ドリームボート、LAN/WANを通じてデータの共有を実現するためのミドルウェア製品「SkeedDataPool(TM)」を発表
[11/01/24]
提供元:@Press
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BIGLOBEプレスルーム
http://www.biglobe.co.jp/press/2011/0124-1.html
株式会社ドリームボート(本社:京都市中京区、代表取締役:明石 昌也、以下 ドリームボート)は、高い読み取り性能を実現する、分散キャッシュミドルウェア製品「SkeedDataPool(TM)」をリリースいたしました。なお、製品化にあたっては、NECビッグローブ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役執行役員社長:飯塚 久夫、以下 BIGLOBE)のデータセンター上で性能を評価し、製品の品質向上を実現いたしました。
「SkeedDataPool(TM)」は、LAN/WANを通じてデータの共有を実現するためのミドルウェア製品です。大量のデータを遠隔地を含む多数のメンバー/マシン間で共有しなければならないというニーズは、ビジネスにおいてますます高まっています。しかし、既存のファイルサーバーやネットワークストレージでは、遠隔地間においてファイル共有を実現するためにはレプリケーションが必要となり、また、多数のクライアントから、サーバへアクセスする際のネットワーク経路がスループット上のボトルネックになりがちでした。
「SkeedDataPool(TM)」は、P2P技術を活用したドリームボートの独自技術であるSkeedテクノロジー(注1)を最大限に活用することによって、遠隔地を含む多数のマシン間において、管理および拡張が容易で、極めて高い読み取り性能を持つ単一のファイルシステムの構築を可能といたします。
■「SkeedDataPool(TM)」の特長
(1) ハイパフォーマンス
クラスターを構成する各ノードには、NFS、CIFS、FTP、HTTPによってアクセスすることができますが、専用のクライアントソフトウェアを通じて「SkeedDataPool(TM)」にアクセスすることで、クライアントにもキャッシュを蓄積し、クライアント間でそのデータを転送し合うことができます。これにより、同一ファイルの読み取りがしばしば要求されるような利用局面におけるターンアラウンドタイムおよびスループットは、極めて良好なものとなります。
(2) クライアントOSのファイルシステムにマウント可能
「SkeedDataPool(TM)」のクライアントソフトウェアは、OSのファイルシステムに直接マウントすることができるため、ローカルディスクへアクセスするのと何ら変わらずに、高機能・高性能なクライアントソフトウェアを活用可能です。
(3) スモールスタートからのシームレスな規模拡大が可能
合計4ノードの最小構成から運用を開始して、運用を一切止めることなくノードを追加し、規模を拡大することが可能です。
(4) 異種ハードウェアの混在環境で動作するミドルウェア製品
「SkeedDataPool(TM)」は、コモディティハードウェア上にインストールすることで動作するミドルウェア製品であるため、既存のハードウェア資産を有効活用しながら導入・運用することが可能です。
「SkeedDataPool(TM)」のアーキテクチャー
http://www.atpress.ne.jp/releases/18565/1_1.jpg
■「SkeedDataPool(TM)」活用例
デジタルコンテンツ配信用サーバ群のバックエンドキャッシュシステム
デジタルアセット管理システムのストレージ
データセンターのネットワークストレージ
BIGLOBEでは、データセンターの取り組みとして、IT機器の効率的な運用を推進しており、P2P技術を活用したドリームボート社の独自技術であるSkeedテクノロジーをネットワークストレージへ応用することにより、データセンターの効率化が図れると早くから注目しておりました。
「SkeedDataPool(TM)」の製品化にあたっては、BIGLOBEのデータセンターを活用しながらSkeedテクノロジーのネットワークストレージへの応用検討及び、スペック検討を共同で実施するなど、本番環境に近い中でテストすることで、製品の品質向上を実現いたしました。BIGLOBEでは、本年3月より本製品の導入を検討しており、データセンターの更なる効率化を図ってまいります。
以上
(注1) Skeed テクノロジーとは、大容量/多数のファイルを効率良く保存、管理、送受信するためのドリームボート独自技術群の総称です。
(1) 多数のマシン間における協調動作の実現
(2) キャッシュおよびプロキシによる高速なレスポンスの実現
(3) 各種の独自プロトコルによる、高性能かつ信頼性の高いファイル転送
(4) 暗号技術の活用による厳密なセキュリティおよび整合性の確保
を実現します。
http://www.biglobe.co.jp/press/2011/0124-1.html
株式会社ドリームボート(本社:京都市中京区、代表取締役:明石 昌也、以下 ドリームボート)は、高い読み取り性能を実現する、分散キャッシュミドルウェア製品「SkeedDataPool(TM)」をリリースいたしました。なお、製品化にあたっては、NECビッグローブ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役執行役員社長:飯塚 久夫、以下 BIGLOBE)のデータセンター上で性能を評価し、製品の品質向上を実現いたしました。
「SkeedDataPool(TM)」は、LAN/WANを通じてデータの共有を実現するためのミドルウェア製品です。大量のデータを遠隔地を含む多数のメンバー/マシン間で共有しなければならないというニーズは、ビジネスにおいてますます高まっています。しかし、既存のファイルサーバーやネットワークストレージでは、遠隔地間においてファイル共有を実現するためにはレプリケーションが必要となり、また、多数のクライアントから、サーバへアクセスする際のネットワーク経路がスループット上のボトルネックになりがちでした。
「SkeedDataPool(TM)」は、P2P技術を活用したドリームボートの独自技術であるSkeedテクノロジー(注1)を最大限に活用することによって、遠隔地を含む多数のマシン間において、管理および拡張が容易で、極めて高い読み取り性能を持つ単一のファイルシステムの構築を可能といたします。
■「SkeedDataPool(TM)」の特長
(1) ハイパフォーマンス
クラスターを構成する各ノードには、NFS、CIFS、FTP、HTTPによってアクセスすることができますが、専用のクライアントソフトウェアを通じて「SkeedDataPool(TM)」にアクセスすることで、クライアントにもキャッシュを蓄積し、クライアント間でそのデータを転送し合うことができます。これにより、同一ファイルの読み取りがしばしば要求されるような利用局面におけるターンアラウンドタイムおよびスループットは、極めて良好なものとなります。
(2) クライアントOSのファイルシステムにマウント可能
「SkeedDataPool(TM)」のクライアントソフトウェアは、OSのファイルシステムに直接マウントすることができるため、ローカルディスクへアクセスするのと何ら変わらずに、高機能・高性能なクライアントソフトウェアを活用可能です。
(3) スモールスタートからのシームレスな規模拡大が可能
合計4ノードの最小構成から運用を開始して、運用を一切止めることなくノードを追加し、規模を拡大することが可能です。
(4) 異種ハードウェアの混在環境で動作するミドルウェア製品
「SkeedDataPool(TM)」は、コモディティハードウェア上にインストールすることで動作するミドルウェア製品であるため、既存のハードウェア資産を有効活用しながら導入・運用することが可能です。
「SkeedDataPool(TM)」のアーキテクチャー
http://www.atpress.ne.jp/releases/18565/1_1.jpg
■「SkeedDataPool(TM)」活用例
デジタルコンテンツ配信用サーバ群のバックエンドキャッシュシステム
デジタルアセット管理システムのストレージ
データセンターのネットワークストレージ
BIGLOBEでは、データセンターの取り組みとして、IT機器の効率的な運用を推進しており、P2P技術を活用したドリームボート社の独自技術であるSkeedテクノロジーをネットワークストレージへ応用することにより、データセンターの効率化が図れると早くから注目しておりました。
「SkeedDataPool(TM)」の製品化にあたっては、BIGLOBEのデータセンターを活用しながらSkeedテクノロジーのネットワークストレージへの応用検討及び、スペック検討を共同で実施するなど、本番環境に近い中でテストすることで、製品の品質向上を実現いたしました。BIGLOBEでは、本年3月より本製品の導入を検討しており、データセンターの更なる効率化を図ってまいります。
以上
(注1) Skeed テクノロジーとは、大容量/多数のファイルを効率良く保存、管理、送受信するためのドリームボート独自技術群の総称です。
(1) 多数のマシン間における協調動作の実現
(2) キャッシュおよびプロキシによる高速なレスポンスの実現
(3) 各種の独自プロトコルによる、高性能かつ信頼性の高いファイル転送
(4) 暗号技術の活用による厳密なセキュリティおよび整合性の確保
を実現します。