世界導入実績700件超の常設型転落防止システムを輸入販売開始
[20/03/25]
提供元:@Press
提供元:@Press
建設資材やリサイクル建材の販売事業を行う株式会社G-Place(本社:京都府長岡京市、代表取締役:山中 利一)は、高所安全装置専門メーカーであるアクロバット・プライベート・リミテッド(以下 アクロバット社、本社:シンガポール、代表:Philippe GIRARDOT)の総輸入販売元となり、同社の常設型転落防止システム「アクロバット」5種とオプション製品3種の取り扱いを2020年3月25日に開始いたします。
当社は、2019年2月1日に労働安全衛生法が改正され、高所作業時にフルハーネス型の保護具(墜落制止用器具)着用が原則義務化(※1)されたことを機に、高所での定期点検やメンテナンス作業を行う事業者からの安全対策需要が増加すると考え、当該システムの販売を通じてこのニーズに応えてまいります。
【製品ウェブサイトURL https://akrobat.jp/ 】
※1 厚生労働省「墜落制止用器具の安全な使用に関するガイドライン」(平成30年6月22日付け 基発 0622 第2号)
https://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11302000-Roudoukijunkyokuanzeneiseibu-Anzenka/0000212917.pdf
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/208904/LL_img_208904_1.jpg
シンガポールのショッピングモール「ブギス・ジャンクション」での導入例
■製品概要
製造者:
Akrobat Pte. Ltd.(アクロバット・プライベート・リミテッド)
ラインナップ:
アクロバット(命綱を掛けるための機構)
水平型ワイヤータイプ
水平型レールタイプ
垂直型ワイヤータイプ
垂直型レールタイプ
懸垂型レールタイプ
オプション
ガードレール(柵)
ウォークウェイ(通路)
タラップ(梯子)
導入実績:
東南アジアを中心に世界で700件以上(空港、工場、展示会場、商業施設等に設置)
製品の特徴:
1. 豊富な設置実績を活用し、様々な材質・形状の屋根、屋上、壁に対して最適な提案が可能
2. 折板屋根でも穴をあけずに設置できる金具に対応(アクロバット水平型ワイヤータイプ)(※2)
3. 命綱のフックを掛け変えることなく作業場所を往復できる独自構造(アクロバットワイヤータイプ)
4. 建物や環境に調和し景観を損なわないデザイン
5. EU加盟国の統一規格である「EN規格」に準拠(日本には現在該当する規格無し)
※2 屋根材の材質や設置条件によっては、穴をあける施工が必要になる場合があります
■取り扱い開始に際した担当者からのコメント
「常設型転落防止システム『アクロバット』は、シンガポールのマリーナベイ・サンズや、ドバイ国際空港、アブダビ国立展示場といった著名な施設で導入された実績があり、ヨーロッパ工業規格であるEN規格に準拠した信頼性の高い製品です。既設の建物・設備に後付けすることができ、フルハーネス型保護具との併用でより確実に高所作業の安全性を高める同システムの普及を通じて、日本国内の墜落・転落事故の防止に寄与してまいります。」
(株式会社G-Place 設備資材事業グループ産業資材営業開発チーム マネージャー 竹内 元起)
■取り扱い開始の背景
厚生労働省の発表によると、日本では毎年200名以上の労働者が墜落・転落事故で亡くなっており、約2万人が負傷しています。(※3)これまで日本において、高所作業時に着用する保護具は、腰回りに巻きつけランヤード(命綱)を接続する「胴ベルト型」が主流でした。これは、落下時に全体重が腰回りに集中してかかるため、内臓破裂や肋骨骨折、またベルトがずり上がって胸部を圧迫することによる低酸素脳症などが起きる可能性があり、着用していても死亡事故や重大な後遺症につながってしまう例が報告されています。
一方、ISO(国際標準化機構)、ANSI(米国国家規格協会)、CEN(欧州標準化委員会)等の規格では、複数のベルトで胴体を支え落下時の衝撃を分散させる「フルハーネス型」の保護具のみが墜落制止用器具として認められており、世界では同タイプの着用が一般的となっています。そこで、国際規格等との整合性を図り、高所作業の安全性をより高めるため、この度の労働安全衛生法の改正によって日本においてもフルハーネスの着用が原則として義務となりました。
しかし本来の安全対策とは、作業員がどのような保護具を着用するかということだけに留まりません。より確実性の高い対策のためには、フルハーネス型保護具の着用と、そのハーネスに接続するランヤード(命綱)のフックを掛ける場所を、一つのシステムとして考える必要があります。また、通路や梯子、柵の設置により、作業エリアへの適切な移動経路を確保するとともに、エリアを明確化しそれ以外の場所への進入を制限することも、作業環境全体の安全性を高める有効な手段といえます。当社は、今回の法改正を機に包括的な転落防止策へのニーズが高まるものと考え、アクロバット社の複数製品を取り扱うことといたしました。
※3 厚生労働省労働基準局安全衛生部安全課「労働災害発生状況(確定)」平成26年〜平成30年
https://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei11/rousai-hassei/index.html
■安全対策装置を常設することの必要性
現在、日本国内の多くの高所作業現場では、ランヤード(命綱)のフックを掛ける箇所が常設されていることは少なく、仮設物によって安全対策をとることが一般的だという実状があります。その結果、仮設の安全対策を行う都度の費用や、仮設対策を行う分の工期がかかり、計画通りに点検やメンテナンスを実施できない、という事態が発生することも少なくありません。同時に、必ず実施しなければならない法定点検などは、やむを得ず安全対策をしないまま行うようなケースも発生しているものと思われます。
当社は、フックを掛けるという安全行動への認知が向上し、結果としてそれが定着することで、高所作業の安全性を大きく向上させることができると考えます。そのためには、常時フックを掛けておくことができる環境をつくることが必要であり、これを目的として常設の安全対策装置の導入を広めてまいります。
<株式会社G-Placeについて>
1968年に日本グリーンパックスという社名で事業をスタートした弊社は、創業50周年を迎えたことを機に、2019年5月に現社名に変更いたしました。「アイディアで未来をつくる、創造総合商社」を掲げ、様々な分野で独自性のある商品・サービスを提供しています。創業から一貫して、全国自治体のごみ減量促進を支援しています。また、再生可能エネルギーに関する資材や再生樹脂製品の販売、天然由来成分のオリジナルコスメ・雑貨の企画販売などを行っています。さらに海外にも拠点を設け、積極的に事業を展開しています。
株式会社G-Placeウェブサイト: https://g-place.co.jp/
<掲載されている情報は発表日現在のものです。ご覧になった時点ではその内容が異なっている場合がありますので、あらかじめご了承下さい。>
当社は、2019年2月1日に労働安全衛生法が改正され、高所作業時にフルハーネス型の保護具(墜落制止用器具)着用が原則義務化(※1)されたことを機に、高所での定期点検やメンテナンス作業を行う事業者からの安全対策需要が増加すると考え、当該システムの販売を通じてこのニーズに応えてまいります。
【製品ウェブサイトURL https://akrobat.jp/ 】
※1 厚生労働省「墜落制止用器具の安全な使用に関するガイドライン」(平成30年6月22日付け 基発 0622 第2号)
https://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11302000-Roudoukijunkyokuanzeneiseibu-Anzenka/0000212917.pdf
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/208904/LL_img_208904_1.jpg
シンガポールのショッピングモール「ブギス・ジャンクション」での導入例
■製品概要
製造者:
Akrobat Pte. Ltd.(アクロバット・プライベート・リミテッド)
ラインナップ:
アクロバット(命綱を掛けるための機構)
水平型ワイヤータイプ
水平型レールタイプ
垂直型ワイヤータイプ
垂直型レールタイプ
懸垂型レールタイプ
オプション
ガードレール(柵)
ウォークウェイ(通路)
タラップ(梯子)
導入実績:
東南アジアを中心に世界で700件以上(空港、工場、展示会場、商業施設等に設置)
製品の特徴:
1. 豊富な設置実績を活用し、様々な材質・形状の屋根、屋上、壁に対して最適な提案が可能
2. 折板屋根でも穴をあけずに設置できる金具に対応(アクロバット水平型ワイヤータイプ)(※2)
3. 命綱のフックを掛け変えることなく作業場所を往復できる独自構造(アクロバットワイヤータイプ)
4. 建物や環境に調和し景観を損なわないデザイン
5. EU加盟国の統一規格である「EN規格」に準拠(日本には現在該当する規格無し)
※2 屋根材の材質や設置条件によっては、穴をあける施工が必要になる場合があります
■取り扱い開始に際した担当者からのコメント
「常設型転落防止システム『アクロバット』は、シンガポールのマリーナベイ・サンズや、ドバイ国際空港、アブダビ国立展示場といった著名な施設で導入された実績があり、ヨーロッパ工業規格であるEN規格に準拠した信頼性の高い製品です。既設の建物・設備に後付けすることができ、フルハーネス型保護具との併用でより確実に高所作業の安全性を高める同システムの普及を通じて、日本国内の墜落・転落事故の防止に寄与してまいります。」
(株式会社G-Place 設備資材事業グループ産業資材営業開発チーム マネージャー 竹内 元起)
■取り扱い開始の背景
厚生労働省の発表によると、日本では毎年200名以上の労働者が墜落・転落事故で亡くなっており、約2万人が負傷しています。(※3)これまで日本において、高所作業時に着用する保護具は、腰回りに巻きつけランヤード(命綱)を接続する「胴ベルト型」が主流でした。これは、落下時に全体重が腰回りに集中してかかるため、内臓破裂や肋骨骨折、またベルトがずり上がって胸部を圧迫することによる低酸素脳症などが起きる可能性があり、着用していても死亡事故や重大な後遺症につながってしまう例が報告されています。
一方、ISO(国際標準化機構)、ANSI(米国国家規格協会)、CEN(欧州標準化委員会)等の規格では、複数のベルトで胴体を支え落下時の衝撃を分散させる「フルハーネス型」の保護具のみが墜落制止用器具として認められており、世界では同タイプの着用が一般的となっています。そこで、国際規格等との整合性を図り、高所作業の安全性をより高めるため、この度の労働安全衛生法の改正によって日本においてもフルハーネスの着用が原則として義務となりました。
しかし本来の安全対策とは、作業員がどのような保護具を着用するかということだけに留まりません。より確実性の高い対策のためには、フルハーネス型保護具の着用と、そのハーネスに接続するランヤード(命綱)のフックを掛ける場所を、一つのシステムとして考える必要があります。また、通路や梯子、柵の設置により、作業エリアへの適切な移動経路を確保するとともに、エリアを明確化しそれ以外の場所への進入を制限することも、作業環境全体の安全性を高める有効な手段といえます。当社は、今回の法改正を機に包括的な転落防止策へのニーズが高まるものと考え、アクロバット社の複数製品を取り扱うことといたしました。
※3 厚生労働省労働基準局安全衛生部安全課「労働災害発生状況(確定)」平成26年〜平成30年
https://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei11/rousai-hassei/index.html
■安全対策装置を常設することの必要性
現在、日本国内の多くの高所作業現場では、ランヤード(命綱)のフックを掛ける箇所が常設されていることは少なく、仮設物によって安全対策をとることが一般的だという実状があります。その結果、仮設の安全対策を行う都度の費用や、仮設対策を行う分の工期がかかり、計画通りに点検やメンテナンスを実施できない、という事態が発生することも少なくありません。同時に、必ず実施しなければならない法定点検などは、やむを得ず安全対策をしないまま行うようなケースも発生しているものと思われます。
当社は、フックを掛けるという安全行動への認知が向上し、結果としてそれが定着することで、高所作業の安全性を大きく向上させることができると考えます。そのためには、常時フックを掛けておくことができる環境をつくることが必要であり、これを目的として常設の安全対策装置の導入を広めてまいります。
<株式会社G-Placeについて>
1968年に日本グリーンパックスという社名で事業をスタートした弊社は、創業50周年を迎えたことを機に、2019年5月に現社名に変更いたしました。「アイディアで未来をつくる、創造総合商社」を掲げ、様々な分野で独自性のある商品・サービスを提供しています。創業から一貫して、全国自治体のごみ減量促進を支援しています。また、再生可能エネルギーに関する資材や再生樹脂製品の販売、天然由来成分のオリジナルコスメ・雑貨の企画販売などを行っています。さらに海外にも拠点を設け、積極的に事業を展開しています。
株式会社G-Placeウェブサイト: https://g-place.co.jp/
<掲載されている情報は発表日現在のものです。ご覧になった時点ではその内容が異なっている場合がありますので、あらかじめご了承下さい。>