原爆先生の特別授業 ヒロシマの惨状と核の威力、放射線の基礎知識も
[11/05/10]
提供元:@Press
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■原爆先生の特別授業
特定非営利活動法人ヒロシマの九日間(以下「当NPO法人」)は、都内の小学校(対象六年生)から依頼を受け、ヒロシマに投下された原子爆弾に関する特別授業を2008年から行なってきました。特別授業とは、外部から講師を招聘して行なう授業です。(実績と予定は次頁の表を参照)
2011年度は、中学校および首都圏地域(6月から募集)にも拡大して、年間100校を目標に、この4月11日から募集受付を開始しました。
■原子爆弾、伝えることの難しさ
非体験者が非体験者に原爆をいかに伝えるか、平成2桁生まれの世代に突入している小中学校では、教師や父兄をはじめ教育に携わる人々のすべてがこの難しさに直面しています。原爆や戦争は残酷なもの。その惨(むご)さは体験者だけしか語ることができなかったからです。
■父の被爆体験を綴った小説を基に、新手法の授業を構築
当NPO法人の代表(池田 眞徳)は、2006年に父の被爆体験を綴った小説「ヒロシマの九日間」を出版、同小説を基にした特別授業を2008年から都内の小学校で始めました。その後三年間を経て、非体験者でも原爆の惨(むご)さを子供たちに教えることができる新手法を構築しました。
■核分裂と放射線の基礎も
世界で唯一の被爆国にもかかわらず、核分裂や放射線に関する教育の不足が原発問題に起因してクローズアップされています。しかし原爆先生では、これまでに核や放射線の基礎知識を子供たちに教えてきました。
■特別授業の評価
特別授業を実施した殆どの学校から子供たちや先生の感想集が送られてきます。「鳥肌が立つほど怖かった」「原子爆弾の威力を初めて知った」「核分裂の仕組みが理解できた」など、子供たちや先生方の様々な感想があり、この感想集は当NPO法人のホームページ http://www.hiroshima9.com にすべてを掲載しています。
■原爆先生の養成
今後、この特別授業を全小中学校に広げてまいります。これに伴い、各地の小中学校で特別授業を行なう原爆先生を養成するため、企業OB(定年退職者)を対象に全国で募集します。
■当NPO法人が目指すところ
戦後65年が経過した今日、ヒロシマやナガサキが日々風化されつつあります。子供たちにとって、原子爆弾を知る機会が皆無になることは誠に憂慮すべき問題であります。当NPO法人は、子供たちにヒロシマで起こった出来事を正しく伝え、子供たち自身で「核」を考える機会をつくり出します。
【実績と予定】2011年5月10日現在 2011年の予定校は現時点申込校
年 月 学校等 人数
2008 7 中野区立野方小学校 80
7 宇都宮市役所 200
7 杉並区立桃井第二小学校 92
11 江東区立第二亀戸小学校 49
11 杉並区立大宮小学校 54
12 東久留米市立第一小学校 84
12 清瀬市立清瀬第六小学校 95
12 港区立芝小学校 25
12 狛江市立和泉小学校 75
12 杉並区立富士見丘小学校 50
2009 新型インフルエンザ流行により活動中止
2010 2 大田区立東調布第一小学校 80
2 港区立芝小学校 60
2 台東区立黒門小学校 100
6 江戸川区立鹿骨東小学校 90
6 江戸川区立大杉東小学校 100
7 北区立浮間小学校 105
9 岩瀬日本大学高等学校 700
10 江東区立第七砂町小学校 110
10 名古屋教員組合 400
10 立川市立西砂小学校 95
10 羽村市立武蔵野小学校 100
10 新宿区立津久戸小学校 40
11 台東区立東泉小学校 60
11 調布市立杉森小学校 130
11 清瀬市立清瀬第六小学校 110
12 台東区立蔵前小学校 60
12 荒川区立第五峡田小学校 60
12 立川市立第九小学校 120
12 立川市立第五小学校 100
12 中野区立桃園第二小学校 75
12 調布市立第一小学校 110
2011 1 世田谷区立城山小学校 55
2 葛飾区立花の木小学校 90
2 中野区立野方小学校 100
5 品川区立荏原学園(中学校) 90予定
5 中野区立第九中学校 76予定
5 板橋区立北前野小学校 44予定
6 葛飾区立東柴又小学校 92予定
7 八王子市立みなみ野中学校 130予定
7 江戸川区立船堀小学校 147予定
8 福生市立福生第二小学校 80予定
8 豊島区立池袋小学校 54予定
9 江東区立第四大島小学校 92予定
10 台東区立東泉小学校 61予定
11 北区立浮間小学校 87予定
11 世田谷区立若林小学校 40予定
11 八王子市立第八小学校 70予定
11 清瀬市立清瀬第六小学校 80予定
12 江東区立香取小学校 48予定
12 江戸川区立西小岩小学校 80予定
2012 1 江戸川区立第三松江小学校 100予定
特定非営利活動法人ヒロシマの九日間(以下「当NPO法人」)は、都内の小学校(対象六年生)から依頼を受け、ヒロシマに投下された原子爆弾に関する特別授業を2008年から行なってきました。特別授業とは、外部から講師を招聘して行なう授業です。(実績と予定は次頁の表を参照)
2011年度は、中学校および首都圏地域(6月から募集)にも拡大して、年間100校を目標に、この4月11日から募集受付を開始しました。
■原子爆弾、伝えることの難しさ
非体験者が非体験者に原爆をいかに伝えるか、平成2桁生まれの世代に突入している小中学校では、教師や父兄をはじめ教育に携わる人々のすべてがこの難しさに直面しています。原爆や戦争は残酷なもの。その惨(むご)さは体験者だけしか語ることができなかったからです。
■父の被爆体験を綴った小説を基に、新手法の授業を構築
当NPO法人の代表(池田 眞徳)は、2006年に父の被爆体験を綴った小説「ヒロシマの九日間」を出版、同小説を基にした特別授業を2008年から都内の小学校で始めました。その後三年間を経て、非体験者でも原爆の惨(むご)さを子供たちに教えることができる新手法を構築しました。
■核分裂と放射線の基礎も
世界で唯一の被爆国にもかかわらず、核分裂や放射線に関する教育の不足が原発問題に起因してクローズアップされています。しかし原爆先生では、これまでに核や放射線の基礎知識を子供たちに教えてきました。
■特別授業の評価
特別授業を実施した殆どの学校から子供たちや先生の感想集が送られてきます。「鳥肌が立つほど怖かった」「原子爆弾の威力を初めて知った」「核分裂の仕組みが理解できた」など、子供たちや先生方の様々な感想があり、この感想集は当NPO法人のホームページ http://www.hiroshima9.com にすべてを掲載しています。
■原爆先生の養成
今後、この特別授業を全小中学校に広げてまいります。これに伴い、各地の小中学校で特別授業を行なう原爆先生を養成するため、企業OB(定年退職者)を対象に全国で募集します。
■当NPO法人が目指すところ
戦後65年が経過した今日、ヒロシマやナガサキが日々風化されつつあります。子供たちにとって、原子爆弾を知る機会が皆無になることは誠に憂慮すべき問題であります。当NPO法人は、子供たちにヒロシマで起こった出来事を正しく伝え、子供たち自身で「核」を考える機会をつくり出します。
【実績と予定】2011年5月10日現在 2011年の予定校は現時点申込校
年 月 学校等 人数
2008 7 中野区立野方小学校 80
7 宇都宮市役所 200
7 杉並区立桃井第二小学校 92
11 江東区立第二亀戸小学校 49
11 杉並区立大宮小学校 54
12 東久留米市立第一小学校 84
12 清瀬市立清瀬第六小学校 95
12 港区立芝小学校 25
12 狛江市立和泉小学校 75
12 杉並区立富士見丘小学校 50
2009 新型インフルエンザ流行により活動中止
2010 2 大田区立東調布第一小学校 80
2 港区立芝小学校 60
2 台東区立黒門小学校 100
6 江戸川区立鹿骨東小学校 90
6 江戸川区立大杉東小学校 100
7 北区立浮間小学校 105
9 岩瀬日本大学高等学校 700
10 江東区立第七砂町小学校 110
10 名古屋教員組合 400
10 立川市立西砂小学校 95
10 羽村市立武蔵野小学校 100
10 新宿区立津久戸小学校 40
11 台東区立東泉小学校 60
11 調布市立杉森小学校 130
11 清瀬市立清瀬第六小学校 110
12 台東区立蔵前小学校 60
12 荒川区立第五峡田小学校 60
12 立川市立第九小学校 120
12 立川市立第五小学校 100
12 中野区立桃園第二小学校 75
12 調布市立第一小学校 110
2011 1 世田谷区立城山小学校 55
2 葛飾区立花の木小学校 90
2 中野区立野方小学校 100
5 品川区立荏原学園(中学校) 90予定
5 中野区立第九中学校 76予定
5 板橋区立北前野小学校 44予定
6 葛飾区立東柴又小学校 92予定
7 八王子市立みなみ野中学校 130予定
7 江戸川区立船堀小学校 147予定
8 福生市立福生第二小学校 80予定
8 豊島区立池袋小学校 54予定
9 江東区立第四大島小学校 92予定
10 台東区立東泉小学校 61予定
11 北区立浮間小学校 87予定
11 世田谷区立若林小学校 40予定
11 八王子市立第八小学校 70予定
11 清瀬市立清瀬第六小学校 80予定
12 江東区立香取小学校 48予定
12 江戸川区立西小岩小学校 80予定
2012 1 江戸川区立第三松江小学校 100予定