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Dockerベース電子出版クラウドシステムを発表〜著者、編集者、出版社の役割を重視した電子出版システム〜

クラウド関連のソフトウェア開発を行っている株式会社デジパブ・ジャパン(以下「デジパブ・ジャパン」)は、Dockerベースで稼働する電子出版クラウドシステム「デジパブ・ハブ」を発表いたしました。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/180271/LL_img_180271_1.png
セクション単位の編集

【ご提供の背景】
<問題1.収益還元性>
現在インターネット上のサイトでは、原著者のサイトではなく、特定のテーマでまとめた「まとめサイト」にアクセスが集まる傾向にあり、そうしたサイトに広告収入が集まるものの、その反面原著者にはその利益が還元されないという問題が生じています。もちろん、一部は著作権違反のケースもありますが、個々のサイトの内容を確認することが難しいため、取り締まりにも限界があります。

<問題2.カスタマイズ性>
現行の電子出版は、紙媒体のものをそのまま電子化したものが大半で、編集・加工が容易な電子媒体のメリットを活かしきっていません。
電子出版は本来その柔軟性の特徴を個々の読者ごとの構成・内容において活かすべきです。

<問題3.即時性>
特定のボリュームの著作物を作成するには、3か月〜半年程度の時間を要することが多く、分野によっては出版された時点でその内容の一部が、すでに古くなってしまっているというケースも生じています。

<問題4.個別課金性>
紙媒体の著作物の場合には、各著作物ごとに価格設定が容易でしたが、電子媒体の場合、受け手側のデバイスを限定することが難しくなってきており、会員制にシフトする傾向にあります。すなわち会員であれば、100万冊以上を読み放題といったサービスが普及しつつあり、一冊一冊単位の個別課金が難しくなってきています。

<問題5.目利きの必要性>
コンテンツプロバイダーと著者が直結する傾向にあり、内容を精査すべき編集者が介在することが難しくなってきています。

デジパブ・ジャパンは、これらの問題をすべて解決するため、セクション(「節」)単位での電子出版をご提案します。


【ダイナミック電子出版クラウドサービスの概要】
ダイナミック電子出版とは、受注時に各購入者(読者)ごとにコンテンツの構成、内容、スタイル等を再構成する仕組みを意味しています。
デジパブ・ジャパンは、このダイナミック電子出版の仕組み並びにコンテンツをセクション(「節」)単位にすることにより、上記の諸問題をすべて解決いたします。

<解決1.収益還元性>
著作者は、通常のブログと同様に日々の最新情報を登録していただきます。ブログと異なる点は、「節」のボリュームのコンテンツに対し、価格と編集者向けのマージンを設定する点にあります。編集者のサイト等において、販売された場合、この設定価格が原著者に還元されることになります。

<解決2.カスタマイズ性>
出版物は、読者が購入のボタンをクリックした時点で、その読者に合った構成、スタイル、内容で再編集されます。このことにより、当該読者が利用しやすいものになるとともに、同出版物自体に汎用性がなくなり、ネットワーク上の流布を抑止します。

<解決3.即時性>
特定のテーマについてまとめるのに、あまりに時間がかかりすぎた場合には、意味がなくなってしまうことがあります。このため、本の構成で例えれば、「章」のボリュームではなく、「節」の単位で複数の著者の最新の著作物で構成されることになります。著者は、ブログに投稿する感覚で、最新の原稿を投稿する形になります。
また、編集者が選択した著作物にLatestというタグをつけておくと、読者が購入した時点での最新の内容が反映される仕組みになっています。

<解決4.個別課金性>
電子出版において、個別課金を阻害している要因は、電子媒体であるが故の汎用性、高度流布性にあります。ダイナミック電子出版の場合、発注時に各購入者ごとに著作物が再編集不可の形で構成されることになりますので、その購入者が安易にインターネット等で流布した場合には、当該著作権違反事例が顕在化されることになります。

<解決5.目利きの必要性>
有料の出版物の場合、信頼性のおける編集者、出版社のフィルターが非常に重要となります。ダイナミック電子出版の場合、複数の著者によるセクション単位の構成は、まさに編集者、出版社の力量によることになります。当然のことながら、データベース上のたくさんのセクション単位のコンテンツをどのように構成するかによって、バリエーションが生じます。例えば、「A編集者おすすめ最先端クラウド技術」という著作物もあると同時に、「B編集者おすすめ最先端クラウド技術」という著作物が同じデータベースに基づいて生じることになります。どちらの著作物が売り上げが上がるかは、その選球眼によります。


【クラウドファンディング】
デジパブ・ジャパンは、上記のクラウドシステムのグローバル展開に向けて、サポートスタッフを充実するため、日米のクラウドファンディングを利用する予定です。
(募集期間) 2019年4月下旬〜8月31日
(募集規模) 日本 3,000万円
米国 300万ドル

<動画解説>
https://www.youtube.com/channel/UCEJ0Fjwkje9a4JFJuKnt5DA

<技術解説 DockerでMEAN Stackの稼働環境を簡単実現>
https://qiita.com/SOhtsu/items/da97e60164669e88a6a7

<フルソース・コード>
https://github.com/Ohtsu/mean_stack_on_docker


■会社概要
商号 : 株式会社デジパブ・ジャパン
代表者 : 代表取締役 大津 修一
所在地 : 〒163-0532 東京都新宿区西新宿1-26-2 新宿野村ビル32階
設立 : 2000年3月
事業内容: クラウド関連のソフトウェア開発
資本金 : 7,848万円
関連特許: インターネットを介して読者から受注した情報に基づき、
著作物を動的に再編集し、読者固有の本を作成する
ダイナミック電子出版システムとして日米特許取得済み。
URL : http://www.digipubhub.net/


【本サービスに関するお客様からのお問い合わせ先】
株式会社デジパブ・ジャパン
Tel:03-5325-3260
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