歴史人口学の名著復刊!スペイン・インフルエンザ下の日本がわかる『大正デモグラフィ 歴史人口学で見た狭間の時代』5月22日より電子書籍で配信開始
[20/05/21]
提供元:@Press
提供元:@Press
文藝春秋電子書籍編集部では、歴史人口学の第一人者である速水融氏の『大正デモグラフィ 歴史人口学で見た狭間の時代』(小嶋美代子氏との共著、文春新書)、『歴史人口学で見た日本』(文春新書)を5月22日(金)より配信開始いたします。
『大正デモグラフィ 歴史人口学で見た狭間の時代』
スペイン・インフルエンザの拡大過程、人口変化が明らかに
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/213004/img_213004_1.jpg
近代化により、人々の行動範囲が広がった大正時代を、出生・死亡・移動などの人口統計全体を指す「デモグラフィ」の視点から分析した1冊。スペイン・インフルエンザの国内での拡大・収束過程を、道府県別死亡率などから明らかにします。SARS流行期だった執筆当時(2003年)の状況との比較も読みどころです。そのほか、女工たちに蔓延した結核、関東大震災など、人々の暮らしに大きな影響を与えた病気、災害と人口変化についても分析しています。
〈共著者・小嶋美代子氏コメント〉
「著者(速水)が、歴史に埋没していたスペイン・インフルエンザの研究をするきっかけになった大正「民衆誌」。人口を切り口に大正期を眺めると興味深い事実が次々と明らかに」
〈著者プロフィール〉
速水 融(はやみ あきら)
1929年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。経済学博士。同大学教授、国際日本文化研究センター名誉教授などを歴任。江戸時代の宗門改帳などの収集・分析を通じて近代以前の人口の変遷、人々の生活を明らかにする歴史人口学を切り拓いた。2009年文化勲章受章。『歴史人口学の世界』『日本を襲ったスペイン・インフルエンザ 人類とウイルスの第一次世界戦争』など著書多数。2019年12月逝去。
小嶋美代子(こじま みよこ)
1948年生まれ。青山学院大学卒業、麗澤大学大学院国際経済研究科博士課程修了。経済学博士。著書に『明治・大正期の神奈川県』。
〈書誌情報〉
書名:『大正デモグラフィ 歴史人口学で見た狭間の時代』
著者:速水融、小嶋美代子
商品URL: https://books.bunshun.jp/ud/book/num/1666035800000000000G
配信日:2020年5月22日(金)
価格:790円(税込) ※電子書店によって異なる場合がございます。
『歴史人口学で見た日本』
江戸時代は数年で離婚多数!? 歴史人口学の面白さがわかる入門書
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/213004/img_213004_2.jpg
コンピューターを駆使してこれまで打ち捨てられてきた「宗門改帳」などの人口史料を分析し、人口の観点から歴史を見直そうとする「歴史人口学」。そのパイオニアである著者の精緻な研究によって、近世庶民の家族の姿・暮らしぶりがくっきり浮かび上がります。例えば、江戸時代の美濃のある村では結婚数年での離婚が多く、出稼ぎから戻らない人も結構いた、17世紀の諏訪では核家族が増えて人口爆発が起こった、など。 知られざる人々の一生が見えてくる1冊です。
〈著者〉
速水 融(はやみ あきら)
※プロフィールは上記をご参照ください。
〈書誌情報〉
書名:『歴史人口学で見た日本』
著者:速水融
商品URL: https://books.bunshun.jp/ud/book/num/1666020000000000000Y
配信日:2020年5月22日(金)
価格:740円(税込) ※電子書店によって異なる場合がございます。
販売電子書店: Kindleストア、Apple Books、楽天Kobo、Reader Store、紀伊國屋書店Kinoppy、BookLive!、honto、BOOK☆WALKER他、電子書籍を販売している主要書店
『大正デモグラフィ 歴史人口学で見た狭間の時代』
スペイン・インフルエンザの拡大過程、人口変化が明らかに
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/213004/img_213004_1.jpg
近代化により、人々の行動範囲が広がった大正時代を、出生・死亡・移動などの人口統計全体を指す「デモグラフィ」の視点から分析した1冊。スペイン・インフルエンザの国内での拡大・収束過程を、道府県別死亡率などから明らかにします。SARS流行期だった執筆当時(2003年)の状況との比較も読みどころです。そのほか、女工たちに蔓延した結核、関東大震災など、人々の暮らしに大きな影響を与えた病気、災害と人口変化についても分析しています。
〈共著者・小嶋美代子氏コメント〉
「著者(速水)が、歴史に埋没していたスペイン・インフルエンザの研究をするきっかけになった大正「民衆誌」。人口を切り口に大正期を眺めると興味深い事実が次々と明らかに」
〈著者プロフィール〉
速水 融(はやみ あきら)
1929年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。経済学博士。同大学教授、国際日本文化研究センター名誉教授などを歴任。江戸時代の宗門改帳などの収集・分析を通じて近代以前の人口の変遷、人々の生活を明らかにする歴史人口学を切り拓いた。2009年文化勲章受章。『歴史人口学の世界』『日本を襲ったスペイン・インフルエンザ 人類とウイルスの第一次世界戦争』など著書多数。2019年12月逝去。
小嶋美代子(こじま みよこ)
1948年生まれ。青山学院大学卒業、麗澤大学大学院国際経済研究科博士課程修了。経済学博士。著書に『明治・大正期の神奈川県』。
〈書誌情報〉
書名:『大正デモグラフィ 歴史人口学で見た狭間の時代』
著者:速水融、小嶋美代子
商品URL: https://books.bunshun.jp/ud/book/num/1666035800000000000G
配信日:2020年5月22日(金)
価格:790円(税込) ※電子書店によって異なる場合がございます。
『歴史人口学で見た日本』
江戸時代は数年で離婚多数!? 歴史人口学の面白さがわかる入門書
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/213004/img_213004_2.jpg
コンピューターを駆使してこれまで打ち捨てられてきた「宗門改帳」などの人口史料を分析し、人口の観点から歴史を見直そうとする「歴史人口学」。そのパイオニアである著者の精緻な研究によって、近世庶民の家族の姿・暮らしぶりがくっきり浮かび上がります。例えば、江戸時代の美濃のある村では結婚数年での離婚が多く、出稼ぎから戻らない人も結構いた、17世紀の諏訪では核家族が増えて人口爆発が起こった、など。 知られざる人々の一生が見えてくる1冊です。
〈著者〉
速水 融(はやみ あきら)
※プロフィールは上記をご参照ください。
〈書誌情報〉
書名:『歴史人口学で見た日本』
著者:速水融
商品URL: https://books.bunshun.jp/ud/book/num/1666020000000000000Y
配信日:2020年5月22日(金)
価格:740円(税込) ※電子書店によって異なる場合がございます。
販売電子書店: Kindleストア、Apple Books、楽天Kobo、Reader Store、紀伊國屋書店Kinoppy、BookLive!、honto、BOOK☆WALKER他、電子書籍を販売している主要書店