タッチエンス株式会社、触覚センサー技術の開発者である東京大学教授と特任助教が、7月1日より非常勤取締役として参画
[11/06/21]
提供元:@Press
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東京大学と連携し、触覚センサーの開発・製造・販売を行うタッチエンス株式会社(所在地:東京都台東区、代表取締役社長:尾方 謙一、以下 タッチエンス)は、センサー技術の開発者である東京大学情報理工学系研究科 下山 勲教授と東京大学IRT研究機構 中井 亮仁特任助教が、2011年7月1日より非常勤取締役として参画することを発表いたします。
タッチエンスは、2010年に株式会社佐竹製作所の一事業として、東京大学情報理工学系研究科との産学連携を活用して開始したセンサー事業が基盤となっております。佐竹製作所が経営資源を提供し、東京大学情報理工学系研究科からは触覚センサーの技術が提供され、日本政策金融公庫が資金融資をするという産学官連携のスキームで、2011年4月に誕生した新会社です。
東京大学におけるセンサー開発は、科学技術振興機構(JST)の若手研究者ベンチャー創出推進事業の支援を受けて進められたものであり、タッチエンスは大学発、かつJST発ベンチャーの位置付けでもあります。
今回センサー開発に関わった教授と特任助教の参画が決定したことで、開発力・技術力の強化に成功しています。
■タッチエンス設立の背景
佐竹製作所は、2010年にロボットヒューマンインターフェースに「やわらかさ」を加え、さらに「つねる・ひねる」といった三次元方位の変化の認識を可能にする世界初の柔軟触覚センサー技術を東京大学とライセンス契約し、ショッカクキューブ(TM)として製品化することで触覚センサー市場に新規参入いたしました。民生ロボット市場以外からも多くお引き合いをいただいている製品ですが、さらなる改善点として薄型化、小型化、高感度化のご要望をいただいております。
そのようなご要望を満たすことができる、高感度小型3軸触覚センサーを新たに東京大学とライセンス契約し、製品ラインアップの拡充を目指す上で、金属加工部品の製造・販売という佐竹製作所の本業からセンサー事業を切り離し、経営資源の調達とリソースの集中をより効率よく実行するためにタッチエンスが設立されました。
■事業展開について
タッチエンスは、触覚の未来を科学するセンサーカンパニーとして、強化された開発力・技術力をベースに下記の3事業を軸にして開発・製造・販売を展開していきます。
・ショッカクキューブ(TM)
・ショッカクチップ(TM)(高感度小型3軸触覚センサー)
・お客様の特注品のご要望への対応
導入期にある民生ロボットの市場へ参入し、他市場へ展開していく事業計画により、2015年に売上4億円を目指します。
2011年4月の会社設立後、5月より新オフィスが稼働し、開発活動と製造ラインの準備を開始しています。
開発活動は、7月13日より始まるROBOTECH展(東京ビックサイト)に向けて、ショッカクキューブ(TM)の量産モデルとなるBタイプの開発と、ショッカクチップ(TM)の試作品の開発を進めております。製造ラインは8月稼働を目指して設備設置と冶工具の設計・製造を進めています。
■ショッカクチップ(TM)について
今回新たに開発しますショッカクチップ(TM)は、「すべり(せん断応力)」を高感度で感知でき、外装となる樹脂を変えることで触覚面の柔軟性も変化させることが可能です。またMEMS技術活用により量産化にも適応可能なため、単にロボット市場でショッカクキューブ(TM)と補完関係にある製品としてラインアップを補充するだけにとどまらず、全く別市場でのヒューマンマシンインターフェースとして新たな市場を開拓できるのではないかと考えています。
なお、8月末より試作品の販売開始を予定しております(価格未定)。
■会社概要
会社名 : タッチエンス株式会社
代表者 : 代表取締役社長 尾方 謙一
設立 : 2011年4月
資本金 : 900万円
事業内容: 触覚センサーの開発、製造、および販売
所在地 : 東京都台東区北上野2-21-10
TEL : 03-3847-9551
FAX : 03-3847-9552
URL : http://www.touchence.jp
タッチエンスは、2010年に株式会社佐竹製作所の一事業として、東京大学情報理工学系研究科との産学連携を活用して開始したセンサー事業が基盤となっております。佐竹製作所が経営資源を提供し、東京大学情報理工学系研究科からは触覚センサーの技術が提供され、日本政策金融公庫が資金融資をするという産学官連携のスキームで、2011年4月に誕生した新会社です。
東京大学におけるセンサー開発は、科学技術振興機構(JST)の若手研究者ベンチャー創出推進事業の支援を受けて進められたものであり、タッチエンスは大学発、かつJST発ベンチャーの位置付けでもあります。
今回センサー開発に関わった教授と特任助教の参画が決定したことで、開発力・技術力の強化に成功しています。
■タッチエンス設立の背景
佐竹製作所は、2010年にロボットヒューマンインターフェースに「やわらかさ」を加え、さらに「つねる・ひねる」といった三次元方位の変化の認識を可能にする世界初の柔軟触覚センサー技術を東京大学とライセンス契約し、ショッカクキューブ(TM)として製品化することで触覚センサー市場に新規参入いたしました。民生ロボット市場以外からも多くお引き合いをいただいている製品ですが、さらなる改善点として薄型化、小型化、高感度化のご要望をいただいております。
そのようなご要望を満たすことができる、高感度小型3軸触覚センサーを新たに東京大学とライセンス契約し、製品ラインアップの拡充を目指す上で、金属加工部品の製造・販売という佐竹製作所の本業からセンサー事業を切り離し、経営資源の調達とリソースの集中をより効率よく実行するためにタッチエンスが設立されました。
■事業展開について
タッチエンスは、触覚の未来を科学するセンサーカンパニーとして、強化された開発力・技術力をベースに下記の3事業を軸にして開発・製造・販売を展開していきます。
・ショッカクキューブ(TM)
・ショッカクチップ(TM)(高感度小型3軸触覚センサー)
・お客様の特注品のご要望への対応
導入期にある民生ロボットの市場へ参入し、他市場へ展開していく事業計画により、2015年に売上4億円を目指します。
2011年4月の会社設立後、5月より新オフィスが稼働し、開発活動と製造ラインの準備を開始しています。
開発活動は、7月13日より始まるROBOTECH展(東京ビックサイト)に向けて、ショッカクキューブ(TM)の量産モデルとなるBタイプの開発と、ショッカクチップ(TM)の試作品の開発を進めております。製造ラインは8月稼働を目指して設備設置と冶工具の設計・製造を進めています。
■ショッカクチップ(TM)について
今回新たに開発しますショッカクチップ(TM)は、「すべり(せん断応力)」を高感度で感知でき、外装となる樹脂を変えることで触覚面の柔軟性も変化させることが可能です。またMEMS技術活用により量産化にも適応可能なため、単にロボット市場でショッカクキューブ(TM)と補完関係にある製品としてラインアップを補充するだけにとどまらず、全く別市場でのヒューマンマシンインターフェースとして新たな市場を開拓できるのではないかと考えています。
なお、8月末より試作品の販売開始を予定しております(価格未定)。
■会社概要
会社名 : タッチエンス株式会社
代表者 : 代表取締役社長 尾方 謙一
設立 : 2011年4月
資本金 : 900万円
事業内容: 触覚センサーの開発、製造、および販売
所在地 : 東京都台東区北上野2-21-10
TEL : 03-3847-9551
FAX : 03-3847-9552
URL : http://www.touchence.jp