GfK Japan調べ:外付けHDD販売動向
[11/05/17]
提供元:@Press
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ジーエフケーマーケティングサービス ジャパン株式会社(所在地:東京都中野区、代表取締役社長:朝比奈 進)は、家電量販店店頭における外付けハードディスクドライブ(以下、外付けHDD)の販売動向を発表した。
【概要】
・TV録画需要の高まりに伴い、外付けHDDの2010年度(2010年4月〜2011年3月)販売数量は、前年比43%増。
・HDD対応TVのラインアップ増加、外付けHDDの大容量・低価格化に伴い、外付HDD市場は拡大の見込み。
【2010年度外付けHDD市場は約1.4倍に拡大】
外付けHDDは、従来PCの周辺機器としてデータバックアップや容量増設が主な用途であった。しかし、外付けHDD録画対応TV(以下、HDD対応TV)の登場により、TV録画機器として外付けHDD市場は急速に拡大している。外付けHDDは容量が大きくデジタル放送を画質を落とさずに録画・保存することが可能な上、接続・録画時の利便性が高く、コンパクトで場所を取らない。加えて、BDレコーダーなどの録画機器と比較して費用を抑えることができることから需要が高まっていると考えられる。2010年度の外付けHDDの販売数量は前年比43%増となった。
図1:HDD対応TV数量構成比 外付けHDD数量推移
http://www.atpress.ne.jp/releases/20392/1_1.png
【HDD対応TV市場の伸びにより需要急増】
HDD対応TVは、2010年度、数量前年比2.8倍を記録した。この要因にはHDD対応TVメーカーの増加に伴い、ラインアップが拡張されたこと、地デジ移行やエコポイント制度に後押しされ薄型TV販売全体が大幅に伸張したことなどが挙げられる。薄型TV市場におけるHDD対応TVの数量構成比は10%台前半で推移していたが、2010年10-12月期には17%へ伸張した。同時期に外付けHDDも飛躍的に販売を伸ばしていることから、HDD対応TVの拡大が外付けHDD需要を押し上げたと言える。
【外付けHDDは大容量化・低価格化が進行】
一方、大容量化や価格下落により、外付けHDD自体の訴求力も向上している。2009年1-3月期に販売された外付けHDDの平均容量は約600GBであったが、2011年1-3月期には約1,100GBとなった。平均価格は1TB(1,000GB)で比較すると二年間で約13,300円から約7,700円へ、半分程度になった。直近では容量別構成比で2TB(2,000GB)が拡大しており、また、本体容量が大きくなるほど価格下落率が高いことから、外付けHDDの大容量・低価格化は継続すると考えられる。
HDD対応TVのラインナップは更に拡充され、2011年4月のTV販売では、4台に1台が外付けHDDに対応したモデルとなった。大容量・低価格化が進む外付けHDDはより手軽な録画機器として今後一層の市場拡大が見込まれる。
≪GfK Japanのデータについて≫
全国有力家電量販店より、毎日POSデータを収集。モデル別であらゆるカテゴリーの動向を調査している。多くの市場データが出荷時点を捉えているのに対し、販売時点で実需を細かく追っているのが特徴である。
また、同様に総合量販店(GMS)や地域家電店、インターネットチャネルなどからも販売データを収集している。
URL: http://www.gfkjpn.co.jp/
※弊社名を報道にて引用頂く場合は、正式社名のほか、「GfK Japan」、「ジーエフケー ジャパン」、「GfKジャパン」の略記でも結構です。
【概要】
・TV録画需要の高まりに伴い、外付けHDDの2010年度(2010年4月〜2011年3月)販売数量は、前年比43%増。
・HDD対応TVのラインアップ増加、外付けHDDの大容量・低価格化に伴い、外付HDD市場は拡大の見込み。
【2010年度外付けHDD市場は約1.4倍に拡大】
外付けHDDは、従来PCの周辺機器としてデータバックアップや容量増設が主な用途であった。しかし、外付けHDD録画対応TV(以下、HDD対応TV)の登場により、TV録画機器として外付けHDD市場は急速に拡大している。外付けHDDは容量が大きくデジタル放送を画質を落とさずに録画・保存することが可能な上、接続・録画時の利便性が高く、コンパクトで場所を取らない。加えて、BDレコーダーなどの録画機器と比較して費用を抑えることができることから需要が高まっていると考えられる。2010年度の外付けHDDの販売数量は前年比43%増となった。
図1:HDD対応TV数量構成比 外付けHDD数量推移
http://www.atpress.ne.jp/releases/20392/1_1.png
【HDD対応TV市場の伸びにより需要急増】
HDD対応TVは、2010年度、数量前年比2.8倍を記録した。この要因にはHDD対応TVメーカーの増加に伴い、ラインアップが拡張されたこと、地デジ移行やエコポイント制度に後押しされ薄型TV販売全体が大幅に伸張したことなどが挙げられる。薄型TV市場におけるHDD対応TVの数量構成比は10%台前半で推移していたが、2010年10-12月期には17%へ伸張した。同時期に外付けHDDも飛躍的に販売を伸ばしていることから、HDD対応TVの拡大が外付けHDD需要を押し上げたと言える。
【外付けHDDは大容量化・低価格化が進行】
一方、大容量化や価格下落により、外付けHDD自体の訴求力も向上している。2009年1-3月期に販売された外付けHDDの平均容量は約600GBであったが、2011年1-3月期には約1,100GBとなった。平均価格は1TB(1,000GB)で比較すると二年間で約13,300円から約7,700円へ、半分程度になった。直近では容量別構成比で2TB(2,000GB)が拡大しており、また、本体容量が大きくなるほど価格下落率が高いことから、外付けHDDの大容量・低価格化は継続すると考えられる。
HDD対応TVのラインナップは更に拡充され、2011年4月のTV販売では、4台に1台が外付けHDDに対応したモデルとなった。大容量・低価格化が進む外付けHDDはより手軽な録画機器として今後一層の市場拡大が見込まれる。
≪GfK Japanのデータについて≫
全国有力家電量販店より、毎日POSデータを収集。モデル別であらゆるカテゴリーの動向を調査している。多くの市場データが出荷時点を捉えているのに対し、販売時点で実需を細かく追っているのが特徴である。
また、同様に総合量販店(GMS)や地域家電店、インターネットチャネルなどからも販売データを収集している。
URL: http://www.gfkjpn.co.jp/
※弊社名を報道にて引用頂く場合は、正式社名のほか、「GfK Japan」、「ジーエフケー ジャパン」、「GfKジャパン」の略記でも結構です。