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九電工東南アジア、5拠点のプロジェクト採算を「mcframe GA」で見える化

東洋ビジネスエンジニアリング株式会社(東京都千代田区、取締役社長:大澤 正典、以下 B-EN-G)は、九電工東南アジア(シンガポール、社長:藤延 昭弘)が、東南アジアの5拠点の基幹業務の統一と、プロジェクト毎の原価や採算性の見える化の実現に向けて、グローバル経営管理ソリューション「mcframe GA」を情報基盤として採用し、運用を開始したことを発表します。

株式会社九電工(本社:福岡県福岡市)は、2012年にマレーシアとベトナムにそれぞれ事業会社を設立して東南アジアに進出し、2013年にはタイにも法人を設立。同年5月には、発電所や石油化学コンビナートなどのプラント事業を手掛けるシンガポールの大手エンジニアリング企業、Asia Projects Engineering Pte. Ltd.(APECO)を買収し、2018年にはインドネシアに駐在事務所を設立するなど、同地域でのビジネスを推進・拡大しています。現在、地域統括会社である九電工東南アジアをシンガポールに置き、東南アジア各国の日系企業の工場やビル建物の電気、空調、給排水などの設計から施行、メンテナンスを手掛けています。

mcframe GAを導入した経緯
東南アジア各国で取り扱うプロジェクトは数多く、全拠点の年間プロジェクトの総数は小規模案件も含めると200件以上にもなります。しかも各拠点の経理システムはバラバラで、会計科目もレポート様式も異なり、それらのデータを集計するのは煩雑な作業となっていました。
そのため、全拠点統一の基幹業務システム(ERP)としてmcframe GAを採用し、シンガポールの2拠点にマレーシア、タイ、ベトナムを加えた5拠点に対する導入を順次行い、2019年3月に全5拠点の導入を終え、本格的運用が始まりました。

mcframe GAを採用した理由を九電工東南アジアの坂井 隆一部長は以下のように述べています。
「mcframe GAは日本語や英語はもとより、タイ語やベトナム語など多言語に対応していたほか、プロジェクト一つ一つの原価管理ができる。何より、コスト競争力が高かった。最終的にはどこよりも一番親身になって対応してくれそうなことが決め手だった。」

九電工東南アジアでは、各拠点の経営状況だけでなく、各プロジェクトの原価や収益などの採算性も簡単に見られるようになりました。同社はこれらのデータに基づき、課題や潜在的な事業リスクを減らし、新たな事業チャンスを見出していくことを目指しています。


■九電工東南アジア(Kyudenko South East Asia Pte. Ltd.)
日系企業の進出が著しい東南アジア市場にターゲットを絞って効果的に海外事業を展開する為、世界で最も安定的な経済成長を続け、東南アジアの中心に位置するシンガポールに統括会社を設置し、各拠点にてエネルギー関連事業、設備工事では新設・リニューアル・省エネルギー工事を行っています。
詳細は https://www.kyudenko.co.jp/company/overseas.html をご覧ください。


■東洋ビジネスエンジニアリングについて
東洋ビジネスエンジニアリングはIT企画、BPR実施のビジネスコンサルティング、IT導入コンサルティングから、システム構築サービス、運用サービスにわたり、ERPを中心に豊富な実績を有するビジネスエンジニアリング企業です。またERPをベースとしたSCM、CRM導入支援ならびに中国やタイなどアジア諸国、北米などを中心にグローバル展開支援での実績を積み重ねています。
東洋ビジネスエンジニアリングの詳細は、 https://www.to-be.co.jp/ をご覧ください。


*本ニュースリリースに記載されている社名、製品名などは、各社の登録商標または商標です。
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