2018年第4四半期 1都3県賃貸住宅市況図と東京23区ハイクラス賃貸住宅の市場動向〜賃貸住宅市場レポート首都圏版・関西圏・中京圏・福岡県版 2019年5月〜
[19/05/31]
提供元:@Press
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不動産評価Webサイト「TAS-MAP」( http://www.tas-japan.com/ )を運営する株式会社タス(所在地:東京都中央区、代表取締役社長:尾暮 敏範)は、「賃貸住宅市場レポート 首都圏版・関西圏・中京圏・福岡県版 2019年5月」を発表しました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/184597/LL_img_184597_1.jpg
1都3県賃貸住宅市況図
「2018年第4四半期 1都3県賃貸住宅市況図」「東京23区ハイクラス賃貸住宅の市場動向」および「2019年3月期の1都3県賃貸住宅指標(空室率TVI(タス空室インデックス)、募集期間、更新確率、中途解約確率、賃料指数)」および「2019年3月期の関西圏・中京圏・福岡県賃貸住宅指標(空室率TVI(タス空室インデックス)、募集期間、更新確率、中途解約確率、賃料指数)」を掲載しています。
詳細PDF:「賃貸住宅市場レポート 首都圏版・関西圏・中京圏・福岡県版 2019年5月」
https://go.tas-japan.com/l/592651/2019-05-22/23whwq
レポートの概要
(1) 2018年第4四半期 1都3県賃貸住宅市況図
東京23区では、新宿区、墨田区、大田区が「悪い」→「やや悪い」、台東区が「やや悪い」→「やや良い」に改善しました。一方で、千代田区と江戸川区が「やや悪い」→「悪い」に悪化しました。首都圏では、川崎市が「悪い」→「やや悪い」に改善しました。
トレンドが上昇を示す地域は、2018年第3四半期の14地域から2018年第4四半期は11地域と減少しました。下降を示す地域は、2018年第3四半期の9地域から2018年第4四半期は13地域と増加しました。
金融機関の貸出態度硬化により新規供給量が減少傾向にあることから、アパート系が多く供給されている東京市部や神奈川県で市場好転の兆しが見られます。ただし、これらの地域では、市場からの退場を余儀なくされた物件、いわゆるデッドストックが増加している可能性があります。
図 1都3県、東京23区の賃貸住宅市況図へのリンク
https://www.atpress.ne.jp/releases/184597/img_184597_1.jpg
(2) 東京23区ハイクラス賃貸住宅の市場動向
5,000円/m2月超クラスの空室率TVIは、2017年1月以降悪化傾向が続いていましたが、2018年5月をピークに僅かながら改善傾向にあります。供給量の多い4,000〜5,000円/m2月クラスの空室率TVIは2017年9月以降、引き続き悪化傾向が続いています。
4,000〜5,000円/m2月クラスの募集期間は、2018年9月以降は改善傾向で推移しており、2018年12月末時点で2.72ヶ月です。5,000円/m2月超クラスの募集期間は2018年2月をピークに改善傾向にあり、2018年12月末時点で2.34ヶ月です。
賃料指数について、5,000円/m2月超クラスは、データが少ないため振れ幅が大きくなっていますが、空室率TVIや募集期間が改善傾向にあることを反映して、2017年第1四半期より引き続き上昇傾向にあります。4,000〜5,000円/m2月クラスの賃料は、2018年第2四半期を底に上昇に転じています。ハイクラス賃貸住宅は、一般の賃貸住宅市場よりも空室率が低く、募集期間も短いことから、安定して推移していると考えられます。
(3) 2019年3月期1都3県賃貸住宅指標
神奈川県のアパート系空室率TVIは金融機関の融資態度硬化後も悪化が続いています。募集期間についても1都3県で唯一4ヶ月の大台に達しています。募集期間については東京市部でも拡大が続いています。両地域では賃料指数も弱含みで推移しており、市場の悪化が継続していることが伺えます。
[東京都]
全域 23区 市部
空室率TVI(ポイント) :13.06 12.70 15.73
募集期間(ヶ月) :2.75 2.61 3.44
更新確率(%) :40.09 40.13 39.71
中途解約確率(%) :41.37 40.15 47.34
賃料指数(2004年1Q=100):104.59 106.14 98.25
[神奈川県]
空室率TVI(ポイント) :16.50
募集期間(ヶ月) :4.00
更新確率(%) :38.35
中途解約確率(%) :46.03
賃料指数(2004年1Q=100):99.35
[埼玉県]
空室率TVI(ポイント) :16.34
募集期間(ヶ月) :3.19
更新確率(%) :45.40
中途解約確率(%) :40.80
賃料指数(2004年1Q=100):101.21
[千葉県]
空室率TVI(ポイント) :16.99
募集期間(ヶ月) :3.23
更新確率(%) :45.30
中途解約確率(%) :36.21
賃料指数(2004年1Q=100):103.38
分析:株式会社タス
(4) 2019年3月期 関西圏・中京圏・福岡県賃貸住宅指標
静岡県では空室率TVIは改善しているものの募集期間が急激に悪化しており、賃料も弱含んでいることからデッドストック化している物件が増加している可能性が高いと考えられます。
[大阪府]
空室率TVI(ポイント):8.84
募集期間(ヶ月) :5.34
更新確率(%) :33.55
中途解約確率(%) :53.33
賃料指数(関西圏:2009年1Q=100、中京圏、福岡県:2010年4Q=100):104.65
[京都府]
空室率TVI(ポイント):12.92
募集期間(ヶ月) :5.65
更新確率(%) :37.81
中途解約確率(%) :51.55
賃料指数(関西圏:2009年1Q=100、中京圏、福岡県:2010年4Q=100):105.33
[兵庫県]
空室率TVI(ポイント):12.97
募集期間(ヶ月) :6.31
更新確率(%) :42.46
中途解約確率(%) :44.40
賃料指数(関西圏:2009年1Q=100、中京圏、福岡県:2010年4Q=100):105.23
[愛知県]
空室率TVI(ポイント):15.22
募集期間(ヶ月) :6.55
更新確率(%) :42.46
中途解約確率(%) :43.85
賃料指数(関西圏:2009年1Q=100、中京圏、福岡県:2010年4Q=100):102.99
[静岡県]
空室率TVI(ポイント):23.52
募集期間(ヶ月) :9.23
更新確率(%) :45.23
中途解約確率(%) :40.04
賃料指数(関西圏:2009年1Q=100、中京圏、福岡県:2010年4Q=100):97.65
[福岡県]
空室率TVI(ポイント):10.30
募集期間(ヶ月) :5.48
更新確率(%) :42.84
中途解約確率(%) :43.67
賃料指数(関西圏:2009年1Q=100、中京圏、福岡県:2010年4Q=100):109.28
分析:株式会社タス
詳細はPDFファイルをご参照ください。
詳細PDF:「賃貸住宅市場レポート 首都圏版・関西圏・中京圏・福岡県版 2019年5月」
https://go.tas-japan.com/l/592651/2019-05-22/23whwq
メディア掲載情報等はこちらをご覧ください。
https://corporate.tas-japan.com/news/news_cate/media/
■株式会社タスについて
株式会社タスはトヨタ自動車株式会社(T)、豊田通商株式会社(T)、朝日航洋株式会社(A)、株式会社三友システムアプレイザル(S)が出資するトヨタのグループ企業です。システム評価のパイオニアとして不動産に関わる情報を収集・分析・ディスクローズすることにより、専門知識を誰でも簡単に視える化することを目指しています。不動産評価サービスTAS-MAPは、担保評価や顧客へのプレゼンテーション資料作成ツールとして多くの金融機関や不動産会社の時短に貢献しています。
会社名 : 株式会社タス(英語名 TAS Corp.)
所在地 : 東京都中央区八丁堀3丁目22番13号 PMO八丁堀4F
設立年月日: 2000年8月28日
資本金 : 1億8千万円
出資 : トヨタ自動車株式会社
朝日航洋株式会社
株式会社三友システムアプレイザル
豊田通商株式会社
Web : https://corporate.tas-japan.com/
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/184597/LL_img_184597_1.jpg
1都3県賃貸住宅市況図
「2018年第4四半期 1都3県賃貸住宅市況図」「東京23区ハイクラス賃貸住宅の市場動向」および「2019年3月期の1都3県賃貸住宅指標(空室率TVI(タス空室インデックス)、募集期間、更新確率、中途解約確率、賃料指数)」および「2019年3月期の関西圏・中京圏・福岡県賃貸住宅指標(空室率TVI(タス空室インデックス)、募集期間、更新確率、中途解約確率、賃料指数)」を掲載しています。
詳細PDF:「賃貸住宅市場レポート 首都圏版・関西圏・中京圏・福岡県版 2019年5月」
https://go.tas-japan.com/l/592651/2019-05-22/23whwq
レポートの概要
(1) 2018年第4四半期 1都3県賃貸住宅市況図
東京23区では、新宿区、墨田区、大田区が「悪い」→「やや悪い」、台東区が「やや悪い」→「やや良い」に改善しました。一方で、千代田区と江戸川区が「やや悪い」→「悪い」に悪化しました。首都圏では、川崎市が「悪い」→「やや悪い」に改善しました。
トレンドが上昇を示す地域は、2018年第3四半期の14地域から2018年第4四半期は11地域と減少しました。下降を示す地域は、2018年第3四半期の9地域から2018年第4四半期は13地域と増加しました。
金融機関の貸出態度硬化により新規供給量が減少傾向にあることから、アパート系が多く供給されている東京市部や神奈川県で市場好転の兆しが見られます。ただし、これらの地域では、市場からの退場を余儀なくされた物件、いわゆるデッドストックが増加している可能性があります。
図 1都3県、東京23区の賃貸住宅市況図へのリンク
https://www.atpress.ne.jp/releases/184597/img_184597_1.jpg
(2) 東京23区ハイクラス賃貸住宅の市場動向
5,000円/m2月超クラスの空室率TVIは、2017年1月以降悪化傾向が続いていましたが、2018年5月をピークに僅かながら改善傾向にあります。供給量の多い4,000〜5,000円/m2月クラスの空室率TVIは2017年9月以降、引き続き悪化傾向が続いています。
4,000〜5,000円/m2月クラスの募集期間は、2018年9月以降は改善傾向で推移しており、2018年12月末時点で2.72ヶ月です。5,000円/m2月超クラスの募集期間は2018年2月をピークに改善傾向にあり、2018年12月末時点で2.34ヶ月です。
賃料指数について、5,000円/m2月超クラスは、データが少ないため振れ幅が大きくなっていますが、空室率TVIや募集期間が改善傾向にあることを反映して、2017年第1四半期より引き続き上昇傾向にあります。4,000〜5,000円/m2月クラスの賃料は、2018年第2四半期を底に上昇に転じています。ハイクラス賃貸住宅は、一般の賃貸住宅市場よりも空室率が低く、募集期間も短いことから、安定して推移していると考えられます。
(3) 2019年3月期1都3県賃貸住宅指標
神奈川県のアパート系空室率TVIは金融機関の融資態度硬化後も悪化が続いています。募集期間についても1都3県で唯一4ヶ月の大台に達しています。募集期間については東京市部でも拡大が続いています。両地域では賃料指数も弱含みで推移しており、市場の悪化が継続していることが伺えます。
[東京都]
全域 23区 市部
空室率TVI(ポイント) :13.06 12.70 15.73
募集期間(ヶ月) :2.75 2.61 3.44
更新確率(%) :40.09 40.13 39.71
中途解約確率(%) :41.37 40.15 47.34
賃料指数(2004年1Q=100):104.59 106.14 98.25
[神奈川県]
空室率TVI(ポイント) :16.50
募集期間(ヶ月) :4.00
更新確率(%) :38.35
中途解約確率(%) :46.03
賃料指数(2004年1Q=100):99.35
[埼玉県]
空室率TVI(ポイント) :16.34
募集期間(ヶ月) :3.19
更新確率(%) :45.40
中途解約確率(%) :40.80
賃料指数(2004年1Q=100):101.21
[千葉県]
空室率TVI(ポイント) :16.99
募集期間(ヶ月) :3.23
更新確率(%) :45.30
中途解約確率(%) :36.21
賃料指数(2004年1Q=100):103.38
分析:株式会社タス
(4) 2019年3月期 関西圏・中京圏・福岡県賃貸住宅指標
静岡県では空室率TVIは改善しているものの募集期間が急激に悪化しており、賃料も弱含んでいることからデッドストック化している物件が増加している可能性が高いと考えられます。
[大阪府]
空室率TVI(ポイント):8.84
募集期間(ヶ月) :5.34
更新確率(%) :33.55
中途解約確率(%) :53.33
賃料指数(関西圏:2009年1Q=100、中京圏、福岡県:2010年4Q=100):104.65
[京都府]
空室率TVI(ポイント):12.92
募集期間(ヶ月) :5.65
更新確率(%) :37.81
中途解約確率(%) :51.55
賃料指数(関西圏:2009年1Q=100、中京圏、福岡県:2010年4Q=100):105.33
[兵庫県]
空室率TVI(ポイント):12.97
募集期間(ヶ月) :6.31
更新確率(%) :42.46
中途解約確率(%) :44.40
賃料指数(関西圏:2009年1Q=100、中京圏、福岡県:2010年4Q=100):105.23
[愛知県]
空室率TVI(ポイント):15.22
募集期間(ヶ月) :6.55
更新確率(%) :42.46
中途解約確率(%) :43.85
賃料指数(関西圏:2009年1Q=100、中京圏、福岡県:2010年4Q=100):102.99
[静岡県]
空室率TVI(ポイント):23.52
募集期間(ヶ月) :9.23
更新確率(%) :45.23
中途解約確率(%) :40.04
賃料指数(関西圏:2009年1Q=100、中京圏、福岡県:2010年4Q=100):97.65
[福岡県]
空室率TVI(ポイント):10.30
募集期間(ヶ月) :5.48
更新確率(%) :42.84
中途解約確率(%) :43.67
賃料指数(関西圏:2009年1Q=100、中京圏、福岡県:2010年4Q=100):109.28
分析:株式会社タス
詳細はPDFファイルをご参照ください。
詳細PDF:「賃貸住宅市場レポート 首都圏版・関西圏・中京圏・福岡県版 2019年5月」
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■株式会社タスについて
株式会社タスはトヨタ自動車株式会社(T)、豊田通商株式会社(T)、朝日航洋株式会社(A)、株式会社三友システムアプレイザル(S)が出資するトヨタのグループ企業です。システム評価のパイオニアとして不動産に関わる情報を収集・分析・ディスクローズすることにより、専門知識を誰でも簡単に視える化することを目指しています。不動産評価サービスTAS-MAPは、担保評価や顧客へのプレゼンテーション資料作成ツールとして多くの金融機関や不動産会社の時短に貢献しています。
会社名 : 株式会社タス(英語名 TAS Corp.)
所在地 : 東京都中央区八丁堀3丁目22番13号 PMO八丁堀4F
設立年月日: 2000年8月28日
資本金 : 1億8千万円
出資 : トヨタ自動車株式会社
朝日航洋株式会社
株式会社三友システムアプレイザル
豊田通商株式会社
Web : https://corporate.tas-japan.com/