「開成」「灘」など東西有名校が激突!「甲斐黄金村・湯之奥金山博物館」砂金掘り大会、8月6日(土)開催
[11/06/09]
提供元:@Press
提供元:@Press
「信玄の隠し金山」として戦国期、日本で最初に金を採掘した金山「湯之奥3金山」を有する身延町下部(山梨県南巨摩郡)では、金山の歴史や採金技術を紹介する「甲斐黄金村・湯之奥金山博物館」にて毎年8月、「砂金採り」をスポーツ化した「砂金掘り大会」を開催しています。日本で唯一、定期的に開催している砂金掘り大会で、11回目となる今年は8月6日(土)に開催いたします。
大会では午前中に行われる一般部門のほか、午後には灘中学・高校、開成中学・高校など東西の有名中高が個人戦と団体戦で競う「東西中高交流砂金掘り大会」が行われます。
■手軽に楽しめるスポーツとして愛好家が増加
「砂金掘り大会」は、砂金が混入するバケツ一杯分の砂(3kg)を汰り分ける時間と、そこから採集した砂金の数を競う大会です。砂金を汰り分けるための皿(パンニング皿)を使ってバケツ内の砂をすくい取り、用意された水槽の中で、皿内の砂に混入する砂金を採集します。砂よりも重い金の性質を利用し、皿を水中で絶妙にゆり動かすことで砂金を皿の底に沈め、表面の余分な砂をより早く正確に、皿の外に流し出すことがポイント。一見、地味ながら、集中力とスピード、テクニックを必要とします。手軽に楽しめるスポーツとして愛好家も増え、午前中の「一般部門」では、子どもからお年寄りまで多くの参加者が砂金掘りを楽しみます。なお、競技は山々の緑が迫る屋外で行われます。
■「東西中高交流砂金掘り大会」で「開成」「灘」が激突
これまで開成、灘、立教新座、海城学園、報徳学園のほか、地元山梨の駿台甲府、山梨学院大附属といった高校生クイズ常連校など毎年6〜7校が参加してきました。なかでも開成、灘は2004年の第一回大会から毎年参加し、今年も参加が決定しています。
参加メンバーは理科学部、地学部など理科系の生徒が多数で、参加校は大会に向け、特訓を行っています。特に灘は、スパルタ特訓を重ね本番に備えています。なかには本番同様、練習に純金を使っている学校もあります。校歌や声援の中、水槽の前にしゃがみこんで、ライバル校に負けじとパンニング皿を回す生徒たちの姿は真剣そのもの。白熱した試合が展開され、独自のフォームを編み出す生徒もいます。
<昨年の順位>
(1)山梨学院大附属、(2)灘、(3)報徳学園、(4)峡南高校、(5)開成
■「東西中高交流砂金掘り大会」が始まったきっかけ
「灘にやられた」。きっかけは2003年、同博物館を訪れていた開成高校教諭のこのつぶやきでした。視線の先には、同博物館の壁に貼られた灘高校教諭の調査研究に関する新聞の切り抜き。この場面を見ていた同博物館の館長が、噂に聞く両校のライバル意識を目の当たりにし、すかさず「砂金掘り大会で決着をつけてみては」と打診しました。「砂金掘りは地学の教育に役立つ」という理由から両校で話が進み、翌年から交流大会が始まりました。
■「学校交流戦」の競技方法
各校2チームを用意(ここでは団体戦チーム(A)、個人戦チーム(B)と呼ぶ)。
試合は団体戦、個人戦の2段方式の得点制で行う。したがって、団体戦あるいは個人戦のどちらに出場するか、またチーム内の選手の競技順番を予め決めておく必要がある。試合順は、最初に団体戦、次に個人戦を行う。
なお、チーム編成や競技順番は各校に任せる。また参加生徒がより多く学校交流戦に参加するためにもA、Bチーム内での選手の重複は原則として行わない。※ただし、選手人数が揃わない学校のみ重複可とする。
競技ルールは、各砂金掘り大会と同様、砂の中に混入している砂金をゆり分けにより採取する。タイムと採取砂金粒の数で順位をつけるが、混入された砂金粒のうちの一粒落とすごとに3分のペナルティタイムを加算するという方法を採る。
【競技用具】
<パンニング皿>
世界大会のルールに則り、直径50センチ、高さ15センチ以内のものであれば、自分のものを使っても良いです。ただし、選鉱パンがない人には博物館体験室で使用しているパンニング皿を貸し出します。また、チーム内選手間での貸借も可(各自の練習では各校ともパンニング皿を1枚購入し練習しています)。
<砂金と入れ物(小びん)>
博物館体験室で使用している金(純金)、ならびに小ビンを使用。
<砂金数と砂の重量>
団体戦では、一人あたり砂3Kg、砂金数はチーム全体で40粒。
個人戦では、一人当たり砂6Kg、砂金数は5〜10粒。
<競技フネ>
団体戦では各校につき2槽。個人戦では各校あたり一つのフネを用意。濁りがあまりにひどい場合は予備で用意した(縦列してある)フネへの変更もするが、その判断は事務局で行う。
■競技ルール
【団体戦・個人戦共通】
「位置について」「用意スタート」の掛け声で各競技開始。その際、競技スタイルは立っても座っても、競技フネに入っても選手の自由。
バケツの砂をパンニングし終えた後、フネの底に溜まった砂を再びパンニングすることは即座に失格となるので注意すること。また競技終了の合図が鳴り終わった後に、たとえ砂金が皿に残っていたとしても、ビンに入れてはならない。
フネの外側(地面)に落ちた金はビンに入れてはならないので、皿の上で確実にビンに入れること。
砂金を一粒取りこぼすごとに、自己タイムに3分のペナルティタイムが加算される。主催者が混入した金粒より数が多かった場合は失格となる。
【団体戦:1試合1戦(所用競技時間30分)】
第1回戦は団体戦。競技方法は16人一組のリレー方式の30分1本勝負とする。
団体戦の16人選手枠については、各校の選手が、控え選手としてでなく、出来る限り多く参加出来るようにするためなので、16人に満たない学校以外は、団体戦の中での選手重複は認めない。したがって、上手な生徒が少人数で参加し、16人枠を満たすという作戦は不可。
選手全員(16人)に砂3kg入りのバケツを用意。選手と競技順番は各チームで予め決めておき、その順番で各選手が自分のバケツの砂をパンニングする。砂金はチーム全体で40粒入っているようにするが、どのバケツにいくつ入っているかは分からない。最終的に全選手がパンニングを終えて、40粒に近い程とりこぼしが少ないということになる。
ただし、持ち時間の30分間にリレー方式でパンニングしなければならないため、時間配分と競技順番を考えてリレーしていかなければならない。
(※単純計算で、一人当たり3分間程を最長持ち時間として想定するとタイムアップの選手は出ない。上手な選手を先に出して、後に初心者の選手をもってくる、など、選手の采配もリレー順番もカギとなってくるが、いずれにしても選手選出と順番は各校に任せる。)
競技フネは、常時2人体制で行うため2槽用意し、各チーム同時に2人づつ、全体で16人の選手がパンニングを行うこととなる。
団体戦に限り、30分の制限時間内に全員がパンニングを終えなかった場合も、それは失格とはせず、“砂金の取りこぼしのペナルティ”として計算する。個人戦は従来どおり、タイムアップは失格となる。
順位は、砂金粒、タイムによって各校に対し、1位から5位までを出す。なお、団体戦の勝ち点は1位が30点、2位が20点、3位が15点、4位が10点、5位が5点とする。なお、ボーナスポイントとして、30分の持ち時間を1分残すごとに、0.5点の得点加算がされる。(1分に満たない場合は万が一、59秒でも切り捨てとする(ボーナスポイントを稼ぎ出すために、わざと砂を廃棄する行為は認めない)。
競技が終わった選手は、次の選手につないだ後、砂金を入れた小びんを、本部計測係の各校指定の皿内に置き、競技中の選手の邪魔にならないようチームに戻る。
【個人戦:1試合5戦(所用競技時間約50分)】
2回戦を個人戦とする。
先鋒→次鋒→中堅→副将→大将の順に5回戦行う。
試合毎に各校同数の砂金が入っているバケツを用意(例:先鋒戦では砂金10粒入り、次鋒戦では8粒入りというように、試合毎に砂金数は統一させておく)。各人のバケツ砂量は6kg。競技時間8分。
各戦、砂金掘り大会ルール同様、最も取りこぼしなく早くパンニングをした者が優位に立つが、この結果を勝ち点方式に反映させ、1位には10点、2位は6点、3位は5点、4位4点、5位3点を与える。
得点は全試合1位をとって50点が最高得点となり、全試合5位だと15点が獲得できる(得点表を出しておき、計測係が各戦が終わるごとに書き込んでいく)。
終わった選手は、他の選手に邪魔にならないよう速やかにフネから退き、タイムキーパーからタイムが書かれた付箋を受け取り、本部各校担当の計測係に、付箋と採った砂金の入った小びんを手渡す。本部計測係によって採取金の数が計測され、得点係に校名・選手名・タイムと砂金数が口頭で伝えられ得点表に記入される。
個人戦に限り、パーフェクトだった場合、ボーナスポイント(1点)が加算される。
■表彰について
優勝・準優勝・第3位までには、賞状とカップを授与。
また、全出場校選手から一人、事務局の独断により最優秀選手賞(最速タイムパーフェクト賞)を選定し、賞状とトロフィーを授与。中学1年生及び初出場の学生を対象に「新人賞」を特設(新人賞の評価基準は本部の判断とする)。
■湯之奥金山博物館について
16世紀、日本で最初に金鉱石から金を採掘した金山(国指定史跡・中山金山を含む湯之奥3金山)の全容を公開する施設として、1997年に開館。湯之奥3金山で発掘された金採取具などで構成する展示室をはじめ、映像シアター、ジオラマ展示により、16世紀初頭から18世紀末までの金山の様子や採金技術などを紹介するほか、奈良時代から伝わる「比重選鉱法」による砂金採りの体験室も併設。わが国における金山史研究の拠点施設として、大学や研究機関からも注目を集めています。また、「砂金採り世界大会」で優勝した女性スタッフがいます。
博物館ホームページ: http://www.town.minobu.lg.jp/kinzan/index.html
■湯之奥金山博物館へのアクセス
・自動車の場合
中央自動車道 甲府南I.C.から50分 河口湖I.C.から50分
東名高速道 富士I.C.から80分 清水I.C.から90分
・電車の場合
新宿駅〜甲府駅(中央線特急90分)〜下部温泉駅(身延線特急40分)
富士駅〜下部温泉駅(身延線特急60分)
・バスの場合
富士吉田駅〜下部温泉(富士急行バス90分)
■ライター無料提供のお知らせ
「砂金掘り大会」について、テレビや新聞、雑誌などで取り上げていただく場合、身延町が雇用するフリーライターが無料で執筆や写真撮影、事前取材などの取材協力を行うことも可能です。
身延町ホームページ
http://www.town.minobu.lg.jp/
大会では午前中に行われる一般部門のほか、午後には灘中学・高校、開成中学・高校など東西の有名中高が個人戦と団体戦で競う「東西中高交流砂金掘り大会」が行われます。
■手軽に楽しめるスポーツとして愛好家が増加
「砂金掘り大会」は、砂金が混入するバケツ一杯分の砂(3kg)を汰り分ける時間と、そこから採集した砂金の数を競う大会です。砂金を汰り分けるための皿(パンニング皿)を使ってバケツ内の砂をすくい取り、用意された水槽の中で、皿内の砂に混入する砂金を採集します。砂よりも重い金の性質を利用し、皿を水中で絶妙にゆり動かすことで砂金を皿の底に沈め、表面の余分な砂をより早く正確に、皿の外に流し出すことがポイント。一見、地味ながら、集中力とスピード、テクニックを必要とします。手軽に楽しめるスポーツとして愛好家も増え、午前中の「一般部門」では、子どもからお年寄りまで多くの参加者が砂金掘りを楽しみます。なお、競技は山々の緑が迫る屋外で行われます。
■「東西中高交流砂金掘り大会」で「開成」「灘」が激突
これまで開成、灘、立教新座、海城学園、報徳学園のほか、地元山梨の駿台甲府、山梨学院大附属といった高校生クイズ常連校など毎年6〜7校が参加してきました。なかでも開成、灘は2004年の第一回大会から毎年参加し、今年も参加が決定しています。
参加メンバーは理科学部、地学部など理科系の生徒が多数で、参加校は大会に向け、特訓を行っています。特に灘は、スパルタ特訓を重ね本番に備えています。なかには本番同様、練習に純金を使っている学校もあります。校歌や声援の中、水槽の前にしゃがみこんで、ライバル校に負けじとパンニング皿を回す生徒たちの姿は真剣そのもの。白熱した試合が展開され、独自のフォームを編み出す生徒もいます。
<昨年の順位>
(1)山梨学院大附属、(2)灘、(3)報徳学園、(4)峡南高校、(5)開成
■「東西中高交流砂金掘り大会」が始まったきっかけ
「灘にやられた」。きっかけは2003年、同博物館を訪れていた開成高校教諭のこのつぶやきでした。視線の先には、同博物館の壁に貼られた灘高校教諭の調査研究に関する新聞の切り抜き。この場面を見ていた同博物館の館長が、噂に聞く両校のライバル意識を目の当たりにし、すかさず「砂金掘り大会で決着をつけてみては」と打診しました。「砂金掘りは地学の教育に役立つ」という理由から両校で話が進み、翌年から交流大会が始まりました。
■「学校交流戦」の競技方法
各校2チームを用意(ここでは団体戦チーム(A)、個人戦チーム(B)と呼ぶ)。
試合は団体戦、個人戦の2段方式の得点制で行う。したがって、団体戦あるいは個人戦のどちらに出場するか、またチーム内の選手の競技順番を予め決めておく必要がある。試合順は、最初に団体戦、次に個人戦を行う。
なお、チーム編成や競技順番は各校に任せる。また参加生徒がより多く学校交流戦に参加するためにもA、Bチーム内での選手の重複は原則として行わない。※ただし、選手人数が揃わない学校のみ重複可とする。
競技ルールは、各砂金掘り大会と同様、砂の中に混入している砂金をゆり分けにより採取する。タイムと採取砂金粒の数で順位をつけるが、混入された砂金粒のうちの一粒落とすごとに3分のペナルティタイムを加算するという方法を採る。
【競技用具】
<パンニング皿>
世界大会のルールに則り、直径50センチ、高さ15センチ以内のものであれば、自分のものを使っても良いです。ただし、選鉱パンがない人には博物館体験室で使用しているパンニング皿を貸し出します。また、チーム内選手間での貸借も可(各自の練習では各校ともパンニング皿を1枚購入し練習しています)。
<砂金と入れ物(小びん)>
博物館体験室で使用している金(純金)、ならびに小ビンを使用。
<砂金数と砂の重量>
団体戦では、一人あたり砂3Kg、砂金数はチーム全体で40粒。
個人戦では、一人当たり砂6Kg、砂金数は5〜10粒。
<競技フネ>
団体戦では各校につき2槽。個人戦では各校あたり一つのフネを用意。濁りがあまりにひどい場合は予備で用意した(縦列してある)フネへの変更もするが、その判断は事務局で行う。
■競技ルール
【団体戦・個人戦共通】
「位置について」「用意スタート」の掛け声で各競技開始。その際、競技スタイルは立っても座っても、競技フネに入っても選手の自由。
バケツの砂をパンニングし終えた後、フネの底に溜まった砂を再びパンニングすることは即座に失格となるので注意すること。また競技終了の合図が鳴り終わった後に、たとえ砂金が皿に残っていたとしても、ビンに入れてはならない。
フネの外側(地面)に落ちた金はビンに入れてはならないので、皿の上で確実にビンに入れること。
砂金を一粒取りこぼすごとに、自己タイムに3分のペナルティタイムが加算される。主催者が混入した金粒より数が多かった場合は失格となる。
【団体戦:1試合1戦(所用競技時間30分)】
第1回戦は団体戦。競技方法は16人一組のリレー方式の30分1本勝負とする。
団体戦の16人選手枠については、各校の選手が、控え選手としてでなく、出来る限り多く参加出来るようにするためなので、16人に満たない学校以外は、団体戦の中での選手重複は認めない。したがって、上手な生徒が少人数で参加し、16人枠を満たすという作戦は不可。
選手全員(16人)に砂3kg入りのバケツを用意。選手と競技順番は各チームで予め決めておき、その順番で各選手が自分のバケツの砂をパンニングする。砂金はチーム全体で40粒入っているようにするが、どのバケツにいくつ入っているかは分からない。最終的に全選手がパンニングを終えて、40粒に近い程とりこぼしが少ないということになる。
ただし、持ち時間の30分間にリレー方式でパンニングしなければならないため、時間配分と競技順番を考えてリレーしていかなければならない。
(※単純計算で、一人当たり3分間程を最長持ち時間として想定するとタイムアップの選手は出ない。上手な選手を先に出して、後に初心者の選手をもってくる、など、選手の采配もリレー順番もカギとなってくるが、いずれにしても選手選出と順番は各校に任せる。)
競技フネは、常時2人体制で行うため2槽用意し、各チーム同時に2人づつ、全体で16人の選手がパンニングを行うこととなる。
団体戦に限り、30分の制限時間内に全員がパンニングを終えなかった場合も、それは失格とはせず、“砂金の取りこぼしのペナルティ”として計算する。個人戦は従来どおり、タイムアップは失格となる。
順位は、砂金粒、タイムによって各校に対し、1位から5位までを出す。なお、団体戦の勝ち点は1位が30点、2位が20点、3位が15点、4位が10点、5位が5点とする。なお、ボーナスポイントとして、30分の持ち時間を1分残すごとに、0.5点の得点加算がされる。(1分に満たない場合は万が一、59秒でも切り捨てとする(ボーナスポイントを稼ぎ出すために、わざと砂を廃棄する行為は認めない)。
競技が終わった選手は、次の選手につないだ後、砂金を入れた小びんを、本部計測係の各校指定の皿内に置き、競技中の選手の邪魔にならないようチームに戻る。
【個人戦:1試合5戦(所用競技時間約50分)】
2回戦を個人戦とする。
先鋒→次鋒→中堅→副将→大将の順に5回戦行う。
試合毎に各校同数の砂金が入っているバケツを用意(例:先鋒戦では砂金10粒入り、次鋒戦では8粒入りというように、試合毎に砂金数は統一させておく)。各人のバケツ砂量は6kg。競技時間8分。
各戦、砂金掘り大会ルール同様、最も取りこぼしなく早くパンニングをした者が優位に立つが、この結果を勝ち点方式に反映させ、1位には10点、2位は6点、3位は5点、4位4点、5位3点を与える。
得点は全試合1位をとって50点が最高得点となり、全試合5位だと15点が獲得できる(得点表を出しておき、計測係が各戦が終わるごとに書き込んでいく)。
終わった選手は、他の選手に邪魔にならないよう速やかにフネから退き、タイムキーパーからタイムが書かれた付箋を受け取り、本部各校担当の計測係に、付箋と採った砂金の入った小びんを手渡す。本部計測係によって採取金の数が計測され、得点係に校名・選手名・タイムと砂金数が口頭で伝えられ得点表に記入される。
個人戦に限り、パーフェクトだった場合、ボーナスポイント(1点)が加算される。
■表彰について
優勝・準優勝・第3位までには、賞状とカップを授与。
また、全出場校選手から一人、事務局の独断により最優秀選手賞(最速タイムパーフェクト賞)を選定し、賞状とトロフィーを授与。中学1年生及び初出場の学生を対象に「新人賞」を特設(新人賞の評価基準は本部の判断とする)。
■湯之奥金山博物館について
16世紀、日本で最初に金鉱石から金を採掘した金山(国指定史跡・中山金山を含む湯之奥3金山)の全容を公開する施設として、1997年に開館。湯之奥3金山で発掘された金採取具などで構成する展示室をはじめ、映像シアター、ジオラマ展示により、16世紀初頭から18世紀末までの金山の様子や採金技術などを紹介するほか、奈良時代から伝わる「比重選鉱法」による砂金採りの体験室も併設。わが国における金山史研究の拠点施設として、大学や研究機関からも注目を集めています。また、「砂金採り世界大会」で優勝した女性スタッフがいます。
博物館ホームページ: http://www.town.minobu.lg.jp/kinzan/index.html
■湯之奥金山博物館へのアクセス
・自動車の場合
中央自動車道 甲府南I.C.から50分 河口湖I.C.から50分
東名高速道 富士I.C.から80分 清水I.C.から90分
・電車の場合
新宿駅〜甲府駅(中央線特急90分)〜下部温泉駅(身延線特急40分)
富士駅〜下部温泉駅(身延線特急60分)
・バスの場合
富士吉田駅〜下部温泉(富士急行バス90分)
■ライター無料提供のお知らせ
「砂金掘り大会」について、テレビや新聞、雑誌などで取り上げていただく場合、身延町が雇用するフリーライターが無料で執筆や写真撮影、事前取材などの取材協力を行うことも可能です。
身延町ホームページ
http://www.town.minobu.lg.jp/