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mode-Duo、AI・画像解析技術の応用による残食調査支援システム開発を発表 「差分データ」自動取得により実食分の栄養摂取量計算や好み分析も可能に

有限会社mode-Duo(モードデュオ、所在地:東京都渋谷区、代表取締役:尾島 康仁、以下 mode-Duo)は、AI/IoT領域の新事業としてAI・画像解析技術を応用した残食調査支援システムの開発を発表いたします。同システムは年内にプロトタイプ完成、業務提携先の検討などを行い、2020年度の実用化を目指します。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/188929/LL_img_188929_1.png
残食調査支援システムイメージ

■残食調査について
環境省の指導による調査をはじめ、フードロス問題やSDGsへの意識の高まりを受け、小中学校の給食センターや老人ホームなどで「残食調査」が定期的に実施されています。これらの残食調査は多くの場合、残食の量(重さ)を測るのみにとどまっているのが実状で、残食率を減らすための具体的な取り組みにつながるデータ(食べる人の好みや調理方法による違いなど)を調べることが難しい状況でした。


■画像解析技術×差分データの取得により広がる可能性
今回mode-Duoが本格的に開発に着手する残食調査支援システムの特徴は、食前・食後の配膳画像を撮影し、「差分データ」を取得することにより、実際にどのメニューが多く食べられたのか(残されたのか)をより詳細に調査することが可能なことです。

また、栄養価などの情報を組み合わせることにより、一人一人が実際に摂取した栄養価の計算も可能になります。病院・学校などの現場における残食調査の負担を軽減するだけでなく、残食を減らすための具体的な対策にも役立つデータを取得することができるようになります。

活用例)
・保育現場
食べムラがあり、栄養が偏りやすい幼少期の子供達。一人一人の子供達の実食分の栄養摂取量を計算し、家庭と連携してバランスの良い食生活を目指す。

・小中学校(給食センターなど)
残食データから、児童・生徒の食事傾向を分析。食材・調理方法・味付けなどを工夫することで、残食率を下げていく具体的な施策を検討する。

・病院
病院スタッフが目視で確認・記録していた残食量をシステムにより撮影・分析。数値化したデータを電子カルテにすぐに反映可能に。現場スタッフの負担削減にも繋げていく。


■今後の展開
年内にプロトタイプの完成、業務提携先の検討などを実施。2020年度の実用化を目指す。


■有限会社mode-Duoについて
「ITの力を『ITを必要とする人々』に届け、世界を少しずつ幸せにする。」をテーマに、ITを活用したホテル運営代行事業、保育事業などを展開中。企業主導型保育園「ぼくのひみつきち」も自社運営しています。

会社名: 有限会社mode-Duo
所在地: 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-17-1 TOC第2ビル 3F
設立 : 2006年4月28日
代表者: 代表取締役 尾島 康仁
URL : http://www.mode-duo.co.jp/
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