VRブームはこの本から始まった! 『VR原論 人とテクノロジーの新しいリアル』刊行
[19/05/22]
提供元:@Press
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株式会社翔泳社(本社:東京都新宿区舟町5、社長:佐々木幹夫)は、書籍『VR原論 人とテクノロジーの新しいリアル』(服部桂/著)を2019年5月22日に発売します。本書は、日本のVR研究者や開発者、ビジネス関係者に読み継がれてきた史上初のVRの本『人工現実感の世界』(1991年/工業調査会)に大幅な加筆を行った1冊です。
■ VRデビューから30年、VRの原点となる名著が待望の再版!
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/184406/img_184406_1.png
近年は、多くのデバイスが登場し、Google、Apple、Facebook、Amazonなど名だたる企業が参入している「VR」。
その歴史は、30年前までさかのぼり、1990年代にはVRの第一次ブームが訪れました。そのきっかけの一つのなったのが、1991年に刊行された書籍『人工現実感の世界』(工業調査会)でした。日本のVRブームをけん引した同書に、大幅な加筆をおこない復刊したのが、『VR原論 人とテクノロジーの新しいリアル』です。
実用化が進むVRですが、多くのコンセプトは研究初期と変わっていません。当時を振り返りながら、今後の発展を見据えることで、「VRが本当に目指していること」を理解することができます。
巻末には、東京大学バーチャルリアリティ教育研究センター長の廣瀬通孝氏、近年のVRブームの火つけ役でエクシヴィの代表であるGOROman氏との鼎談を収録しています。
■ 6/7には刊行記念トークイベント『VR生誕祭』も開催!
バーチャル・リアリティー30周年と、書籍『VR原論』の刊行を記念したトークセッションを6月7日(金)に開催します。日本のVRの父・廣瀬通孝氏、近年のVRブームの火付け役・GOROman氏と、本書の著者・服部桂氏が大いに語ります。
参加は、無料(事前申し込み制/先着50名)。詳細はWebサイトをご覧ください。
VR生誕祭 『VR原論』刊行記念トークセッション
https://www.shoeisha.co.jp/book/campaign/VR-genron
■書籍情報
『VR原論 人とテクノロジーの新しいリアル』
著者:服部桂
発売日:2019年5月22日
定価:2,200円(税別)
判型:A5変・368ページ
https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798158945
■著者について
服部桂(はっとり・かつら)
1951年生まれ。早稲田大学理工学部修士。1978。年に朝日新聞入社。80年代に米通信系ベンチャー企業出向後、MITメディアラボ客員研究員。科学記者「ASAHIパソコン」副編集長、「DOORS」編集委員、「PASO」編集長などを歴任。94年に朝日新聞初のインターネット連載。その後、デジタル面、beを担当。11年からジャーナリスト学校でメディア研究誌「Journalism」を編集。16年に退職後は関西大学客員教授、早稲田大学、女子美術大学、大阪市立大学で非常勤講師。
著書に『人工現実感の世界』『人工生命の世界』『マクルーハンはメッセージ』など。訳書に『ハッカーは笑う』『謎のチェス指し人形ターク』『チューリング 情報時代のパイオニア』『<インターネット>の次に来るもの』など多数。
■目次
『VR原論』のためのまえがき
第1章 人工現実感とは何か?
1 人工現実感の世界へようこそ
2 鏡の国への旅 〜3人の祖父達の軌跡
3 人工現実感をどうとらえるか
第2章 走り出した人工現実感研究
1 ロボットと人間が一体になる日 〜通産省工業技術院機械技術研究所
2 軍事用遠隔制御ロボット、グリーンマン 〜アメリカ海軍海洋システムセンター
3 分子の世界のテレロボティクス 〜東京大学工学部畑村研究室
4 多目的仮想環境ワークステーションの開発 〜アメリカ航空宇宙局エイムズ研究所
5 生産現場にやってくる人工現実感 〜東京大学工学部廣瀬研究室
6 医学・化学分野で実用化を目指すビジュアリゼーション 〜ノースカロライナ大学コンピューター・サイエンス学部
7 “北のシリコンバレー”で進む仮想世界コンソーシアム 〜ワシントン大学HITラボ
8 コンピューター・インターフェースに人工現実感を応用 〜IBMワトソン研究センター
9 仮想物体の手触りを伝えるバーチャル・サンドペーパー 〜MITメディアラボ
10 空圧による仮想触覚研究 〜ラトガーズ大学
11 手足で触れるコンピューター・グラフィックス 〜筑波大学構造工学系岩田研究室
12 立体情報をコンピューターに伝える3次元マウス 〜東京工業大学佐藤研究室
13 時空を超えた臨場感通信 〜ATR通信システム研究所知能処理研究室
14 情報の理解を伝える 〜AT&Tベル研究所マシンパーセプション部門
15 “As We May Think”の通信技術開発 〜NTTヒューマンインタフェース研究所
第3章 RealityEngineBuilders 人工現実感を実現する製品>
1 VPL社 〜データグローブ、アイフォン、RB2ほか
2 エクソス社 〜デクストラス・ハンド・マスター
3 バーチャル・テクノロジーズ社 〜サイバーグローブ
4 オートデスク社 〜サイバースペース・プロジェクト
5 センス8社 〜ワールドツール
6 ポップオプティクス研究所 〜LEEPシステム
7 コンセプト・ビジョン・システムズ社 〜ARVIS
8 インターナショナル・テレプレゼンス社 〜ステレオプティクスシリーズ
9 フェーク・スペース研究所 〜Molly, BOOM
10 シムグラフィックス社 〜フライング・マウス
11 ティ・ニ・アロイ社 〜触覚を伝えるデバイス
第4章 人工現実感の応用と展望
1 創世紀から幼年紀へ
2 街へ出た新しい現実
3 レッドウッドのコロンバス・デイ 〜VPL社ジャロン・ラニアー氏との1日
4 ビッグ・ピクチャー
5 鏡の中の生態系
VR30ーーもしくは長いあとがき
鼎談 VR創世期を知って初めて未来が見えてきた
■ VRデビューから30年、VRの原点となる名著が待望の再版!
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/184406/img_184406_1.png
近年は、多くのデバイスが登場し、Google、Apple、Facebook、Amazonなど名だたる企業が参入している「VR」。
その歴史は、30年前までさかのぼり、1990年代にはVRの第一次ブームが訪れました。そのきっかけの一つのなったのが、1991年に刊行された書籍『人工現実感の世界』(工業調査会)でした。日本のVRブームをけん引した同書に、大幅な加筆をおこない復刊したのが、『VR原論 人とテクノロジーの新しいリアル』です。
実用化が進むVRですが、多くのコンセプトは研究初期と変わっていません。当時を振り返りながら、今後の発展を見据えることで、「VRが本当に目指していること」を理解することができます。
巻末には、東京大学バーチャルリアリティ教育研究センター長の廣瀬通孝氏、近年のVRブームの火つけ役でエクシヴィの代表であるGOROman氏との鼎談を収録しています。
■ 6/7には刊行記念トークイベント『VR生誕祭』も開催!
バーチャル・リアリティー30周年と、書籍『VR原論』の刊行を記念したトークセッションを6月7日(金)に開催します。日本のVRの父・廣瀬通孝氏、近年のVRブームの火付け役・GOROman氏と、本書の著者・服部桂氏が大いに語ります。
参加は、無料(事前申し込み制/先着50名)。詳細はWebサイトをご覧ください。
VR生誕祭 『VR原論』刊行記念トークセッション
https://www.shoeisha.co.jp/book/campaign/VR-genron
■書籍情報
『VR原論 人とテクノロジーの新しいリアル』
著者:服部桂
発売日:2019年5月22日
定価:2,200円(税別)
判型:A5変・368ページ
https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798158945
■著者について
服部桂(はっとり・かつら)
1951年生まれ。早稲田大学理工学部修士。1978。年に朝日新聞入社。80年代に米通信系ベンチャー企業出向後、MITメディアラボ客員研究員。科学記者「ASAHIパソコン」副編集長、「DOORS」編集委員、「PASO」編集長などを歴任。94年に朝日新聞初のインターネット連載。その後、デジタル面、beを担当。11年からジャーナリスト学校でメディア研究誌「Journalism」を編集。16年に退職後は関西大学客員教授、早稲田大学、女子美術大学、大阪市立大学で非常勤講師。
著書に『人工現実感の世界』『人工生命の世界』『マクルーハンはメッセージ』など。訳書に『ハッカーは笑う』『謎のチェス指し人形ターク』『チューリング 情報時代のパイオニア』『<インターネット>の次に来るもの』など多数。
■目次
『VR原論』のためのまえがき
第1章 人工現実感とは何か?
1 人工現実感の世界へようこそ
2 鏡の国への旅 〜3人の祖父達の軌跡
3 人工現実感をどうとらえるか
第2章 走り出した人工現実感研究
1 ロボットと人間が一体になる日 〜通産省工業技術院機械技術研究所
2 軍事用遠隔制御ロボット、グリーンマン 〜アメリカ海軍海洋システムセンター
3 分子の世界のテレロボティクス 〜東京大学工学部畑村研究室
4 多目的仮想環境ワークステーションの開発 〜アメリカ航空宇宙局エイムズ研究所
5 生産現場にやってくる人工現実感 〜東京大学工学部廣瀬研究室
6 医学・化学分野で実用化を目指すビジュアリゼーション 〜ノースカロライナ大学コンピューター・サイエンス学部
7 “北のシリコンバレー”で進む仮想世界コンソーシアム 〜ワシントン大学HITラボ
8 コンピューター・インターフェースに人工現実感を応用 〜IBMワトソン研究センター
9 仮想物体の手触りを伝えるバーチャル・サンドペーパー 〜MITメディアラボ
10 空圧による仮想触覚研究 〜ラトガーズ大学
11 手足で触れるコンピューター・グラフィックス 〜筑波大学構造工学系岩田研究室
12 立体情報をコンピューターに伝える3次元マウス 〜東京工業大学佐藤研究室
13 時空を超えた臨場感通信 〜ATR通信システム研究所知能処理研究室
14 情報の理解を伝える 〜AT&Tベル研究所マシンパーセプション部門
15 “As We May Think”の通信技術開発 〜NTTヒューマンインタフェース研究所
第3章 RealityEngineBuilders 人工現実感を実現する製品>
1 VPL社 〜データグローブ、アイフォン、RB2ほか
2 エクソス社 〜デクストラス・ハンド・マスター
3 バーチャル・テクノロジーズ社 〜サイバーグローブ
4 オートデスク社 〜サイバースペース・プロジェクト
5 センス8社 〜ワールドツール
6 ポップオプティクス研究所 〜LEEPシステム
7 コンセプト・ビジョン・システムズ社 〜ARVIS
8 インターナショナル・テレプレゼンス社 〜ステレオプティクスシリーズ
9 フェーク・スペース研究所 〜Molly, BOOM
10 シムグラフィックス社 〜フライング・マウス
11 ティ・ニ・アロイ社 〜触覚を伝えるデバイス
第4章 人工現実感の応用と展望
1 創世紀から幼年紀へ
2 街へ出た新しい現実
3 レッドウッドのコロンバス・デイ 〜VPL社ジャロン・ラニアー氏との1日
4 ビッグ・ピクチャー
5 鏡の中の生態系
VR30ーーもしくは長いあとがき
鼎談 VR創世期を知って初めて未来が見えてきた