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日経BP社(本社：東京都港区、社長：長田 公平)は、時代を変える新しい力を持つ、社会変革の担い手である「チェンジメーカー」を選出し、表彰する『CHANGEMAKER OF THE YEAR 2011』(リシュモン ジャパン株式会社 カルティエ 協賛)の受賞者が決定しました。昨年から始まり、今年が第二回の表彰になります。表彰は、「経営・マネジメント部門」、「クリエーター部門」、「研究者部門」の三部門で、各一名づつを選出いたしました。
また、2011年5月24日には、東京ミッドタウンにて、『CHANGEMAKER OF THE YEAR 2011』の授賞式を執り行いました。

選出方法は日経BP社が発行する「日経ビジネス」と、運営するWebサイト「日経ビジネスオンライン」にて行われた読者投票によるものです。


【各部門　受賞者】
『CHANGEMAKERS OF THE YEAR 2011』
(日本語表記：チェンジメーカー・オブ・ザ・イヤー2011)

▼ 受賞者　敬称略／順不同
■ 「経営・マネジメント部門」
高島 宏平(たかしま こうへい)氏
オイシックス株式会社　代表取締役社長

■ 「研究者部門」
上田 泰己(うえだ ひろき)氏
理化学研究所　発生・再生科学総合研究センター　プロジェクトリーダー

■ 「クリエーター部門」
樫本 大進(かしもと だいしん)氏
ベルリン・フィル　第一コンサートマスター


【受賞者の声】
■ 「経営・マネジメント部門」の高島氏
生鮮食料品、有機無添加食品のネット通販会社「オイシックス」において、食の安全性が高まるなかで、消費者視点での食流通ビジネスを定着させたことが評価されての受賞。また、理事を務めているNPO法人「TABLE FOR TWO」において、途上国での学校給食を支援する活動も注目を浴び、受賞理由のひとつとなった。
受賞記念スピーチで高島氏は、「一般家庭での豊かな食生活を実現する」というオイシックスの企業理念について語ったうえで、東日本大震災で被害を受けた生産者に対して同社が行っている支援活動について言及。「生産者の方々にはものすごく大きなエネルギーがある。一緒に復興プラットフォームづくりに尽力したい」と決意を述べた。

■ 「研究者部門」上田氏
理化学研究所において、人間の生活サイクルをつかさどる体内時計の仕組みを、分子生物学やコンピュータサイエンスなどを駆使し、世界に先駆けて次々と解明。老化現象や、寿命、心因性疾患などの問題解決への糸口を見出したことが評価されての受賞となった。
受賞記念スピーチで上田氏は、時間の「不可逆性」と「反復性」をキーワードに体内時計の研究の現状と将来像について解説。さらに「東日本大震災では取り返しのつかないことが起こってしまったが、時間には『繰り返す時間』もある。日本も前と同じではないがそれよりも良くなれるはず。そのために何かできないか考えている」と語った。

■ 「クリエーター部門」樫本氏
2010年12月より、世界最高峰のオーケストラのひとつ、ベルリン・フィルにおいて第一コンサートマスターとして活躍。ベルリン・フィルで第一コンサートマスターに就任したのは、日本人としては初の快挙。その世界標準の芸術性が評価されての受賞となった。
※クリエーター部門で受賞の樫本氏は、音楽祭のためキプロスに滞在しているため、本授賞式は欠席となったが、「この賞に値するような活動をこれからもしていきたい」とコメントを寄せた。


【授賞式概要】
会場：東京ミッドタウン　カンファレンスルーム
　　　(ミッドタウン・タワー4F Room7)
会期：2011年5月24日(火)14:00〜15:00
主催：日経ビジネスオンライン
協賛：リシュモン ジャパン　カルティエ


＜受賞者イメージ＞
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※左から、高島氏、上田氏、リシュモン ジャパン カルティエ CEO クリストフ・マソーニ氏

http://www.atpress.ne.jp/releases/20594/2_2.jpg
※左から、高島氏、リシュモン ジャパン カルティエ CEO クリストフ・マソーニ氏、上田氏