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ライオンの生物多様性保全活動への取り組み 和歌山県みなべ町で、10年目を迎える「アカウミガメ」の保護活動を実施

ライオン株式会社(代表取締役社長・掬川 正純)は、2013年に策定した環境目標「Eco Vision 2020」のもと、持続可能な地球環境の実現のために「自然との共生」を目指し、工場やオフィスが立地する地域の生物多様性保全活動を行っています。ライオン大阪工場では、「NPO法人日本ウミガメ協議会(松沢 慶将会長)」「みなべウミガメ研究班(尾田 賢治会長)」と協働し、2010年から和歌山県みなべ町にて絶滅危惧種「アカウミガメ」の卵保護活動、砂浜清掃活動を行っています。活動開始から10年目を迎えた本年も「アカウミガメ」の産卵シーズンの2019年7月19日(金)より2019年の活動をスタートいたしました。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/189796/LL_img_189796_1.jpg
千里浜海岸でウミガメの卵の位置を確認し、防護柵設置の準備をしている様子

■和歌山県みなべ町における「アカウミガメ保護活動」
和歌山県みなべ町千里浜海岸は、IUCN Red Listで絶滅危惧種に指定される「アカウミガメ」の本州最大の産卵地です。大阪府堺市で洗剤等を製造するライオン大阪工場では、2000年代後半にウミガメの卵や子ガメが野生のタヌキに襲われる食害が深刻化していたことをきっかけに、2010年から「NPO法人日本ウミガメ協議会」や「みなべウミガメ研究班」と連携し、ウミガメの保護・調査活動を開始しました。工場の技術・資材を用いて、防護柵や竹網の製作、設置方法も含めて年々改良を重ね、2016年には食害ゼロを達成し、ウミガメの直接的な保護に貢献しています。また同海岸では、ゴミの回収も行い、海浜生態系の保全に努めています。10年間での活動回数は128回となり、延べ1,853人の社員が参加しています。
2019年もウミガメの産卵シーズンとなった7月19日(金)より活動をスタートいたしました。

ライオンの生物多様性保全活動ホームページ
https://www.lion.co.jp/ja/csr/biodiversity/activity/


2019年7月20日(土)には、産卵されたウミガメの卵の位置を確認し、砂中に防護柵を埋設
https://www.atpress.ne.jp/releases/189796/img_189796_2.jpg
https://www.atpress.ne.jp/releases/189796/img_189796_3.jpg

千里浜海岸での砂浜清掃の様子と回収されたゴミ
https://www.atpress.ne.jp/releases/189796/img_189796_4.jpg
https://www.atpress.ne.jp/releases/189796/img_189796_5.jpg


■受賞歴
本活動は多くの受賞や認定を受けています。

2017年12月 生物多様性アクション大賞2017「入賞」受賞
2017年12月 いきものにぎわい企業活動コンテスト
「審査委員特別賞」受賞
2018年 2月 国際ウミガメ学会「President's Award」受賞
(「チームみなべ」として共同受賞)
2018年 3月 国連生物多様性の10年日本委員会
「認定連携事業」に選定

国際ウミガメ学会 President's Award 受賞証
https://www.atpress.ne.jp/releases/189796/img_189796_6.jpg


当社は、今後もこうした環境保全およびその活動支援に努め、サステナブルな社会の実現に貢献をしてまいります。
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