京セラと横浜市が連携し、IoTで再配達を解消する宅配システムの実証実験開始
[20/01/31]
提供元:@Press
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京セラ株式会社(社長:谷本 秀夫、以下京セラ)と横浜市(市長:林 文子)は、このたび、京セラが開発した「IoT宅配システム」による宅配の再配達解消を目的とした実証実験を、本年2月1日(土)より横浜市若葉台団地(神奈川県横浜市旭区若葉台)で開始しますので、お知らせいたします。
本件は、株式会社白山機工(社長:穐田 竹男、以下白山機工)が開発した宅配ボックスを使い、佐川急便株式会社(社長:本村 正秀、以下佐川急便)、日本郵便株式会社(社長:衣川 和秀、以下日本郵便)の国内宅配大手2社が参画し、横浜市若葉台団地790戸※1を対象に行う大規模実証実験です。
なお、この実験は、横浜市が推進する、業種や企業規模の枠組みを超えてIoTビジネスを目指すプレーヤーの「連携」を実践する「I・TOP横浜」の一環である「宅配ボックスIoT化 再配達解消プロジェクト」の取り組みです。
※1 若葉台団地内の賃貸住宅(県住宅供給公社が所有)の790戸が対象
■IoT宅配システムについて
京セラ開発の「IoT宅配システム」は、宅配ボックスの利用状況を専用アプリケーションを使い携帯電話やスマホで「見える化」し、リアルタイムに確認ができる画期的なシステムです。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/204627/img_204627_1.jpg
「IoT宅配システム」のイメージ図
近年、宅配ボックスの設置は増加していますが、配達ドライバーは現地に到着後、配達先が不在の場合、宅配ボックスの状況を確認し、空いていない場合は再配達しなければなりません。
本システムでは、ドライバーの携帯端末で、宅配ボックスの空き状況を確認することができます。また、事前に予約することもできるため、効率的な配達業務を実現し、再配達件数の削減に貢献します。一方、利用者も、宅配ボックスに自分宛の荷物が届いたことや自分宛の荷物用に宅配ボックスが予約されたことをリアルタイムに知ることができるため、効率的に荷物を受け取ることができます。
■実証実験の概要
表1: https://www.atpress.ne.jp/releases/204627/table_204627_1.jpg
ドライバー向けWEBアプリ
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/204627/img_204627_3.jpg
お客様向けWebアプリ
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/204627/img_204627_2.jpg
宅配ボックスの空き状況を確認できるドライバー側の端末画面(上)と
お客様側の画面(下)
■実証実験参加企業・団体
表2: https://www.atpress.ne.jp/releases/204627/table_204627_2.jpg
■本システム開発の背景と目的
昨今、電子取引の拡大に伴い宅配便の取り扱い個数は増加しており、さらにその宅配便の約15%が再配達されています※2。今後も、インターネットを利用する高齢者の増加などを背景に、その取り扱い個数はさらに増加すると予測されています。
一方で、少子高齢化による労働力不足は物流業界において深刻な問題となっており、再配達による業務効率の低下やドライバーの労働時間の増加、さらにCO2排出量の増加等は大きな社会課題となっています。
これらの問題を解決するための宅配効率化の手段として、京セラは長年培ってきた通信技術を活用し、このたびの「IoT宅配システム」を開発しました。
本実証では、宅配大手2社が同じプラットフォームを活用し協力することにより、今後の物流業界における労働力不足の解決や、再配達によるCO2排出量の削減につなげるとともに、利用者においても、IoTの活用を通じて宅配の配達時間に縛られることなく時間を有効に使える利便性の向上を検証してまいります。
※2 国土交通省発表資料「宅配便再配達率は15.0%〜令和元年10月の調査結果を公表〜」(令和元年12月24日)参照
■I・TOP横浜(IoTオープンイノベーション・パートナーズ)について
横浜経済の強みである「ものづくり・IT産業の集積」を活かし、IoT等(IoT、ビッグデータ、AI、ロボット等)を活用したビジネス創出に向けた、交流・連携、プロジェクト推進、人材育成等を包括的に進めていくプラットフォームです。これらの取組から個別プロジェクトを立ち上げ、「新たなビジネスモデル創出」、「中小企業のチャレンジ支援」、「社会課題解決への貢献」を目標としています。
I・TOP横浜ウェブサイト http://itop.yokohama/
本件は、株式会社白山機工(社長:穐田 竹男、以下白山機工)が開発した宅配ボックスを使い、佐川急便株式会社(社長:本村 正秀、以下佐川急便)、日本郵便株式会社(社長:衣川 和秀、以下日本郵便)の国内宅配大手2社が参画し、横浜市若葉台団地790戸※1を対象に行う大規模実証実験です。
なお、この実験は、横浜市が推進する、業種や企業規模の枠組みを超えてIoTビジネスを目指すプレーヤーの「連携」を実践する「I・TOP横浜」の一環である「宅配ボックスIoT化 再配達解消プロジェクト」の取り組みです。
※1 若葉台団地内の賃貸住宅(県住宅供給公社が所有)の790戸が対象
■IoT宅配システムについて
京セラ開発の「IoT宅配システム」は、宅配ボックスの利用状況を専用アプリケーションを使い携帯電話やスマホで「見える化」し、リアルタイムに確認ができる画期的なシステムです。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/204627/img_204627_1.jpg
「IoT宅配システム」のイメージ図
近年、宅配ボックスの設置は増加していますが、配達ドライバーは現地に到着後、配達先が不在の場合、宅配ボックスの状況を確認し、空いていない場合は再配達しなければなりません。
本システムでは、ドライバーの携帯端末で、宅配ボックスの空き状況を確認することができます。また、事前に予約することもできるため、効率的な配達業務を実現し、再配達件数の削減に貢献します。一方、利用者も、宅配ボックスに自分宛の荷物が届いたことや自分宛の荷物用に宅配ボックスが予約されたことをリアルタイムに知ることができるため、効率的に荷物を受け取ることができます。
■実証実験の概要
表1: https://www.atpress.ne.jp/releases/204627/table_204627_1.jpg
ドライバー向けWEBアプリ
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/204627/img_204627_3.jpg
お客様向けWebアプリ
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/204627/img_204627_2.jpg
宅配ボックスの空き状況を確認できるドライバー側の端末画面(上)と
お客様側の画面(下)
■実証実験参加企業・団体
表2: https://www.atpress.ne.jp/releases/204627/table_204627_2.jpg
■本システム開発の背景と目的
昨今、電子取引の拡大に伴い宅配便の取り扱い個数は増加しており、さらにその宅配便の約15%が再配達されています※2。今後も、インターネットを利用する高齢者の増加などを背景に、その取り扱い個数はさらに増加すると予測されています。
一方で、少子高齢化による労働力不足は物流業界において深刻な問題となっており、再配達による業務効率の低下やドライバーの労働時間の増加、さらにCO2排出量の増加等は大きな社会課題となっています。
これらの問題を解決するための宅配効率化の手段として、京セラは長年培ってきた通信技術を活用し、このたびの「IoT宅配システム」を開発しました。
本実証では、宅配大手2社が同じプラットフォームを活用し協力することにより、今後の物流業界における労働力不足の解決や、再配達によるCO2排出量の削減につなげるとともに、利用者においても、IoTの活用を通じて宅配の配達時間に縛られることなく時間を有効に使える利便性の向上を検証してまいります。
※2 国土交通省発表資料「宅配便再配達率は15.0%〜令和元年10月の調査結果を公表〜」(令和元年12月24日)参照
■I・TOP横浜(IoTオープンイノベーション・パートナーズ)について
横浜経済の強みである「ものづくり・IT産業の集積」を活かし、IoT等(IoT、ビッグデータ、AI、ロボット等)を活用したビジネス創出に向けた、交流・連携、プロジェクト推進、人材育成等を包括的に進めていくプラットフォームです。これらの取組から個別プロジェクトを立ち上げ、「新たなビジネスモデル創出」、「中小企業のチャレンジ支援」、「社会課題解決への貢献」を目標としています。
I・TOP横浜ウェブサイト http://itop.yokohama/