日本で初めての試み!ホエイたんぱく質を使った料理とドリンクが期間限定販売
[19/10/25]
提供元:@Press
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アメリカ乳製品輸出協会(以下略称:USDEC)日本事務所(代表:ジェフリー N. マクニール)は、2019年10月16日(水)に、「人生100年時代における食生活の課題とホエイたんぱく質」と題し、メディア関係者対象にセミナーを開催、約60名のメディア参加者が聴講しました。
セミナーでは、近年、たんぱく質摂取がもたらす利点への認識を深め、乳由来たんぱく質製品の需要が世界的に急速に伸びつつある中で、「サルコペニア予防とたんぱく質摂取〜食事でのホエイたんぱく質の活用〜」と題し、立命館大学スポーツ健康科学部の藤田聡教授に、日本人の食生活の中でのホエイたんぱく質の活用とその効果について、特に、加齢に伴う筋量と筋機能の低下現象となるサルコペニア予防の観点から研究データを基に解説頂きました。
また、マラソンランナーの市橋有里氏と料理家の山田玲子氏を迎え、実体験による、ホエイたんぱくの魅力と汎用性について、トークセッションを行い、より「ホエイたんぱく質」の重要性について話し合いました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/197017/LL_img_197017_1.jpg
トークセッション
藤田教授からは、
1. 筋肉量・筋力の低下とその弊害
2. 栄養摂取と筋肉のたんぱく質代謝
3. 運動と筋肉のたんぱく質代謝
4. 運動効果を最大限に引き出すためのたんぱく質の摂取方法
の4つの観点から詳しくご解説頂き、私たちが「健康な生活」を送るうえで「筋肉」は必要不可欠な存在であり、筋肉を合成・維持させていくためには、「レジスタンス運動(筋トレ)」と「ホエイたんぱく質の摂取」がとても重要であるという、「ホエイたんぱく質」が私たちの健康維持にとても有効であるというメッセージとなりました。
■セミナー内容(要約)
・私たちが「健康な生活」を送るためには「筋肉」は必須。筋肉の維持や向上には「栄養摂取、特にたんぱく質の摂取」と「運動」が大切である。
・20代から筋肉量は低下。筋肉量の低下は内臓脂肪を増やし、糖尿病を始めとした心疾患リスクを増加させる。
・筋肉を合成するためには、「エムトール」を活性化させる「ロイシン」をはじめとした20種類のアミノ酸の摂取が必要。特に高齢者は積極的に摂取する必要がある。
・「レジスタンス運動(筋トレ)」は、たんぱく質摂取に伴う筋肉の合成作用を高めるため、高齢者でも行う必要がある。
・筋肉の合成は、たんぱく質の摂取量(血中のロイシン濃度)に依存して増加。
→たんぱく質は様々な種類があるが、1g当りのロイシン含有率の高い「乳製品(ホエイ)」が効率的。
・筋肉の効率的な合成には「レジスタンス運動(筋トレ)+ホエイたんぱく質」が最適。
・年齢に関わらず、朝食のたんぱく質不足は運動効果を低くし、それが筋肉量の低下を引き起こしてしまうため、朝食に「ホエイたんぱく質」を加えることでトレーニング効果を増大させることができる。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/197017/img_197017_2.jpg
登壇者
■トークセッション
トークセッションでは、「ホエイたんぱく質を3か月摂取して」をテーマに、マラソンランナーの市橋有里氏、料理研究家の山田玲子氏、セミナーでもご登壇頂いた藤田聡氏を迎え、実体験による、ホエイたんぱくの魅力と汎用性についてそれぞれの観点から意見を交わしました。
「周りの人からは『痩せた?』と言われることが多かったので、ダイエット効果も期待できるが、ホエイを摂取したから身体がひきしまったり痩せたりというのではなく、食事や運動とのバランスが大切。運動した後にこそ効果があるので、そこを念頭に置いて欲しい」(市橋氏)
「最近、私の周りの50〜60代の方の骨折が増えている中、その原因は骨だけでなく、どうやら「筋肉」にもあるということが気付き始め、筋肉作りへの関心が高まる中、ホエイモニターの様子をFBでの投稿の反響は想像以上でした。自転車での坂登りがラクになり、筋肉がついたことが実感できました。毎日私と一緒に摂取していた、80代の母もハツラツと元気に夏の最中でも自転車で買い物に出かけるのが億劫でなくなっていた様子」(山田氏)と、効果を話しました。摂取した記録は、それぞれのSNSなどで3ヶ月にわたり独自の言葉で発信しました。
■ホエイたんぱく質メニューが「UB1 TABLE」で期間限定販売
USDECと、ユナイテッド株式会社との合同企画により、同社が運営する社員食堂「UB1 TABLE(ユービーワン テーブル)」にて、10月21日から11月20日の1ヶ月間、ホエイたんぱく質を使ったドリンクと、週替わりのメニューが提供されます。
都会の忙しい日々のランチは、選択肢が少なく栄養が偏りがちだが、UB1 TABLEは、同社の社員のみならず一般の人も利用できる食堂として、頑張る人たちのために、野菜がたっぷり摂れる健康的なメニューを提供し、新しい形の社員食堂を提案しています。
USDECが力を入れているホエイたんぱく質の普及は、まさに現代人が効率的にホエイたんぱく質を日々の食事の中で摂取し、健康な体づくりを推奨していたいという思いと合致し今回の企画が実現しました。メニューは、UB1 TABLEのメニュー監修を務める、森枝 幹氏が開発。10月16日のメディア対象のセミナーでは、開発した6品とドリンクが試食として提供されました。
「ホエイたんぱく質は、様々な料理に活用できる。ドリンクやスープに混ぜるなどの簡単なものから、料理にまで。活用してみて、これほど汎用性のある素材であることを再認識した。特にクリーム系のもの、味噌や豆腐などとの相性が良かった」と、森枝シェフは料理の解説と共に感想を述べていました。
また、立命館大学スポーツ健康科学部の藤田聡教授は、「現代人の筋肉作りや、サルコペニアの予防に重要な役割を担うたんぱく質を、ホエイたんぱく質として、より効率的に、美味しく日々の食事の中で摂取することが重要。様々な形で、料理や商品化につなげてほしい」と話しました。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/197017/img_197017_3.jpg
ホエイクリームソースの秋茄子チーズグラタン
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/197017/img_197017_4.jpg
ホエイと白味噌のタラのちゃんちゃん焼き
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/197017/img_197017_5.jpg
ロメインレタスとベーコンのホエイシーザーサラダ
画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/197017/img_197017_6.jpg
鶏ムネ肉のホエイピカタ
画像7: https://www.atpress.ne.jp/releases/197017/img_197017_7.jpg
桃のホエイ白和え
画像8: https://www.atpress.ne.jp/releases/197017/img_197017_8.jpg
りんご、人参、ブルーベリーのホエイスムージー
提供期間:2019年10月21日から11月20日
実施店舗:UB1 TABLE(ユービーワン テーブル) https://ub1table.jp/
住所 :東京都渋谷区渋谷1-2-5 MFPR渋谷ビルB1
営業時間:月曜〜金曜(平日)11:30-14:30(L.O. 14:00)
提供料理:フルーツや野菜を使ったホエイスムージー(毎日)
他、上記の料理は、週替わりにてデリプレート(1,000円)または、
定食のおかずとして提供。
※料理の内容は、仕入れにより変更する場合があります。
■UB1 TABLE(ユービーワン テーブル)について
コンテンツ事業やゲーム事業などを手掛けるユナイテッド株式会社が出がける社員食堂として、今年3月、渋谷本社オフィスビルB1Fにオープン。「忙しい日々のランチは、選択肢が少なく栄養が偏りがち。頑張る人たちのために、野菜がたっぷり摂れて栄養価の高い安心安全なランチを提供したい。いい仕事は健康で元気な体から」そんな社員食堂でありながら一般の方でも利用できるレストラン食堂「=新しい社員食堂のありかた」として注目されている。
■メニュー監修:森枝幹(もりえだ・かん)シェフ/UB1 TABLE プロデュサー
辻料理師専門学校を卒業後、シドニーのレストラン「Tetsuya's」、表参道の割烹「湖月」、日本橋の分子調理レストラン「タパスモレキュラーバー」にて修行を重ねる。東日本大震災をきっかけに独立。「Salmon&Trout」にてシェフを務め、新宿のレモンサワー専門店「The OPEN BOOK」をプロデュース。今年11月にはベジタリアンレストラン「リバイブキッチン」と渋谷パルコにタイ料理店「chompoo」をオープン予定。フードカルチャー&ライフスタイルマガジン「RiCE」の編集にも携わり、型にハマらない発信に挑戦している。
画像9: https://www.atpress.ne.jp/releases/197017/img_197017_9.jpg
森枝幹シェフ
■アメリカ乳製品輸出協会(USDEC)と米国酪農産業について
USDEC (U.S. Dairy Export Council)は、米国の酪農農家を母体とし1995年に設立された米国農務省の外郭団体です。酪農協、乳製品メーカー、商社など120の関連企業が会員となり、米国産乳製品の普及・啓もう活動を世界の主要な市場において展開しています。(本部:バージニア州アーリントン)米国は約9,900万トンの生乳を生産する世界最大の酪農国です。チーズの生産においても約600万トンと世界最大の生産国となっています。チーズを生産する際、チーズになるたんぱく質をカゼインたんぱく、チーズにならない液体(ホエイ=乳清)に含まれるたんぱく質をホエイたんぱくと呼びます。米国においては、機能特性やその他のニーズに応じて、様々なホエイ製品が製造されています。
通常のホエイのたんぱく含有量は乾燥重量で12%程度ですが、たんぱく含有濃度を34%程度に上げた、たんぱく濃縮ホエイ(WPC34)や、90%以上まで濃縮した、たんぱく分離ホエイ(WPI)まで多様な高品質のホエイ製品が生産されており、世界最大のホエイ生産国・輸出国でもあります。
セミナーでは、近年、たんぱく質摂取がもたらす利点への認識を深め、乳由来たんぱく質製品の需要が世界的に急速に伸びつつある中で、「サルコペニア予防とたんぱく質摂取〜食事でのホエイたんぱく質の活用〜」と題し、立命館大学スポーツ健康科学部の藤田聡教授に、日本人の食生活の中でのホエイたんぱく質の活用とその効果について、特に、加齢に伴う筋量と筋機能の低下現象となるサルコペニア予防の観点から研究データを基に解説頂きました。
また、マラソンランナーの市橋有里氏と料理家の山田玲子氏を迎え、実体験による、ホエイたんぱくの魅力と汎用性について、トークセッションを行い、より「ホエイたんぱく質」の重要性について話し合いました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/197017/LL_img_197017_1.jpg
トークセッション
藤田教授からは、
1. 筋肉量・筋力の低下とその弊害
2. 栄養摂取と筋肉のたんぱく質代謝
3. 運動と筋肉のたんぱく質代謝
4. 運動効果を最大限に引き出すためのたんぱく質の摂取方法
の4つの観点から詳しくご解説頂き、私たちが「健康な生活」を送るうえで「筋肉」は必要不可欠な存在であり、筋肉を合成・維持させていくためには、「レジスタンス運動(筋トレ)」と「ホエイたんぱく質の摂取」がとても重要であるという、「ホエイたんぱく質」が私たちの健康維持にとても有効であるというメッセージとなりました。
■セミナー内容(要約)
・私たちが「健康な生活」を送るためには「筋肉」は必須。筋肉の維持や向上には「栄養摂取、特にたんぱく質の摂取」と「運動」が大切である。
・20代から筋肉量は低下。筋肉量の低下は内臓脂肪を増やし、糖尿病を始めとした心疾患リスクを増加させる。
・筋肉を合成するためには、「エムトール」を活性化させる「ロイシン」をはじめとした20種類のアミノ酸の摂取が必要。特に高齢者は積極的に摂取する必要がある。
・「レジスタンス運動(筋トレ)」は、たんぱく質摂取に伴う筋肉の合成作用を高めるため、高齢者でも行う必要がある。
・筋肉の合成は、たんぱく質の摂取量(血中のロイシン濃度)に依存して増加。
→たんぱく質は様々な種類があるが、1g当りのロイシン含有率の高い「乳製品(ホエイ)」が効率的。
・筋肉の効率的な合成には「レジスタンス運動(筋トレ)+ホエイたんぱく質」が最適。
・年齢に関わらず、朝食のたんぱく質不足は運動効果を低くし、それが筋肉量の低下を引き起こしてしまうため、朝食に「ホエイたんぱく質」を加えることでトレーニング効果を増大させることができる。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/197017/img_197017_2.jpg
登壇者
■トークセッション
トークセッションでは、「ホエイたんぱく質を3か月摂取して」をテーマに、マラソンランナーの市橋有里氏、料理研究家の山田玲子氏、セミナーでもご登壇頂いた藤田聡氏を迎え、実体験による、ホエイたんぱくの魅力と汎用性についてそれぞれの観点から意見を交わしました。
「周りの人からは『痩せた?』と言われることが多かったので、ダイエット効果も期待できるが、ホエイを摂取したから身体がひきしまったり痩せたりというのではなく、食事や運動とのバランスが大切。運動した後にこそ効果があるので、そこを念頭に置いて欲しい」(市橋氏)
「最近、私の周りの50〜60代の方の骨折が増えている中、その原因は骨だけでなく、どうやら「筋肉」にもあるということが気付き始め、筋肉作りへの関心が高まる中、ホエイモニターの様子をFBでの投稿の反響は想像以上でした。自転車での坂登りがラクになり、筋肉がついたことが実感できました。毎日私と一緒に摂取していた、80代の母もハツラツと元気に夏の最中でも自転車で買い物に出かけるのが億劫でなくなっていた様子」(山田氏)と、効果を話しました。摂取した記録は、それぞれのSNSなどで3ヶ月にわたり独自の言葉で発信しました。
■ホエイたんぱく質メニューが「UB1 TABLE」で期間限定販売
USDECと、ユナイテッド株式会社との合同企画により、同社が運営する社員食堂「UB1 TABLE(ユービーワン テーブル)」にて、10月21日から11月20日の1ヶ月間、ホエイたんぱく質を使ったドリンクと、週替わりのメニューが提供されます。
都会の忙しい日々のランチは、選択肢が少なく栄養が偏りがちだが、UB1 TABLEは、同社の社員のみならず一般の人も利用できる食堂として、頑張る人たちのために、野菜がたっぷり摂れる健康的なメニューを提供し、新しい形の社員食堂を提案しています。
USDECが力を入れているホエイたんぱく質の普及は、まさに現代人が効率的にホエイたんぱく質を日々の食事の中で摂取し、健康な体づくりを推奨していたいという思いと合致し今回の企画が実現しました。メニューは、UB1 TABLEのメニュー監修を務める、森枝 幹氏が開発。10月16日のメディア対象のセミナーでは、開発した6品とドリンクが試食として提供されました。
「ホエイたんぱく質は、様々な料理に活用できる。ドリンクやスープに混ぜるなどの簡単なものから、料理にまで。活用してみて、これほど汎用性のある素材であることを再認識した。特にクリーム系のもの、味噌や豆腐などとの相性が良かった」と、森枝シェフは料理の解説と共に感想を述べていました。
また、立命館大学スポーツ健康科学部の藤田聡教授は、「現代人の筋肉作りや、サルコペニアの予防に重要な役割を担うたんぱく質を、ホエイたんぱく質として、より効率的に、美味しく日々の食事の中で摂取することが重要。様々な形で、料理や商品化につなげてほしい」と話しました。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/197017/img_197017_3.jpg
ホエイクリームソースの秋茄子チーズグラタン
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/197017/img_197017_4.jpg
ホエイと白味噌のタラのちゃんちゃん焼き
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/197017/img_197017_5.jpg
ロメインレタスとベーコンのホエイシーザーサラダ
画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/197017/img_197017_6.jpg
鶏ムネ肉のホエイピカタ
画像7: https://www.atpress.ne.jp/releases/197017/img_197017_7.jpg
桃のホエイ白和え
画像8: https://www.atpress.ne.jp/releases/197017/img_197017_8.jpg
りんご、人参、ブルーベリーのホエイスムージー
提供期間:2019年10月21日から11月20日
実施店舗:UB1 TABLE(ユービーワン テーブル) https://ub1table.jp/
住所 :東京都渋谷区渋谷1-2-5 MFPR渋谷ビルB1
営業時間:月曜〜金曜(平日)11:30-14:30(L.O. 14:00)
提供料理:フルーツや野菜を使ったホエイスムージー(毎日)
他、上記の料理は、週替わりにてデリプレート(1,000円)または、
定食のおかずとして提供。
※料理の内容は、仕入れにより変更する場合があります。
■UB1 TABLE(ユービーワン テーブル)について
コンテンツ事業やゲーム事業などを手掛けるユナイテッド株式会社が出がける社員食堂として、今年3月、渋谷本社オフィスビルB1Fにオープン。「忙しい日々のランチは、選択肢が少なく栄養が偏りがち。頑張る人たちのために、野菜がたっぷり摂れて栄養価の高い安心安全なランチを提供したい。いい仕事は健康で元気な体から」そんな社員食堂でありながら一般の方でも利用できるレストラン食堂「=新しい社員食堂のありかた」として注目されている。
■メニュー監修:森枝幹(もりえだ・かん)シェフ/UB1 TABLE プロデュサー
辻料理師専門学校を卒業後、シドニーのレストラン「Tetsuya's」、表参道の割烹「湖月」、日本橋の分子調理レストラン「タパスモレキュラーバー」にて修行を重ねる。東日本大震災をきっかけに独立。「Salmon&Trout」にてシェフを務め、新宿のレモンサワー専門店「The OPEN BOOK」をプロデュース。今年11月にはベジタリアンレストラン「リバイブキッチン」と渋谷パルコにタイ料理店「chompoo」をオープン予定。フードカルチャー&ライフスタイルマガジン「RiCE」の編集にも携わり、型にハマらない発信に挑戦している。
画像9: https://www.atpress.ne.jp/releases/197017/img_197017_9.jpg
森枝幹シェフ
■アメリカ乳製品輸出協会(USDEC)と米国酪農産業について
USDEC (U.S. Dairy Export Council)は、米国の酪農農家を母体とし1995年に設立された米国農務省の外郭団体です。酪農協、乳製品メーカー、商社など120の関連企業が会員となり、米国産乳製品の普及・啓もう活動を世界の主要な市場において展開しています。(本部:バージニア州アーリントン)米国は約9,900万トンの生乳を生産する世界最大の酪農国です。チーズの生産においても約600万トンと世界最大の生産国となっています。チーズを生産する際、チーズになるたんぱく質をカゼインたんぱく、チーズにならない液体(ホエイ=乳清)に含まれるたんぱく質をホエイたんぱくと呼びます。米国においては、機能特性やその他のニーズに応じて、様々なホエイ製品が製造されています。
通常のホエイのたんぱく含有量は乾燥重量で12%程度ですが、たんぱく含有濃度を34%程度に上げた、たんぱく濃縮ホエイ(WPC34)や、90%以上まで濃縮した、たんぱく分離ホエイ(WPI)まで多様な高品質のホエイ製品が生産されており、世界最大のホエイ生産国・輸出国でもあります。