過去最大規模 NTTドコモ、ソフトバンクが新規参加し計61組織、ワーキンググループは6グループに倍増 <開催レポート>第4回 ZETA Alliance DAY/東京
[19/07/10]
提供元:@Press
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LPWA通信規格ZETAを活用した超スマート社会への貢献を目指すZETAアライアンス(代表理事:朱 強)は、2019年6月14日、東京都港区のフクラシア品川クリスタルスクエアにおいて、定期会員総会ならびに第4回ZETA Alliance DAYを開催しました。
今回は過去最大規模となる約260名の方々にご参加いただきました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/188244/LL_img_188244_1.png
ZETA AllianceDAY
■総会ではアライアンスメンバーとともにNTTドコモ、ソフトバンクが加入挨拶
午前中に行われた定期会員総会では、株式会社NTTドコモ(以下、NTTドコモ)、ソフトバンク株式会社(以下、ソフトバンク)がPromoter会員として新規加入した報告があり、両社を含むPromoter会員ならびにAdopter会員の紹介とZETAアライアンスへの期待と抱負が披露されました。ソフトバンクは「自社の取り組んできたLPWANサービスと共にIoTの更なる拡大促進をZETAに期待する」と挨拶しました。さらに新任理事企業となったNTTドコモからは「ZETAアライアンスに積極的な協力をする」との表明がありました。
理事の承認のほか、総会の決議事項として会員規約の改正、事業計画、予算計画が参加メンバーの満場一致でそれぞれ承認されました。2018年6月に国内企業4社とZETA開発元のZiFiSenseの僅か5社で産声をあげたZETAアライアンスは、ドコモ、ソフトバンクの加入で計61組織となり、今後益々の成長が期待されます。
■ワーキンググループは倍増の6グループへ
ワーキンググループ(以下、WG)は今期から3グループ増えて6グループとなることが決定しました。新しく設立したWGの第1は「エネルギービジネスWG」です。メガソーラーやバイオガスなどをビジネスにするプロスペックAZ株式会社が主査となります。第2はNTTドコモの「次世代スマート農業WG」です。同社が持つ農業分野へのICT導入ノウハウとZETAの特性との融合による高次元の相乗効果が期待されます。第3は最新の超薄型通信デバイスであるZETagを活用した凸版印刷株式会社の「ZETag WG」です。ZETagが持つ強みを生かした物流分野への応用を目指します。
WGの設立発表後、ソフトバンクがWGへの参加を表明しました。今後、ZETAの活用へ向けた研究活動が活発化すると予想されます。NTTドコモ、ソフトバンクという2大キャリアがWGに参加したことで、ZETAアラインスならびにWG活動がより活性化し、今後の成長にとって大きな推進力になります。
エネルギービジネスWG/プロスペックAZ
https://www.atpress.ne.jp/releases/188244/img_188244_2.jpg
ZETag WG/凸版印刷
https://www.atpress.ne.jp/releases/188244/img_188244_3.png
次世代スマート農業WG/NTTドコモ
https://www.atpress.ne.jp/releases/188244/img_188244_4.jpg
■ZETA Alliance DAYに東大IoTラボ西 和彦先生、NTTドコモ大関氏が登壇
午後に開かれたZETA Alliance DAYでは、まず東京大学大学院工学系研究科機械工学専攻IoTメディアラボラトリー ディレクターの西 和彦先生が特別講演を行いました。24才でマイクロソフトの副社長、31才という当時史上最年少社長としてアスキーの上場を果たすなど、日本のIT業界の先駆者です。西先生にはこの度正式にZETAアライアンスのアドバイザーに就任していただきました。
特別講演のテーマは「4つのIoTと普及への課題」。PC、携帯電話、スマホを例として情報通信機器業界における勝者と敗者、その勝敗を分けた原因は何だったのか――についてわかりやすく解説した上で、今後、LPWAにおいてはZETAとLoRaが勝者になるだろうとの見方を示されました。さらに、ZETAアライアンスにNTTドコモとソフトバンクの2大キャリアが新規加入し、積極的な関与を表明した事実の重要性を認識するべきだと強調しました。
続いて、株式会社NTTドコモ ライフサポートビジネス推進部 食文化事業 フードテックビジネスの大関 優氏が講演。タイトルは「次世代のスマート農業におけるNTTドコモの取り組み」です。
ZETAアライアンスへ参加、新任理事企業への就任、新WGの発足というスピード感のある取り組みに加え、今回の意欲的な内容の講演から、同社のZETAに対する期待の大きさが伝わりました。大関氏は「農業向けのICT(情報伝達技術)、とりわけLPWA技術については、比較検証した結果ZETAが最有力との結論にいたった」と明言。茨城県つくば市でおこなった実証実験を事例として、長距離通信、低消費電力、中継器によるメッシュアクセスの実現、コストという4つの側面からZETAの優位性を解説したうえで、今後、水産業や養殖事業などへの展開が期待できることを示唆しました。
■ZETA開発元のZiFiSense李CEOが来日。第二世代のZETAを披露
今回のZETA Alliance DAYにあわせて来日したZiFiSense社の李 卓群CEOは「ZETag - What next?」と題し、最新のZETAデバイスであるZETagの開発経緯や、実証実験に関する詳細なレポートを披露。今後さらに応用が期待できるアプリケーションに関しても詳細な報告を行い、ZiFiSenseならびにZETA LPWANは、早くも次世代に向けた取り組みを始めていることが紹介されました。
250人が入るフクラシア品川クリスタルスクエアのセミナー会場は満席となり終日熱気に包まれ、ZETAへの期待の高さが示された一日となりました。
ZETAアライアンスは、今回のZETA Alliance DAYの成功を踏まえ、組織の強化拡大と、グループ全体の研究、実験、ビジネスへの展開の充実を目指してさらなる挑戦を進めてまいります。
■ZETAとは
ZETAはZiFiSense社が提唱しているLPWAN(Low-Power Wide-Area Network)の規格。(1)超狭帯域による多チャンネル通信が可能(2)Meshネットワークによる広域分散アクセスが可能(3)低消費電力通信が可能(4)初期費用等の低コストが可能―などがZETAの卓越した特長で、これからのIoT社会の推進に最適な通信インフラです。
https://zeta-alliance.org/zeta.php
■ZETAアライアンスとは
ZETAアライアンスは、ZETAの卓越した特性を生かして新ビジネスの創出や、既存事業の改善、省力化や利便性の向上、環境問題への対応など、今後のIoT社会に寄与する理念を掲げ、これに賛同する企業群の団体です。現代が抱える多様な課題をデジタルの力で解決する各種の実証実験やビジネス展開を重ねています。2019年4月にはZETA中国アライアンスが発足しすでに75社が参加。日中で130組織を超える規模に急成長しています。
https://zeta-alliance.org/index.php
今回は過去最大規模となる約260名の方々にご参加いただきました。
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ZETA AllianceDAY
■総会ではアライアンスメンバーとともにNTTドコモ、ソフトバンクが加入挨拶
午前中に行われた定期会員総会では、株式会社NTTドコモ(以下、NTTドコモ)、ソフトバンク株式会社(以下、ソフトバンク)がPromoter会員として新規加入した報告があり、両社を含むPromoter会員ならびにAdopter会員の紹介とZETAアライアンスへの期待と抱負が披露されました。ソフトバンクは「自社の取り組んできたLPWANサービスと共にIoTの更なる拡大促進をZETAに期待する」と挨拶しました。さらに新任理事企業となったNTTドコモからは「ZETAアライアンスに積極的な協力をする」との表明がありました。
理事の承認のほか、総会の決議事項として会員規約の改正、事業計画、予算計画が参加メンバーの満場一致でそれぞれ承認されました。2018年6月に国内企業4社とZETA開発元のZiFiSenseの僅か5社で産声をあげたZETAアライアンスは、ドコモ、ソフトバンクの加入で計61組織となり、今後益々の成長が期待されます。
■ワーキンググループは倍増の6グループへ
ワーキンググループ(以下、WG)は今期から3グループ増えて6グループとなることが決定しました。新しく設立したWGの第1は「エネルギービジネスWG」です。メガソーラーやバイオガスなどをビジネスにするプロスペックAZ株式会社が主査となります。第2はNTTドコモの「次世代スマート農業WG」です。同社が持つ農業分野へのICT導入ノウハウとZETAの特性との融合による高次元の相乗効果が期待されます。第3は最新の超薄型通信デバイスであるZETagを活用した凸版印刷株式会社の「ZETag WG」です。ZETagが持つ強みを生かした物流分野への応用を目指します。
WGの設立発表後、ソフトバンクがWGへの参加を表明しました。今後、ZETAの活用へ向けた研究活動が活発化すると予想されます。NTTドコモ、ソフトバンクという2大キャリアがWGに参加したことで、ZETAアラインスならびにWG活動がより活性化し、今後の成長にとって大きな推進力になります。
エネルギービジネスWG/プロスペックAZ
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ZETag WG/凸版印刷
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次世代スマート農業WG/NTTドコモ
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■ZETA Alliance DAYに東大IoTラボ西 和彦先生、NTTドコモ大関氏が登壇
午後に開かれたZETA Alliance DAYでは、まず東京大学大学院工学系研究科機械工学専攻IoTメディアラボラトリー ディレクターの西 和彦先生が特別講演を行いました。24才でマイクロソフトの副社長、31才という当時史上最年少社長としてアスキーの上場を果たすなど、日本のIT業界の先駆者です。西先生にはこの度正式にZETAアライアンスのアドバイザーに就任していただきました。
特別講演のテーマは「4つのIoTと普及への課題」。PC、携帯電話、スマホを例として情報通信機器業界における勝者と敗者、その勝敗を分けた原因は何だったのか――についてわかりやすく解説した上で、今後、LPWAにおいてはZETAとLoRaが勝者になるだろうとの見方を示されました。さらに、ZETAアライアンスにNTTドコモとソフトバンクの2大キャリアが新規加入し、積極的な関与を表明した事実の重要性を認識するべきだと強調しました。
続いて、株式会社NTTドコモ ライフサポートビジネス推進部 食文化事業 フードテックビジネスの大関 優氏が講演。タイトルは「次世代のスマート農業におけるNTTドコモの取り組み」です。
ZETAアライアンスへ参加、新任理事企業への就任、新WGの発足というスピード感のある取り組みに加え、今回の意欲的な内容の講演から、同社のZETAに対する期待の大きさが伝わりました。大関氏は「農業向けのICT(情報伝達技術)、とりわけLPWA技術については、比較検証した結果ZETAが最有力との結論にいたった」と明言。茨城県つくば市でおこなった実証実験を事例として、長距離通信、低消費電力、中継器によるメッシュアクセスの実現、コストという4つの側面からZETAの優位性を解説したうえで、今後、水産業や養殖事業などへの展開が期待できることを示唆しました。
■ZETA開発元のZiFiSense李CEOが来日。第二世代のZETAを披露
今回のZETA Alliance DAYにあわせて来日したZiFiSense社の李 卓群CEOは「ZETag - What next?」と題し、最新のZETAデバイスであるZETagの開発経緯や、実証実験に関する詳細なレポートを披露。今後さらに応用が期待できるアプリケーションに関しても詳細な報告を行い、ZiFiSenseならびにZETA LPWANは、早くも次世代に向けた取り組みを始めていることが紹介されました。
250人が入るフクラシア品川クリスタルスクエアのセミナー会場は満席となり終日熱気に包まれ、ZETAへの期待の高さが示された一日となりました。
ZETAアライアンスは、今回のZETA Alliance DAYの成功を踏まえ、組織の強化拡大と、グループ全体の研究、実験、ビジネスへの展開の充実を目指してさらなる挑戦を進めてまいります。
■ZETAとは
ZETAはZiFiSense社が提唱しているLPWAN(Low-Power Wide-Area Network)の規格。(1)超狭帯域による多チャンネル通信が可能(2)Meshネットワークによる広域分散アクセスが可能(3)低消費電力通信が可能(4)初期費用等の低コストが可能―などがZETAの卓越した特長で、これからのIoT社会の推進に最適な通信インフラです。
https://zeta-alliance.org/zeta.php
■ZETAアライアンスとは
ZETAアライアンスは、ZETAの卓越した特性を生かして新ビジネスの創出や、既存事業の改善、省力化や利便性の向上、環境問題への対応など、今後のIoT社会に寄与する理念を掲げ、これに賛同する企業群の団体です。現代が抱える多様な課題をデジタルの力で解決する各種の実証実験やビジネス展開を重ねています。2019年4月にはZETA中国アライアンスが発足しすでに75社が参加。日中で130組織を超える規模に急成長しています。
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