「免震賃貸マンション」東日本大震災において建物の実被害を軽減
[11/07/19]
提供元:@Press
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越野建設株式会社(所在地:東京都北区、代表取締役:越野 充博)は、2011年3月11日に発生し首都圏の建築物にも様々な被害をもたらした、東日本大震災とその後の余震による被害の有無などについて、自社による企画・設計・施工の免震構造(※解説1)高層賃貸マンション「ヴェージュ ジョーホク」(東京都北区王子、地上13階建て・1階テナント・賃貸54戸)の入居者にアンケートによる調査を実施しました。
「ヴェージュ ジョーホク」: http://www.e-koshino.co.jp/results/vaige/02.html
■今回の地震での被害を軽減
アンケートの結果、有効回答の内70%の入居者から被害が全くなかったとの回答を、また30%の入居者から小物が落ちた程度だったとの回答を得ました。なお、住戸内や身体に被害があったとの回答は0%でした。
■「他ではそこまでの被害があったのか」入居者からの声
具体的な入居者からの声として、1階のテナントである大手コンビニエンスストアの店長からは、「ゆっくりと揺れだしたので、店舗内のお酒などを一応おさえに行ったが、商品が落下するなどの被害はまったくなかった。近くで被害の大きかった商店も多かったのに。」との声がありました。また入居者からも「近隣のマンションでは室内の家電が倒れる、食器や本棚の本などが落下するなどの被害をいくつも聞いたが、他ではそこまでの被害があったのか、と言うのが地震後の感想。」という声などが寄せられました。
■「これからも住み続けたい」入居者の安心が物件の満足と地域での差別化に
「免震構造のマンションであることに安心感があるか」との問に、入居者の81%が「とても安心できる」と回答。「今後もヴェージュ ジョーホクに住み続けたいと思うか」という問には、93%の入居者が「住み続けたい」と回答しました。さらに、11%の入居者が、入居時に免震構造であることが入居の決め手だったと返答しました。
今回の調査から、震災前から「免震構造」の建物であることが他のマンションとの差別化となっており、防災意識の高い方が積極的に入居されていることが判明。また、地震時に「免震構造」である事で実際に高い安全性が発揮され、さらに、震災後は「免震構造」の建物であることが高い安心感を生み出し、入居者の安心と満足につながっていることが明らかになりました。
越野建設では今回の調査結果を、都市に建物を供給する企業としての社会的責任において、より災害に強く入居者が安心・安全に暮らせる建物の設計・施工に活用していきます。
■免震装置の見学が可能
越野建設ではオーナー様のご協力により、教育・防災関係機関や各種メディアなどに対し、「ヴェージュ ジョーホク」の免震装置(※解説2)が設置されている「地下免震ピット」の内部見学を受け付けています。
<解説1>
◆免震構造
耐震構造が地震による揺れエネルギーを建築物の強度によって対抗する構造であるのに対し、地盤及び基礎とその上の建築物の間に免震装置(ゴムの板と鉄板とを交互に重ねて作ったバネのような物などからなる)を設置して構造的に切り離し、建物に伝わる地震の揺れエネルギーを免震装置により吸収する構造。
地震の揺れに建物が耐えても、住戸内の家具などの倒壊などによる建物内部の被害が問題となる耐震構造にくらべ、住戸内など建物内部での被害が格段に小さい事が特徴です。
免震構造概念模型ムービーURL
http://www.youtube.com/watch?v=p_oyaRE1mRk
<解説2>
◆免震装置
免震構造の建物に設置される、地震によるエネルギーを吸収する装置。
「ヴェージュ ジョーホク」では、以下の3つにより構成されています。
・積層ゴムアイソレーター
・鉛ダンパー
・弾性すべり支承
【ヴェージュ ジョーホク 建物概要】
北区初となる免震構造賃貸マンション。
ガソリンスタンド事業から賃貸マンション事業への業態転換プロジェクトとして、ガソリンスタンド跡地に建築。
企画・設計・施工:越野建設
構造 :鉄筋コンクリート
階数 :13階建て
用途 :1Fテナント・2〜13F共同住宅(ワンルーム・その他)計54戸
延べ床面積 :2217.85 m2
敷地面積 :443.69 m2
「ヴェージュ ジョーホク」: http://www.e-koshino.co.jp/results/vaige/02.html
【越野建設株式会社 会社概要】
所在地: 東京都北区王子4-22-9
代表者: 代表取締役 越野 充博
資本金: 払込資本金 86,636,000円
設立 : 1964年8月7日(創業1912年3月1日)
TEL : 03-3913-4511(代表)
0120-322-088(フリーダイヤル)
FAX : 03-3913-4723
URL : http://www.e-koshino.co.jp/
「ヴェージュ ジョーホク」: http://www.e-koshino.co.jp/results/vaige/02.html
■今回の地震での被害を軽減
アンケートの結果、有効回答の内70%の入居者から被害が全くなかったとの回答を、また30%の入居者から小物が落ちた程度だったとの回答を得ました。なお、住戸内や身体に被害があったとの回答は0%でした。
■「他ではそこまでの被害があったのか」入居者からの声
具体的な入居者からの声として、1階のテナントである大手コンビニエンスストアの店長からは、「ゆっくりと揺れだしたので、店舗内のお酒などを一応おさえに行ったが、商品が落下するなどの被害はまったくなかった。近くで被害の大きかった商店も多かったのに。」との声がありました。また入居者からも「近隣のマンションでは室内の家電が倒れる、食器や本棚の本などが落下するなどの被害をいくつも聞いたが、他ではそこまでの被害があったのか、と言うのが地震後の感想。」という声などが寄せられました。
■「これからも住み続けたい」入居者の安心が物件の満足と地域での差別化に
「免震構造のマンションであることに安心感があるか」との問に、入居者の81%が「とても安心できる」と回答。「今後もヴェージュ ジョーホクに住み続けたいと思うか」という問には、93%の入居者が「住み続けたい」と回答しました。さらに、11%の入居者が、入居時に免震構造であることが入居の決め手だったと返答しました。
今回の調査から、震災前から「免震構造」の建物であることが他のマンションとの差別化となっており、防災意識の高い方が積極的に入居されていることが判明。また、地震時に「免震構造」である事で実際に高い安全性が発揮され、さらに、震災後は「免震構造」の建物であることが高い安心感を生み出し、入居者の安心と満足につながっていることが明らかになりました。
越野建設では今回の調査結果を、都市に建物を供給する企業としての社会的責任において、より災害に強く入居者が安心・安全に暮らせる建物の設計・施工に活用していきます。
■免震装置の見学が可能
越野建設ではオーナー様のご協力により、教育・防災関係機関や各種メディアなどに対し、「ヴェージュ ジョーホク」の免震装置(※解説2)が設置されている「地下免震ピット」の内部見学を受け付けています。
<解説1>
◆免震構造
耐震構造が地震による揺れエネルギーを建築物の強度によって対抗する構造であるのに対し、地盤及び基礎とその上の建築物の間に免震装置(ゴムの板と鉄板とを交互に重ねて作ったバネのような物などからなる)を設置して構造的に切り離し、建物に伝わる地震の揺れエネルギーを免震装置により吸収する構造。
地震の揺れに建物が耐えても、住戸内の家具などの倒壊などによる建物内部の被害が問題となる耐震構造にくらべ、住戸内など建物内部での被害が格段に小さい事が特徴です。
免震構造概念模型ムービーURL
http://www.youtube.com/watch?v=p_oyaRE1mRk
<解説2>
◆免震装置
免震構造の建物に設置される、地震によるエネルギーを吸収する装置。
「ヴェージュ ジョーホク」では、以下の3つにより構成されています。
・積層ゴムアイソレーター
・鉛ダンパー
・弾性すべり支承
【ヴェージュ ジョーホク 建物概要】
北区初となる免震構造賃貸マンション。
ガソリンスタンド事業から賃貸マンション事業への業態転換プロジェクトとして、ガソリンスタンド跡地に建築。
企画・設計・施工:越野建設
構造 :鉄筋コンクリート
階数 :13階建て
用途 :1Fテナント・2〜13F共同住宅(ワンルーム・その他)計54戸
延べ床面積 :2217.85 m2
敷地面積 :443.69 m2
「ヴェージュ ジョーホク」: http://www.e-koshino.co.jp/results/vaige/02.html
【越野建設株式会社 会社概要】
所在地: 東京都北区王子4-22-9
代表者: 代表取締役 越野 充博
資本金: 払込資本金 86,636,000円
設立 : 1964年8月7日(創業1912年3月1日)
TEL : 03-3913-4511(代表)
0120-322-088(フリーダイヤル)
FAX : 03-3913-4723
URL : http://www.e-koshino.co.jp/