ウェイクアップタイマIC「S-35710/20 (Iシリーズ)」を発売
[19/04/08]
提供元:@Press
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エイブリック株式会社(社長:石合信正、本社:千葉県千葉市、以下:ABLIC)は本日より、超低消費電力で柔軟なウェイクアップ時間の設定が可能なウェイクアップタイマIC「S-35710/20 (Iシリーズ)」の販売を開始しました。本製品は、既にコンビニエンスタイマとして車載向けに販売しておりますが、今回、ウェイクアップタイマIC「S-35710/20 (Iシリーズ)」として民生向けに販売を開始するものです。ウェイクアップタイマICは定期的にシステムを起動することでシステムの間欠動作を可能とするタイマICです。
近年、IoT通信機器、監視機器、セキュリティ機器などの幅広い電池駆動システムやエナジーハーベスティングシステムの開発において、いかに低消費電力でシステムを構築するかが課題となっています。
低消費電力のシステム構築を実現するためには、低消費デバイスを使用する、あるいは、システム内のMCU(マイコン)をSleep mode に設定し、例えば、1時間に1回のみ動作させるといった間欠動作により消費電力を低減する、といった方法が一般的です。しかしながら、この方法ではMCUのSleep mode時にも一定の電力を消費しており、それ以下に消費電力を低減することはできません。ABLICはMCUを完全にOFFにして、代わりに超低消費なウェイクアップタイマICを使用することで、極めて低消費な間欠動作システムをご提案します。
新製品「S-35710/20 (Iシリーズ)」は、MCUのSleep mode時の消費電流と比較して約5分の1(※1)の電力削減を実現し、その消費電流はおよそ0.2μAと低消費で、かつ、1秒から194日までの長周期、1秒単位でウェイクアップ時間を設定することが可能な、柔軟性の高いウェイクアップタイマICです。既存のシステムに本ICを追加するだけで、更なる低消費システムを簡単に構築することができます。
さらに、電源としてエイブリック製LDO「S-1318シリーズ」を併用することで、0.3μA以下と極めて低消費な間欠動作システムを構築することが可能となるため、電池の長寿命化・小型化により一層貢献し、極低消費電力のシステム構築を可能とします。(※1)当社調べによる
【主な特長】
1. 超低消費電流 0.2uA typ.
MCUのSleep mode時消費電流と比較し約5分の1(※1)、消費電流0.2uAと超低消費のため、MCUを完全にOFFにして、ウェイクアップトリガとして本ICを使用することで、システムの消費電力を大幅に削減でき、電池の長寿命化/小型化が可能です。
2. 柔軟なウェイクアップ時間設定
・1秒から194日までの長周期で1秒単位でのウェイクアップ時間の設定が可能です。
・インターフェースでプログラム可能なソフトウェア時間設定(S-35710)と
時間設定端子で選択可能なハードウェア時間設定(S-35720)をラインナップし、
自由度の高いシステム構築が可能です。
3.シンプルなコマンド設定(S-35710)
3つのコマンドでより強固なウェイクアップ時間の管理が可能です。
・Write wake-up time register (Wwtr)
ウェイクアップ時間の設定を行うコマンドです。プログラムによる柔軟な設定が可能です。
・Read wake-up time register (Rwtr)
設定したウェイクアップ時間の確認を行うコマンドです。
・Read time register (Rtr)
経過時間の確認を行うコマンドです。システム休止中の経過時間を確認することが可能です。
【主な仕様】
- ウェイクアップ機能 : 1秒〜194日(およそ半年)まで1秒単位で設定可能
- 低消費電流 : 0.2uA typ.(水晶振動子:CL=6.0pF)
- 広動作電圧範囲 : 1.8V〜5.5V
- 動作温度範囲:Ta=-40℃〜+85℃
- 32.768kHz水晶振動子内蔵(S-35710M)
- パッケージ :TMSOP-8 / HSOP-8Q (S-35710M)
【用途例】
・IoT通信機器、監視機器、セキュリティ機器などの幅広い電池駆動システム
エナジーハーベスティングシステム
【製品詳細】
https://www.ablic.com/jp/semicon/products/rtc/wakeup-timer/intro/
【Webサイト】
https://www.ablic.com/
エイブリック株式会社は、進化を続けるアナログ半導体専業メーカーです。
近年、IoT通信機器、監視機器、セキュリティ機器などの幅広い電池駆動システムやエナジーハーベスティングシステムの開発において、いかに低消費電力でシステムを構築するかが課題となっています。
低消費電力のシステム構築を実現するためには、低消費デバイスを使用する、あるいは、システム内のMCU(マイコン)をSleep mode に設定し、例えば、1時間に1回のみ動作させるといった間欠動作により消費電力を低減する、といった方法が一般的です。しかしながら、この方法ではMCUのSleep mode時にも一定の電力を消費しており、それ以下に消費電力を低減することはできません。ABLICはMCUを完全にOFFにして、代わりに超低消費なウェイクアップタイマICを使用することで、極めて低消費な間欠動作システムをご提案します。
新製品「S-35710/20 (Iシリーズ)」は、MCUのSleep mode時の消費電流と比較して約5分の1(※1)の電力削減を実現し、その消費電流はおよそ0.2μAと低消費で、かつ、1秒から194日までの長周期、1秒単位でウェイクアップ時間を設定することが可能な、柔軟性の高いウェイクアップタイマICです。既存のシステムに本ICを追加するだけで、更なる低消費システムを簡単に構築することができます。
さらに、電源としてエイブリック製LDO「S-1318シリーズ」を併用することで、0.3μA以下と極めて低消費な間欠動作システムを構築することが可能となるため、電池の長寿命化・小型化により一層貢献し、極低消費電力のシステム構築を可能とします。(※1)当社調べによる
【主な特長】
1. 超低消費電流 0.2uA typ.
MCUのSleep mode時消費電流と比較し約5分の1(※1)、消費電流0.2uAと超低消費のため、MCUを完全にOFFにして、ウェイクアップトリガとして本ICを使用することで、システムの消費電力を大幅に削減でき、電池の長寿命化/小型化が可能です。
2. 柔軟なウェイクアップ時間設定
・1秒から194日までの長周期で1秒単位でのウェイクアップ時間の設定が可能です。
・インターフェースでプログラム可能なソフトウェア時間設定(S-35710)と
時間設定端子で選択可能なハードウェア時間設定(S-35720)をラインナップし、
自由度の高いシステム構築が可能です。
3.シンプルなコマンド設定(S-35710)
3つのコマンドでより強固なウェイクアップ時間の管理が可能です。
・Write wake-up time register (Wwtr)
ウェイクアップ時間の設定を行うコマンドです。プログラムによる柔軟な設定が可能です。
・Read wake-up time register (Rwtr)
設定したウェイクアップ時間の確認を行うコマンドです。
・Read time register (Rtr)
経過時間の確認を行うコマンドです。システム休止中の経過時間を確認することが可能です。
【主な仕様】
- ウェイクアップ機能 : 1秒〜194日(およそ半年)まで1秒単位で設定可能
- 低消費電流 : 0.2uA typ.(水晶振動子:CL=6.0pF)
- 広動作電圧範囲 : 1.8V〜5.5V
- 動作温度範囲:Ta=-40℃〜+85℃
- 32.768kHz水晶振動子内蔵(S-35710M)
- パッケージ :TMSOP-8 / HSOP-8Q (S-35710M)
【用途例】
・IoT通信機器、監視機器、セキュリティ機器などの幅広い電池駆動システム
エナジーハーベスティングシステム
【製品詳細】
https://www.ablic.com/jp/semicon/products/rtc/wakeup-timer/intro/
【Webサイト】
https://www.ablic.com/
エイブリック株式会社は、進化を続けるアナログ半導体専業メーカーです。