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　世界75カ国 5,500以上の現地ツアーを低価格で提供するウェブサイト、Viator.comを運営するビアター(米カリフォルニア州サンフランシスコ、代表取締役社長：バリー・セイデンバーグ)は19日、日本語版サイト http://www.viatorcom.jp の開設を発表しました。
　ビアターは英語サイトに加え、すでにフランス語、ドイツ語、スペイン語、デンマーク語、オランダ語、ノルウェー語、スウェーデン語の7ヶ国語でのサービスを行っており、それぞれの国の旅行者が母国語でサイトを閲覧し、自国の通貨で決済することが可能となっています。

　ビアター日本語版サイトでは、旅行に出発される前に日本語で気軽に現地ツアーの情報収集や予約を行うお手伝いをさせて頂きます。事前予約により、低価格でのツアーのご提供、そしてツアーの売り切れにより参加できないといった事態をさける事ができるようになりました。

　ビアターは独自の多言語処理システムを使って、すべての言語のビアターサイトで同一の情報を発信しています。また、ビアター日本語版サイトの情報は、航空会社やホテルのサイト、オンライン旅行代理店など、ビアターのパートナーサイトでも提供されています。


【日本語版サイト開設の背景】
　市場調査会社のPhocusWright＊によると、日本の旅行業界の市場規模はアジア太平洋地域で最大の計657億ドルに及び、その中でもオンライン旅行市場はアジア全体の約20％(115億ドル)を占めています。また、日本のインターネット人口は約8割に上る＊＊ため、約9,900万人がオンライン上で情報収集を行っていることになります。

　ビアターの欧州アジア地域統括マネージャーのダン・ハート氏は、「旅行が日常生活の重要な一部となっており、インターネットでの検索や購買が普及している日本市場への進出は、ビアターにとって重要でかつ貴重な機会でもあります」と語っています。「旅行について知識も経験も豊富な日本の旅行者に、世界各地のツアーやアクティビティを提供できる事をとても楽しみにしています。また今後は、日本のお客様向けの新たな商品も開発していく予定です。日本への進出は、ビアターの世界市場に向けた新規開拓における重要な戦略的要素のひとつです。」


【日本人ユーザーの傾向】
　本サイトにこれまで訪問した日本からのユーザーの予約傾向としては、グランドキャニオン・ヘリコプターツアーやエッフェル塔とムーラン・ルージュを訪れるツアー、シドニー・ハーバー・クルーズやストーンヘンジとウィンザー城を巡る一日ツアーなど、世界的に有名な観光地が人気のようです。ラスベガス、ニューヨーク、パリは、 http://viatorcom.jp で予約されたツアーの主な目的地ですが、一方で、オーストラリアの5都市(シドニー、ダーウィン、ケアンズ、メルボルン、アデレード)が目的地ランキングの30位内にランクインしていることから、日本から近く、暖かい気候である点は、旅行先を決める上で重要な要素であることもわかります。


＊出典 - アジア・日本の旅行市場の統計 - フォーカスライトのアジア太平洋地域 オンライン旅行概観　第3版 　Report, September 2009
＊＊日本のインターネット浸透率 - Internet World Stats.


［ビアターURL］
http://www.viatorcom.jp ビアター日本語版サイト
http://www.viator.com ビアター英語版サイト


［ビアター会社概要］
　1995年の設立以来、世界75カ国以上、450ヶ所以上の目的地から5,500を超えるツアーを、検索からそして予約までが一度にできる総合旅行予約サイト。コンテンツとして20万件以上のユーザーレビューや写真、ツアー評価や旅程サンプル、ビアター旅行ブログなどがある。旅行商品は、ビアターの旅行エキスパートが、品質、価格、サービス面での審査を元に厳選したもののみを取り扱っている。また、自社サイト上での販売のみではなく、世界各地の有名ホテルや航空会社のサイト、オンライン旅行代理店や旅行ガイドサイトなどを含む1,000以上の提携サイトでも販売を行なっている。ビアターサイト全体へのアクセスは、毎月2,500,000件を超えるに至っています。
　本社は米国カリフォルニア州サンフランシスコ、その他シドニー、ロンドン、ラスベガスに支社。なお社名のビアターとは、ラテン語で旅行者を意味する。