被災地医療チームの要望に対応、情報ハブシステム提供ほか後方支援開始―日本プライマリ・ケア連合学会の医療支援プロジェクト(PCAT)に協力―
[11/04/27]
提供元:@Press
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医師・医療従事者へ専門情報を提供する株式会社ケアネット(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大野 元泰、証券コード:2150)は、日本プライマリ・ケア連合学会(事務局:千代田区)による東日本大震災支援プロジェクト(PCAT)の趣旨に賛同し、情報ハブシステムやコンテンツ提供などの後方支援を実施することを発表いたします。
3月11日の震災発生以降、医師団体・NPO・NGOなど多数の団体より医療チームが派遣されていますが、発生から1ヶ月以上が経過した現在、被災地の医療チームを取り巻く多くの課題が徐々に明らかになってきています。
その中で、生活環境と共に被災者の方々の状況も変化し、慢性疾患の治療や心のケアを必要とする患者さんが増え、それらを総合的に診療できるプライマリ・ケア医の果たす役割が非常に大きくなっています。
そこで当社では、これまで行ってきた被災地市民向け医療相談サイトの立ち上げや、医薬品検索アプリの無料提供など一連の取り組みに加え、日本プライマリ・ケア連合学会を情報・コンテンツ面で支援させて頂くことといたしました。既にPCATより派遣された医師の先生方のご要望・ご意見を踏まえて以下の内容でスタートし、今後も随時追加支援を行ってまいります。
【 PCAT支援内容 】
1. 被災地後方支援システム「LOGIO」の開発
2. 災害医療および亜急性期・慢性期に役立つ学習コンテンツ・
アプリの無償提供
3. 「派遣支援者のための研修プログラム」eラーニング講義収録
4. 上記1〜3をデバイス収載の上で医療チームに提供
■ 1. 被災地後方支援システム「LOGIO」の開発
不足物資・活動内容について位置情報と共に携帯電話から登録するシステムです。医薬品をはじめとした物資について「必要なモノが全くなく、不要なモノが送付されてくる」、また「本部と連絡が取りづらい」「避難所によって医療スタッフの数に偏りがある」などの声から、要望把握およびコメント機能のみに絞り、使いやすい仕組みとしています。携帯電話(※1)のほかスマートデバイス(※2)からも利用可能で、スタッフの要望の登録場所はGoogle Map上で確認することができます。
(※1) docomo/au/SoftBank、(※2) iPhone/iPad/Android
■ 2. 災害医療および亜急性期・慢性期に役立つ学習コンテンツ・
アプリの無償提供
停電による在宅医療への影響、長引く避難所生活から褥瘡(床ずれ/皮膚の壊死)ができる患者が増えるなど、災害時の亜急性期〜慢性期の状況に必要な医療について、当社が企画制作した動画コンテンツを提供します。また、当社で企画制作した医療用医薬品検索アプリ「DrugOn MD」(ドラゴン・エムディー)も提供し、限られた医薬品の中で治療したり、初めて診療する患者さんの常用薬を調べたりする場合にご活用頂きます。
◆提供コンテンツ
<動画コンテンツ>
『骨太!Dr.仲田のダイナミック整形外科 実戦!整形外科的外傷学』
『平本式 皮膚科虎の巻』
『実践的ラップ療法のコツ』(床ずれの治療解説)ほか多数
<iPhoneアプリ>
『DrugOn MD』 http://itunes.apple.com/jp/app/id414833940?mt=8
■ 3. 「派遣支援者のための研修プログラム」eラーニング講義収録
感染症・放射線被曝・心のケアなど、被災地で必要とされる知識の事前レクチャーとしてご利用頂けるよう、eラーニング形式で講義を収録します。
■ 4. 上記1〜3をデバイス収載の上で医療チームに提供
上記1〜3を収載したiPad50台をPCAT医療チームに提供し、被災地医療において役立てて頂きます。PCATでは3月17日より医療チームとしてのべ76名を派遣していますが、4月下旬出発予定者よりコンテンツ収載済みiPadを現地に持参し、上記コンテンツの閲覧のほか被災者の健康管理・調査などにも利用予定です。
【 一般社団法人 日本プライマリ・ケア連合学会について 】
2010年5月1日、日本プライマリ・ケア学会、日本家庭医療学会、日本総合診療医学会の3学会が合併して設立。前沢政次理事長。
所在地: 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台2-5 東京都医師会館302号
TEL : 03-5281-9781
FAX : 03-5281-9780
URL : http://www.primary-care.or.jp/
◆ 東日本大震災支援プロジェクト(PCAT)について
詳細URL http://pcat.primary-care.or.jp/htdocs/
【『CareNet.com』(ケアネット・ドットコム)について】
10万人の医師会員を含む医療従事者向けの臨床医学情報専門サイトです(会員制、無料)。日々の診療に役立つ情報、“臨床力”の向上に役立つ医学・医療コンテンツを提供しています。
多忙な医師がスピーディーに医薬情報(病態・作用メカニズムなど)を習得できる『eディテーリング(R)』、全国のべ3,256人の臨床医が参加した日本最大級のがん治療実態調査「OncoJ(R)」(オンコ・ジェイ)、抗がん剤の適正投与量や副作用の対処法を解説した「実践!化学療法」、その他医療ニュースや各種学会情報、動画インタビューなど、医師・医療従事者の効率的な情報収集を支援するサービスとなっています。
URL: http://www.carenet.com/index.php
【会社概要】
社名 : 株式会社ケアネット
所在地 : 東京都千代田区九段南1-5-6 りそな九段ビル
代表者 : 代表取締役社長 大野 元泰
公開市場: 東証マザーズ(証券コード:2150)
設立 : 1996年7月
従業員数: 79名
事業内容: 製薬企業向けの医薬営業支援/マーケティング調査サービス
医師・医療従事者向けの医療コンテンツサービス
URL : http://www.carenet.co.jp/
3月11日の震災発生以降、医師団体・NPO・NGOなど多数の団体より医療チームが派遣されていますが、発生から1ヶ月以上が経過した現在、被災地の医療チームを取り巻く多くの課題が徐々に明らかになってきています。
その中で、生活環境と共に被災者の方々の状況も変化し、慢性疾患の治療や心のケアを必要とする患者さんが増え、それらを総合的に診療できるプライマリ・ケア医の果たす役割が非常に大きくなっています。
そこで当社では、これまで行ってきた被災地市民向け医療相談サイトの立ち上げや、医薬品検索アプリの無料提供など一連の取り組みに加え、日本プライマリ・ケア連合学会を情報・コンテンツ面で支援させて頂くことといたしました。既にPCATより派遣された医師の先生方のご要望・ご意見を踏まえて以下の内容でスタートし、今後も随時追加支援を行ってまいります。
【 PCAT支援内容 】
1. 被災地後方支援システム「LOGIO」の開発
2. 災害医療および亜急性期・慢性期に役立つ学習コンテンツ・
アプリの無償提供
3. 「派遣支援者のための研修プログラム」eラーニング講義収録
4. 上記1〜3をデバイス収載の上で医療チームに提供
■ 1. 被災地後方支援システム「LOGIO」の開発
不足物資・活動内容について位置情報と共に携帯電話から登録するシステムです。医薬品をはじめとした物資について「必要なモノが全くなく、不要なモノが送付されてくる」、また「本部と連絡が取りづらい」「避難所によって医療スタッフの数に偏りがある」などの声から、要望把握およびコメント機能のみに絞り、使いやすい仕組みとしています。携帯電話(※1)のほかスマートデバイス(※2)からも利用可能で、スタッフの要望の登録場所はGoogle Map上で確認することができます。
(※1) docomo/au/SoftBank、(※2) iPhone/iPad/Android
■ 2. 災害医療および亜急性期・慢性期に役立つ学習コンテンツ・
アプリの無償提供
停電による在宅医療への影響、長引く避難所生活から褥瘡(床ずれ/皮膚の壊死)ができる患者が増えるなど、災害時の亜急性期〜慢性期の状況に必要な医療について、当社が企画制作した動画コンテンツを提供します。また、当社で企画制作した医療用医薬品検索アプリ「DrugOn MD」(ドラゴン・エムディー)も提供し、限られた医薬品の中で治療したり、初めて診療する患者さんの常用薬を調べたりする場合にご活用頂きます。
◆提供コンテンツ
<動画コンテンツ>
『骨太!Dr.仲田のダイナミック整形外科 実戦!整形外科的外傷学』
『平本式 皮膚科虎の巻』
『実践的ラップ療法のコツ』(床ずれの治療解説)ほか多数
<iPhoneアプリ>
『DrugOn MD』 http://itunes.apple.com/jp/app/id414833940?mt=8
■ 3. 「派遣支援者のための研修プログラム」eラーニング講義収録
感染症・放射線被曝・心のケアなど、被災地で必要とされる知識の事前レクチャーとしてご利用頂けるよう、eラーニング形式で講義を収録します。
■ 4. 上記1〜3をデバイス収載の上で医療チームに提供
上記1〜3を収載したiPad50台をPCAT医療チームに提供し、被災地医療において役立てて頂きます。PCATでは3月17日より医療チームとしてのべ76名を派遣していますが、4月下旬出発予定者よりコンテンツ収載済みiPadを現地に持参し、上記コンテンツの閲覧のほか被災者の健康管理・調査などにも利用予定です。
【 一般社団法人 日本プライマリ・ケア連合学会について 】
2010年5月1日、日本プライマリ・ケア学会、日本家庭医療学会、日本総合診療医学会の3学会が合併して設立。前沢政次理事長。
所在地: 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台2-5 東京都医師会館302号
TEL : 03-5281-9781
FAX : 03-5281-9780
URL : http://www.primary-care.or.jp/
◆ 東日本大震災支援プロジェクト(PCAT)について
詳細URL http://pcat.primary-care.or.jp/htdocs/
【『CareNet.com』(ケアネット・ドットコム)について】
10万人の医師会員を含む医療従事者向けの臨床医学情報専門サイトです(会員制、無料)。日々の診療に役立つ情報、“臨床力”の向上に役立つ医学・医療コンテンツを提供しています。
多忙な医師がスピーディーに医薬情報(病態・作用メカニズムなど)を習得できる『eディテーリング(R)』、全国のべ3,256人の臨床医が参加した日本最大級のがん治療実態調査「OncoJ(R)」(オンコ・ジェイ)、抗がん剤の適正投与量や副作用の対処法を解説した「実践!化学療法」、その他医療ニュースや各種学会情報、動画インタビューなど、医師・医療従事者の効率的な情報収集を支援するサービスとなっています。
URL: http://www.carenet.com/index.php
【会社概要】
社名 : 株式会社ケアネット
所在地 : 東京都千代田区九段南1-5-6 りそな九段ビル
代表者 : 代表取締役社長 大野 元泰
公開市場: 東証マザーズ(証券コード:2150)
設立 : 1996年7月
従業員数: 79名
事業内容: 製薬企業向けの医薬営業支援/マーケティング調査サービス
医師・医療従事者向けの医療コンテンツサービス
URL : http://www.carenet.co.jp/