The Qt Company、「Qt for Microcontrollers 1.0」を発表
[19/12/13]
提供元:@Press
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2019年12月13日― The Qt Company(本社:フィンランド エスポー、日本オフィス:東京都千代田区、日本オフィス代表:Dan Koo)は本日、コストパフォーマンスに優れたマイクロコントローラ(MCU)上で、直感性や操作性により優れたユーザー・インターフェース(UI)の開発を可能とするQt for MCUs 1.0( https://www.qt.io/jp/qt-for-mcus )を発表しました。MCUで稼働するディスプレイ上のユーザーエクスペリエンスを向上するほか、ハードウェアコストを削減し、コネクテッドカー、ウェアラブルデバイス、スマートホーム、産業および医療分野などの幅広い市場に貢献します。この新しいソリューションは、現在完全にサポートされており、既に評価と購入が可能です。
■Qt for MCUs 1.0の主な特長
・MCU内蔵メモリに搭載可能
・ベアメタルで、RTOS不要
・Qt Quick UltraliteとQt Quickの間で機能やQMLのアセットの再利用が可能
・Qt Creator 4.11版対応
■主なメリット
・ローエンドのハードウェアでもスマートフォンのようなユーザーエクスペリエンスを実現
・ARMアーキテクチャ間でソースコードの再利用が可能
・QMLやQtツールを用いて素早く開発可能
近年、ユーザーからの高い期待や製品ライフサイクルの短縮、開発者育成の停滞や利益率改善のプレッシャーなど、メーカーは数多くの問題に直面しています。このような環境で生き残っていくためには、ソフトウェアによる差別化が不可欠です。Qtの組み込み製品はこれまで、高性能マイクロプロセッシングユニット(MPU)をサポートしてきました。しかし本ソリューションの登場により、お客様は自社製品ラインナップ全体または組織全体で、同一のツールや技術、スキルを活用できるようになります。その結果、すべての開発業務を1つの技術に集約し、ハードウェアやメンテナンスにかかるコストを削減することができます。
また技術を一つに絞るというアプローチにより、メーカーは製品ラインナップ全体でブランド独自の一貫したユーザーエクスペリエンスを維持できるほか、ハードウェアアーキテクチャ全体でコードを再利用することも可能になります。
現在、デバイスの高性能・高機能化がかつてないほど進んでいます。それに呼応するように没入感やエンゲージメント性の高いアプリケーションやUIへの期待も高まっています。コネクテッドカー(車載インフォテインメントシステムやクラスタ)、ウェアラブル(フィットネストラッカーやスマートウォッチ)、スマートホーム(冷蔵庫や洗濯機などの家電を含む)、産業(小型機器や計測機器)、ヘルスケア(医療機器)など、急激な成長を見せるコネクテッドデバイスの分野では特にその傾向が見られます。
アプリケーションやデバイスの開発者は、このような期待に応えるだけでなくさらにその一歩先をリードするため、スマートフォンと同等のエンゲージメント性と直感性を備えたユーザーエクスペリエンスを提供する一方、部品コストを最小限に抑える必要性に迫られているのです。
Qt for MCUsは包括的なツールキットを提供することにより、新規、既存を問わずすべてのお客様がユーザーの求める理想のエクスペリエンスを開発できるようサポートします。QtのQML技術や開発者・デザイナー向けツールを活用したQt for MCUsを利用し、宣言型QMLでフロントエンドを定義し、ビジネスロジックをC/C++で実装することによって、高速かつ再現性の高い方法でQtアプリケーションを開発することが可能です。その結果、操作性に優れたグラフィカル・ユーザー・インターフェースを作成し、マイクロコントローラ上で稼働するアプリケーションを大幅に強化することができます。
The Qt Companyの製品管理担当シニアバイスプレジデントであるPetteri Hollanderは、次のように述べています。「スマートフォンと同等の直感性やパワフルさを備えつつ、ローエンドハードウェア向けにスペックを下げたアプリケーションが、あらゆる業界で求められています。Qt for MCUsを導入すれば、端末の種類を問わず、進行中のほぼすべてのソフトウェア開発プロジェクトでQtを使えるようになるうえ、単一のテクノロジーフレームワークとツールセットを使用できるという利便性も享受できます。弊社のビジョンは、対応できるターゲット端末の種類に縛られることなく、パワフルで高性能そしてユーザーに優しいアプリケーションの開発に必要なプラットフォームやツールキットを、さまざまな業界のお客様に提供することです。
また、レガシーアプリケーションをアップデートする際も、何カ月もかけてコードベースを書き換える必要がなくなります。Qtを使えば、アプリケーションの近代化やカスタマイズをほんのわずかな時間で実行することができるのです。」
■リソース
Qt Quick Ultraliteは現在、ダウンロード、評価、ご購入が可能です。詳しくは、 http://www.qt.io/jp/qt-for-mcus で公開している下記をご覧ください。
・リリースブログを読む
・ウェビナー:「Qt for MCUs 1.0を始めよう」
・ウェビナー:「Qt for MCUsを使って、マイクロコントローラにQt Quick Applicationをポーティングする」
・製品紹介ビデオを見る
■Qt for MCUs 1.0の主な特長
・MCU内蔵メモリに搭載可能
・ベアメタルで、RTOS不要
・Qt Quick UltraliteとQt Quickの間で機能やQMLのアセットの再利用が可能
・Qt Creator 4.11版対応
■主なメリット
・ローエンドのハードウェアでもスマートフォンのようなユーザーエクスペリエンスを実現
・ARMアーキテクチャ間でソースコードの再利用が可能
・QMLやQtツールを用いて素早く開発可能
近年、ユーザーからの高い期待や製品ライフサイクルの短縮、開発者育成の停滞や利益率改善のプレッシャーなど、メーカーは数多くの問題に直面しています。このような環境で生き残っていくためには、ソフトウェアによる差別化が不可欠です。Qtの組み込み製品はこれまで、高性能マイクロプロセッシングユニット(MPU)をサポートしてきました。しかし本ソリューションの登場により、お客様は自社製品ラインナップ全体または組織全体で、同一のツールや技術、スキルを活用できるようになります。その結果、すべての開発業務を1つの技術に集約し、ハードウェアやメンテナンスにかかるコストを削減することができます。
また技術を一つに絞るというアプローチにより、メーカーは製品ラインナップ全体でブランド独自の一貫したユーザーエクスペリエンスを維持できるほか、ハードウェアアーキテクチャ全体でコードを再利用することも可能になります。
現在、デバイスの高性能・高機能化がかつてないほど進んでいます。それに呼応するように没入感やエンゲージメント性の高いアプリケーションやUIへの期待も高まっています。コネクテッドカー(車載インフォテインメントシステムやクラスタ)、ウェアラブル(フィットネストラッカーやスマートウォッチ)、スマートホーム(冷蔵庫や洗濯機などの家電を含む)、産業(小型機器や計測機器)、ヘルスケア(医療機器)など、急激な成長を見せるコネクテッドデバイスの分野では特にその傾向が見られます。
アプリケーションやデバイスの開発者は、このような期待に応えるだけでなくさらにその一歩先をリードするため、スマートフォンと同等のエンゲージメント性と直感性を備えたユーザーエクスペリエンスを提供する一方、部品コストを最小限に抑える必要性に迫られているのです。
Qt for MCUsは包括的なツールキットを提供することにより、新規、既存を問わずすべてのお客様がユーザーの求める理想のエクスペリエンスを開発できるようサポートします。QtのQML技術や開発者・デザイナー向けツールを活用したQt for MCUsを利用し、宣言型QMLでフロントエンドを定義し、ビジネスロジックをC/C++で実装することによって、高速かつ再現性の高い方法でQtアプリケーションを開発することが可能です。その結果、操作性に優れたグラフィカル・ユーザー・インターフェースを作成し、マイクロコントローラ上で稼働するアプリケーションを大幅に強化することができます。
The Qt Companyの製品管理担当シニアバイスプレジデントであるPetteri Hollanderは、次のように述べています。「スマートフォンと同等の直感性やパワフルさを備えつつ、ローエンドハードウェア向けにスペックを下げたアプリケーションが、あらゆる業界で求められています。Qt for MCUsを導入すれば、端末の種類を問わず、進行中のほぼすべてのソフトウェア開発プロジェクトでQtを使えるようになるうえ、単一のテクノロジーフレームワークとツールセットを使用できるという利便性も享受できます。弊社のビジョンは、対応できるターゲット端末の種類に縛られることなく、パワフルで高性能そしてユーザーに優しいアプリケーションの開発に必要なプラットフォームやツールキットを、さまざまな業界のお客様に提供することです。
また、レガシーアプリケーションをアップデートする際も、何カ月もかけてコードベースを書き換える必要がなくなります。Qtを使えば、アプリケーションの近代化やカスタマイズをほんのわずかな時間で実行することができるのです。」
■リソース
Qt Quick Ultraliteは現在、ダウンロード、評価、ご購入が可能です。詳しくは、 http://www.qt.io/jp/qt-for-mcus で公開している下記をご覧ください。
・リリースブログを読む
・ウェビナー:「Qt for MCUs 1.0を始めよう」
・ウェビナー:「Qt for MCUsを使って、マイクロコントローラにQt Quick Applicationをポーティングする」
・製品紹介ビデオを見る