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『官民協働の文化政策 人材・資金・場』発売のお知らせ

 株式会社水曜社(所在地:東京都新宿区)は、新刊『官民協働の文化政策 人材・資金・場』を2011年4月28日に刊行いたします。
http://www.bookdom.net/suiyosha/1200machiz/1234kanminkyoudo.html


■著書内容
 芸術創造拠点づくりは自治体が単独で行なえるものでない。市民、芸術家、NPO、企業など多彩な担い手たちの登場が必須で、そこでは人びとや組織をつなぐネットワークづくり、人材や資金、そして場所をめぐる官民のパートナーシップ構築が重要な条件になってくる。

 本書ではそれぞれ独自の文化政策を展開している京都、大阪、神戸の3都市における芸術創造拠点を長期間にわたり取材し、浮かび上がってきた事例をもとに「文化政策人材」「官民からの資金調達」「場の自主管理」を報告する。

 財政難により自治体の文化予算が削減されるなか、評価の定まっていない同時代の芸術を支援し、民の力が推進力となって生まれ、官民の連携が行われてきたという共通項をもつ、これらの拠点を子細に検討することにより芸術創造と官民協働の将来像を描き出す。自治体関係者、NPO団体や文化政策学、アートマネジメント研究者必読の1冊。


■本書の主な目次
第1章 文化政策の成果と課題
第2章 文化政策研究とガバナンス理論
第3章 京都芸術センターの試み
第4章 大阪の劇場寺院・應典院の取り組み
第5章 神戸・CAP HOUSEの実験
第6章 地域ガバナンスと芸術創造拠点
第7章 提言 これからの文化政策


■著者について
松本 茂章(まつもと しげあき)
県立静岡文化芸術大学文化政策学部教授。専門は政策科学、文化政策学、まちづくり政策論。早稲田大学教育学部卒業。博士(同志社大学、政策科学)。著書に『芸術創造拠点と自治体文化政策 京都芸術センターの試み』(水曜社、2006年)。共編著に中川 幾郎、松本 茂章編『指定管理者は今どうなっているのか』(水曜社、2007年)など。日本文化政策学会理事、文化経済学会<日本>理事、日本アートマネジメント学会関西支部長。


■書籍情報
『官民協働の文化政策 人材・資金・場』
A5判/並製/本文256頁/2,940円(税込)/2011年4月28日発売
詳しい内容はWebサイトをご参照下さい。
http://www.bookdom.net/suiyosha/1200machiz/1234kanminkyoudo.html

発売: 株式会社水曜社 東京都新宿区1-14-12
URL : http://www.bookdom.net/suiyosha/
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