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「枚方市駅周辺地区第一種市街地再開発事業」に参画します

京阪ホールディングス株式会社(本社:大阪市中央区、社長:石丸昌宏)、京阪電気鉄道株式会社(本社:大阪市中央区、社長:中野道夫)、京阪電鉄不動産株式会社(本社:大阪市中央区、社長:道本能久)は、3月19日に大阪府知事より認可を受け、3月26日に設立された「枚方市駅周辺地区市街地再開発組合」(宮田 明 理事長)の組合員の一員として、「枚方市駅周辺地区第一種市街地再開発事業」に参画し、枚方市駅周辺の再開発を本格的に始動させます。
京阪ホールディングス株式会社および京阪電気鉄道株式会社は、2018年12月に当地区地権者の皆様と市街地再開発準備組合を設立、2019年10月の都市計画決定を経て、再開発組合設立に向けて準備を進めて参りました。今後、権利変換計画認可を経て、現在京阪グループの社有地があるエリア(第3工区)について、2023年度の建物竣工を目指します。
京阪グループでは、中期経営計画「くらし・まち・ときめき創造」における主軸戦略の一つとして「沿線再耕」を掲げており、その中でも枚方市駅および周辺エリアにつきましては、「えきから始まるまちづくり」という方針のもと、駅の魅力・価値向上と駅周辺への都市機能の集積、地域の特色を活かしたまちづくりの実現を目指しています。
この考え方に沿って2018年12月には、枚方市駅中央改札口の駅コンコースを「いつも使いたい、一度は行ってみたい駅」というコンセプトでリニューアルし、地域性を踏まえた、駅と商業施設一体の「シンプルで心地よい」空間づくりと、これからのライフスタイルに合わせた駅ナカ店舗の展開に先行して取り組んでいます。
今後、駅に隣接する再開発施行区域において市街地再開発事業を進めるにあたり、準備組合に引き続き、京阪ホールディングス株式会社が事業協力者として市街地再開発事業の協力・支援を行うとともに、京阪電気鉄道株式会社とともに組合員として事業に参画し、駅と一体となる商業やオフィス部分での事業の検討を進めるほか、京阪電鉄不動産株式会社が参加組合員として参画し、住宅部分での事業の検討を進めて参ります。

1.事業の経緯と目的
当地区周辺は、昭和40年代に市街地再開発事業の先駆けとして、いち早く土地の高度利用や都市化が図られ、高度経済成長前後の枚方市中心市街地の活性化を牽引してきたエリアであり、天野川や淀川といった自然と都市が融合する魅力的な要素も有しています。その一方で、経年とともに老朽化が進む建物もあり、防災上の課題を抱えています。また、駅前広場は、慢性的な車両の混雑や歩行者空間が不十分であるなど、広域駅前拠点として交通機能が脆弱となっています。今後、より一層の少子高齢社会・人口減少社会を迎えるにあたり、次世代に向けたライフスタイルやニーズの変化に対応した、都市機能の更新が求められています。
当地区を含む枚方市駅周辺地域は、2013年に枚方市が策定した「枚方市駅周辺再整備ビジョン」の中で、対象区域とまちづくりの方向性が定められました。この方向性に基づいて推進される当地区の市街地再開発事業は、枚方市駅周辺全体のまちづくりを連鎖的に進めるリーディングプロジェクトとして、今後の枚方市駅周辺再整備において重要な意義を有しています。当事業は、駅前の立地を活かし、次世代を見据えた複合施設を一体的に整備することで、枚方市駅周辺地域の活性化に寄与する魅力的な都市空間を形成するとともに、防災性能に優れた建物を整備することで、安全安心な市街地を形成することを目的としています。

2.今後のスケジュール(予定)
2020年度 権利変換計画認可
2023年度 第3工区 建物竣工
2025年度 事業完了

以 上
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