ABB、エコタリティ社への出資により米国の電気自動車用インフラストラクチャー市場に参入
[11/01/20]
提供元:@Press
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スイス、チューリッヒ発、2011年1月10日 ━ 電力技術とオートメーションのリーディングカンパニーであるABBは、米国、カリフォルニア州サンフランシスコに拠点を置く、クリーン電力による交通、および蓄電技術の会社である、エコタリティ(ECOtality)社へ1,000万米ドルを投資しました。これによりABBは、北米の電気自動車(EV)充電市場に参入し、エコタリティ社は電力供給システム分野での強力な世界的パートナーを得ることになります。
エコタリティ社は、ABBの投資を事業拡大および、全米16の主要都市が米国エネルギー省(DOE)から1億1,500万米ドルの助成金を受けて参画する、EVプロジェクトの初期投資のために活用します。当プロジェクトは、8,300台の電気自動車を展開するための、1万5,000基以上の充電器の設置を含みます。
加えて、エコタリティ社のパワーエレクトロニクスおよび構成部品の、北米における優先サプライヤにABBを指名する協定に両社が調印しました。両社は、エコタリティ社の「Blink」が持つ、EV充電ステーションの進化型消費者向けインターフェースおよび、課金機能を活用したEV向け充電技術の開発へ向けて協業します。スマートグリッド事業分野における取組みを通じ、欧州のプロジェクトを通じて培ったEV充電ソリューションの統合を含む専門知識を用いて貢献していきます。
ABBのマーケティングおよびカスタマーソリューションの責任者であるブライス・コックは次のように述べています。
「スマートグリッド、再生可能エネルギー、信頼性の高い効率的な電力ネットワーク構築で培ったABBの経験と、EVインフラストラクチャーにおける北米成長市場でのエコタリティ社のリーダーシップを、このパートナーシップで結集させます。これは、我々のスキルの理想的な組み合わせであり、お客さまがグリッドの信頼性を維持しながら、持続可能なモビリティを実現できるソリューションを提供していきます。」
エコタリティ社(NASDAQ:ECTY)は、家庭やオフィスで駐車中にEV車を充電するシステムを完全な範囲で備えており、また、長距離走行中でも短時間の停車時間で充電可能です。エコタリティ社は、DOEの資金提供によるEVプロジェクトを通じて、向こう2年間で全米最大の充電ステーションの設備基盤を保有すると見込んでおり、何処でも充電可能(プラグ-イン-レディ)な地域構築のため、地域の特性を考慮してEVプロジェクトを構築する独自の「EVマイクロ・クライメイト・プロセス」を通して、ユーティリティーや自治体との連携を計画しています。同社は現在、約100人の従業員を擁しています。
「我々は、ABB社と共に電気輸送の可能性をさらに広げ、かつ、広範な普及を実現します。」と、エコタリティ社のCEO、ジョナサン・リードは述べています。また、「ABB社との北米における製造契約により、我々は急速に生産を増加させ、ビジネスを展開できるようになります。」とも述べています。
この投資は、ABBのベンチャーキャピタル部門であるABBテクノロジー・ベンチャーズを介して行われました。これに関連して、過去12ヶ月に、トリリアント社のスマートグリッド向けエンドツーエンド通信システムへの投資、また、ゼネラルモーターズと共に、EV車の電池耐用年数経過後のエネルギー貯蔵量を調査する為の研究開発プロジェクトなど、戦略的に段階を踏んでいます。
ABBのスマートグリッドのポートフォリオは、世界のエネルギー、ユーティリティ、通信その他の資産集約型事業において、業界をリードするソフトウェアプロバイダ、ベンティクス社の買収によって、昨年、強化されました。
■ABBについて ( http://www.abb.com/ )
ABBは、世界のおよそ100カ国に117,000人の従業員を擁する電力技術とオートメーション技術のリーディングカンパニーです。環境負荷を最低限に抑えながらお客さまの業務効率を最適化するソリューションの数々を、産業界と公益事業の皆さまに提供しています。
■ABB株式会社について ( http://www.abb.co.jp/ )
ABBの日本法人であるABB株式会社は、国内において電力およびオートメーション事業を、製造、販売、サービス分野にわたって展開しています。また、ABBの日本国内における活動は、ABB株式会社と3つの合弁事業から構成されており、ABBジャパングループとして約700名の従業員、12都市にわたる販売/サービスネットワークを擁しています。
エコタリティ社は、ABBの投資を事業拡大および、全米16の主要都市が米国エネルギー省(DOE)から1億1,500万米ドルの助成金を受けて参画する、EVプロジェクトの初期投資のために活用します。当プロジェクトは、8,300台の電気自動車を展開するための、1万5,000基以上の充電器の設置を含みます。
加えて、エコタリティ社のパワーエレクトロニクスおよび構成部品の、北米における優先サプライヤにABBを指名する協定に両社が調印しました。両社は、エコタリティ社の「Blink」が持つ、EV充電ステーションの進化型消費者向けインターフェースおよび、課金機能を活用したEV向け充電技術の開発へ向けて協業します。スマートグリッド事業分野における取組みを通じ、欧州のプロジェクトを通じて培ったEV充電ソリューションの統合を含む専門知識を用いて貢献していきます。
ABBのマーケティングおよびカスタマーソリューションの責任者であるブライス・コックは次のように述べています。
「スマートグリッド、再生可能エネルギー、信頼性の高い効率的な電力ネットワーク構築で培ったABBの経験と、EVインフラストラクチャーにおける北米成長市場でのエコタリティ社のリーダーシップを、このパートナーシップで結集させます。これは、我々のスキルの理想的な組み合わせであり、お客さまがグリッドの信頼性を維持しながら、持続可能なモビリティを実現できるソリューションを提供していきます。」
エコタリティ社(NASDAQ:ECTY)は、家庭やオフィスで駐車中にEV車を充電するシステムを完全な範囲で備えており、また、長距離走行中でも短時間の停車時間で充電可能です。エコタリティ社は、DOEの資金提供によるEVプロジェクトを通じて、向こう2年間で全米最大の充電ステーションの設備基盤を保有すると見込んでおり、何処でも充電可能(プラグ-イン-レディ)な地域構築のため、地域の特性を考慮してEVプロジェクトを構築する独自の「EVマイクロ・クライメイト・プロセス」を通して、ユーティリティーや自治体との連携を計画しています。同社は現在、約100人の従業員を擁しています。
「我々は、ABB社と共に電気輸送の可能性をさらに広げ、かつ、広範な普及を実現します。」と、エコタリティ社のCEO、ジョナサン・リードは述べています。また、「ABB社との北米における製造契約により、我々は急速に生産を増加させ、ビジネスを展開できるようになります。」とも述べています。
この投資は、ABBのベンチャーキャピタル部門であるABBテクノロジー・ベンチャーズを介して行われました。これに関連して、過去12ヶ月に、トリリアント社のスマートグリッド向けエンドツーエンド通信システムへの投資、また、ゼネラルモーターズと共に、EV車の電池耐用年数経過後のエネルギー貯蔵量を調査する為の研究開発プロジェクトなど、戦略的に段階を踏んでいます。
ABBのスマートグリッドのポートフォリオは、世界のエネルギー、ユーティリティ、通信その他の資産集約型事業において、業界をリードするソフトウェアプロバイダ、ベンティクス社の買収によって、昨年、強化されました。
■ABBについて ( http://www.abb.com/ )
ABBは、世界のおよそ100カ国に117,000人の従業員を擁する電力技術とオートメーション技術のリーディングカンパニーです。環境負荷を最低限に抑えながらお客さまの業務効率を最適化するソリューションの数々を、産業界と公益事業の皆さまに提供しています。
■ABB株式会社について ( http://www.abb.co.jp/ )
ABBの日本法人であるABB株式会社は、国内において電力およびオートメーション事業を、製造、販売、サービス分野にわたって展開しています。また、ABBの日本国内における活動は、ABB株式会社と3つの合弁事業から構成されており、ABBジャパングループとして約700名の従業員、12都市にわたる販売/サービスネットワークを擁しています。