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データサイエンティストと業務現場をスピーディーに結ぶJupyter NotebookとBiz/Browserとの連携ソリューション(SDK)を提供開始

株式会社豆蔵ホールディングス(証券コード:3756、本社:東京都新宿区、代表取締役会長兼社長:荻原 紀男)の事業会社である、株式会社オープンストリーム(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:吉原 和彦、以下 オープンストリーム)は、Jupyter Notebook/Pythonによるデータ解析機能をBiz/Browserが提供する業務UIと連携できるソリューション“Biz/Browser for Data Science”(略称 Biz4DS)の提供を2019年7月22日より開始しました。

“Biz/Browser for Data Science”は、データサイエンティスト(データ分析官)の分析ツールとしてデファクトスタンダードの一つとなっているJupyter Notebook/PythonとBiz/Browserを接続可能にするソリューション(SDK)です。

このソリューションにより、Jupyter Notebook/Pythonで計算された高度なデータ分析結果や機械学習、AIなどの結果がBiz/Browser上で一般の業務ユーザも簡単に利用可能になります。Biz/Browserの高い開発生産性とも相まって、データサイエンティストの成果物を短期間に業務現場で活用できるようになり、データサイエンティストの生産性向上だけでなく、一般の業務現場の生産性向上にもつながります。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/188853/LL_img_188853_1.jpg
Jupyter Notebook/PythonとBiz/Browserの連携イメージ

【開発背景】
近年のAIブームにみられるように、GAFAなどの先進企業での成功例をお手本として、あらゆる業務シーンにおいて、データ分析にもとづいた合理的な意思決定や業務の改革を行うデータドリブン経営に期待が集まっています。

・一般ユーザには操作が難しいJupyter
しかしデータサイエンティストの分析ツールとしてデファクトスタンダードの一つとなっているJupyter Notebook/Pythonは、データ保護機能やユーザ管理機能が十分とは言えないため、誤った操作によるデータ喪失の可能性があったり、分析の専門家向けのUIであるため一般ユーザが操作するには難しいものになっております。そのため、せっかくJupyter Notebook/Python上で良い分析結果が出ていても、それを業務フローに組み入れるには、別途システム化作業が必要でした。

・Jupyterだけでは分析結果の現場展開スピードに限界
またデータ分析にもとづいた合理的な意思決定を行う際には、データの分析結果を一般ユーザだけではなく、経営層や部門責任者など関係者全体へのデータ展開と共有のスピードが課題となります。先にも記載した通りJupyter Notebook/Pythonは専門性が高いため、誰もが理解しやすいように、分析結果をグラフやスプレッドシートなどに変換するといった加工作業をデータサイエンティストが主として行う必要があります。その結果データサイエンティストの工数が増えるだけでなく、分析結果を現場に展開していくスピードが上がらない要因になっています。

こうしたデータ展開や加工の手間を解決し、データサイエンティストと業務現場をスピーディーに、かつ定常的に結びつけるソリューションが今回発表する“Biz/Browser for Data Science”です。


【本ソリューションの特徴】
(1)スピーディーかつ柔軟なデータ連携
Biz/BrowserとJupyter Notebook/Pythonは、HTTP通信による疎結合構造であるため、例えば東京にあるJupyter Notebook/Pythonで計算した結果を経営層、業務現場など複数拠点のBiz/Browserから参照するなど、スピーディーな連携が可能となります。

(2)シンプルなデータ利用
Jupyter Notebook/Pythonにて出力した計算結果は、必要な部分だけBiz/Browserへグラフやスプレッドシートとして出力ができるため、経営層や一般ユーザはJupyter Notebook/Pythonを意識することなく普段利用している業務システムの画面の中でデータの利用・確認が可能となります。一方、データサイエンティストはJupyter NotebookからBiz/Browser側へのデータ連携方法だけを考慮すればよく、データをビジュアル化するため作業が不要となります。

(3)安全性・安定性の高いデータ運用
一般ユーザは、Biz/Browserのみを利用するためJupyter Notebook/Python本体は、一般ユーザから見えない形となり、誤操作によるプログラム破損やデータ喪失を防ぐことができます。

これら特徴により、既存システムの大幅な改修や人員増加などを行わずデータサイエンティストと業務システムを扱う一般ユーザや経営層がシームレスにデータを扱うことが可能となり、データサイエンティストの生産性向上、一般の業務現場の生産性向上を実現することが可能となります。

<提供方法>
Biz/Browserをご購入いただいた方に、Jupyter Notebook/PythonとBiz/Browserを連携させる、Biz/Browser for Data Scienceソリューションを個別提供いたします。
ご希望の場合は、こちら( product-info@opst.co.jp )までお問い合わせください。

図:Biz/Browser for Data Scienceの概要図
https://www.atpress.ne.jp/releases/188853/img_188853_2.jpg

<価格>
Biz/Browser for Data Science(SDK):無料


【今後の展望】
IT人材不足に加え働き方改革により、業務システムは益々効率化と従業員の使いやすさが求められております。その中で昨年リリースしたBiz/BrowserのRPA連携に加えて重要視されるのが、今回リリースしたデータ活用による意思決定を速め生産性向上を行うデータドリブンな業務システムです。
今後も、Biz/Browserは、業務システムユーザの効率性向上と満足度向上に貢献できる業務システム専用のUI/UXプラットフォームとして、お客様の業務システム活用促進とそれによる事業拡大と業務改革に貢献してまいります。


【Biz/Browserについて】
Biz/Browser製品サイト: https://www.opst.co.jp/bizbrowser/
業務プロセスやIT技術の変化に合わせて進化してきたBiz/Browserは、Webシステムのスピードの遅さ、使いづらさを克服するためのツールとして1999年に販売を開始しました。日本企業独特の業務システムを使いやすくするため、国産、自社製、自社サポートにこだわり、流行に左右されずにお客様が本当に必要としている機能を追求して進化してきた業務システムのためのアプリケーション開発・実行環境です。業務アプリケーションで要求される、高効率の入力環境を実現するための最適なユーザーインターフェースを提供できます。
企業の情報システムを取り巻く環境は留まることなく日々変化していきます。Biz/BrowserはさまざまなOSに対応するWebシステムの共通プラットフォームとして環境の差異を吸収し、安定、安全、安心のシステム基盤を提供します。
Biz/Browserは進化し続けることで、お客様に変わらない価値「ロングライフバリュー」を提供し続けます。


【株式会社豆蔵ホールディングス 概要】
所在地: 〒163-0434 東京都新宿区西新宿2-1-1 新宿三井ビルディング34階
設立 : 1999年11月
代表者: 代表取締役会長兼社長 荻原 紀男
資本金: 881百万円
URL : https://www.mamezou-hd.com/


【株式会社オープンストリーム 概要】
本社 : 東京都新宿区西新宿2-7-1 小田急第一生命ビル9階
設立 : 2000年1月
代表者: 代表取締役社長 吉原 和彦
資本金: 2億6,260万円
URL : https://www.opst.co.jp/


※記載の会社名・製品名は、各社の商標または登録商標です。
※本ドキュメントの掲載内容は発表時の内容です。
※画像は全てイメージです。改良のために予告なく変更する場合があります。
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