フルMVNOによるIoT向けモバイル通信プランの国内提供を開始
[20/03/30]
提供元:@Press
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NTTコミュニケーションズ(以下 NTT Com)は、国内における「フルMVNO(※1)基盤」の運用を開始し、同基盤を活用したeSIM(※2)によるモバイル通信プランを、2020年4月1日より提供開始します。
これにより、SIMの休止・再開の管理や形状の選択、機能拡張などが可能な付加価値の高いサービスをご利用いただけるようになります。
なおNTT Comは、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)に必要なすべての機能をワンストップで提供する「Smart Data Platform(以下SDPF)」を中核として、データ利活用ビジネスを推進しています。
「フルMVNO基盤」は、データ収集用のネットワーク機能として「SDPF」を構成します。「SDPF」の詳細については、下記ウェブサイトをご参照ください。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/209443/img_209443_1.jpg
https://www.ntt.com/business/sdpf/
1. 背景
NTT Comは、2019年4月より、海外利用を中心としたフルMVNOサービス「IoT Connect Mobile (TM)」を提供してきました。
このたび、日本国内におけるIoT向け通信ニーズの高まりを受け、提供中のモバイル通信サービスを対象に、フルMVNOによるプランを追加し、IoTを中心としたさまざまなお客さまニーズにお応えします。
2. 特長
(1) 「SIMライフサイクル管理」によるコストの最少化
「SIMライフサイクル管理」機能によって、利用の休止や再開のタイミングを、遠隔からコントロールすることが可能です。このため、SIMを組み込んだ機器を取り扱う製造業やレンタル・リース業のお客さまなどにおいて、出荷待ちや貸し出し待ちなどの期間だけ利用を休止することができ、通信コストを抑えることができます。
また、休止や再開はWebポータルで行うことが可能で、契約中のSIM全ての利用状況を視覚的に管理および変更することもできます。さらに、これらの設定・変更機能はAPIでも提供するため、お客さまが利用される他のシステムとの連携も可能です。
(2) 利用環境や用途に合わせてSIMのタイプやグレードを選択可能
SIMのタイプは、利用する機器からの取り外しが可能な「Plug-inタイプ」に加え、振動耐性・衝撃耐性に優れた、機器組み込み用の「Chipタイプ」の2種類から選択可能です。
また両タイプともに、標準の「ノーマルグレード」に加え、温度耐性や書き込み耐性を強化した「インダストリアルグレード」を選ぶこともできます。
(3) SIMアプレット領域の活用により、新たな機能を追加したサービスの創出が可能
eSIMをご利用の場合、 SIM上のセキュアな領域にJavaアプレット(※3)を実装していただくことにより、お客さまの用途に応じたさまざまな機能拡張が可能となります。
例えばセキュリティを重視する場合には、SIMカードの高い耐タンパ性(※4)を活かし、アプレット領域に暗号鍵を格納することで通信のセキュリティを高めたり、IoT機器の改ざん検知機能を付加したりすることなどが可能です。
3. 対象サービス
次のモバイル通信サービスにおいて、フルMVNOに対応した機能を追加します。
・Arcstar Universal One モバイル
・OCN モバイル ONE for Business
・モバイルアクセス卸サービス
・IoT Connect Mobile (TM)
4. 提供開始日
2020年4月1日 (水)
5. お申し込み方法および提供料金
NTT Comの営業担当、または法人コンタクトセンターまでお問い合わせください。
6. 今後の展開
NTT Comは、「フルMVNO基盤」を活用し、IoT機器のさらなる小型化などを実現するソフトSIM(※5)の開発や、5Gおよびローカル5Gへの対応など、さまざまなニーズに対応した機能の提供を検討していきます。
またNTT Comは、お客さまのDXを実現する「DX Enabler (R)」として、データを価値あるものとして活用するためのプラットフォーム「SDPF」の提供と、それにもとづくエコシステムの構築を通じ、社会的課題の解決に取り組んでいきます。
今後も、安心安全なデータ利活用を実現するサービスや機能を順次提供していく予定です。
※1: フルMVNOとは、一般に「加入者管理機能(HLR/HSS)」を自ら保有し管理することで、より自由度の高いサービス提供を行うことができるMVNOのこと。フルMVNOは、自らSIMカードを発行できるようになるなど、柔軟なサービスの設計や提供が可能です。NTT Comはすでに海外でフルMVNOサービスを展開しています。
※2: eSIMとは、embedded Subscriber Identity Moduleの略で、SIMの情報(通信プロファイル)を書き換えることが可能な組み込み型の次世代SIMのこと。通常のSIMカードは、出荷後に内容を書き換えることはできません。eSIMは、SIMカードを差し替えることなく、遠隔から通信プロファイルを書き換えることができます。
※3: Javaアプレットとは、Javaで記述され、他のアプリケーションの中に組み込まれて実行される小さなプログラムのこと。
※4: 耐タンパ性とは、外部から、機器内部のハードウェアやソフトウェアの構造を不当に解析・改ざんする行為(英語でtamper)に対する耐性のこと。
※5: ソフトSIMとは、従来型のSIMカードやチップSIMと異なり、物理的なSIMカードがないSIMのこと。通信モジュール内など、ハードウェアのセキュアな領域にソフトウェア的に通信プロファイルを設定する仕組みとなっています。
■関連リンク
法人向けモバイルサービス
https://www.ntt.com/business/services/network/m2m-remote-access/bmobile.html
これにより、SIMの休止・再開の管理や形状の選択、機能拡張などが可能な付加価値の高いサービスをご利用いただけるようになります。
なおNTT Comは、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)に必要なすべての機能をワンストップで提供する「Smart Data Platform(以下SDPF)」を中核として、データ利活用ビジネスを推進しています。
「フルMVNO基盤」は、データ収集用のネットワーク機能として「SDPF」を構成します。「SDPF」の詳細については、下記ウェブサイトをご参照ください。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/209443/img_209443_1.jpg
https://www.ntt.com/business/sdpf/
1. 背景
NTT Comは、2019年4月より、海外利用を中心としたフルMVNOサービス「IoT Connect Mobile (TM)」を提供してきました。
このたび、日本国内におけるIoT向け通信ニーズの高まりを受け、提供中のモバイル通信サービスを対象に、フルMVNOによるプランを追加し、IoTを中心としたさまざまなお客さまニーズにお応えします。
2. 特長
(1) 「SIMライフサイクル管理」によるコストの最少化
「SIMライフサイクル管理」機能によって、利用の休止や再開のタイミングを、遠隔からコントロールすることが可能です。このため、SIMを組み込んだ機器を取り扱う製造業やレンタル・リース業のお客さまなどにおいて、出荷待ちや貸し出し待ちなどの期間だけ利用を休止することができ、通信コストを抑えることができます。
また、休止や再開はWebポータルで行うことが可能で、契約中のSIM全ての利用状況を視覚的に管理および変更することもできます。さらに、これらの設定・変更機能はAPIでも提供するため、お客さまが利用される他のシステムとの連携も可能です。
(2) 利用環境や用途に合わせてSIMのタイプやグレードを選択可能
SIMのタイプは、利用する機器からの取り外しが可能な「Plug-inタイプ」に加え、振動耐性・衝撃耐性に優れた、機器組み込み用の「Chipタイプ」の2種類から選択可能です。
また両タイプともに、標準の「ノーマルグレード」に加え、温度耐性や書き込み耐性を強化した「インダストリアルグレード」を選ぶこともできます。
(3) SIMアプレット領域の活用により、新たな機能を追加したサービスの創出が可能
eSIMをご利用の場合、 SIM上のセキュアな領域にJavaアプレット(※3)を実装していただくことにより、お客さまの用途に応じたさまざまな機能拡張が可能となります。
例えばセキュリティを重視する場合には、SIMカードの高い耐タンパ性(※4)を活かし、アプレット領域に暗号鍵を格納することで通信のセキュリティを高めたり、IoT機器の改ざん検知機能を付加したりすることなどが可能です。
3. 対象サービス
次のモバイル通信サービスにおいて、フルMVNOに対応した機能を追加します。
・Arcstar Universal One モバイル
・OCN モバイル ONE for Business
・モバイルアクセス卸サービス
・IoT Connect Mobile (TM)
4. 提供開始日
2020年4月1日 (水)
5. お申し込み方法および提供料金
NTT Comの営業担当、または法人コンタクトセンターまでお問い合わせください。
6. 今後の展開
NTT Comは、「フルMVNO基盤」を活用し、IoT機器のさらなる小型化などを実現するソフトSIM(※5)の開発や、5Gおよびローカル5Gへの対応など、さまざまなニーズに対応した機能の提供を検討していきます。
またNTT Comは、お客さまのDXを実現する「DX Enabler (R)」として、データを価値あるものとして活用するためのプラットフォーム「SDPF」の提供と、それにもとづくエコシステムの構築を通じ、社会的課題の解決に取り組んでいきます。
今後も、安心安全なデータ利活用を実現するサービスや機能を順次提供していく予定です。
※1: フルMVNOとは、一般に「加入者管理機能(HLR/HSS)」を自ら保有し管理することで、より自由度の高いサービス提供を行うことができるMVNOのこと。フルMVNOは、自らSIMカードを発行できるようになるなど、柔軟なサービスの設計や提供が可能です。NTT Comはすでに海外でフルMVNOサービスを展開しています。
※2: eSIMとは、embedded Subscriber Identity Moduleの略で、SIMの情報(通信プロファイル)を書き換えることが可能な組み込み型の次世代SIMのこと。通常のSIMカードは、出荷後に内容を書き換えることはできません。eSIMは、SIMカードを差し替えることなく、遠隔から通信プロファイルを書き換えることができます。
※3: Javaアプレットとは、Javaで記述され、他のアプリケーションの中に組み込まれて実行される小さなプログラムのこと。
※4: 耐タンパ性とは、外部から、機器内部のハードウェアやソフトウェアの構造を不当に解析・改ざんする行為(英語でtamper)に対する耐性のこと。
※5: ソフトSIMとは、従来型のSIMカードやチップSIMと異なり、物理的なSIMカードがないSIMのこと。通信モジュール内など、ハードウェアのセキュアな領域にソフトウェア的に通信プロファイルを設定する仕組みとなっています。
■関連リンク
法人向けモバイルサービス
https://www.ntt.com/business/services/network/m2m-remote-access/bmobile.html