えています。
https://www.interplan.co.jp/
本実証開発にあたっては、SDC賛助会員である、一般社団法人セキュアIoTプラットフォーム協議会(東京都港区、理事長:辻井 重男、以下 SIOTP協議会)ならびにその会員である、インタープラン株式会社(東京都千代田区、代表取締役:小沢 潤)の協力を得て開発を行いました。
【本実証開発の背景】
ドローンの業務活用が進むなか、墜落などの事件・事故の増大が危惧されています。セキュアドローン協議会は、会員各社の先端ドローン技術、セキュリティ技術、IoT関連技術といったICT関連技術や経験、知見を生かし、ドローンの安心・安全な自動飛行環境ならびにセキュリティ対策を確立するため、本実証開発に取り組みました。
産業用ドローンを安全に利用するには、ドローンを操縦・管理するユーザー(人)とドローン本体そのものセキュリティおよび取得情報のセキュリティ対策が必要であると考えています。
ドローンを自動操縦・飛行させるために利用するPCやスマートデバイスとの間には、特別なセキュリティ技術は実装されていないのが現状です。
2018年3月に公開した「ドローンセキュリティガイド」に示しているように、ドローン本体とプロポ間の通信は、基本的にWi-Fiで通信されており、SSIDとパスワードのみで接続されています。ドローン利用にあたっては、工場出荷時のSSID、パスワードが利用されているケースが多く見受けられ、これはWi-FiルータやWebカメラ、監視カメラで課題となっているケースと同様に、セキュリティリスクが高く、ドローン本体とPCやスマートデバイス間の通信には暗号強度の低い技術が使用されているため、セッションハイジャック(乗っ取り)の危険性があります。操縦者・管理者(人)の認証同様、ドローン本体との認証には、電子証明書などを利用したセキュアな認証技術の実装が必要です。
本実証開発では、ドローン本体とPCの間の認証をSSIDとパスワードのみではなく、電子証明書による認証を実装することによって行い、正しい電子証明書を所持するPCのみがドローンに接続できることを実証しました。
SIOTP協議会では、日本の産業界の知見を集約し、IoT機器の製造段階からサービス層まで包含したセキュリティ標準化の取り組みを推進しています。本実証開発にあたっては、SIOTP協議会が策定を行うICチップやデバイス層に求められるセキュリティ機能や仕様に基づき実装を検討し開発したものとなります。
ドローンを始めとしたオープンソースソフトウェア(OSS)をベースとした、機器やセンサーの産業利用にあたっては、製造段階からセキュリティ技術が実装された安心・安全な利用環境が求められています。今後もSIOTP協議会と連携・協力によりドローンやロボテックスなどの分野において、共同で実証実験を実施していく予定です。
【本実証開発の概要】
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/179111/LL_img_179111_1.jpg
本実証開発の概要
*1:フライトコントローラー
フライトコントローラーは、ドローンの中核部分であり人間で言うと脳です。各種情報をもとに演算処理を行い、機体の飛行を指示、安定して飛行するため制御を行います。飛行中の機体の傾きや角度など情報を演算することでモーターへの回転数を命令します。
【Japan Drone 2019 出展】
セキュアドローン協議会は、Japan Drone 2019に協賛ならびに出展いたします。展示ブースでは、当協議会の取り組みやドローンの安心安全でセキュアな利活用に関する内容や会員企業各社のドローン関連サービスについて展示、ご紹介します。
また、展示会場内の出展社ワークショップにて「ドローンへのセキュリティ技術実装の実証研究」をテーマに講演いたします。
【展示ブース】
L-09
【ワークショップ】
日時:2019年3月13日(水)12:10〜12:30(WS-1)
場所:幕張メッセ ホール3 展示会場内
以上
【セキュアドローン協議会について】
2015年6月に任意団体として、2016年4月に法人化されたセキュアドローン協議会は、IT企業が中心となり、ドローン(無人航空機)の安心安全な操作環境とセキュアな業務活用に向け設立されました。参加各社が持つ、先端ドローン技術、セキュリティ技術、IoTクラウド/組込ソフトウェア関連技術、エネルギー管理システムといったICT関連技術の知見と経験を活かし、ドローンの安心安全な操作環境およびデータ送信環境を確立し活用することを目的として、様々な活動を行っています。
https://www.secure-drone.org/
【セキュアIoTプラットフォーム協議会について】
2017年4月に設立されたセキュアIoTプラットフォーム協議会は、IoT機器の利用者が安心・安全にIoT機器やそのサービスを利活用できるよう、全世界標準かつデファクトなセキュリティ基盤の構築を目指しています。日本産業界の知見を集めオープンイノベーションによりIoT機器の製造段階からクラウド環境でのサービスまでを包含したセキュリティ標準化の取り組みを推進してまいります。
https://www.secureiotplatform.org/
【インタープランについて】
インタープランは、電子機器のハードウェアおよびソフトウェアの設計開発、量産や保守をワンストップで行うことができます。1985年の設立から各種製品開発に携わり、おもちゃからインフラ関連機器、車載機器、最近では無線通信を活用したIoT製品に多くの実績があります。お客様のアイデアを形に実現することにより、夢の実現を支えています。
https://www.interplan.co.jp/