株式会社クロス・マーケティンググループと二松学舎大学 「大学生による大学生の新型コロナウイルス生活影響度」調査を実施
[20/05/27]
提供元:@Press
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株式会社クロス・マーケティンググループ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長兼CEO:五十嵐 幹、東証一部3675)は、新型コロナウイルス下での大学生の感染対策への意識に与える影響を把握することを目的として、全国47都道府県に在住する4年制大学所属の大学生男女500人を対象に「大学生による大学生の新型コロナウイルス生活影響度調査」を4月28日〜30日に実施しました。また、調査項目の策定および分析に際しては産学連携先である二松学舎大学の小久保欣哉准教授の研究室との協働で機械学習(階層型ニューラルネットワーク)により大学生の意識・行動について探索的な解析を試行しました。
■ 調査・解析結果 (一部抜粋)
?大学生が、「直近1週間で新型コロナウィルスの対策として実行したこと」の割合は、「マスク着用、手洗いなど」が全体の8割以上みられた。また、「不要不急の外出を控える」「人と会うことを控える」「イベント、飲食店など人が集まる場所に行くことを控える」も全体の7割以上みられた。また、大学生活としては、「オンライン授業、自宅学習」も7割以上みられる。<図1>
?また、大学生が、「直近1週間で実行したこと」に影響する要因を機械学習モデルにより探索的な抽出を行った。<図2>その結果「直近1週間で多くの対策を実行した」大学生の特徴として、新型コロナウイルスへの「関心度」や「理解度」が高く、流行前からの生活習慣の変化として「運動時間が増えた」や「睡眠時間が増えた」などが上位に挙がる。また、情報入手源は「TVのニュース」が高くみられた。<図3>新型コロナウイルスへの情報収集を通じて理解を高め、外出自粛下で出来ること(免疫力低下の防止)に充てていることが示唆された。
?探索的な解析は、投入データを「学習」に全体の70%のサンプル、「検証」に全体の30%のサンプルにわけて行った。結果、解析精度の指標であるAUC(Area Under the Curve)をみると、大学生が「直近1週間に実行したこと」の特徴量を推定するモデルとして「0.839」と良好な値を示した。<図4>
画像 : https://newscast.jp/attachments/3cV2GrMGPLLosSOtr23e.png
画像 : https://newscast.jp/attachments/JurjP6emhz5ObVeL90XO.png<図2> 大学生が「直近1週間に実行したこと」に 関する階層型ニューラルネットワーク
画像 : https://newscast.jp/attachments/lnoBQrqBWv1mk948PVjo.jpg<図3>大学生が「直近1週間に実行したこと」への特徴量抽出
画像 : https://newscast.jp/attachments/9FbquL5mPfJYweT3ysEA.jpg<図4>学習とテストのAUC(Area Under the Curve)
■ 主な調査項目
属性設問 (性別・年齢・居住地・同居家族・大学年次)
所属学部
大学に通う目的
昨年1年間で平均の大学の授業の参加状況
新型コロナウイルス影響下におけるアルバイトのシフト状況
新型コロナウイルス影響下における生活状況(学習時間・運動・食事量・睡眠時間・余暇時間)
新型コロナウイルス終息後に行ってみたいこと
新型コロナウイルスに関する『関心度』『理解度』
直近1週間において、新型コロナウイルスの影響で実行したこと
直近1週間の新型コロナウイルス関連の情報源
■ 調査概要
調査手法 : インターネットリサーチ
調査地域 : 全国47都道府県
調査対象 : 19〜30歳の4年制大学所属の大学生男女
調査期間 : 2020年4月28日(火)〜4月30日(木)
有効回答数 : 本調査500サンプル
(参考)連携協定概要
(1)データサイエンス、アナリティクスコンサルティング分野の人材育成、教育開発
患者パネルデータ(MPP)及び分析ツール「Cross Finder2」の提供
学生にむけた、マーケティングリサーチ講座開催、実課題に対してデータ分析を行う機会の提供
(2)マーケティング実務および経営の意思決定に活かすデータサイエンスの研究開発
アカデミアによるマーケティングデータを活用した新しい分析手法の共同研究・開発
(3)相互の講師派遣、人材交流等
二松学舎大学からクロス・マーケティンググループへの講師派遣、二松学舎大学講師によるデータサイエンス講座の実施
クロス・マーケティンググループから社員を大学院国際政治経済学研究科へ派遣、二松学舎大学からインターンシップ受入れ
(4)クロス・マーケティンググループのグループ会社である株式会社メディリードにおける新規事業・ソリューション開発の検討、オープンイノベーションの試行
クロス・マーケティンググループホームページにおいて実施予定の「公募型オープンイノベーションプロジェクト」への応募、参画
クロス・マーケティンググループの提供する主なソリューション
【リサーチ×データセット】
患者パネルデータ(MPP):30万人以上の疾患保有の患者パネルへのアンケート結果のデータセット
【リサーチ×解析ツール】
Cross Finder2(クロス・ファインダー2):簡易に「質問加工」「クロス集計」「グラフ作成」「レポート出力」などを行うことができる無料の簡易集計ソフト
今後も両者は、互いの知見を共有し、「教育・先端研究・ソリューション開発・幅広い人材交流」などを通じ、産学連携による様々な取組みを推進してまいります。
【会社概要】
商号:株式会社クロス・マーケティンググループ
代表者:代表取締役社長兼CEO 五十嵐 幹(いがらし みき)
所在地:東京都新宿区西新宿3丁目20番2号
設立:2013年6月3日
主な事業:リサーチ事業及びITソリューション事業を行う子会社等の経営管理
及びそれに付帯または関連する事業
URL:https://www.cm-group.co.jp/
◆本件の解析に関するお問い合わせ先◆
二松学舎大学: 小久保研究室(小久保・稲山・岸・木原・高崎) TEL : 03-3261-1382(内線:708)
E-mail : k-kokubo@nishogakusha-u.ac.jp
◆本件に関する報道関係からのお問い合わせ先◆
株式会社クロス・マーケティンググループ 広報部
TEL : 03-6859-1192 FAX : 03-6859-2275
E-mail : pr-cm@cross-m.co.jp
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<例> 「クロス・マーケティンググループと二松学舎大学の小久保研究室が実施した調査によると・・・」