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クロスロケーションズ、空間情報ビッグデータプラットフォームを提供するGeoSpock(R)社と次世代型位置情報空間ビッグデータ解析プラットフォーム構築にむけた協業を開始

位置情報データ活用クラウド型プラットフォーム「Location AI Platform(TM)」を開発・提供するクロスロケーションズ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:小尾 一介、以下 クロスロケーションズ)は、2019年3月よりGeoSpock社(本社:イギリス ケンブリッジ、CEO:Richard Baker、以下 ジオスポック)と、次世代型位置情報空間ビッグデータ解析プラットフォーム構築にむけた協業を開始します。それに伴い、ジオスポック社の空間情報ビッグデータプラットフォーム(Spatial Big Data Platform)との相互システム接続実験を日本で初めて行います。


クロスロケーションズは、位置情報ビッグデータをAIを活用し高速解析、視覚化する独自技術を開発し、Location AI Platformとして企業に提供しています。Location AI Platformは、通常の数値データではなく、解析困難な空間情報である位置情報ビッグデータをAIが素早く分析、視覚化し、企業の業務で活用可能にするプラットフォームです。流通、外食、不動産などの様々な業種業態で活用可能で、現状把握から、戦略立案・出店計画・販売促進・製品開発・サービス企画など幅広い分野で今までに無い効果をもたらします。

今後位置情報ビッグデータは、準天頂衛星みちびき(注1)による位置情報の高精度測位やIoTデバイスの登場により質と量が指数関数的に増大すると予測されます。利用用途もマーケティングのみならず都市計画や自動運転など多岐にわたる分野での活用が期待されています。クロスロケーションズにおいても位置情報ビッグデータと自社保有各種データを統合して分析し、ビジネスに有効活用したいという顧客企業の意向を多数いただいており、大容量かつ複雑な分析、視覚化を実現できる技術基盤のさらなる強化が求められていました。

これらのニーズに対応して、クロスロケーションズはジオスポックとの協業により、そのロケーションビッグデータ解析能力をさらに向上させます。ジオスポックのシステム(Spatial Big Data Platform)とLocation AI Platformを連携させることで、莫大な位置情報ビッグデータの分析のニーズに応えられる高速でスケーラブルなデータ分析基盤の構築を先んじて実現します。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/180083/LL_img_180083_1.jpg
図1) システム連携イメージ

ジオスポックのプラットフォーム(Spatial Big Data Platform)とインテグレーションされたLocation AI Platformを活用することで、顧客企業は現状のテラバイトではなくペタバイトレベル以上の(注2)の莫大な位置情報データと自社が持つ購買情報やIoTデータなどの大量の情報資産とを統合して分析、視覚化が可能となります。更に、莫大な位置情報データ分析に基づく需要予測やさまざまなシミュレーションを行なうことで、今まで気づくことが困難であった経営上の課題把握が可能となり、マーケティング戦略や新規市場開発、製品開発などの高度化を実現できることとなります。

●この協業について、クロスロケーションズの代表取締役 小尾 一介はこのように述べています。
GeoSpockとインテグレーションされたLocation AI Platformは、ペタバイトを超える大量の地理空間データを即時に分析し、需要予測、出店計画シミュレーションなどを迅速に実行して、今まで以上に顧客のビジネスにとって有益な分析を適切に提供することができます。GeoSpockとの協業により成し遂げられる成果を今から楽しみにしております。

●この協業について、ジオスポックのCEO Richard Bakerはこのように述べています。
クロスロケーションズはGeoSpockの日本初のビジネスパートナーです。ジオスポックとの連携でLocation AI Platformを強化し、顧客企業に価値を提供するクロスロケーションズとの協業は私達にとってエキサイティングなものです。ロケーションデータが持つ企業の全部門に及ぼすパワー、その力を市場に認知させていくこと。これはジオスポックがコミットメントを持つところです。クロスロケーションズは私達が持つこのコミットメントを共有しています。私達はLocation AI Platformの主要機能をこの協業により強化し、私達のクライアントのニーズに応えていくことに胸が高鳴っています。


クロスロケーションズは、今後もさまざまな位置情報ビッグデータ解析の技術開発に取り組み、Location AI Platformをより高速かつ強固なものとして、拡大する様々な企業のニーズに応えられるよう取り組んでまいります。


注1) みちびき(準天頂衛星システム)とは、準天頂軌道の衛星が主体となって構成されている日本の衛星測位システムのことで、2018年11月よりサービスを開始しました。衛星測位システムとは、衛星からの電波によって位置情報を計算するシステムのことで、米国のGPSがよく知られており、みちびきを日本版GPSと呼ぶこともあります。(内閣府Webサイトより引用。詳しくは http://qzss.go.jp/index.html をご覧ください。)

注2) テラバイト、ペタバイトとは
テラバイトはデータ量やコンピュータの記憶装置の記憶容量の大きさを表す単位です。テラバイトは1,099,511,627,776(1兆990億)バイトであり、1,024ギガバイトになります。ペタバイトはそれを上回る容量になり、1ペタバイトは250 = 1,125,899,906,842,624(約1,125兆)バイトであり、1,024テラバイトになります。


<GeoSpock社について>
GeoSpock(R)は莫大な空間情報を分析し、インサイトを提供し、そして空間と時間にわたる予測を可能にします。その独自の空間ビッグデータプラットフォームはミリ秒単位で大量のデータの中にあるコンテクストを視覚化します。そのアーキテクチャは兆を超える単位の地理的および時間的なデータポイントを分析する能力を持っています。コンピュータサイエンスの博士号を取得するために当時はケンブリッジ大学に在学中だったSteve Marsh博士により考案され、また企業として設立されたGeoSpockは、ビッグデータマネジメントの未来像です。壮大なスケールのビッグデータマネジメント、莫大な量のデータインジェスト、使いやすくインタラクティブなプラットフォームを提供します。
詳細については https://geospock.com/ja/homepage-ja/ またはTwitter @GeoSpockをご覧ください。


<クロスロケーションズ株式会社について>
「多種多様な位置情報や空間情報を意味のある形で結合・可視化・分析し、誰でも活用できるようにすること」をミッションとしています。位置情報ビッグデータをAIを使って解析・可視化する独自開発技術をコアに新たなプラットフォーム「Location AI Platform」の開発・提供を行っています。


<「Location AI Platform」とは>
誰でも簡単にビッグデータを活用したマーケティング等を可能にする、位置情報データ活用クラウド型プラットフォームです。扱いが困難な位置情報データを高速解析処理・視覚化し、専門知識がなくともビッグデータを有効活用できるようにした上で、エリアの販促施策等を実施し、その効果検証も行うことで、PDCAを可能とするクラウド型プラットフォームです。


<会社概要>
社名 : GeoSpock Limited
代表者: CEO Richard Baker
所在地: St. Andrews House, St. Andrews Road, Cambridge, UK
URL : https://geospock.com/

社名 : クロスロケーションズ株式会社(X-Locations Inc.)
代表者・取締役: 代表取締役 小尾 一介
取締役COO 猪谷 久
取締役CTO 若狭 健一
所在地 : 〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1-2-9 小林ビル6F
URL : https://www.x-locations.com/
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