IoTセンサー「Degu」のスタートアップコストを低減 エントリーユーザー向けパッケージを新発売
[19/08/21]
提供元:@Press
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株式会社アットマークテクノ(本社:札幌市、代表取締役:實吉 智裕、以下「アットマークテクノ」)、コアスタッフ株式会社(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:戸澤 正紀、以下「コアスタッフ」)、Seeed株式会社(本社:名古屋市、代表取締役:坪井 義浩、以下「Seeed」)は、IoTセンサー技術「Degu(デグー)」の新しいラインアップ「Degu-IoTエントリーパック」を発売することで合意、2019年8月23日より、コアスタッフが運営するオンラインショップ「ITストア」他で販売開始します。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/190661/LL_img_190661_1.jpg
Degu IoT エントリーパック
Deguは、2019年3月に発足したオープンソースプロジェクトです。センシング機能と通信機能を搭載したIoTセンサー「Deguセンサー」を使ってIoTの“Things(モノ)”の情報をスムーズに収集する方法を、オープンソースで公開しています。Deguセンサーは、専用のキットを使って、DIYパーツを組み立てるような感覚で簡単に作ることができます。また、パブリッククラウド(AWSなどのIoTプラットフォーム)とDeguゲートウェイ経由で連携し、収集したセンシングデータを簡単にパブリッククラウド上のIoTハブにアップロードすることが可能です。
Degu-IoTエントリーパックには、Deguセンサーでのセンシングからパブリッククラウドへのデータ連携までの一連の流れを実現するときに必要となる以下の3つのものが含まれています。
(1) Seeed製 Deguベースボード(Degu-IoTエントリーパックと同時発売)
(型番:114991966、価格:税別5,900円)
センシングデータをDeguゲートウェイに送信する役割を担う、Degu専用のマイコンボードです。従来製品の「Deguベースユニット」と同等の機能を持つボードで[*1]、Seeedが展開する「Groveモジュール」[*2]を接続することにより、センサーやアクチュエーターなどを実現します。Groveセンサーで収集したセンシングデータをDeguゲートウェイに送信する前にベースボード上で簡単な加工処理を行うことも可能です。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/190661/img_190661_2.jpg
Seeed製 Degu ベースボード
(2) アットマークテクノ製 DeguゲートウェイA6(2019年7月31日発売)
(開発セット型番:A6403-D10Z、価格:税別29,800円)
Deguセンサーとパブリッククラウド(AWSなど)のデータ通信を中継するIoTゲートウェイです。LAN対応のシンプルな構成で従来品よりも低価格でご提供します。必要なケーブルなどのオプション品を含む「開発セット」の他、量産時に便利な本体のみの「量産品」もラインアップします。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/190661/img_190661_3.jpg
アットマークテクノ製 Degu ゲートウェイA6
(3) Seeed製 Groveスターターキット for Degu(販売中)
(型番:110061002、価格:税別5,800円)
照度センサー、温湿度センサー、3軸加速度センサー、接点入力など6種類のGroveモジュールとケーブル類を含むセットです。各GroveモジュールのサンプルコードはGitHubで公開されており、Deguと接続してすぐに使うことができます。
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/190661/img_190661_4.png
Seeed製 Groveスターターキット for Degu
コアスタッフは、Degu IoTエントリーパック(型番:CS-DEGU-EP-01)を、従来の「Degu IoTトータルパック」の約6割弱となる41,500円(税別)で提供します。Degu IoTエントリーパックおよびDeguベースボードはいずれも、コアスタッフが運営するオンラインショップ「ITストア」( http://itstore.zaikostore.com/ )で8月23日より販売する他、アットマークテクノ製品販売代理店およびSeeed販売代理店などでも順次取り扱いを開始する予定です。
アットマークテクノ、コアスタッフ、Seeedの3社は、従来よりも安価にDeguをスタートアップできる環境が整ったことに伴い、一層幅広くDeguに関する情報発信に尽力してまいります。
■オープンソースプロジェクトDeguについて
「Degu」は、誰もが簡単にモノの情報を収集してIoTシステムを実現できる仕組みの提供を目指すオープンソースプロジェクトです。Deguプロジェクトでは、センシングデータをクラウドにアップロードするまでの一連の流れに関係する要素技術を規定し、IoTデバイスのハードウエア(IoTセンサーやゲートウェイ)を手軽に実用化できる方法を提供しています。
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/190661/img_190661_5.jpg
オープンソースプロジェクトDegu イメージ
センシング機能と通信機能を持つIoTセンサー「Deguセンサー」の設計に必要となる回路図や部品表の他、OSをはじめとした基本ソフトウェアやドキュメントなどの開発情報は、GitHub上で公開されています。また、Deguセンサーの技術を簡単に試すことができるキットも提供されています。
Deguプロジェクトの詳細については、Deguサイトをご覧ください。
・「Degu」の詳細情報 https://open-degu.com
■各社について
<アットマークテクノについて>
株式会社アットマークテクノは、組み込み機器向けの省電力CPUボードとその関連技術を自社独自ブランド「Armadillo(アルマジロ)」として展開しています。「Armadillo」は2001年に初代機を開発して以来、データロガーや通信機器、産業機器の操作盤やインフォメーション端末など、さまざまな組み込み機器のプラットフォームとしてご採用いただいてきました。2014年には「Armadillo-IoTゲートウェイ」シリーズを開発、以降IoT時代にマッチする製品の展開を推進しています。
・株式会社アットマークテクノの詳細情報 https://www.atmark-techno.com
<コアスタッフについて>
コアスタッフは、半導体・電子部品・モジュール製品の輸出入および正規販売代理店業務、通販サイト「CoreStaff ONLINE」「ITストア」運営の他、部品調達から設計、EMS事業までを一貫して手がけています。
お客様に合わせた仕様をもとに設計・開発からアプリケーション開発、クラウドサービスの選定等、多岐にわたるIoTの実現を一括してサポートしており、当社の部品サプライヤー、認定工場である全国の基板製造工場、実装工場と連携し、開発が必要な際には、部品の選定から、筐体設計・製造までをご提案させていただきます。
・コアスタッフ株式会社の詳細情報 https://www.corestaff.co.jp/
<Seeedについて>
Seeed株式会社は、中国の深センにあるオープンソースハードウェア企業、Seeedの日本法人です。
Seeedは“The IoT Hardware Enabler” をスローガンに、100個単位の少量でも製造するモノづくりサービスを提供しています。また、挿すだけでセンサーなどが使え、迅速なプロトタイピングに便利なGroveシステムを提唱し、センサーやアクチュエーターなど、各種のGroveモジュールを多数展開しています。
・Seeed株式会社の詳細情報 https://www.seeed.co.jp/
■購入に関するお問い合わせ
コアスタッフ「ITストア」内Deguショップ
http://itstore.zaikostore.com/shopbrand/ct181/
お問い合わせ: module@corestaff.co.jp
(コアスタッフ株式会社 モノづくりサポート課 中内/植松)
[*1] Deguベースユニットと異なり、バッテリパックは付属しません。本体への電源供給はUSB経由となります。
[*2] Seeed株式会社が提唱する「Groveシステム」に準拠したモジュール。DeguベースユニットにはGroveシステム対応のコネクタが搭載されており、半田付けなどを行うことなく、簡単にGroveモジュールと接続することができます。
*「Armadillo」は株式会社アットマークテクノの登録商標です。AWSは、米国その他の諸国における、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。その他本リリースに記載の会社名および商品名は、各社・各団体の商標または登録商標です。TM、(R)マークは記載していない場合があります。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/190661/LL_img_190661_1.jpg
Degu IoT エントリーパック
Deguは、2019年3月に発足したオープンソースプロジェクトです。センシング機能と通信機能を搭載したIoTセンサー「Deguセンサー」を使ってIoTの“Things(モノ)”の情報をスムーズに収集する方法を、オープンソースで公開しています。Deguセンサーは、専用のキットを使って、DIYパーツを組み立てるような感覚で簡単に作ることができます。また、パブリッククラウド(AWSなどのIoTプラットフォーム)とDeguゲートウェイ経由で連携し、収集したセンシングデータを簡単にパブリッククラウド上のIoTハブにアップロードすることが可能です。
Degu-IoTエントリーパックには、Deguセンサーでのセンシングからパブリッククラウドへのデータ連携までの一連の流れを実現するときに必要となる以下の3つのものが含まれています。
(1) Seeed製 Deguベースボード(Degu-IoTエントリーパックと同時発売)
(型番:114991966、価格:税別5,900円)
センシングデータをDeguゲートウェイに送信する役割を担う、Degu専用のマイコンボードです。従来製品の「Deguベースユニット」と同等の機能を持つボードで[*1]、Seeedが展開する「Groveモジュール」[*2]を接続することにより、センサーやアクチュエーターなどを実現します。Groveセンサーで収集したセンシングデータをDeguゲートウェイに送信する前にベースボード上で簡単な加工処理を行うことも可能です。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/190661/img_190661_2.jpg
Seeed製 Degu ベースボード
(2) アットマークテクノ製 DeguゲートウェイA6(2019年7月31日発売)
(開発セット型番:A6403-D10Z、価格:税別29,800円)
Deguセンサーとパブリッククラウド(AWSなど)のデータ通信を中継するIoTゲートウェイです。LAN対応のシンプルな構成で従来品よりも低価格でご提供します。必要なケーブルなどのオプション品を含む「開発セット」の他、量産時に便利な本体のみの「量産品」もラインアップします。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/190661/img_190661_3.jpg
アットマークテクノ製 Degu ゲートウェイA6
(3) Seeed製 Groveスターターキット for Degu(販売中)
(型番:110061002、価格:税別5,800円)
照度センサー、温湿度センサー、3軸加速度センサー、接点入力など6種類のGroveモジュールとケーブル類を含むセットです。各GroveモジュールのサンプルコードはGitHubで公開されており、Deguと接続してすぐに使うことができます。
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/190661/img_190661_4.png
Seeed製 Groveスターターキット for Degu
コアスタッフは、Degu IoTエントリーパック(型番:CS-DEGU-EP-01)を、従来の「Degu IoTトータルパック」の約6割弱となる41,500円(税別)で提供します。Degu IoTエントリーパックおよびDeguベースボードはいずれも、コアスタッフが運営するオンラインショップ「ITストア」( http://itstore.zaikostore.com/ )で8月23日より販売する他、アットマークテクノ製品販売代理店およびSeeed販売代理店などでも順次取り扱いを開始する予定です。
アットマークテクノ、コアスタッフ、Seeedの3社は、従来よりも安価にDeguをスタートアップできる環境が整ったことに伴い、一層幅広くDeguに関する情報発信に尽力してまいります。
■オープンソースプロジェクトDeguについて
「Degu」は、誰もが簡単にモノの情報を収集してIoTシステムを実現できる仕組みの提供を目指すオープンソースプロジェクトです。Deguプロジェクトでは、センシングデータをクラウドにアップロードするまでの一連の流れに関係する要素技術を規定し、IoTデバイスのハードウエア(IoTセンサーやゲートウェイ)を手軽に実用化できる方法を提供しています。
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/190661/img_190661_5.jpg
オープンソースプロジェクトDegu イメージ
センシング機能と通信機能を持つIoTセンサー「Deguセンサー」の設計に必要となる回路図や部品表の他、OSをはじめとした基本ソフトウェアやドキュメントなどの開発情報は、GitHub上で公開されています。また、Deguセンサーの技術を簡単に試すことができるキットも提供されています。
Deguプロジェクトの詳細については、Deguサイトをご覧ください。
・「Degu」の詳細情報 https://open-degu.com
■各社について
<アットマークテクノについて>
株式会社アットマークテクノは、組み込み機器向けの省電力CPUボードとその関連技術を自社独自ブランド「Armadillo(アルマジロ)」として展開しています。「Armadillo」は2001年に初代機を開発して以来、データロガーや通信機器、産業機器の操作盤やインフォメーション端末など、さまざまな組み込み機器のプラットフォームとしてご採用いただいてきました。2014年には「Armadillo-IoTゲートウェイ」シリーズを開発、以降IoT時代にマッチする製品の展開を推進しています。
・株式会社アットマークテクノの詳細情報 https://www.atmark-techno.com
<コアスタッフについて>
コアスタッフは、半導体・電子部品・モジュール製品の輸出入および正規販売代理店業務、通販サイト「CoreStaff ONLINE」「ITストア」運営の他、部品調達から設計、EMS事業までを一貫して手がけています。
お客様に合わせた仕様をもとに設計・開発からアプリケーション開発、クラウドサービスの選定等、多岐にわたるIoTの実現を一括してサポートしており、当社の部品サプライヤー、認定工場である全国の基板製造工場、実装工場と連携し、開発が必要な際には、部品の選定から、筐体設計・製造までをご提案させていただきます。
・コアスタッフ株式会社の詳細情報 https://www.corestaff.co.jp/
<Seeedについて>
Seeed株式会社は、中国の深センにあるオープンソースハードウェア企業、Seeedの日本法人です。
Seeedは“The IoT Hardware Enabler” をスローガンに、100個単位の少量でも製造するモノづくりサービスを提供しています。また、挿すだけでセンサーなどが使え、迅速なプロトタイピングに便利なGroveシステムを提唱し、センサーやアクチュエーターなど、各種のGroveモジュールを多数展開しています。
・Seeed株式会社の詳細情報 https://www.seeed.co.jp/
■購入に関するお問い合わせ
コアスタッフ「ITストア」内Deguショップ
http://itstore.zaikostore.com/shopbrand/ct181/
お問い合わせ: module@corestaff.co.jp
(コアスタッフ株式会社 モノづくりサポート課 中内/植松)
[*1] Deguベースユニットと異なり、バッテリパックは付属しません。本体への電源供給はUSB経由となります。
[*2] Seeed株式会社が提唱する「Groveシステム」に準拠したモジュール。DeguベースユニットにはGroveシステム対応のコネクタが搭載されており、半田付けなどを行うことなく、簡単にGroveモジュールと接続することができます。
*「Armadillo」は株式会社アットマークテクノの登録商標です。AWSは、米国その他の諸国における、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。その他本リリースに記載の会社名および商品名は、各社・各団体の商標または登録商標です。TM、(R)マークは記載していない場合があります。