第9回「この企業に勤める人と結婚したいランキング」調査 安定性を求めつつ、重視するポイントは「働きやすさ」「家庭・育児との両立」
[19/06/24]
提供元:@Press
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与信管理ASPクラウドサービスを提供するリスクモンスター株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:藤本 太一、以下 リスモン)は、第9回「この企業に勤める人と結婚したいランキング」調査結果を発表いたしました。
[調査結果]
(1) 公務員が上位独占!業種別では製造業が人気!
「この企業に勤める人と結婚したいランキング」のランキング1位は「国家公務員」(回答率14.3%)でした。次いで「地方公務員」が2位(同12.7%)、「トヨタ自動車」が3位(同9.7%)となりました。以下、4位「パナソニック」(同6.4%)、5位「全日本空輸(ANA)」(同5.1%)、6位「グーグル(Google)」(同4.8%)、7位「ソニー」、「三菱商事」(同3.6%)、9位「東日本旅客鉄道(JR東日本)」(同3.4%)、10位「アップル(Apple)」、「日本航空(JAL)」、「任天堂」(同3.2%)と続きました。(図表A)
業種別では、製造業が8社(トヨタ自動車、パナソニック、ソニー、アップル、任天堂、花王、本田技研工業(ホンダ)、サントリー)と最も多く、次いで総合商社3社(三菱商事、伊藤忠商事、住友商事)と続きました。
なお、トップ100については図表Bの通りです。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/186549/LL_img_186549_1.png
図表A ランキングベスト20
▼図表A ランキングベスト20
https://www.atpress.ne.jp/releases/186549/img_186549_1.png
▼図表B ランキングベスト100
https://www.atpress.ne.jp/releases/186549/img_186549_2.png
(2) トヨタ自動車の人気はゆるぎなく
第8回「この企業に勤める人と結婚したいランキング」の結果と比較したところ、上位3社の順位に変動はなく、1位、2位を維持した公務員の安定した人気がうかがえます。また、事業会社としては「トヨタ自動車」が7回連続で1位となりました。
前回調査からの順位変動が大きい企業としては、7位「ソニー」(前回15位)、9位「東日本旅客鉄道(JR東日本)」(前回25位)、15位「花王」(前回27位)のランクアップが目立ちます。
一方、13位「伊藤忠商事」(前回6位)、「楽天」(前回8位)は前回からランクダウンしました。
また、前回ランクインしていた「三井物産」(前回15位→今回22位)、「三菱UFJ銀行」(前回19位→今回26位)がトップ20圏外となりました。(図表C)
▼図表C 前回ランキングとの比較
https://www.atpress.ne.jp/releases/186549/img_186549_3.png
(3) 女性は特に安定性を望む
結婚相手の勤務先として望む会社を男女別に集計したところ、男性が結婚相手の女性に望む勤務先の1位は前回に引き続き「地方公務員」(回答率8.6%)でした。次いで「国家公務員」、「トヨタ自動車」(同7.4%)が2位、「グーグル(Google)」(同4.9%)が4位、「全日本空輸(ANA)」(同4.4%)が5位となりました。(図表D)
これに対して女性が結婚相手の男性に望む勤務先のランキング1位は「国家公務員」(回答率20.5%)、「地方公務員」(同16.5%)が2位、「トヨタ自動車」(同11.8%)が3位、「パナソニック」(同8.7%)が4位、「全日本空輸(ANA)」(同5.7%)が5位と続きました。(図表E)
全体ランキング上位の「公務員」が男女別ともに1位、2位となり、公務員の安定した人気がうかがえます。事業会社としては「トヨタ自動車」、「全日本空輸(ANA)」が男女ともに上位にランクインしており、男女問わず人気の企業となっています。
男女別の特徴としては、男性が女性に望む勤務先としての公務員の回答率が「国家公務員」と「地方公務員」を合計すると16.0%であったのに対して、女性が男性に望む勤務先としての「国家公務員」と「地方公務員」の合計は37.0%となっており、公務員において女性からの人気が特に高いことがうかがえる結果となりました。
▼図表D 男性(結婚相手が女性)ランキング上位
https://www.atpress.ne.jp/releases/186549/img_186549_4.png
▼図表E 女性(結婚相手が男性)ランキング上位
https://www.atpress.ne.jp/releases/186549/img_186549_5.png
(4) 男女ともに最も重視するポイントはやはり「給与」
結婚相手の勤める企業に対して重視するポイントは「給与額」が男女ともにトップとなりました。特に女性においては、60%以上が結婚相手の給与額を重視する結果となっており、結婚において収入が重要な要素となっていることがうかがえる結果となりました。
そのほか、「福利厚生」が2位、「社員を大切にする」が3位となり、結婚相手の働きやすさを重視している一方で、「業績」や「企業規模」など企業に関する意識はそれほど高くない傾向がうかがえます。(図表F)
また、女性は男性と比べて、「給与額」や「福利厚生」、「将来性」、「雇用形態」など、結婚相手が将来にわたって安心して働ける環境を重視している様子がうかがえます。一方、男性は女性と比べて、「子育て支援」を重視していることが明らかとなっており、結婚相手が勤める企業に対して、仕事と家庭、育児を両立できることを重視している様子がうかがえます。
年代別の結果においては、すべての年代において「給与額」が1位となりました。各年代で「福利厚生」が軒並み2位となる中で、30代において「将来性」が2位となっている点について、家族構成に変化が起きやすい30代の中堅社員世代では、結婚相手が勤める企業の将来性への関心が高いことがうかがえます。(図表G)
▼図表F 重視するポイント×性別
https://www.atpress.ne.jp/releases/186549/img_186549_6.png
▼図表G 重視するポイント×年代別
https://www.atpress.ne.jp/releases/186549/img_186549_7.png
[総評]
第9回「この企業に勤める人と結婚したいランキング」では、前回に続いて公務員が1位、2位でした。男女別ランキングにおいても、男女共に公務員がトップであり、特に女性において公務員の人気が際立っています。その理由としては公務員の一番の強みである「安定性」が評価根拠といえるでしょう。この点は事業会社でも同様であり、「トヨタ自動車」や「パナソニック」においても大手企業であることの安定性が、結婚相手の勤める企業として評価された結果となっています。
結婚相手の勤め先として重視するポイントとしては、「給与額」が最も高い回答率となっているものの、昨今の働き方改革やワークライフバランスによって、仕事との関わり方が見直されている傾向にある中において、今後は「安定性」に加えて働き方改革への取り組み度合いなども結婚相手の勤め先として重視される項目となる可能性が十分に考えられます。
自社が「この会社に勤める人と結婚したい」と言われるような企業になれば、社員が良縁に恵まれて幸せな家庭を築くことによって、仕事にも一層精が出て、自社の業績向上にも寄与することになるでしょう。企業経営者には、自社の労働環境を整えつつ「業績の向上」に努め、従業員に対しては「給与」や「福利厚生」を還元していくことで、「この企業に勤める人と結婚したい」と言われるよう目指すことが望まれます。
※本編はダイジェスト版です。詳細な内容は、以下掲載サイトよりご覧いただけます。
https://www.riskmonster.co.jp/rm-research/
[実施概要]
・調査名称 :第9回「この企業に勤める人と結婚したいランキング」調査
・調査方法 :インターネット調査
・調査エリア:全国
・期間 :2019年3月27日(水)〜3月31日(日)
・調査対象者:20〜59歳の男女個人
・有効回収数:905サンプル
■リスモン調べとは
リスモンが独自に調査するレポートのことです。これまでリスモンでは企業活動関連の調査として他にも「100年後も生き残ると思う日本企業調査」「環境への配慮が感じられる企業調査」や「この企業に勤める人と結婚したいアンケート調査」などを発表しており、今後も「企業活動」に関するさまざまな切り口の調査を実施することで、企業格付の更新に役立てていくとともに、情報発信を行うことで新しい調査ターゲットの創出、新サービスの開発などに取り組んでいます。
掲載サイトはこちら https://www.riskmonster.co.jp/rm-research/
■リスモンの概要(東京証券取引所第二部上場 証券コード:3768)
2000年9月設立。同年12月よりインターネットを活用した与信管理業務のアウトソーシングサービス、ASPサービス事業を開始しました。以来、法人会員向けビジネスを要にサービス分野を拡大し、各事業部門・子会社(与信管理サービス、ビジネスポータルサイト(グループウェアサービス等)およびBPOサービス)ごとに取り扱うサービスについて包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
リスモングループ法人会員数は、2019年3月末時点で12,158(内、与信管理サービス等6,195、ビジネスポータルサイト等3,135、その他2,828)となっております。
ホームページ: https://www.riskmonster.co.jp/
[調査結果]
(1) 公務員が上位独占!業種別では製造業が人気!
「この企業に勤める人と結婚したいランキング」のランキング1位は「国家公務員」(回答率14.3%)でした。次いで「地方公務員」が2位(同12.7%)、「トヨタ自動車」が3位(同9.7%)となりました。以下、4位「パナソニック」(同6.4%)、5位「全日本空輸(ANA)」(同5.1%)、6位「グーグル(Google)」(同4.8%)、7位「ソニー」、「三菱商事」(同3.6%)、9位「東日本旅客鉄道(JR東日本)」(同3.4%)、10位「アップル(Apple)」、「日本航空(JAL)」、「任天堂」(同3.2%)と続きました。(図表A)
業種別では、製造業が8社(トヨタ自動車、パナソニック、ソニー、アップル、任天堂、花王、本田技研工業(ホンダ)、サントリー)と最も多く、次いで総合商社3社(三菱商事、伊藤忠商事、住友商事)と続きました。
なお、トップ100については図表Bの通りです。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/186549/LL_img_186549_1.png
図表A ランキングベスト20
▼図表A ランキングベスト20
https://www.atpress.ne.jp/releases/186549/img_186549_1.png
▼図表B ランキングベスト100
https://www.atpress.ne.jp/releases/186549/img_186549_2.png
(2) トヨタ自動車の人気はゆるぎなく
第8回「この企業に勤める人と結婚したいランキング」の結果と比較したところ、上位3社の順位に変動はなく、1位、2位を維持した公務員の安定した人気がうかがえます。また、事業会社としては「トヨタ自動車」が7回連続で1位となりました。
前回調査からの順位変動が大きい企業としては、7位「ソニー」(前回15位)、9位「東日本旅客鉄道(JR東日本)」(前回25位)、15位「花王」(前回27位)のランクアップが目立ちます。
一方、13位「伊藤忠商事」(前回6位)、「楽天」(前回8位)は前回からランクダウンしました。
また、前回ランクインしていた「三井物産」(前回15位→今回22位)、「三菱UFJ銀行」(前回19位→今回26位)がトップ20圏外となりました。(図表C)
▼図表C 前回ランキングとの比較
https://www.atpress.ne.jp/releases/186549/img_186549_3.png
(3) 女性は特に安定性を望む
結婚相手の勤務先として望む会社を男女別に集計したところ、男性が結婚相手の女性に望む勤務先の1位は前回に引き続き「地方公務員」(回答率8.6%)でした。次いで「国家公務員」、「トヨタ自動車」(同7.4%)が2位、「グーグル(Google)」(同4.9%)が4位、「全日本空輸(ANA)」(同4.4%)が5位となりました。(図表D)
これに対して女性が結婚相手の男性に望む勤務先のランキング1位は「国家公務員」(回答率20.5%)、「地方公務員」(同16.5%)が2位、「トヨタ自動車」(同11.8%)が3位、「パナソニック」(同8.7%)が4位、「全日本空輸(ANA)」(同5.7%)が5位と続きました。(図表E)
全体ランキング上位の「公務員」が男女別ともに1位、2位となり、公務員の安定した人気がうかがえます。事業会社としては「トヨタ自動車」、「全日本空輸(ANA)」が男女ともに上位にランクインしており、男女問わず人気の企業となっています。
男女別の特徴としては、男性が女性に望む勤務先としての公務員の回答率が「国家公務員」と「地方公務員」を合計すると16.0%であったのに対して、女性が男性に望む勤務先としての「国家公務員」と「地方公務員」の合計は37.0%となっており、公務員において女性からの人気が特に高いことがうかがえる結果となりました。
▼図表D 男性(結婚相手が女性)ランキング上位
https://www.atpress.ne.jp/releases/186549/img_186549_4.png
▼図表E 女性(結婚相手が男性)ランキング上位
https://www.atpress.ne.jp/releases/186549/img_186549_5.png
(4) 男女ともに最も重視するポイントはやはり「給与」
結婚相手の勤める企業に対して重視するポイントは「給与額」が男女ともにトップとなりました。特に女性においては、60%以上が結婚相手の給与額を重視する結果となっており、結婚において収入が重要な要素となっていることがうかがえる結果となりました。
そのほか、「福利厚生」が2位、「社員を大切にする」が3位となり、結婚相手の働きやすさを重視している一方で、「業績」や「企業規模」など企業に関する意識はそれほど高くない傾向がうかがえます。(図表F)
また、女性は男性と比べて、「給与額」や「福利厚生」、「将来性」、「雇用形態」など、結婚相手が将来にわたって安心して働ける環境を重視している様子がうかがえます。一方、男性は女性と比べて、「子育て支援」を重視していることが明らかとなっており、結婚相手が勤める企業に対して、仕事と家庭、育児を両立できることを重視している様子がうかがえます。
年代別の結果においては、すべての年代において「給与額」が1位となりました。各年代で「福利厚生」が軒並み2位となる中で、30代において「将来性」が2位となっている点について、家族構成に変化が起きやすい30代の中堅社員世代では、結婚相手が勤める企業の将来性への関心が高いことがうかがえます。(図表G)
▼図表F 重視するポイント×性別
https://www.atpress.ne.jp/releases/186549/img_186549_6.png
▼図表G 重視するポイント×年代別
https://www.atpress.ne.jp/releases/186549/img_186549_7.png
[総評]
第9回「この企業に勤める人と結婚したいランキング」では、前回に続いて公務員が1位、2位でした。男女別ランキングにおいても、男女共に公務員がトップであり、特に女性において公務員の人気が際立っています。その理由としては公務員の一番の強みである「安定性」が評価根拠といえるでしょう。この点は事業会社でも同様であり、「トヨタ自動車」や「パナソニック」においても大手企業であることの安定性が、結婚相手の勤める企業として評価された結果となっています。
結婚相手の勤め先として重視するポイントとしては、「給与額」が最も高い回答率となっているものの、昨今の働き方改革やワークライフバランスによって、仕事との関わり方が見直されている傾向にある中において、今後は「安定性」に加えて働き方改革への取り組み度合いなども結婚相手の勤め先として重視される項目となる可能性が十分に考えられます。
自社が「この会社に勤める人と結婚したい」と言われるような企業になれば、社員が良縁に恵まれて幸せな家庭を築くことによって、仕事にも一層精が出て、自社の業績向上にも寄与することになるでしょう。企業経営者には、自社の労働環境を整えつつ「業績の向上」に努め、従業員に対しては「給与」や「福利厚生」を還元していくことで、「この企業に勤める人と結婚したい」と言われるよう目指すことが望まれます。
※本編はダイジェスト版です。詳細な内容は、以下掲載サイトよりご覧いただけます。
https://www.riskmonster.co.jp/rm-research/
[実施概要]
・調査名称 :第9回「この企業に勤める人と結婚したいランキング」調査
・調査方法 :インターネット調査
・調査エリア:全国
・期間 :2019年3月27日(水)〜3月31日(日)
・調査対象者:20〜59歳の男女個人
・有効回収数:905サンプル
■リスモン調べとは
リスモンが独自に調査するレポートのことです。これまでリスモンでは企業活動関連の調査として他にも「100年後も生き残ると思う日本企業調査」「環境への配慮が感じられる企業調査」や「この企業に勤める人と結婚したいアンケート調査」などを発表しており、今後も「企業活動」に関するさまざまな切り口の調査を実施することで、企業格付の更新に役立てていくとともに、情報発信を行うことで新しい調査ターゲットの創出、新サービスの開発などに取り組んでいます。
掲載サイトはこちら https://www.riskmonster.co.jp/rm-research/
■リスモンの概要(東京証券取引所第二部上場 証券コード:3768)
2000年9月設立。同年12月よりインターネットを活用した与信管理業務のアウトソーシングサービス、ASPサービス事業を開始しました。以来、法人会員向けビジネスを要にサービス分野を拡大し、各事業部門・子会社(与信管理サービス、ビジネスポータルサイト(グループウェアサービス等)およびBPOサービス)ごとに取り扱うサービスについて包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
リスモングループ法人会員数は、2019年3月末時点で12,158(内、与信管理サービス等6,195、ビジネスポータルサイト等3,135、その他2,828)となっております。
ホームページ: https://www.riskmonster.co.jp/